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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2011年01月10日 イイね!

iPodをダンクに移植


以前、私のアコゴンに付けていたiPod-miniを新しくnano(第5世代)に新調したことを書きましたが、外したminiを今回奥様のダンクに移植しました。

その内容を書いているわけですが、取り付け作業的な内容ですのでちょっと長いです。ですので興味のない方は退屈な内容です。無理されませんように(笑)。でもカロッツェリアのデッキに将来iPodを付けようと思われている方やダンク乗りの方には多少なりとも役に立つ内容ではと思っています。






現在ダンクに付いているカロッツェリアのCD・MDデッキ(FH-P66MD)。新車の時から付けているものですが、間もなく10年が経とうかというのにこれまで一度も壊れたことがないというのも社外デッキにしては珍しいのではないでしょうか。

そのFH-P66MDに今回iPodという外部機器をつなぐわけですが、カロッツェリアの多くのデッキは外部機器の入力端子がIPバスというカロッツェリアお得意の専用の端子になっていて、気軽に赤白のRCA端子やφ3.5のステレオミニジャックを突っ込むということができません。






そこで、カロッツェリアのサイトを調べてみるとiPodをつなげるためのiPodアダブター(CB-IB10Ⅱ)というものが出ていました。しかしこれが10500円というメチャ高商品。どうやらiPodの基本操作をデッキ側で行えるらしいのですが、色々調べてみると、デッキによっては使い勝手がすこぶる悪いらしい…。特に、iPodの操作を想定していなかった旧式のデッキだと操作性も悪ければ動作レスポンスも相当遅いようで、しかもiPod側での操作を一切受付ない様になっているため、せっかく買ったこのアダプターを取り外された方も多々おられました。中にはこのアダプター本体基盤の配線改造を行ってiPod側での操作を可能にし、その副作用としてiPodの充電が不可能になるという本末転倒な状態で仕方なく使っている方もおられました。

こりゃ困ったとかなり悩みました。だって、こんな高額なものを買って操作性が相当悪いなんていただけません。それこそ、前述の基盤改造とやらをしてみようとも思いましたが、充電ができないのは面白くない。やはり、私のアコードと同じように、エンジンのON-OFFにiPodが連動してくれて、もちろん充電も連動してほしい。FMトランスミッターも一瞬考えましたが、FM飛ばしからLINE出力に変更された方のコメントを見てもノイズや音質の差は歴然のようなので、LINE出力に拘りたい気持ちがありました。






どうしたらいいものかと更に調べていると、ステレオ音声だけを取り込めるもの(RCA・バスインターコネクター CD-RB10)が、やはりカロッツェリアから出ていることが分かりました。しかしこれがまた4200円とぼったくり並に高い…。たかが音声だけ取り込む線でそりゃないでしょ…。




そこで某オクで安く出品されていないか探ると、あるわあるわ!





「もどき品」がね(笑)。





これを見た私はカロッツェリアの純正品を買おうとは思いませんでした。こちらのページにも紹介されていますが、左右の音声信号の各+-信号だけ(つまり4ピンだけ)で流していることは明白で、そうなると特殊なピン形状を考慮しても4000円はいくらなんでも高すぎます。日本のメーカーはこういうことをしているから中国に置いていかれるのではないでしょうか。

このCD-RB10もどき品ですが、某オクで1200円で買いました。






ということで、こういう構成でいけることになりました。iPodの操作を手持ちのデッキではなくiPodで行いたい方は間違いなくこの方法がいいと思います。カロッツェリアのiPodアダプターを使う方法よりも、値段的に圧倒的に安く機能的にも上ですから。もちろんDockコネクタを介したLINE出力なので、FMトランスミッターはもちろん、ヘッドフォン出力よりも音は断然いいです。






因みに、iPodを充電しながらエンジンのON-OFFに連動させるカーチャージャーがこれ。カーステと全く同じ感覚で楽しめます。

この手のカーチャージャーはVELKIN製が有名ですが、あちらは値段が高く色がホワイトなので黒い内装の車ではちょっと目立ちます。そして最近のiPodの機種や世代によっては充電できない事が確認されているので、今回もアコードで使っているサン電子製(SUNTACブランド)を買いました。アマゾンで3692円なり。

ただし、miniをアコードで使用していた時に使っていたカーチャジャーを今回新たに買ったnano5世代にそのまま使おうとしたら充電が対応していない事がわかったため、miniに使っていたカーチャージャーもそのまま一緒にダンクへ移植することにしました。つまり画像の新品は私のアコード(nano)につけました。





カーチャージャーとIPバス端子を中継するAVケーブル(要するにiPodの音をデッキに取り込む線)がこれ。一番安いもので1.5mが580円なり。
φ3.5ミニプラグ側をカーチャージャーに差込、赤白のRCAピンプラグ側をバスインターコネクターCD-RB10もどき品に差込ます。



さて、これだけ揃えておけばiPodをカーステのLINE入力を通して聴くことができます。しかし、先ほどの構成図のように電源がシガーライターソケットへの差込になります。私はこれが好きではありません。線がゴチャゴチャして見えてしまうからです。
そこで、アコードと同じように増設シガーソケットを別に買い、それを見えない場所に設置してカーチャージャーの電源プラグを差し込み、増設シガーのプラス・マイナス線をオーディオ付近にあるシガーの線(つまりACC電源線)へ割り込ませることにしました。

更に、このカーチャージャーを使うと常に充電が行われるため、iPod側の電源をOFFしても通電されたままとなりそのまま充電され続けます(もちろんフル充電となれば充電はストップしますが…)。






そのためカーチャージャー本体に通電のON-OFFスイッチが付いているのですが、前述の通りこのカーチャージャーを見えない場所に設置するためiPodへの通電をカットできなくなってしまいます。
そこで、増設シガーのプラス線とACC電源線の間に別途ON-OFFスイッチを設けることにしました。






つまりこんな感じで。

こうすればiPodへの通電を別のスイッチでON-OFFできます。






増設シガーソケットはアコードの時と同じ一番安いやつ。ホームセンターで399円なり。






これの電源プラグ部分を分解して、プラス線(プラグの先端にいっている線)にヒューズをかまし、線端をぎぼし端子加工しておきます。電気が流れ出る方をソケット形状に。

因みにぎぼし加工する理由は、各パーツで段取りをしていおいて、最後にサクサクっと線だけをつなぎたかったからです。車両室内の足元に頭を突っ込んでからの線の引き回しは面倒ですし…。






iPodへの通電をON-OFFするロッカスイッチがこれ。
本当は、スイッチ関係は会社にゴロゴロ転がっているのですが、出来るだけ純正風にしたかったためエーモン製のものを別途購入。ホームセンターで695円なり。






先ほどと同様、線端をぎぼし加工。










さて、ここからは取り付け作業ですが、なるべく簡潔に書きたいと思います。


まずはデッキの裏側にあるIPバス端子にRCA・バスインターコネクター(もどき品)を差し込むため、一旦デッキを外します。





センターコンソールの化粧カバーを外すため、カバー下部の奥にあるネジ1本を外します。






パネルを取り外す前に空調レバーのつまみを引っこ抜いておきます。

画像の様に目立たないこの部分にマイナスドライバー先端に巻物をして突っ込み、パネルを浮かせようと思ったのですが、これがどうして隙間なんてとても出来ず、パネルに傷が付きそうだったので中止。






ガムテープをこのように沢山貼って、パネルを引っ張って外すことに。最近の車はパネルに隙間がないので、この手法じゃないと外しにくいんですよね。

テープが剥がれたり切れたりしない様に、やや下方向にグググ~~~っとゆっくり引っ張っていくと





バキッ!!!!


ドガッ!!!!






ド派手な音でパネルが外れ、同時に自分も後ろに吹っ飛んで無事成功…。
決して他人には見られてはいけないダサイ作業風景です(汗)。






参考までにクリップ位置はここです。全部で13箇所。ド派手な音がするはずです…。






デッキ固定ネジ6本を外します。
正面に4本、更に見えにくい下部に2本ありました。






あとはデッキを引っ張り出せばOK!






IPバス端子とやらはこの青い端子。ここに「もどき品」を差し込みます。






この「もどき品」のケーブル長が短めなため、この時点で「もどき品」のRCAソケットにAVケーブルを差し込んでおきます。じゃないと、再びデッキを装着したら差し込めなくなりますから。

そして先端のφ3.5ミニプラグをオーディオハーネス類と一緒に背面穴から出しておきます。

それにしても、配線でごったがえしているデッキ背面のスペースを見て、つくづく「もどき品」でよかったと思いました。純正品だとあの四角い箱が邪魔で困っていたと思います…。







そういえば、随分前からインパネの奥の方から何やらカチカチした音がしていたのですが、今回デッキを外して原因を突き止めました。異音の原因は、オーディオ用のハーネスの一部に使われていたコルゲートチューブがオーディオを抱き抱えている金具に触れて振動していたためでした。
なので、この周辺を綺麗な使い古しの靴下を巻いて対策しました。後の試乗で確認しましたが、見事に音が消えました。









さて、デッキ裏側の配線はとりあえずこれでOKです。逆の手順でデッキとセンターコンソールパネルを装着。今度はiPodの電源側の作業です。





まずは、iPodの電源をON-OFFするロッカスイッチの取り付け。

iPodの電源スイッチはもちろん操作しやすい位置がいいのですが、出来ればiPodの設置位置に近くてあまり目立たない方がいいかと思い、このあたりに。12mmの木材用キリで。バリもほとんどなく綺麗に穴あけできます。







操作感も見た目もなかなかGOODなスイッチだと思いました。






次に増設シガーソケットの取り付け。

フットレストの上のほうに平面な取付面があったのでここに貼り付け。足元温風も当たらないし、見えにくいのでバッチリです。







そして先ほどのロッカスイッチの片側の線と増設シガーソケットのプラス線(ヒューズのあるほう)をつなぎます。

更にロッカスイッチのもう一方の線と増設シガーソケットのマイナス線を、車体のACC電源(プラス・マイナスとも)につなぎます。






車体のACC電源はシガーライターが近いので、カプラーを外してここに割り込ませることに。
テスターで調べると、黄色い線がプラス線。黒がマイナス線でした。






巻かれているビニールテープを少し剥がしてワンタッチカプラーにて電源割り込み。

このギボシを先ほどのロッカスイッチと増設シガーから来ている線とつなげば電源線の作業は全て完了です。あとは配線が見えないようインパネ内部に隠して綺麗にまとめるだけです。






作業はアクロバット的体勢が続くため、正直40過ぎのオッサンの腰には辛いものがありますが、配線が外からゴチャゴチャ見えないためなので仕方がありません。
セルフタイマーをセットして、小走りで室内に潜り込んだ姿は想像しないでください…






増設シガーソケットにカーチャージャーの電源プラグを挿しこみ~の…。






デッキのIPバス端子から来ている音声ケーブルのφ3.5ミニジャックを、カーチャージャー本体のLINE出力端子に挿しこみ~の…。






カーチャージャーからiPodへつなぐ信号線のドックコネクターは、ハンドルコラム下の隙間から出してiPod設置付近にもっていきます。






さて、最後はiPodをどこにどうやって固定するかですが…。






まず固定用のL型ステーがこれ。会社の後輩君に寸法を伝えて内緒で作ってもらいました。厚さが2.3mmの鉄板なのでかなり強く、全くぐらつく事はありません。頑丈な故、少し重たいですけどね…。両面テープを使うので塗装は剥げない焼き付けです。
小さなは塗装用の吊り穴です。





L型ステーに強力両面テープを貼り付けドライヤーで温めます。そして写真右の位置に固定。センターコンソール部分も温めて貼り付けました。
こうすることで、冷めながら粘着力が強力になっていきます。ETC車載器もこの方法で取り付けたらバッチリでした。





iPodホルダーとiPodをセットした状態。

なぜ左側にオッフセットして固定したかというと、私が運転するにはセンター置きで問題ないのですが、奥様のドラポジを想定するとシートは一番前。背は149センチなので目線が低い。その位置だと左側に持っていかないとステアリングでiPodが隠れて操作しにくい事がわかったからです。

それと、インパネ上部ではなく低い位置に持ってきた理由は、このminiは意外にもディスプレイ照明が明るくて、夜は特に場所によっては白いバックライトがかなり眩しく感じるので、なるべく運転中に支障にならない位置にしました。操作性は少し劣りますが、夜間眩しいのはちょっと危険ですからね…。
miniはバックライトの照度調整ができないんです…






開閉フラップの事もちゃんと考慮しております!






ドックコネクターをiPodに挿しこみ、そのコネクター配線は配線固定具にて運転席と助手席から見えにくい場所を這わせていきます。






これで聴けるわけではありません。

カロッツェリアは外部機器を聴くためのAUXモードが最初からは表示されず、ある“おまじない”をしないと表示してくれません。

そして呼び出したあと機能をONにしてやるわけです。面倒ですね…。





ついでに外部機器の名称も変更できます。当然“AUX”を“IPOD”に変更です。
小文字は不可でした…






では早速メインスイッチをONにして、iPodを起動♪

バッチリ起動して音もしっかり鳴っています。結構圧縮されてるAACですが、MDにも引けをとらない音に感じます(MP-3よりは音がいいらしい)。






移植完了!!


これで奥様もいつもいつも同じCDやMDを聴かなくても、クルクルって回してやれば色々な曲がすぐに聴けます。アコードでのiPodを少し羨ましがっていたので、今回は大満足のようです!

5年間私のアコゴンで頑張ってくれたminiですが、今度は奥様に可愛がってもらうんだよ~~!
って、曲を入れるのは全部私なわけで… (汗)





どんな曲を入れてほしいか聞いたら…










昔のアイドルの曲を入れてくれって…



仕方なくCDラックの奥の方から引っ張り出してきました…。
こんなの持ってるなんて、明らかに年齢層がバレますな…。









ということで、Podならではの操作性を生かしながらカロッツェリアのデッキで楽しみたい方には今回のこの方法がお勧めです♪


かなり長い作業ブログ、最後まで読んでくださいまして本当にありがとうございました。

どなたかの役に立ちますように…。
Posted at 2011/01/10 16:39:09 | コメント(13) | トラックバック(0) | ライフダンク関係 | 日記
2011年01月09日 イイね!

かなり懐かしのカタログ ~Z10系ソアラ~

昨夜のブログでは、多くの皆さんから色々なご批判やアドバイス等をいただき、安全をお金で買う意識を少し高めなければと思いました。ブログの内容も少々うぬぼれた考えを露骨に表現しすぎた感があり、ノーマルで走っているなりの控えめな姿勢を示すべきだったと反省もしております。同時にとても有意義な談義をさせていただいたと感じております。

今後もどうか熱いコメントをよろしくお願いします。





さて、先日A60系セリカXXを懐かしみましたが、XXとくれば次はソアラ…と思われる方が多いんじゃないでしょうか。

















ということで、今回は1981年2月に華々しくデビューし、1983年にマイナーチェンジされたZ10系後期型ソアラで懐かしみたいと思います。
このところトヨタが多いですが、中学時代はトヨタが好きだったもので…


この当時私は中学生でしたが、学校内での車好きの間では「ソアラ派」と「XX派」という、今思えばどうでもいいような派閥がありました(笑)。私はXX派でしたが、本来私はノッチバック派。このソアラだって本当は大好きでした。






ソアラの良さは、決して奇抜さを求めない端整な3ボックスフォルムであったことだと思います。正統派なデザインでありながら今見ても古臭さを感じない品の良いデザインですよね。

この透視図は中学生の時に部屋の壁に貼ってよく眺めていました。こういうメカメカした絵を見ると、なんともいえない興奮に襲われていたのを思い出します。






2.8GT-LIMITED。
言わずと知れたソアラの最高級グレードです。このパールツートンも憧れたし、「LIMITED」という単語にも妙に憧れましたね。

デビュー当時の前期型では「2.8」という呼び方ではなく「2800」という呼び方がされていました。しかもLIMITEDというグレードが最初は存在せず、2.8GT-EXTRAというグレードが最高級グレードでした。途中LIMITEDが追加され、このマイナーチェンジモデルからEXTRAが廃止されました。





2.8GT。

直列6気筒ならではのロングノーズにより、本当にバランスのよいクーペフォルムを実現していたと感じます。XXとはまた違う「気品」というか、上質で大人の2ドアスペシャルティという雰囲気をプンプン漂わせていましたね。






2.0GT。

XXでブレイクした「1G-GEU型ツインカム24」を積んだモデル。XXとは違い、ソアラはATの設定がありました。刑事ドラマ「太陽にほえろ!」では、これのATの白(フェンダーミラー車)が出て酷使されていました。
さすがにこれはメカドックには出てないよね??

2.8と違い2.0モデルはバンパーのモール色がブラックではなく、実は濃いブルーだったのをご存知の方もおられるかもしれません。多分それはマニアな方です(笑)。






2.0TURBO。

なぜかトヨタは昔からターボを「TURBO」ではなく「turbo」と小文字表記する事が多いです。やっぱりそこは日産との違いを出したかったのでしょうか。

そしてもう一つ、前期型では「2000VR-TURBO」「VⅡ-TURBO」というグレード名があったのに、後期型では単なる「2.0-TURBO」に。トヨタはM-TEU搭載車にはGTという名称を使いませんね。これも日産スカイライン2000GT-TURBOを意識してのことでしょうか…。でも、XXに「G-TURBO」というグレード名を与えているんですから、ソアラだって「VR-TURBO」でよかったんじゃないかと…。そんなどうでもいい疑問を持っていたことも、今書きながら思い出しました。






搭載エンジンはセリカXXと同じラインナップ。

トップに2800ccの5M-GEU。175psのパワーとと24.5Kgmのトルクを発生する直列6気筒DOHCですが、吸排気バルブは各1の12バルブエンジン。当時はあまり採用されることがなかった静粛性とメンテ性に優れた油圧ラッシュアジャスター付きです。
このカタログモデルの後のマイナーチェンジで排気量を3L化した6M-GUE(190ps/26.5Kgm)になり、3.0GT-LIMITEDと3.0GTという名前に変更になりました。この6M-GEUはソアラ、クラウンには積まれたのに、なぜかXXだけは2.8L止まりの5M-GEUしか搭載されませんでした。XX派の私はこれがちょっと残念で…。



そして1G-GEU。セリカXXでデビューしたこのエンジンは、日本機械学会技術賞を受賞しました。メカ好きな私は、「直列6気筒DOHC24バルブ」という言葉の響きだけでも高級な印象を受けました(笑)。ただ、この頃の1G-Gはまだカリカリの高回転型だったので5MTじゃないとエンジンの性能を発揮できなかったんじゃないでしょうか。



意外と私が気になっていたのがM-TEU。1G-GEUと同じ160psながらトルクは1G-GEUよりも5kgmも太い23.5kgm。しかもそれを3000rpmという低い回転数で発生するのですから、ゼロ発進勝負でもしようもなら凄い差でしょう(1Gは18.5kgmを5800rpmで発生)。
M-TEUは初期型では145psでしたが、水冷式のインタークラー武装によって一気に15psもパワーアップしました。混合気の冷却によってこれほどパワーアップするのですから、どんだけシリンダーに空気を詰め込めるんだ?!って思っちゃいます。



そしてベーシックエンジンの1G-EU。125psノパワーと17.5kgmのトルクは極普通の数値で地味なものでしたが、このエンジンは息の長いエンジンでした。最後のほうになってこの1G-Eはオールマイコン制御になり燃料噴射装置もEFI-Dにバージョンアップされ、1G-Ⅱ(130ps)と名を変えてXXやこのソアラにも搭載されました。又、1Gはスーパーチャージャーを搭載した1G-GZやツインターボを武装した1G-GT、カムシャフト駆動プーリーを片側だけで駆動してDOHC化させた1G-FEなど、派生の多いエンジンでした。








今見ると結構ケバい2.8GT-LIMITEDの本皮内装。でもこの濃いブラウンやワインレッドの内装がこの当時のステータスでした。テクニクスの箱型スピーカーはさすがに時代を感じますね…





ソアラの内装はXXなんかと比べても明らかに作りが丁寧で、トヨタの最上級2ドアに相応しいものでした。





国産車で初めてデジタルメーターを採用したのがソアラ。名称も「エレクトロニックディスプレイメーター」という長い名前ながら車好きの中では一気に浸透しました。未来的で鮮やかで、当時は本当に憧れのメーターでしたね。






ソアラはエアコンも超ハイテクでした。なんたってこれまでどこも採用したことがなかったタッチパネル式はびっくり。操作性云々は別にして、スゲ~!と思いました。





足回りも先進的でした。これまた乗用車としては初の電子制御サスペンションで、その名も「TEMS」。これもステータスという意味では是非一度は愛車として欲しかったアイテムですが、実際は面白いのは最初だけで、ハードでもノーマルでも違和感を感じてしまう代物でした。友人の92レビンで初めて乗りましたが、あれはいただけない…。そもそもプリセットされた2択でってのがね…。ソアラはオートモードもあり、走行状況に応じて自動的に変化するものでした。





LIMITEDに標準だったタイヤがピレリP6。この頃から、何だか分からないけどピレリってすげぇいいんだよね、みたいな話になってました。

アルミはセリカXX後期型と同じデザイン。14インチは一部のグレードにイントラ社のものが採用されていました。




最後は各グレードの紹介。




「2.8GT-LIMITED」と「2.8GT」。

LIMITEDは至れり尽くせりの装備で、確か400万円以上はしたと思います。パールツートンもこのグレードである証でした。

GTもLIMITEDとそう大きな装備差があるわけじゃありませんが、電子デバイスが若干省かれています。ホイールはLIMITEDでゴールドに塗られいている部分が2.8GTでは専用品としてブラックに塗られ、しかも切削鏡面仕上げになっています。





「2.0GT」と「2.0TURBO」。

私の中ではこの2グレードは同格だと思っていたのですが、実際はエアコンがタッチパネル式かダイヤル式かの違いがあったり、LSDが2.OGTのみにオプションだったり、その他細かい装備で差が付けてあります。
トルクの細い2.0GTにLSD設定するなら、TURBOに設定があってもよかろうに…。






「2.0VX」&「2.0VR」&「2.0VⅡ」。

装備的にはVXが充実しており、2.0GT並みです。







買えもしないくせに「買うならやっぱ2.0GTかTURBOだな…」なんて思っていた中学時代。その後、FMCしていくソアラに魅力を感じなくなってしまいました。私の中の「Best ofソアラ」は、やっぱりこの初代ソアラ後期型です。

そしてこの頃、大きくて長いこのソアラやセリカXXを見ては

「実際はこんな大きな車なんて、きっと運転することはないんだろうなぁ」

なんて現実的な考えを持っていた自分。








ソアラ : 全長4657×全幅1695























  ↑ ↑

全長4750×全幅1760 ・・・


正直、大人になってもこんな長いワゴンに乗るなんて予想していませんでしたが…
しかも4気筒でこの長さはやりすぎな気が…(汗)




Posted at 2011/01/09 00:20:02 | コメント(15) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2011年01月08日 イイね!

スタッドレスの性能って、こんなに凄かったっけ?

昨夜の8時半頃から一気に雪が降り始め今朝まで10センチちょっと積もった山口。アコードのガソリンがかなり少なかったため、翌朝(今朝)は渋滞するだろう思って昨夜9時頃ガソリンを注ぎに出かけましたが、ノーマルのアコードだとやはり慎重に走らないと滑りました。まぁ、少々雪が積もっても、FFなのでよほどじゃない限りスタックもしないし発進できないこともない。強いて言えば、止まるときに充分注意する程度でしょう。





今朝はいつもより30分早い6時半に家を出る事に。結構積もっていましたからね。

しかし、よく考えたら今日は奥様が休み。それならスタッドレス履いているダンクを借りて通勤する方が安心です。奥様に確認をとって今日はダンクで出発しました。







インテグラ以来、18年ぶりにスタッドレス履いての通勤。



こんなによくグリップしたっけ?!!


と思っちゃいました。昨年3月の大雪でも溝のないノーマル履いたアコードで通勤しましたが、全神経を4輪に集中させ、雪道においては研ぎ澄まされた感覚を身に付けて走らせている私(笑)。




こんなズボラな運転しても滑らんのかい!

と、つくづく感心。





確かに山口の雪の量なら、峠道じゃない限りFFならノーマルでも充分なんですが、それにしても夏タイヤとスタッドレスタイヤとのグリップの差はでかかった…。トラクションがかからない気がしないし、スタックする気もしない。



アコードにも付けたくなってきたわ(~-~;)。
DRBはLS2000よりも雪道で少し滑りやすい感じがします。


因みにダンクのスタッドレスは韓国製のハンコックですが、全く性能に不足は感じません。
ノーマルで慣れてたからどんなスタッドレス履いても充分に感じるんでしょうけど…。



そいえば、私が免許を取ったころはスタッドレスといえば駆動輪だけ履かせるのが当たり前でした。いつのまにか4輪履くのが当たり前になりましたが、少なくとも山口の軽い坂道を運転するには2輪だけで充分でした。旋回中のブレーキングやスロットルオフによるリヤのブレイクを抑えるには効果的ですが、雪道で常識的な運転してりゃそんなのまずならないしなったこともありません。


私が買うなら多分前2輪ですね。
となると、純正17インチアルミホイール(SP用)を探さねば(汗)。
Posted at 2011/01/08 01:04:19 | コメント(28) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2011年01月05日 イイね!

この時期の光景

今日は仕事始めでした。休みが6日間だったのであまり休みボケはありませんでしたが、会社に行きたくない病はしっかり発症していました。まぁ、会社に着いたらいきなり忙しくて初日から全開でしたけど…。

そういえばこの時期はどこの家庭でも同じだとは思いますが、子供がたらふく金を持ってて親が貧乏という逆転現象?子供が羨ましくなります。





幼稚園の頃から使っていた息子の小さな貯金箱。単なる缶ですが、大切に未だに机の上に置いてありました。

この中に少ないお小遣いやお年玉を入れては嬉しそうにしていたあの頃が懐かしいです。
可愛かったんですよ、ホント。







貯金の量も増えてきて、少し大きめの貯金箱に買い替えたのが小学4年生だったかな。
決められたお小遣いというものを基本的にはあげていないけど、使うこともほとんどないのでお金は結構貯めてましたね。




そして今年の春で中学二年生になります。
周りからもらうお年玉の額も徐々に太くなり、自分のお小遣いでPSPなんぞを今年買えたほど貯めていました。



そんな元旦の夕方に、嫁が私に1万円札を千円札に崩せないか聞いてきました。従兄弟のお年玉の用意のためです。私は全額を崩せるほど持っていませんでしたが、隣の机に座っていた息子が即答しました。






「僕、あるよ!」



さすがこの時期は子供が強い。







「はい♪10枚ね!」







・・・・・(-_-;)
貯金箱がいつの間にかグレードアップしとるやんけ…




貯金箱が変わっただけで、息子がこんなに感じ悪いヤツに見えてしまうとは…(~-~;)
この金庫っぽいやつ、うちの親父からもらったそうです(汗)
Posted at 2011/01/05 00:03:18 | コメント(18) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2011年01月03日 イイね!

かなり懐かしのカタログ ~ワンダーシビックSi~

かなり懐かしのカタログ ~ワンダーシビックSi~正月休み二日目。

今朝もお雑煮とおせちから一日が始まり、天気がそこそこ良かったのでようやくですが初詣に行ってきました。その後グータラ生活もほどほどにしておき、ダンクへiPodを移植するための段取りをしておきました。そして夕方から奥様の実家で義姉家族と合流。11人の賑やかな夕食を済ませ、21時に戻ってきました。

明日からは奥様が仕事ということで、夜更かしも今日はせずに早めに寝床に就いていました。





さて、今日は特にネタになる一日でもなかったので、以前書きあげていた「懐かしみシリーズ」をアップしておきます。ぶっちゃけ、正月に全然相応しくない内容ではありますが、逆に時間に余裕のある正月なので興味のある方は懐かしんでみてください。









2011年、最初の懐かしみシリーズはワンダーシビックでいってみたいと思います。
しかも1984年10月に追加で発売されたSi限定で。




「シビックといえばスポーティ!」

そんな印象を強烈に植え付けられたモデルがこのワンダーシビックのSiですよね。



以前書きましたが、このワンダーシビックSiは私の奥さんの最初の愛車であり、うちのすぐ裏に住んでいた幼馴染みの最初の愛車でもありました。故に、この車にはとても親しみがありますし、また峠道で随分と走らせた想い出があります。昭和62〜平成元年にかけてのことですけどね…。






シビックSiといえば、私の中ではこの真っ赤なボディカラーが強烈に印象に残っています。なぜなら前述の幼馴染みがこの色に乗っていたから。夜になっては峠道に走りに行っていたため、運転席に座るたびに緊張感みたいなものを感じていました。どうってことのない薄化粧顔でありながら、やけにレーシーな車に見えてカッコよかったなぁ…。

カムシャフト駆動プーリーのカバーが収まらなかったため、ボンネットフードの「こぶ」を作って押し込んだのもSiの証拠でしたね。






白いワンダーはうちの奥さんの愛車を思い出します。しかも3ATだったんですよねぇ。

このリヤスタイル、本当に斬新でした。こんな特徴的なリヤスタイル、普通はヒットしそうに思えませんが、歴代シビックの中では最も個性的でしかもかなり売れました。

前期型はテールゲートアッパーガーニッシュが黒だったんですよね。







マイチェンした後期型。前後バンパーが大きくなり、フロントグリル部もほんの少しですが形状が変わりました。







後期型は先の テールゲートアッパーガーニッシュがボディ同色になりました。私はここが黒のほうが好きでした。







3ドアから少し遅れてセダンのSiもデビューしました。
この型のセダンは物凄くコンパクトでボクシーなセダンでしたが、めったに見れないこのセダンSiを発見したときは、目が釘付けになりました。カローラセダンGTよりもレアものだった気がします。







ワンダーのSiがデビューした1984年の夏は、ちょうどウィリアムズホンダのF1マシンがケケ・ロズベルグによって優勝を果たしました。ホンダの市販DOHCエンジン搭載車はこのSiが実に21年ぶりという事になったわけですが、この年からちょうどF1で頭角を現しはじめた頃なので、タイミング的にもホンダ=F1というイメージが固まりつつありましたね。





こちらは後期型のカタログでの一面。1.5L・V6DOHCのツインターボエンジンを駆る暴れん坊“ナイジェル・マンセル”です。もはやこの方の偉業を私が語る必要もありませんね。
マニアじゃないので多くは語れませんが…

この頃のF1は楽しみで楽しみで毎回見ていました。





コックピットは実にシンプル。当時、ホンダ車の多くが採用していたトレー形状のインパネです。
今見るとおもちゃみたいですが、夜峠道を攻めている時に見るアンバーの計器盤がやけにスポーティで、質感云々なんて気にしたこともなかったんですよねぇ。





エンジンは言わずと知れた“ZC”。

◆最高出力 135ps/6500rpm
◆最大トルク 15.5kgm/5000rpm



個人的にはB16Aよりもこちらの方が名機だと思っています。今思えば、なんの変哲もないDOHC16バルブエンジンでしたが、その内容は実に意欲的なもので、先発の4A-Gに対し闘志剥き出しなとこが大好きでした。





エンジンの話になるとつい長くなってしまう私ですが、ワンダーシビックSiを懐かしむともなると、ZCを熱く語らないわけにはいきません(笑)。

なんといっても、ホンダDOHCといえばこのヘッドカバーです。ホンダF1・F2エンジンのヘッドカバーそのもので、洗練されたデザインながらどこかキャシャな印象の4A-Gと違い、ZCは男臭い筋肉質なかっこよさがありました。そして、ホンダはトヨタのように“ツインカム”という造語を絶対に使わず、あくまでも本来のエンジン用語であるダブルオーバーヘッドカム、つまり“DOHC”という言葉に今尚拘っています。

ボア×ストロークは75×90(mm)。ライバル4A-Gは81×77。
90(mm)というロングスロークがある意味ZCの一つの特徴でもありましたね。





ZCのシリンダーブロックです。

ベースになったのはワンダーシビック25iなどで先行デビューしていたCVCC12バルブエンジン(1気筒あたり3バルブ)のEW型。故にオールアルミ合金ブロックです。
因みにZCのエンジンの整備重量は102Kg。鋳鉄ブロックであるライバル4A-Gよりも20Kg近く軽く仕上がっています。そして、それ以上に驚くのがベースになったEWの重量とほとんど変わっていないことです。排気量がアップし、更に頭デッカチな4バルブになっていながらの結果ですから驚きです。





DOHCとしては異例の小型&軽量に仕上がったZCですが、なんといっても軽量化とハイレスポンスを実現させた仕掛けの一つであるこのカムシャフトを語らないわけにはいけません。ホンダ好きな方ならご存知ですよね?





ZCのカムシャフト2本をあわせても、SOHCのカムシャフト1本分よりも軽いと言われた“異形中空カムシャフト”。
中空カムシャフト自体はパイプにカムを焼結させたものが既に世にありましたが、ZCのそれはカムの山形状に沿って鋳抜きされたものです。参考までに書きますと、ベースとなったSOHCエンジンのEW型のカムシャフトが1本2.5Kg。対してZCは2本で2.35Kg。同じ4気筒ながらカムは排気側で計4個多くなってのこの重量です。
一応7500rpmがフェールカットですが、設計上は8000rpmまで可能と言われていました。ショートストローク型のB16A・VTECエンジンと同等の許容回転数を、ロングストロークのZCがあの当時から実現していたのも、こういった努力があったからです。





ヘッド回りを見ると、ここにもライバル4A-Gとの違いが見てとれます。これもご存知な方が多いかと思います。カムのすぐ下に4A-Gにはない仕掛けが見えますよね、スイングアームってやつが。





そもそもベースとなったEW型は1気筒あたり、吸気2・排気1の3バルブエンジンです。当然ですが、高出力化を狙うならば3バルブを4バルブにしたい。4バルブとなるとスペース的にCVCC(副燃焼室)は廃止せざるを得ないですし、嫌でもプラグはセンターになります。ペントルーフ型燃焼室ってやつですね。

さて、レイアウトが決まればあとはこの75mmというボア径の中にいかに目一杯のバルブ面積をとれるかが重要になってきます。これが出来なきゃいくらDOHC4バルブだと威張っても意味がありません。ここでまた先のライバルエンジン、4A-Gとの比較です。

ショートストロークが故に、81mmという広いボアを稼げる4A-G。そこに吸気30.5mm、排気25.5mmのバルブが2本ずつ入っています。対するZCはストロークで排気量を稼いでいるため、ボアは4A-Gよりも随分と小さい75mm。この狭いボアの中になんと吸気30mm、排気27mmのバルブが2本ずつ入っています。この時点で既にハンディをほぼゼロにしていますよね。

そこへもってきて、乗用車では世界初となる前述のスイングアーム方式4バルブです。






吸気バルブの口径面積は確かに広ければ広いほど有利ですが、限られたスペースの中で吸気効率を追い求めていくと結局はバルブ径×リフト量で決まる…。その答えがこのスイングアーム方式です。その理論がいかに正しいかはこの5年後にデビューしたVTECエンジンをはじめ、多くのメーカーが採用し始めた可変バルブタイミング&リフト機構の普及率を見れば明らかです。可変バルブタイミング&リフト機構はスイングアームの発展型ですからね。

ZCの吸気バルブのリフト量は10.3mmです。この数値は当時としては常識破りの数値でした。だいたい世の中、リフト量というのはバルブ径の1/4程度。30.5mmのバルブ径を持つ4A-Gでもリフト量7.56と、相場の域を抜けていません。ところがZCではボア75mmに対する30mmのバルブ径だけでも凄いのに、リフト量はバルブ径の1/3を超える10.3mm。いかに凄いかが分かります。




エンジンを語り始めると止まらないので、このあたりでやめときます…(~-~;)









足回りは懐かしい響きである「スポルティックサス」。

フロントには珍しいトーションバースプリングを使用したストラットを採用していました。これもワンダーシビックならではの特徴でした。要するにボンネットフードを低くしたいがためにコイルスプリングを取っ払い、代わりにシャフトの捻れを利用してスプリング代わりにさせたわけです。
ただ、足のチューニング度合という面では難しい足だったんじゃないでしょうか。






リヤは車軸式。ライバルの86レビントレノもリジットでしたね。4輪独立懸架と比べれば、やはりチューニング面で数段劣るのでしょけど、未だにコンパクトカーでは車軸式が多く、充分な性能を発揮していると感じます。



私が幼馴染のワンダーSiで峠を走っていたころは、まだ免許を取ってそれほど経っていなかったので性能云々などあまり分かりませんでしたが、とにかくひたすら踏ん張ってくれる足だとは感じました。リヤのスライドにビビリながら前を走る友人のハチロクを、いつでも突っつけるぞと言わんばかりにオンザレール感覚でコーナーを曲がりながら追いかける…。そんな若かりし日の記憶が残っています。






そしてシビック(前期型)の諸元表。

この頃、シビック3ドアを決して小さい車とは思っていませんでした。というか、コンパクトカーといえば弟分であるシティでした。


(シビックSi・5MT~前期型~)
全長:3810mm
全幅:1630mm
重量:890Kg



対する現在のコンパクトカーの代表格であるフィットRS(6MT)

(フィットRS・6MT)
全長:3915mm
全幅:1695mm
車重:1050Kg








フィットの方がデカくて重たいとは…(汗)






というわけで、今回のワンダーシビックSiはいかがだったでしょうか。ほとんどエンジンの話ではありましたが、やっぱりシビックSiはZC抜きじゃ語れません。スイングアームやPGM-FIなどF1のテクノロジーを継承したエンジンだし、なんたって最近のエンジンには無い熱いハートを感じます。


こんなホットハッチ、もう出ないですよね…。


正直、本気度が全く感じられないL型エンジンのフィットRSじゃ、いくら6MTでもスポーティもクソもないだろって思っちゃいます…。スカーンと8000rpmまで回る1500ccのDOHC-VTECエンジンを積んだフィットが出れば、最近のホンダを見直すんですけどねぇ~(~-~;)。
個人的には、MC後のフィットRSよりもMC前のフィットRSの方がよっぽど「フィットらしい」感じがして好感が持てます…。
極めて個人的な考えですが…
Posted at 2011/01/03 00:57:18 | コメント(17) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記

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