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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2011年12月15日 イイね!

かなり気になるホンダの7速DCT

先日、私のアコードのエンジンマウントを注文するためホンダに寄ってきました。久しぶりに寄ったこともあって、ショールーム内や屋外展示場にはまだ見ていなかった新しい車が並んでいました。


一つがNボックスで展示車は黒のカスタムでした。顔やスタイルの話はもうやめておくとして、室内空間は恐ろしいほど広大でした。運転席シートを一番後ろにしても後席で楽に足を組めるほど。うちの奥様なんていつも運転席シートは一番前に近いポジションなので、その後に座った人はとんでもない広さに逆に落ち着かないかも(笑)。
カスタムの室内はブラックの内装に黒い化粧パネルでしたが、軽自動車らしくない重量感があって悪くないと思いました。少なくとも現行型ライフよりは数段高級感がありました。この手のジャンルでは再後発なだけに色々と考えて作られている装備が多々あって、やはりスタイルだけが惜しまれると思いました。


もう一つ、1500ccのエンジンを積んだインサイト・エクスクルーシブ。もう最近のホンダ車のエクステリアデザインの話はしたくないのですが、至る所にメッキが増量され、さらに口が大きくあいた派手なバンパーを見て泣けてきました。1300の方が遥かに精悍でかっこいい。しかも妙なLEDがグリル内とフォグ下の左右合計4箇所も埋め込まれていて、ついに“エクスクルーシブ”もここまで落ちぶれたかというのが私の印象です。
ただ、後席のヘッドクリアランスが改善されていて、随分前に試乗したときにも書いていますが、頭のてっぺんが天井に触れそうなほどだった初期型に対し、握りこぶしがちゃんと入るほどになっていました。でもNボックスに座ったあとだっただけに、後席は確実に狭いと思いました・・・。







さて、本題。





まるでガンダムのような顔になってしまったレジェンド(画像はアキュラRL)。個人的にはリヤスタイルがかっこいいと思っているだけにこの顔は非常に残念です。

そのレジェンドですが、てっきり次期型の開発は中止されていたと思っていたのですが、どうやら来年のニューヨークモーターショーでアキュラRLの後継車が初公開されるらしいです。詳しい記事はこちらに書かれていますが、ボディはこれまでよりも更に大きくなり、エンジンはV6とV6ハイブリッドとのこと。もちろん気になるのはハイブリッドですが、どうやらフロントに1個、リアに2個のモーターを積み、更に4輪を駆動する「電動SH-AWD」となり、NSX後継スポーツカーに採用が見込まれるシステムと基本を同じくするようです。







SH-AWDってご存知でしょうか。忘れ去られそうなほど売れ行き低迷な現行型レジェンドですので、そのレジェンドに採用されているSH-AWDも知らない方が多いかも・・・。

SH-AWDは、平たく言うとフロントとリヤ、そして後輪の左右の駆動力を連続可変させる機構です。前輪と後輪の駆動力の配分を可変させるものは多く存在しますが、後輪の左右の配分までもを連続可変させるものは国産ではレジェンドとランエボだけです。



さて、そのSH-AWDですが現行型レジェンドの場合はあくまでもエンジンの出力トルクをプロペラシャフトで後輪まで伝えるもので、そこから伝わってきたトルクが後輪のデフの位置に置かれるリヤドライブユニットに入り、様々なデータ量をもとにユニット内の電磁クラッチが独立して連続制御することで前後左右の駆動力を配分しています。

私はこのレジェンドが登場したとき、SH-AWDに大変興味が沸き、頭を捻りながらこのメカニズムを理解したのを覚えています。残念なことに、どんなに素晴らしい技術を身につけていても高級車に絶対必要な“高級なスタイル”というものを身につけていなかった現行型レジェンド。SH-AWDを世に広げることが出来なかったのは本当にもったいないと思いました。










次期レジェンドは、そのSH-AWDを電動モーター化させるらしいのですが、これを試験的に搭載した現行型インスパイアが先日ジャーナリスト向けに技術披露され、試乗も行われたようです。

しかし、電動SH-AWDよりも驚いたのが、この新世代ハイブリッドに組み合わせられていたトランスミッションです。なんと、7速DCT。DCTとはデュアルクラッチトランスミッションの略で、早い話がレーシングカーのセミオートマやクラッチレスMTみたいなものです。しれ~っとこんなものを開発していたとは・・・。

DCTについてはこちらに詳しく書いてあるので多くは書きませんが、ギヤセットが奇数段と偶数段の2系統に分かれた構成になっていて、それぞれに設けてあるクラッチが変速のたびに交互につないでくれるものです。だから変速に要する時間が圧倒的に短く変速ショックも少ないんです。






ご存知の方も多いと思いますが、ホンダのATは他社とは違う平行軸式という独特の自社生産品です。変速設定の自由度が高いというメリットがありますが、多段化しにくいデメリットもあります。例えできても大きくて重たくなってしまいます。ですからレジェンドもMCで6速化させたのが精一杯。ライバルは今や7速の時代ですからね。このあたりは他社が採用する遊星ギヤ式が有利です。

現在ホンダは2400ccクラスまではCVTでカバーさせており、今後も新開発のCVTを用意するようです。しかし、それ以上のクラスとなるとそのトルクに耐え得るCVTがホンダにはなく、またそのクラスの車にCVTのフィーリングは敬遠されがちな傾向があるので、このホンダDCTはこれまでの多段化の遅れを一気に取り戻せる相当魅力的なアイテムです。肝心のデキもかなりの完成度のようで、ジャーナリストを唸らせるほどのものだったようです。



ただ、そんな話を聞くと大排気量用だなんて言わないで、売れ筋の2400cc4気筒にも採用してほしいですよね。クラッチレスのMTも面白いですが、ズルズルと滑る感覚がつきまとう今のATがダイレクトな変速になるだけでも、私のように家庭の事情で仕方なくATに乗ってる者からすれば相当魅力的です。
恐らくこのDCTは新世代ハイブリッドとの組み合わせで発売されると思うので、この先のレジェンドやインスパイアのハイブリッド車にはもちろん搭載されるでしょうけど、次期アコードにも搭載されることを期待しています。



それにしても、DCTを搭載してくるとは驚きました・・・。


でも、肝心のスタイルをもうちょっと頑張ってくださいよ~。
Posted at 2011/12/15 23:39:44 | コメント(10) | トラックバック(0) | 新車情報・試乗記 | 日記
2011年12月12日 イイね!

ネタ遅れな日記ですが

みなさん、こんばんは。その日の出来事をその日のうちアップできない事が増えつつあるダブルウィッシュボーンです(~-~;)。







先週土曜日は皆既月食でしたね。山口は夜になっても小雨混じりの雲の多い天気でしたが、月食が始まる頃になると一転雲が急になくなり、澄んだ夜空に浮かぶ月の変化を眺めることができました。

月食ってもっと暗いイメージがあったんですが、こんな綺麗な飴色になるとは・・・。



時間的には23時頃に完全に月食となったため娘が眠たそうでしたが、なんとか全員が皆既月食を眺めることができました。次回は3年後でしたっけ?










翌日曜日は娘のピアノ発表会。今度はエレクトーン演奏ではなくピアノ演奏です。







うちの娘は小3ですが、このあたりの演奏はまだ誰もどっこい。でも小4あたりから徐々に凄い演奏をひく子がでてきて一気にレベルアップしてきます。特に男の子は英才教育でしょうか、明らかに目指すものがあるかのようなレベルで、大人もビックリな演奏です。







そうえいば、その発表会のあとちょい嬉しいことがありました。それは午前の部を終えて一旦帰宅しようとアコードで駐車場を出ようとしたときのこと。
同じピアノ教室に通う子とそのお母さんが駐車場を歩いていて、その横を通過しよとしたらうちの奥様が後席の窓をあけて顔を出し





ヨメ 「お疲れ様~~!」

と声をかけました。



すると




「あー、お疲れ様~! 昼は3時頃来るんよねー?」




ヨメ 「うん、そうそう! じゃぁ、またあとでね~」







「旦那さん、素敵な車乗っとってじゃね~!」





ヨメ 「えー本当~? ありがとう!」





















(* ̄ー ̄)ニヤリッ



午後の部には私は行かなかったのですが、その奥さんはその後もうちの奥様に「あの車何て言うん?」とか「ピカピカですっごくカッコいいね!」とか、やたらアコゴンを褒めていたそうです。どうやら一部のマダムにはウケがいいのかもしれません。


そう、若いネェちゃんにウケなくてもいい。

大人には分かるアダルトなワゴン。




目指すはマダムキラー!
今度からもうちょっとお洒落な服を着て行こう・・・












そういえば、先日某オクで買ったニュータイヤが届きました。









なかなか繊細なパターンで、静かそうですよね。









ジャ~~ン!!

ERATH-1!










親父のシビック用ですけどね。

親父が適当に良さそうなヤツを選んでおいてくれって言うので、アコードにも履かせてみたいEARTH-1を頼んでみました。ただ、自分が買うにはちょっと高いんですよね・・。







そうえいば、ついにアコゴンのエンジンマウントを注文しました。5箇所全て。

貧乏を越える貧乏人になりそうです・・・
Posted at 2011/12/12 23:39:57 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2011年12月10日 イイね!

灰皿埋め込み型AVセレクター


私のアコードには純正ナビが付いていますが、そのチューナーユニットが荷室の側面に埋め込まれていて、そこから外部機器をつなげられるAVケーブル(赤白黄のRCAケーブル)をセンターコンソールまで走らせています。

購入当初はこれにiPodをつなげてライン出力で楽しんでいたのですが、のちにDVDプレイヤーも設置したため3入力のAVセレクターを購入しラインに割り込ませて、どちらも楽しめるようにしました。

その後、アナログ放送が終了したため純正のチューナーでは放送をみることができず、別途地デジチューナーを購入。現在はiPod・DVDプレイヤー・地デジチューナーの3つをこのセレクターで切り替えて外部入力機器を楽しんでいます。





そのAVセレクターですが、センターコンソール内に隠すように設置していて(手前の黒いボタンの機器)、入力を切り替える時は当然アームレストを持ち上げてセレクターのボタンを押すわけですが、毎朝ニュースを流しながら走る私は、朝は地デジで帰りはiPodをと、毎日この二つを切り替えるようになりました(帰りはなるべくTVを見ないようにしているため)。そのためセンターコンソールを毎回開閉する必要があり、この姿勢が意外と大変でして、走行中ともなると危険にさえ感じることがありました。


そこで、地デジチューナー導入後はAVセレクターをもっと操作しやすい場所に移設したいとずっと思っていました。センターコンソール内も結構ゴチャゴチャしてましたし・・・。






じゃぁどこにセレクターを移設したらよいのかと悩むわけですが、CMアコードの機能的でシンプルな内装デザインがとても気に入っている私は純正のデザインを崩したくない気持ちがとても強く、新しい移設先でも出来れば隠したいと思っていました。そうなると自然と灰皿になってきます。幸い開閉蓋があるので全く見えないし、セレクト操作も実にスムーズに行えます。

しかし、言うは易し行うは難し。こんな狭いスペースに入るセレクターなど見たこともありません。しかし結論から言うと、今回なんとか完成にたどり着きました。

いつもの画像をベタベタ貼り付けた作業ブログですが、どなたかが何かの参考になるかもしれませんので記しておきます。








まずはこれが今回使用するAVセレクター。このセレクターはすでに我が家のアナログテレビで使用していて、指先で軽くタッチする操作感がお気に入りです。近所のビックカメラで1280円で購入。

基本的にAVセレクターって、背面にいくつかの入力端子があって前面にも一つ入力端子を設けているものがほとんどですね。ゲームなんかをつなげるためでしょうか。
これまでアコードで使用していたセレクターは全ての入出力端子が背面にあったのですが、結線後の見た目は当然これまでのタイプの方がすっきりしています。





大きさも随分と大きいですね・・・。





ひょっとしたら中身の基盤は小さいかもと淡い期待を持ちましたが、ばらして即撃沈・・。
下が今回のものですが、デカすぎ(汗)。

もともと家庭用なのでむやみにコンパクトにする必要はないかもしれませんが、基盤を比較しても明らかにこれまで使っていたものの方がスペースを効率的に使ってますね。






さて、この時点で基盤を切断することを覚悟。まぁ、そもそも灰皿にスイッチ部分だけを埋め込むんだから化粧外板からしてバッサリ切断することは分かりきっていましたけど。






で、3つのRCA端子から押したスイッチの接点を経由して1つのRCA出力端子へ電気を流すのがAVセレクターの役目で、この流れを基盤の中で行っているわけですから、基盤をぶった切ってスイッチ部のみ使用するとなると、入力用端子からスイッチまでの線とスイッチから出力用端子までの線を自作しなければなりません。ですので基盤をじっくり眺めて回路を読み、テスターでスイッチ裏の12ピン端子の通電状況も調べ、3つの入力線(RCAケーブルのメス)と1つの出力線(RCAケーブルのオス)を新たに用意し、別途自作基盤を設けてそこでつなげることにしました。







スケッチしたものをシンプルに書きかえるとこのような回路になっていました。

難しい話は拒絶反応があるかと思うので平たく言いますと、セレクターというのは入力機器の電気が押されたスイッチ内の回路を経由して出力端子へ流れるわけですが、例えば機器1の電気が押されたスイッチ1から出力端子に流れるのは当然ですが、機器2の電気は押されたスイッチ2⇒押されていないスイッチ1⇒出力端子へと流れるようになっていました。同じく機器3の信号は押されたスイッチ3⇒押されていないスイッチ2⇒おされていないスイッチ1⇒出力端子へと流れます。つまり各スイッチには押されていなくても電気が隣のスイッチへ流れてそのままスルーする回路が設けてあるわけです。


電気の流れさえ分かれば、基盤をぶった切ってもハンダで配線をつなげれば何とかなりそうです。






ただ、セレクターの基盤にはいくつかの抵抗らしきものが付いていました。各入力用のRCAケーブルのプラス線(芯線)とマイナス線の間にかまされていて、恐らくセレクトした瞬間の電気のショックアブソーバー代わりか逆流防止か何かのためだと思われます。コストダウンの激しいこの時代に不要なものが付いているはずがないのでこれをちゃんと再利用するわけですが、この抵抗が基盤のスイッチ部分付近にあればそのまま使えていたのですが、かなり離れたとこに付いていたためこれを一旦外して自作基盤へ移植しなければなりません。でも、こんなに小さな抵抗を外すことなんてとても無理。






そこで、これまで使っていたセレクターを分解してみると、なんとこちらは昔ながらの見慣れたカーボン抵抗が使われていました。これならピンセットでつまみながらはんだを溶かせば外せます。






結局この抵抗を取り外して再利用することにしました。

因みにRCAコードの赤白線(音声用)には47KΩの抵抗が使われていましたが、黄線(映像用)には70KΩの抵抗が使われていました。抵抗の大きさも音声用と映像用で番うんですね・・。







最終的にはこういう感じで。赤線がプラスで黒線がマイナス。

新たに設けたユニバーサル基盤で中継させているのがミソで、この部分で抵抗を付けたり各マイナス線を一つにまとめるけです。あ、マイナスはスイッチに関係なくつなげてもOK。プラスで通電させない限り電気は流れませんからね。

これで電気的な構想はいけると判断。






さて、一方灰皿ですが、こっちこそ難題だらけ。
スイッチ化粧パネルとの合わせがうまくいくのか、基盤が灰皿の中に入るのか、化粧パネルとスイッチ基盤の固定をどうするのかなど、灰皿を眺めた時間はかなりのものでした。何よりも灰皿の中の形状がいびつなのがいただけません。






当然多くの部分をカットしなければならないのですが、どうしても残しておきたかったのが灰皿を嵌め込んだ時にガタつきをなくすためのこの部分。些細なことですが、こういった着脱の際の質感は私にとって結構重要なんです。






しかし、肝心の穴あけとなると相当大雑把・・・(汗)。

確かに大雑把には見えますが、実は決して適当にあけたわけじゃありません。化粧パネルや基盤を納めるのに灰皿内部の妙な出っ張りがとにかく邪魔で、そこを優先的にカットしなきゃいけなし、でも残さないといけない部分もあるわけで、結果的にいびつな形状になってしまいました。もう少しやすりで整形したかったのですがあまりに時間がかかりすぎるので途中でやめました。まぁ見えなくなるのでいいんですが・・・。






こっちはスイッチ化粧パネルのカット。スイッチボタンが少し飛び出るので、その厚さ分は引っ込める必要があるし、基盤を固定するための出っ張りは残さないといけないし、灰皿に対する取付角度もちょっとした違いで基盤が納まらなくなるので、このカット寸法決定に一番悩みました。







そして基盤。この中のスイッチ部分だけを使うのでカット。







各スイッチ間のスルー回路を殺さないようにカットしています。






基盤・化粧パネル・そしてこの二つを固定するための自作ステー。この3つでユニット化することに。







こんな感じで固定。






灰皿に嵌めこんだ状態。この中に都合よく収めるのは見た目以上に苦労しました・・・。

因みに化粧パネルは灰皿に接着固定するので、実は基盤を後から装着する必要があります。そのため、一部灰皿にサービスホールを開けてそこからネジの固定を行なうようにしています。





夜間のセレクト操作がしやくなるよう照明が欲しいのですが、もともとの灰皿照明が基盤背部に隠れてしまうためその照明が使えません。そこで別途LEDを付けて、もともとの灰皿照明は使わないことにしました。

最初は手持ちのLEDとCRDで組み込もうと思ったのですが、最近はこんな薄くて小さな抵抗付きLEDがカー用品店で売ってあり、しかもたった400円。昔に比べたら随分と安くなったものです。






左がスイッチ基盤のもともとの状態(押しボタンは取り外している状態)。そこに薄型LEDを天井面に向けて発光するよう貼り付け、反射光も有効的に使えるよう反射テープを貼りました。






さて、再び化粧パネル。

このパネルを灰皿に接着するわけですが、その前にLED用の穴をあけておき、塗装の前処理として各パーツを1000番のペーパーで擦っておきました。






化粧パネルを灰皿に接着し、チリ合わせはプラモデル用のパテで。トイザラスで190円なり。人生初のパテ作業です(笑)。






自分はパテ塗りが相当苦手であることが分かりました・・・

パテが完全に乾くまでは3日間程度かかり、その後やすりやペーパーで仕上げました。







パテが乾くまでの間、配線関係を仕上げます。

入力用のコード(RCAメス)3本と出力用コード(RCAオス)1本が必要ですが、当然ダイソーで購入。






これを切断し、プラス線である芯線とマイナス線である巻き線をこのようにしておきます。







スイッチとユニバーサル基盤を結ぶプラス線。もともとRCAケ-ブルの芯線(プラス線)ってかなり細いのですが、僅かな電気しか流れないんでしょうね。なので、その橋渡し線もこの程度の細さでOKと判断。





こちらも苦手なハンダ付け。30年近く使っているコテがぼろくて、しかも苦手ときているので綺麗に付くはずがない・・・。

という言い訳でもさせてください(汗)。






追加したユニバーサル基盤はこれで完成。

電気の流れとしては、3本の入力線(水色矢印)から電気が流れてきて、このユバーサル基盤を経由してスイッチへ。そして押されたスイッチを通って1本の出力線(青色矢印)へと向かいます。






スイッチ裏の結線。あまりにも小さいので冷や冷やしながらハンダ付けしました。もちろんテスターで端子間がショートしていなか確かめした。






そして全ての線を通電確認。ショートなし。断線なし。






そうと分かれば、線が外れない様すぐにホットボンドを流し込みます。

汚い仕上がりですが、見えないからいいんです。






3本の入力線→ユバーサル基盤→スイッチ→ユバーサル基盤→出力線 という流れがこれで分かりますよね。

照明用のLEDの線端もぎぼし加工して、車両側もインテリア線からぎぼし端子加工した線をつなぎ、ぎぼし同士で結ぶ予定です。






そして艶消し黒で塗った灰皿・・・。

パテ処理がいい加減だったため、出来上がりもイマイチ・・・。

まぁ灰皿部は意外と暗くて艶消し黒なので、きっと目立たないはず。気にしないことにしよう・・・(汗)







一方スイチボタンは、ちょっと重さを出すためにガンダムカラーのグレーメタリックで塗る事に。
小さな缶スプレーのくせに700円もしました・・。






暗っ!!!
予想以上の暗さでした・・・






・・・・・・・。
ご覧の通り、また400円出してシルバーメタで塗りなおしました。たかがこんなパーツに1100円の出費だなんて(汗)。

ただ、シルバーだと今度は嫌味ったらしい明るさに・・。まぁいいや・・。







化粧パネルの照明穴の表面にマスキングテープを貼り、裏からシリコンコーキングを埋め込みます。中央部1箇所だけLEDの照射光がモロの当たるため、白いネームプレートを切って2枚貼り付け。要するに照度を落として他の2箇所と同程度の明るさにするためです。






表面だとこんな感じ。







基盤を灰皿に取り付け、ユニバーサル基盤はクッションシートを挟んで軽くインシュロック固定。
最後にもう1度通電確認を済ませ、いよいよ車両側とのドッキングです。






シフトレバー周りやカップホルダー部のパネルを取り外し、センターコンソール内でつないでいたRCAケーブルを全て取り出します。





LED用の電源線(赤)はカップホルダー照明のプラス線にワンタッチカプラーで割りこませ、アース線(黒)はシフトゲート付近のネジで固定。







手作りセレクターのRCAケーブル類をごっそり灰皿の穴に突っ込み、シフチゲート横を這わせて取り出します。







全部繋いだら凄い事に・・・。

これじゃぁ、カップホルダーが取り付きません・・・。






色々な隙間に線を押し込み、なんとか完了。「臭いものには蓋を・・・」じゃありませんが、それに近いものがありますね・・・。






おかげでこっちはすっきり♪。でもこのままじゃ中途半端なので、チューナーユニット部を欠いだ上げ底シートを作って敷こうかと思っています。






さて、灰皿部の蓋を開くと・・・











セレクターが出てきて






1番のボタンを押せばiPodが聴けて







2番を押せばDVDプレイヤーが見れる。まぁ、これは家族との遠出専用ですが・・。






そして3番を押せば地デジ放送。








いやぁ~~、これまでのあの体勢をしなくてもワンタッチで切り替えられるのって、ホント楽ですわ♪
音も画質もこれまでと特に変わりなしだし。








もちろん、夜間は小さな照明が点灯。3つともほぼ均一な明るさで、眩しさもありません。

ま、ここはあまり主張する部分じゃないのでこれでいいんです。でも、本当はスイッチの色はわずかに金色が混じったガンメタがよかったかな~。それに照明も純正のアンバーのほうが統一感があってよかったかも。






蓋を閉めれば、アコードの持つ機能的でシンプルな内装を眺めることができる・・・。





完全自己満足な世界ですね・・・・(~-~;)
Posted at 2011/12/10 19:11:39 | コメント(23) | トラックバック(0) | DIY | 日記
2011年12月03日 イイね!

ホンダファンが思う今のホンダ


東京モーターショーが始まりましたね。見に行けない私はニュースや雑誌で情報を得るしかありませんが、やはり気になるのはトヨタの86とスバルのBRZです。エンジンがスバル製の水平対向というとこにトヨタが4発を苦手としている事が伺えますが、こういう熱い車をこの時代に出してくる事は素晴らしいと思います。

スタイルは86よりも画像のBRZの方が日本人好みなんじゃないかと思いますがいかがでしょうか。86はあえて時代を逆行させたかのようなレトロな印象があり、懐かしい古典的なものを狙っているのだと解釈しています。ただ、これまでのトヨタファンが水平対向エンジンの素晴らしさを知ることになるのはいい事だと思いますしスバルにとっても相当大きなメリットがあると思います。私も先代レガシーのターボエンジンを運転したことがありますが、あまりに気持ちの良いフィールに感動しました。

いずれにしてもカテゴリーが2000ccの2ドアFRスポーツですから客層の守備範囲が広く、より多くの方がこの車を楽しめるようにというメーカーの狙いも実に分かりやすいものだと感じました。








もう一つ、マツダのTAKERIも凄く気になっています。エンジンは回生システムi-ELOOPを採用する2Lのガソリンと、4L-V6ガソリンエンジン並みのトルクを発生するといわれる2.2Lディーゼルエンジン(スカイアクティブ-D)。既に市販化が決まっていて、それが実用的な2Lの4ドアというとこが魅力です。

私はここ数年のマツダ車は本当に素晴らしいと感じています。媚びていない真面目な開発姿勢と躍動感溢れるスタイル。ハイブリッドやEVも大切ですが、まだまだ内燃機関の限界を探ろうとする今のマツダをみて、以前のホンダと重なって見えるのは私だけじゃないと感じています。








一方のホンダは、ビートの後継車ともいわれているEV-STERがいいですね。特に斜め後からのスタイルはかっこよく、市販モデルでどこまでこのカッコよさを残せるかが気になるところです。ただ、2シーターミッドシップ・・・。この時点で多くの方が断念となりますね。







さて、ブログタイトルのお話です。

我が家はホンダ党です。親父は初代NⅢから始まり、初代ライフ、初代シビック、初代プレリュードなど、これまでず~っとホンダ車一筋です。そんな環境で育った私ですからやはり私の愛車もホンダ車ばかり。ホンダ歴はかれこれ20年以上です。だからこそという訳ではありませんが、近年のホンダには不満タラタラです。

何よりも車のデザインが悪い

デザインというのは好みの問題なのであくまでも個人的な意見ではありますが、同じ思いのホンダファンも多いと信じて直球で書きます。




なぜホンダのデザインはこうもダメなものばかり増えてきたのか。なぜこうも時代を先読みできないのか。大げさじゃなく、ホンダは今目の前の状況さえ把握できていないんじゃ?とさえ思う事があります。私がホンダの社長ならデザイナーは更迭扱いも同然でしょう。


ホンダはこれから軽自動車のラインナップを分厚くするそうです。そりゃそうでしょう。軽自動車販売において、三菱からOEM供給を受けて軽を販売している日産にも抜かれてしまったのですから深刻です。ではこれから続々投入される新型軽のおかげでこの先は安泰かというと、そんな保障はどこにもありません。

そもそもホンダにとって一番重要な軽であるライフをあそこまで撃沈させた理由は何か。ホンダはその理由をリサーチしたのか。そういった事もせずにどんどん新型を投入するのであれば、先は見えています。
私は現行型ライフが出たときボロクソに書きました。そしてその売れ行きは予想通り酷い低迷ぶり。2年後である昨年11月、大幅なフェイスリフトを受けたライフを見て私は悪い冗談かと思いましたね。ホンダはライフという車をどうしたいのか。ユーザーはライフという車にどういうイメージを持っているかを知っているのか。ユーザーの方がそのイメージをしっかり持っていて肝心のメーカーが分かっていない。そうとしか思えません・・・。








そして、このたび発表されたNボックス。

完全に愚痴混じりで言いますが、出た瞬間から新しさを全く感じない。随分前に登場したタントやパレットのほうが遥かに新しく感じるし、そもそもこの2台は自然と軽という目では見ていないのに対し、Nボックスは「バモス?」といういかにも軽という感じ。内装はもはやタントとは2ランクほどの質感差がある。

というか、これで4年間やっていくつもりなのか?








カスタムのこの悪趣味な老け顔に至ってはもう書く気にもならない・・・。






青いLEDだなんて、絶句です・・・・



あくまでも私個人の印象を愚痴ってますので、お好きな方はこんな私を許してください・・・







アメリカでは、大人気だったシビックが新型になって大コケしているそうです。その原因の一つに無味無臭なスタイルがあるそうで。

アメリカはもともとコンサバなデザインの車が好まれていたのですが、ホンダはまだまだキープコンセプトで大丈夫だろうとあぐらをかいていたんです。でもライバルはしっかりアメリカ人の好みを変えるほどの魅力的なデザインの車を投入していたんですね。
ホンダが大の得意先であるアメリカでこけるとなるとこれは死活問題。前倒しでシビックをモデルチェンジさせるという話もどこかで見ました・・・。私達日本人からしても、このシビックを見てとてもやる気があるデザインだとは思えませんでしたから、なるべくしてなった結果だと思います。





こんな状況でありながら、ホンダは自信を持って今のデザインを世に出し続けるつもりなのでしょうか。相当毒を吐くような言い方をすれば、今の社長はデザインというものに対し見る目がないのではと思ってしまいます。






ホンダさん、冗談抜きでデザインにおける社内改革を行ってください。この先ずっとあのメッキで装飾されたクジラ顔をホンダの顔として押し通すのですか?時代はそこまでアクの強い派手さを求めているとでも思っているんですか?昔のホンダ車はスポーティな顔つきでありながらどこか知的な表情をしていましたよね?だから多くのファンからウケていたんでしょ?

ついでに書けば、どのような時代になってもホンダらしいエンジンを作り続けてください。言い方は悪いですが、昔のVTECエンジンを知っている私達アラフォー世代は、今のホンダエンジンなど何の魅力も感じていません。私達にとってホンダとはエンジン屋さんなんです。エンジン屋と呼ばれる会社は世界を見渡してもフェラーリとBMW、そしてホンダだけでした。当時、NSXの性能を耳にしたフェラーリは、わざわざこの車を買って徹底的に調べ上げたと言われています。素晴らしいエンジンを作り続けているBMWも、「自分達のライバルと成り得るエンジン屋は世界的に見てもホンダとフェラーリだけだ」と言いきっています。そんな事を言われていた昔のホンダ技術陣の熱い思いを無駄にしていいんですか?





今、ホンダの人気を支えているのは若者だけじゃないんです。若い頃シビックやシティ、インテグラ、プレリュードなどで走りを楽しんだ私たちアラフォー世代のオッサン達が、「あの頃のホンダは良かったよね~」と、昔のホンダに戻ってくれることを僅かながらも期待しながらホンダ車に乗り続けているという事を決して忘れないでください。

2シータースポーツ、いいじゃないですか。ハイブリッドにEV、もちろん重要です。でも、それら全ての車がホンダらしいスポーティで知的なスタイルであってほしいんです。そして何よりも、これまでずっとホンダを応援し続けてきて今や家族持ちとなったアラフォーなホンダファンが乗れるかっこいい車を用意する。これも今しなければいけないホンダの責務なんじゃないですか?


※かなり直球で愚痴ってりましたが、気分を害された方、申し訳ありません・・・。
Posted at 2011/12/03 22:43:56 | コメント(56) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記

プロフィール

「ゼスト復活作戦 ~清潔空間復活編~ http://cvw.jp/b/166682/48696348/
何シテル?   10/05 23:53
2005年12月にアコードワゴン(CM2)オーナーになったダブルウィッシュボーンと申します。 スポーティな中にもエレガントなたたずまいのアコードワゴンがと...
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