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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2013年12月29日 イイね!

今年もお世話になりました(^o^)


私は今日から年末年始の休暇に入りました。結局年賀状作成はプリントこそ平日に済ませたものの、軽い手書きの挨拶を書いたのが昨夜で、郵便局に持ち込んだのが今朝・・・。県外の方は元旦に付かないかも(汗)。ちょっと今年は年賀状作成を手がけるのが遅すぎました・・・。












そういえば今月の13日でみんカラ登録9年目となり、昨日28日でアコードワゴンが私の愛車となって同じく9年目に突入しました。






走行距離のほうは9年目を迎えようとしていた先々週に16万Km到達です。今年の5月末に15万Km到達だったので、7ヶ月で1万Kmペースですね。


車の状態は決して絶好調とはいえないのですが、それは排気系の部品(エキパイやマフラー)が劣化してしてきて笛の様な排気漏れの小さな音がしているとかこもり音や振動が大きめになっているというだけで、内燃機関としては全く問題なく機能してくれています。来年4月が5回目の車検ですが、エキゾーストフレキシブルパイプと左右のマフラーの交換、更に金額的に可能であればエンジンのタペット調整もしてもらおうかと考えています。ただ、前回オイル交換した時に入れたエンジンオイル添加剤SX5000によって気になっていたガラガラした音がかなり消え、次回オイル交換時に添加剤なしでこの音が再発しなければタペット調整は見合わせるかもしれません。このガラガラ音はフラッシング施工後から出始めた音なので、長年かけて形成されたオイル成分の皮膜が再び定着してくればもしかしたら消えてくれるかもと淡い期待を抱いているのですが、果たしてそんな簡単な話ではない気もしています。








そんなアコゴンですが、私にとってこのアコードワゴン24Tスポーツパッケージは純正状態が一番好きだったため8年経ってもほとんど外観は変わらず、みんカラはパーツレビューよりもブログメインとして使わせてもらってます。
そのブログもアップする頻度は以前よりもやや減っていながらここ半年前頃から毎月6万PVを越えはじめ、またメンテブログや懐かしみシリーズにおいては忘れた頃に通りすがりの方からコメントやお礼を結構頂くようになり、色々な方に読んでもらえ、また役立ててもらえていることを実感するようになりました。色々な方に読んでもらいたいという思いで書いている私としては本当にありがたいことです。そして何よりもお友達の方々、それにマイファン登録してくださっている方々にも大変感謝しています。これからもどうかご贔屓くださいますよう宜しくお願いいたします。















さて、今日は午前中雪がパラついていたのでアコードとダンクのスタッドレスタイヤ交換はせず、リサイクルゴミを捨てに行ったり午後からは早速大掃除と、年末らしく忙しい一日でした。明日も引き続き大掃除で、スタッドレスタイヤ交換も行わなきゃいけないし、雪のせいで車は砂っぽい汚れで真っ白なため洗車もしておきたい。そういうわけで疲れて夜は撃沈しそうなので年内のブログアップは今日のこれで最後にしておこうと思います。




締めくくりは昨年同様私のブログPVランキングトップ10を貼り付けさせてもらいますね。
※2013年12月29日時点






◆1位 フィットRS(6MT)試乗 …29379PV

先代フィットRSの6速マニュアルの試乗記。エンジンは予想以上によく回り、足も街乗りではややゆすられる硬さを感じるもののスピードレンジが高くなれば意外としなやか。6速マニュアルのシフトフィーリングも少しだけ軽さを感じるもののこのクラスのFFとしては上出来だと思いました。惜しまれるのはギヤリングとドラポジでしょうか。私は基本MT好きですが、MTなら何でも好きというタイプではなく、“クラッチを踏んでシフトレバーを動かしクラッチミートさせ加速させる”、この一連の操作に気持ちよさを感じないMTであればそれほどMTには拘らないというタイプです。ですので、ドラポジやシフトレバーの位置、シフトノブを握った手の平から伝わるシフトロッドの節度間、そしてある程度のパワー感など色々な相関関係によって得られる感覚を非常に大切にします。このフィットはそういう意味ではシートが高くシフトノブは低く遠すぎて決して満足できるタイプのMT車ではなかったのですが、ここ数年のホンダ車からすれば6MTを設定してきたこと自体素晴らしいと思いました。本当は、やはりMT車はクラッチを上から下に踏みつけるのではなく奥へ踏み込み、チェンジレバーは手首のスナップでシフトチェンジできる高さであってほしい・・・。だから背の低い2ドアクーペがMTに一番向いていると思っているのですが、もちろんこれは私個人の感想ですので・・・。






◆2位 ヘッドライト研磨&コーキング …27230PV

車のメンテブログでは一番読んでもらえているブログです。このブログではガラスコート剤の塗布まで行っていますが、正直ガラスコートの耐久性は1年持たず、また剥げかけたコート剤を落とすのが一苦労・・・。今ではホルツのプラスチックコンパウンドでカバー表面を磨くだけにし、コート剤は塗布していません。黄ばみは早めに出てきますが、劣化したガラスコート剤を落とす手間を思えば私はまめにコンパウンドをかけたほうが楽でいいと感じています。






◆3位 エンジンの振動とバランスの話し …26040PV

エンジンの気筒数による振動の違い、また振動の種類を書いたブログ。素人が書いた内容ではありますが、振動のイロハを知るには分かりやすいかなと自分で思っています(笑)。






◆4位 ファンヒーター修理 …24083PV

夏場でも毎日50PV程度、冬になると200PV以上毎日読まれているメンテブログで、恐らく春には1位になっている可能性大かも・・・。それほどファンヒーターの着火不良トラブルに悩まされている方が多いのだと思います。つい先日もこのブログに辿りつきトラブルを解消したとのお礼のメッセージをいただきまして、書いてよかったと思いました。






◆5位 フィットって、本当にi-VTEC? …17907PV

i-VTECと呼ばれる機構なり定義が曖昧で、先代フィットに搭載されていたi-VTECエンジンはこれ以前の普通の1カムVTECと何ら違わないんじゃないの?という疑問からホンダ本社にも問い合わせ、回答らしい回答をもらえなかった事を書いたブログ。VTCもなければ遅閉じアトキンソンサイクル機構や気筒休止機構でもない。従来のVTEC機構と構造的に変わらない。だからフィットがどうこうというわけではなく、単純になぜこのエンジンがi-VTECと呼ばれるのかを聞きたかった・・・。それだけだったんですが、未だに謎です。






◆6位 V6エンジンの燃焼メカニズムと振動バランスの話 …16641PV

昨年の8位から順位アップ。
3位の「エンジンの振動とバランスの話し」にV6の振動とバランスの話を追加したかなりマニアックな内容のブログ。正直このブログが1100を越える私のブログの中で6位まで昇り詰めてくるとは思いもしませんでした。先の「エンジンの振動とバランスの話し」を含めてエンジンの振動バランスには興味のある方が多いということでしょうか。






◆7位 アイドリング振動軽減対策(スロットル洗浄) …15984PV

タイトルは“洗浄”と書いていますが実際は“清掃”のほうが正しいのですが・・・(汗)。

昨年までトップ10ランク外でしたが、このブログもエンジンのメンテブログとしてはかなり読まれているようです。電子制御式スロットルのバタフライとボアを掃除したブログで、このおかげでかなり低めだったアイドリングの回転数が正常になり、エアコンを入れても回転数落ちが相当軽減されました。






◆8位 ブローバイガスの発生メカニズム …13825PV

このブログも昨年末はランク外でした。ブローバイガスがどのように発生し、どうやってクランクケース内に吹き込んでくるのかを書いたブログ。あわせて、クランクケースへ入ってきたガスの流れ、抜き方について書いた「ブローバイガスの流れ」も読んでいただくと更に分かりやすいかも。






◆9位 ホンダファンが思う今のホンダ …12968PV

ここ数年のホンダのスタイルとエンジンに対する不満をぶちまけた愚痴ブログ。500余の「いいね」を頂いたのは正直びっくりで、大きな反響を呼ぶネタや論争を巻き起こすような不毛ネタを書くのが嫌いな私としては少々戸惑いも感じ、同時に反省もしたブログです。共感を呼んだ数だけ異論もあったはず・・・と思うと、不快な思いをされた方々には申し訳なかったかなぁと反省してしまいました。






◆10位 N BOX試乗 …12384PV

試乗記ネタではフィットRS(6MT)の次に早くトップ10入り。いかに注目度の高い車かわかります。私はこの車に対し結構辛口で書いていますが、売れ行きは凄いですね。やはり何よりも広さが魅力のN-BOXでしょうから、私が感じた不満など多くの方にとってどうでも良い内容なのでしょうね。






以上、今年の年末のPVトップ10でした。


ということで今年のブログアップはこれにて終了♪







年始はいつものごとく



もち食って

  ↓

TV見ながらごろんとして

  ↓

菓子食って

  ↓

みんカラ見た後ごろんとして

  ↓

みかん食って

  ↓

TV見ながらごろんとして









そんでもって

















先日買ったこれを見ながら、ニンマリするのだ♪(^^)







ま、一言で言えば、毎年書いてるぐーたら生活ってことで(~-~;)




それでは、どうか良い新年をお迎えくださいね~!
Posted at 2013/12/29 23:12:02 | コメント(14) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2013年12月24日 イイね!

我が家のクリスマスイブ


皆さんこんばんは。
このところ年賀状作成に追われまくっているダブルウィッシュボーンです。








今夜はクリスマスイブですね。小さいお子さんがおられる家庭ではきっと賑やかな食卓だったのではないでしょうか。

うちは日曜日の夜に義姉宅でクリスマス会を行ないまして、奥様の両親や甥っ子含めて11人で賑やかに過ごしました。








寿司などを食べ終え、既に用意してあったホールケーキ2個をみんなで分けて最後に食べたわけですが、それぞれのケーキを6等分するのになぜか


「数学が得意な兄ちゃん(←うちの息子)にケーキを切ってもらおう!」

と、子供達の間で意味不明な理由によってうちの息子が選任されまして、その切り方というのが











実にお粗末・・・(ー_ー;)






不公平感大ありなこのケーキを前に




「父さん、甘いのやめとるんやろ?これでもええ?」



と、中心角30度程度しかなさそうなハズレケーキを息子に渡され





「全然えーよ・・・」




と弱々しく答え、ものの数十秒で食べ終えたのでありました・・・(爆)















そういえばうちは小5の娘がついにサンタの正体を学校で知り、今年は色々な内緒事をしなくてもよくなりました。ホッとした反面ちょっと寂しい気もしますが、これからは色々な演出を仕掛けなくてもよいので気は楽になったかな・・・。

ただ、サンタの正体を知ったあとの反応が息子のときは全然違いまして、息子は親もウルっとくるような感動的な出来事を起こしたのに対し、娘のほうは

娘 「ねぇねぇ、今年もサンタからプレゼントが来たことにしてよ~」




自分 「え?  どういう意味?」





娘 「えっとね~、


  サンタさんからの手紙買いてほしいそ」






えー??!
(──┬──__──┬──)





全然楽できねぇ~~(汗)

















手紙のことはさておき、まずは娘のプレゼントを娘本人と一緒に買いに行きました。






昨年サンタさんにバブ100個を頼もうとしていた娘なので、今年は父ちゃんとして別途バブをプレゼントです。







娘のはこれで完了。欲しがっていた手紙は奥様と二人で書いたものを入れておきました。

サンタとしてのじゃないけどね・・・







まだプレゼントを渡してもいないのにお礼の手紙を書いてくれた娘。
こんなところはいかにも女の子だなぁと感じます。







そして息子には今年もお小遣いで。

娘と同様に息子にも毎年ちゃんと手紙を入れています。娘と違って年に一度だけの手紙ですが、それ故に息子の優しさや笑顔のことなど息子への感謝の気持ちを奥様と一緒に書いて添えています。

















ただ、今年だけは息子に一言言っておきたいことがあります。















父ちゃんにくれるケーキは


中心角80度くらいのに
してくれ!!!









皆さん、素敵なクリマスイブを~~!
Posted at 2013/12/24 23:01:36 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2013年12月22日 イイね!

冬仕様装着

昨夜は会社の後輩君やうちの会社を辞めた元後輩君たちとの忘年会でした。もうかれこれ10年以上は続いている忘年会で、もともとはみんな同じ会社の仲間でしたがどんどん会社を辞めてしまって今では8人中3人だけが今の会社仲間。それでもずっと続いていることにちょっと驚きを感じますが、夏と冬の年二度程度お酒を飲んでは楽しく盛り上がっています。

ちなみにこの宴会名ですが、昨夜後輩君の携帯のスケジュール帳を見てビックリ。





「ダブル会」  と書いてありました(爆)

ブログを読んでくれているようです・・・













それにしても寒いですね~。


先週末はついに雪がちらつき、車を走らせていてもいよいよ雪を意識するようになってきました。






冬仕様は見た目が嫌いなので装着は雪が降りそうな時期のギリギリまで延ばしていたのですが


雪が舞った先週金曜日、さすがに身の危険みたいなものを感じまして




早朝に緊急装着!!



















一度装着してしまうと、もう春までは外せなくなってしまう


父ちゃん専用スタッドレス!








そういえば自分が子供の頃、オヤジがこれを履いているのを見て妙にガッカリするものがあったのを憶えております。そういうこともあって、自分も子供達にはこの冬仕様を絶対に見せたくないのであります。
特に娘にはね・・・




アコードのように一度履いたら履きっぱなしというわけにはいかず、毎晩帰宅したらすぐに擦り寄ってくる娘を誤魔化しながら引き離し、朝も子供よりも先に着替えてスラックス装着!










娘から大切に思われる父ちゃんて、意外と大変なのであります・・・。





では今から義姉宅でのクリスマス会に行ってきます♪
Posted at 2013/12/22 16:59:51 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2013年12月19日 イイね!

かなり懐かしのカタログ ~2代目プレリュード~

今日は本当に寒い一日でした。明日はもっと寒くなり、山口でも平地で雪が積もるかもとニュースで言っていたので心配です。既に今、外は強い風が吹いてビュービューいってるし・・・。スタッドレスもまだ履いていないので明日は雪早めに起きなきゃ・・・(汗)。




さて、久しぶりですが“懐かしのカタログシリーズ”をアップしておこうと思います。このシリーズは、随分前にアップしたものでも未だに結構多くの方が読んでくださっていて、時々ですがコメントも残していただいています。そういう事もあってこれからも沢山書いていきたいのですが、いつも読んでくださる方ならご承知の通り結構なボリュームなため日ごろから時間のあいた時にゆっくり少しずつ書いています。なのでアップするスパンは長めですが、そのぶん内容を濃い目にしていますのでそこそこお腹一杯になっていただけるかと(笑)。今回も少しボリュームがありますので暇な時、或いは気が向いた時に覗いて懐かしんでいってください。










今回懐かしむのは1982年(S57年)11月に登場した2代目プレリュード。私がまだ中学2年生だったときに登場した車です。


うちの親父は私が生まれる前からの根っからのホンダ党で、NⅢから始まり初代ライフ、初代シビック、そして初代プレリュードと乗り継ぎ、ちょうどこの2代目プレリュードが登場したときもまだ初代プレリュードに乗っていました。日ごろから私にホンダ車のことやCVCCエンジンの話ばかりしていたのでそれなりにホンダには興味を持っていましたが、まだこの頃私が本当に好きだったのはトヨタ。特にA60系セリカ兄弟が大好物だったのですが、このプレリュードが登場した時は一気に興味が沸き、スタイルもそうですが特にエンジンや足回りなど驚きのメカを親父から呪文のように聞かされ、このあと登場したワンダーシビックでガッツリとホンダファンになったのでした(笑)。






型式はE-AB型。キャッチフレーズは“FFスーパーボルテージ”だったと思います。


かつてこれほど低くワイドな国産車などなかったと断言できる、異様なほどのワイド&ローフォルムで登場した2代目プレリュード。全高は初代よりも5mmだけ上がったもののボンネットはエンジン付近で80mm、先端では100mmも下げられ、幅も一気に5ナンバーサイズ目一杯に近い1690mmに。トレッド1470mmは国産車ではセンチュリーとプレジデントを除けば国産車No1の広さだったと知った時は本当に驚きました。まさに地を這うようなスタイルですよね。

ただ、セリカXXが大好きだった私としてはリトラクタブルライトを格納したときでも表情を持つこの顔がイマイチに感じていました。もちろんすぐに慣れましたけどね。








フロントのワイド感も凄いけど、実はリヤのワイド感も相当なもなのだったと思います。

こう見ると、やっぱりプレリュードって初代・2代目・3代目・5代目がプレリュードらしい端正なスタイルで、私が乗っていた4代目だけが異端児だったんだなぁと感じます。







2代目プレリュードは、この先のホンダ車の流れを作った車でもありましたね。リトラやデュアルエキゾーストパイプ、サイドまで回りこんだ一体型樹脂バンパーなど。そういえば最上級グレードのXXだけはバンパー下部の色がグレーでしたね。







エンジンも足回りもそれまでのホンダ車から大きく変わったわけで、それが透視図で誇らしげに描かれています。

これほど低いボンネットを可能にした立役者は新設計のダブルウィッシュボーンサスペンションですが、ダブルウィッシュボーンだから低くできたわけではなく、低くするための奇異的なアイデアがあってのこのスタイルだったということを忘れてはならないと思います。






エンジンもサスペンションもあとで熱く語るとして、内装もそれまでのホンダ車からしたらかなり斬新なデキでした。

XXにオプションだったオレンジ色の液晶デジタルメーターもホンダとしては頑張った装備だと思いますが、イマイチな装着率だったかも。デジタルメーターは既にシティターボで世に出ていましたが、トヨタのように色がブルーグリーン系じゃなかったのもその理由だったんじゃないかと・・・。因みにこのバーグラフ式タコメーターは上下2段表示になっていて、5速に入れると細い1列表示になるそうで・・・。

そしてXXに標準だったエレクトロニックナビゲーターもホンダにしては面白い装備。でも正直遊べるおもちゃ的な装備だったともいえ、MCで消えてしまいました。







2年後の1984年(S59年)にマイナーチェンジをしました。







ボディカラーではゴールドのようなメタリックや濃紺/グレーのツートンカラーなど新色が用意されました。






初期モデルではスポーティグレードのXZ以外にはライト周りがメッキモールであしらわれていましたが、マイチェンモデルでは全グレードがメッキからブラックのモールに変更。ガラスも全面ブロンズガラスにグレードアップしています。ドアミラーは前期モデルの途中から変更になっていたと思います。






開発段階ではライトカバー部を透明スモーク調にしてライトアップせずにパッシングできる案もあったそうで、その場合スモークカバーを残してライトが平行に上がる予定だったそうで・・・。機構的にコストも問題がありやめたそうですが、上げた時のライトの高さが高すぎでかっこ悪くなっていたんじゃないでしょうか・・・。普通の反転式で正解だったと思います。








2代目プレリュードで特徴的だったのがシングルアームワイパー(アメリカ輸出仕様は一般的な2本アーム式を採用)。この1本ワイパーが果たして好評だったかは微妙ですが、ワイパーできった雨水が周囲に飛び散って歩行者に迷惑をかける、なんて話はよく聞きました。一部のベンツもシングルワイパーを採用していましたよね。最近ではヴィッツも1本ですが、確かプレリュードのような拭き取り方法ではなかったと思います。

ボンネットフード後端に設けられたラム圧ベントの外気吸い込み部は、それまでのホンダ車にも結構採用されていた機構ですね。親父の乗っていた初代プレリュードにもありました。空調の送風をファンだけではなく外気の圧力を利用して外気を取り込む方式は意外とどこもやっていそうなものですが、実はラム圧を利用して外気を取り込む方法はホンダが特許を持っていたそうです。まぁ特許が切れたその後どこもこの方法を利用していないところを見ると、効果は知れていたのかもしれませんが・・・。






初期型ではテールランプ間のガーニッシュが黒でしたが、MCモデルでは赤に。そしてウィンカーとテールランプの境目も初期型ではメッキモールだったのがブラックモールに。







初期型では、最上級グレード「XX」、パワステなどない漢モデル「XZ」、受注生産モデルである「XC」の3グレードでしたが、MCモデルでは新たに「XJ」が追加に。初期型の「XXは高いからXZにしたいけどパワステがない。だからってXCはあまりにも装備が悪くタイヤも165幅で受注生産だし・・・」という買いにくいグレード編成だったのを見直し、XCにパワステを追加し、多少なりとも装備をよくしてタイヤもきちんと185をおごったモデル、それがXJでした。








初代プレリュードのメーターバイザー頂点から60mm下げられたその視界は、まさにパノラマチック。私の会社の元後輩君がこのプレリュードに乗っていたのですが、何度か運転させてもらいましたが親父のプレリュードとは大違い(笑)。低くワイドで爽快な視界に感動しました。この頃は4本ステアリングが主流でしたが、プレリュードのこの3本スポークは斬新なデザインで、しかもかなりの小径だったんですよね。ただ、パワステは小指で回るほどの軽さでそこはちょっと・・・。







ボディカラーによっては朱色のシートバックになるのは意外・・・。プレリュードのシートは歴代どれもサイドサポートの張り出しが大きかったですよね。私が乗っていた4型も凄く張り出していて、私はあのシートでサーキットを走っていましたが、上半身が支えられず走りづらいと思ったことは一度もありませんでした。ま、太もも部分は多少サポート性が足りませんでしたけど・・・







さて、エンジンです。

◆型式:ES
◆最高出力 125(120)ps/5800rpm
◆最大トルク 15.6Kgm/4000rpm
※5MT仕様でグロス値。( )値はAT仕様。


最新のエンジンと比べると本当に小さいエンジンですね。そして既にホンダからはPGM-FIの市販車が世に出ていたのですがあえてCV気化器が搭載されています。でも丸いキャブレターがデン!とエンジンの上に置いてあるのではなく、エンジン背面に置くサイドドラフト式とし、しかもそれが可変ベンチュリーの2連装(デュアルキャブ)となっています。背面置きにしたのはもちろんボンネットフードを低くするためです。
ホンダのCVキャブは低速から高速まで吸入空気量に比例してベンチュリー面積が連続的に変化する可変ベンチュリーであるのが特徴で、しかもその2連装は日本でもホンダが最も得意とする技術でした。






ホンダ初の12バルブエンジンということで結構力の入った説明が書かれてありますね。そして今では当たり前であるクルスフローという文字も・・・。この当時、SOHCといえばまだカウンターフローのエンジンが多く、吸気バルブと排気バルブが対向する位置に設けてあるクルスフローはそうメジャーではありませんでした。







そもそも12バルブというのも珍しいですよね。4気筒で12バルブですから1気筒あたり3バルブ。吸気が2、排気が1という構成のわけは、吸気よりも猛烈に高温になる排気のほうがその空気流速も断然速く、排気側は吸気側ほどのバルブ面積を必要としない道理というわけです。そのバルブ径は吸気30mm×2本、排気35mm×1本。

でもね、この絵を見て気付くことがありません?

そう、実はもう1本小さなバルブが見えますよね。よく見りゃ1気筒あたり4バルブ。つまり16バルブエンジンです。そう、このES型は副燃焼室を持つCVCCエンジンなので、副燃焼室に取り込むための吸気バルブがもう1本あるのです。つまり、吸気3、排気1ってこと(笑)。







CVCCエンジンはあまりにも有名でありながらも、その概要や機構については意外と知らない方もいらっしゃるかもしれませんので、分かりやすく説明をいれておきますね。


初代シビックをアメリカ市場に送り込もうとしていたホンダでしたが、昭和45年(1970年)そのアメリカにおいて「5年以内に排気ガス中のCO、HC、NOxの排出量をこれまでの1/10以下にすること。この期間内で排出量をクリアできない車は販売を認めない」というマスキー法が制定されました。世界の各メーカーはこぞってこれをクリアできないと声を揃えて言いながらも排ガスの汚染成分を再燃焼させる後処理装置(のちの触媒のようなもの)を実験し、ホンダも同じアプローチを試みていたのですが、本田宗一郎氏がそれを見て激怒したそうです。

「汚染物質がエンジン内部で発生するなら、お前達は何故エンジン内部でクリーンにする研究をしないのか?後処理方式など止めてしまえ!」

「お前達は承知で毒を喰って、薬を探しているに等しい。源で対策しろ!」





昭和47年(1972年)、宗一郎氏から5名の公害対策部門のメンバーが召集をかけられ、

「4ヶ月以内に2台のシビックにCVCCシステムを適用し、第三者(ホンダ関連以外の人)評価に耐え得るシステムを作り上げること」

「レベルは、マスキー法の規制値から更に80%以下にすること」

「燃料経済性は、42マイル/ガロンを下らないこと(約20Km/L)」



と言う詳細な目標が定められました。ここから不眠不休のチャレンジが始まったわけですが、達成不可能とまで言われた米国マスキー法規制をアメリカ議会が定めた期限を待たずしてホンダは世界で初めてクリアしました。計測結果はマスキー法規制値の80%値をまだ下回っていたそうです。本当に世界に誇れる技術ですよね。しかも、この技術を独占的に自社の儲けに使わず、公害対策技術は公開するという方針を貫きました。これにいち早く反応したのがトヨタで、トヨタのエンジニアがホンダに出向いてトヨタへの技術供与が決まり、TTCとして販売されたのは余りにも有名です。その反響は大きく、その後フォード、クライスラー、いすゞへの技術供与の運びとなったのです。






CVCCの燃焼原理は、“プラグ付近に燃料が濃い目の混合気を集め、下の方には燃料成分の少ない空気を集めて燃焼させる、つまり空気の層を形成させた“成層燃焼”を行うリーンバーン系のエンジンと同じです。

薄い燃料の混合気をシリンダー内にごちゃ混ぜでぶち込んでしまうと、プラグ着火させても燃え移る速度が遅くしかも末端のガスに燃え移らない現象が起こってしまいます。つまり生ガスが残留したまま排出される。薄い燃料で燃やすということは排ガスがクリーンになるどころか逆に環境に悪い排ガスを出すことが充分あり得るのです。そこでシリンダーに吸い込ませる段階でスワールによってプラグ付近にだけ濃いガス成分を集め、シリンダーの下のほうには燃えない空気にしておく。これが現代のリーンバーンエンジンですよね。



CVCCの燃焼メカニズムはこうです。
メインキャブレターから送られてくる薄いガス成分の混合気は⑦の吸気バルブから入り、メインの燃焼室に封じ込められます。一方別の副キャブレターからは濃いガス成分が送られ、それは⑤のサブバルブから入り小さな副燃焼室に入ります。その副燃焼室に着火プラグがあり、着火されると濃いガス成分が爆発膨張し、小さなトーチ孔(⑧と⑨)から火炎が噴出して薄い混合気のあるメインの燃焼室の圧縮段階で爆発が起こる・・・。根本的な考えとして、燃料というものはとにかく100%完全燃焼させれば残留成分は出てこないというもので、そのために濃いガスを燃やして薄いガスを燃やしやすくするという考え方がこの燃焼方式と燃焼室の変わった形状を生み出したのだと思います。まさに現代のリーンバーンエンジンの原形ですよね。







このプレリュード用CVCCⅡは、副燃焼室から噴出する火炎のトーチ孔はメインの燃焼室に向けて2箇所、そして真下に向けたスキッシュ部にも2箇所あけられていますね。以前のものは2箇所だけでした。








2代目プレリュードで話題になったのはスタイルとエンジンだけではありません。FFでありながらダブルウィッシュボーンを採用したことです。

プレリュードはこれほど低いボンネットですから通常のストラットは採用できません。しかし、だからといってダブルウィッシュボーンが安易に採用できるかといえばそれはNoです。横置きエンジンのFFでは標準的な形状のダブルウィッシュボーンだと車体にアッパーアームを取り付けるだけの懐がないからです。結果、アッパーアームのボールジョイント部を思いきってタイヤ上面にもってゆき、更にダンパーと干渉しないようアッパーアームを後ろ側へ捻っています。
一方スプリングもアッパーアームに担わせるには寸法が足りず、だからと言ってロアアームだと前輪駆動のためドライブシャフトが邪魔になる・・・。そこで絵のようにダンパーの下端をフォークの先のような又形状にしてドライブシャフトをまたいでロアアームに担わせています。こういった奇異に思えるこの形状はホンダダブルウィッシュボーンならではの形状ですよね。
通常のダブルウィッシュボーンであればアッパーアームはかなり長くしないと対地キャンバー変化が大きくなってしまいますが、アッパーアームを上に上げればアッパーアームとロアアームのボールジョイント部のスパンが広がり、例え短いアーム長でも対地キャンバー変化は少なくなる上に剛性も上がる・・・。FFでダブルウィッシュボーンを採用できた理由は実は本当に大変なことで、恐らくホンダはここのパテントを持っていたのかもしれません。その後のホンダダブルウィッシュボーンは全てこの方式ですが、アッパーアームをタイヤの上に持ってくるという仰天技によって「ホンダ車はタイヤハウスが広いよね」と言われてしまったのも何だか皮肉なものですね。









そして国産車で初めての安全装備だったアンチロックブレーキシステム。超低ボンネット、エンジン、ダブルウィッシュボーンサス、そして日本初の4輪アンチロックブレーキシステムはある意味真打ちともいえるプレリュードの売りだったのかもしれません。

2代目プレリュードのアンチロックブレーキは4輪独立チャンネル式ではなく、前輪のどちらかロックしにくいほうの車輪がロックしそうになったらアンチロックを働かせ、逆に後輪はロックしやすい車輪がロックしそうになったらアンチロックを働かせる、という2チャンネル式です。つまり前輪は滑りやすい車輪が早々にロックしてしまってももう一方がロックしないで方向性が維持できればハンドルでなんとかコントロールできる。逆に後輪はどちらか一方でも先にロックしてしまうと尻を振りハンドルを取られてしまって危険・・・。つまり、もともとFFは後輪の制動力はあまり依存させないこともあり、ほぼ前輪の片側だけで制動力を期待してもいいのではないかという考えの現われです。

因みにホンダは2代目レジェンドクーペから3チャンネル式(前輪が左右独立制御の2チャンネルで後輪はプレリュードと同じ後輪ローセレクト式1チャンネル)になりました。

そしてまだこの当時、ホンダはABSのことをALBと呼んでいましたね。しかしその後他メーカーがこぞってABSと名づけたため、同じ機能であるなら統一した名称にするようにと行政側から指導があったようで、仕方なくホンダもABSと呼ぶようになりました。




メカニズム的な話はこのへんで終わるとして・・・






初期モデルのXXに標準装備だったエレクトロニックナビゲーターはMCモデルで廃止され、その代わりスペシャルサウンドシステムというものが標準になりました。こちらのほうが有り難味があったかもしれませんね。





ではグレード紹介。






最上級グレード“XX”。決してダブルエックスとかペケペケとか呼んではいけません(笑)。

他グレードにはない装備は、パワーウィンドウ、ブロンズガラス、リヤウィンドウプリントアンテナ、ツートン樹脂バンパー、電動リモコンミラー、チルトステアリング、イルミネーションコントロール、スペシャルサウンドシステムカーテシーライト、といったところでしょうか。デジタルメーターはXXにだけ設定車ありとなっています。実際、このXXが一番売れたでしょうね。







漢仕様的なグレードである“XZ”。

XZ専用品はスポーツシートに赤いプロテクターモール、HR規格タイヤ(他はSR規格)などでしょうか。
XXとともに標準装備されるのが、ハロゲンライト、フットレスト、リヤディスクブレーキ、フルホイールキャップなど。逆にパワステやクルーズコントロールも省かれ、特にパワステがないのは購入対象から外れやすい仕様だったと言えるかもしれません。







後期型から追加された“XJ”。

XXやXZに標準のハロゲンがシールドビームになり、リヤワイパー、フットレスト、グローブボックス照明、リヤディスクブレーキ、ホイールキャップも省かれています。ラジオはAM/FMですが2スピーカー。その代わりパワステ、クルーズコントロールは標準。つまり、185サイズのタイヤにパワステなしじゃ辛いので、他の装備はあまりよくないけどパワステは付けましたというグレードですね。でも決して売れ筋グレードにはなれませんでしたけど、プレリュードの雰囲気を安価で楽しむにはこのグレードが一番よかったのかもしれません。






最廉価グレードの“XC”。

プレリュードの売りだった全車ガラスサンルーフ標準ということでもちろんXCにも標準。クルーズコントロールも標準です。
XJから更に省かれる装備は、パワステ、ラジオはAMのみで1スピーカー、タイヤは唯一165サイズ。さすがに寂しい内容ですが、オーディオを社外品にするならXCでもよいかと思いますが、タイヤをインチアップさせるのであればパワステありのXJを選択したほうが後悔しないはず。


こう見ると、プレリュードはXXが一番人気だったのは当然だったように思えます。あまり賢いグレード編成とは言えない気がしますが、エンジンが1機種だとこうなっちゃうんでしょうかね・・・。









マイチェンから更に1年後、2000ccのDCHCエンジンを搭載した“2.0Si”が追加されました。







いかにも“樹脂です”って感じで丸っこいバンパーだった1800ccモデルと違い、こちらは洗練されたカラードバンパーになり、しかもグッと前後に張り出したデザインで、随分と今風で大人っぽくなりました。

ボンネットフードに“こぶ”を作って狭いエンジンルームにDOHCエンジンを詰め込んだという演出は、ワンダーシビックSiと同じ手法ですね。






ライトカバー部のデザインも微妙に変更。ラム圧を利用した外気取り入れベントのデザインも変更されてますね。






リヤコンビランプは、ウィンカー部とブレーキ&ガーニッシュ部で段差をつけて立体感を持たせています。この手法はこの次の3型でも前期から後期への移行で採用されましたね。

このSiが登場したとき、自動車評論家は「1800ccの方がプレリュードらしい」とか「1800ccのデザインからバランスが崩れた」などの意見が聞かれましたが、確かに前後オーバーハングが長くなり少しだけ無理矢理感があったようにも思えましたが、私はエンジンを含めてSiに憧れを持っていました。







シート形状は1800ccモデルと変わらずですが、生地がフルモケットに格上げ。色もシックですね。ホイールはキャップが標準ですが、サイズが1800ccに標準の13インチから14インチにアップ。アルミホイールはオプションです。







ステアリングホイールのデザインも変更され、メーターは更にスポーティな3眼式に。オーディオはXXと同じスペシャルサウンドシステムが標準です。








エンジンは新開発B20A。1800ccエンジン同様、この大きなエンジンを前に15度傾けて搭載しています。

◆型式:B20A
◆最高出力 160ps/6300rpm
◆最大トルク 19.0Kgm/5000rpm
※グロス値。

3代目のB20Aのように複合吸気システムは持たない、ホンダDOHC出発モデルともいえるシンプルなエンジンです。ヘッドカバーの色が当時のF1・F2エンジンのようにブロンズ色なのは初期型ZCと同じですね。ホンダのDOHCエンジンの外観はトヨタのツインカムエンジンのように洗練された外観とは違い、どこか男臭さみたなものを感じるデザインで私は好きでした。







カムの駆動はホンダDOHCエンジンの常套手段である内側支点のスイングアーム式。その恩恵は大きく、バルブリフト量は実に10mm。この当時、バルブのリフト量というのはバルブ径の1/4程度が常識的数値でしたが、B20Aのそれはほぼ1/3に達していました。一般的なダイレクトカム駆動方式では到底到達できない数値なのは言うまでもありません。

このスイングアーム式が出たとき、評論家によっては耐久性とかカムへの負荷など色々とケチを付けたものですが、実際このスイングアームはF1で使われていた手法ですし、支点と作用点の関係からカムのかかる力はダイレクト方式よりも少ないと言われていました。このスイングアーム方式がそのままVTEC機構として進化していくわけですが、このスイングアーム方式は未だにホンダエンジンの中でもある意味コア技術として継承されていますから、本当に素晴らしい機構ですよね。







最後はカタログ裏面の二面図をアップ。

まずは1800ccモデル。







そして、同じく1800ccモデルのエンジン、ES型の諸元表。

見所はやはり燃焼室形式の「副燃焼室付ルーフ形」と、燃料供給装置形式の「2連式可変ベンチュリー型キャブレター+固定ベンチュリー型副キャブレター」という文字でしょうか。燃料供給装置が、主燃焼室用の可変ベンチュリーキャブレターと、副燃焼室用の固定ベンチュリーキャブレターの二つを備えていることがわかりますよね。2代目プレリュードがCVCCエンジンを搭載していた事自体に「そんなに古い車だったっけ?!」と感じてしまうのは私だけ?







こちらはSiの二面図。

大きな前後バンパーによって全長が100mm弱伸びていますね。真横から見たときの前後バランスは1800ccのほうがいい気がします。








2代目プレリュードはホンダ車を一気に若返らせるきっかけになった車の一つですよね。スタイルもそうですが、驚きの技術を満載していて、「びっくり箱」とも呼ばれていました。このあと登場したワンダーシビックもそうですが、この頃のホンダはとにかくエポックメイキングな車をどんどん登場させていました。そして色々な最新技術が溢れかえっている世の中になった今、再びホンダがどのようにエポックメイキングな車を登場させるのかとても気になります。

S660やNSXもきっと素晴らしい技術を搭載しているのだと思いますが、それらが多くの庶民に感じられるものでなければ単なる技術者の自慢、自慰行為でしかありません。2代目プレリュードもワンダーシビックもその点で大成功を収めた車です。ですから、ホンダにはこの先素晴らしい技術を多くのホンダファンが手にする事ができる車に搭載してほしい、そう願っています。

子供の手が離れたらまた2ドアクーペに戻りたいと思っているだけに、プレリュードのような大人が乗れるクーペを再び出してほしいなぁと改めて思いました。











最後はいつものCMを貼り付け。2代目プレリュードといえば、ラヴェル作曲のボレロですよね。優雅に走るプレリュードのCMに実にマッチした選曲だったと思います。




(前期型)




(後期型)
Posted at 2013/12/19 23:50:07 | コメント(15) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2013年12月15日 イイね!

“洗車”と“プチDIY”と“振り返り検証”


今日は久しぶりにアコゴンとダンクの洗車をしました。雨にも何度か祟られていたし、走る距離も結構あるので汚れまくりでした。

本当はスタッドレスに履き替えようかとも思いましたが、週間天気予報を見るとどうやら今週はまだ雪は大丈夫そう。なるべくスタッドレスは履きたくないし来週の交換でも大丈夫そうなので、そうなると今週は今年最後の夏タイヤ走行となりそうです。大好きなSP用ホイールも来年3月あたりまでは見れなくなります・・・。







同じくダンクも来週スタッドレスに交換予定。そして今日は2台とも室内を掃除機で綺麗にしました。そのぶんボディは簡単バリアス洗車です。といっても、いつも簡単バリアスですが・・・。

ドアを全開にして掃除機をかけ、室内の空気も入れ換わったすっきりした室内を見ると凄く気分が落ち着ますよね。








洗車ついでにアコゴンの“今更ながらの簡単DIY”をしておきました(笑)。


私は普段アコゴンの荷室内が外から見えないようトノカバーを必ず閉めています。基本的に荷室とキャビンが完全に分離されていないワゴンのこの状況が好きじゃないのですが、トノカバーがあるのであれば必ず閉めておきたいタイプです。







アコゴンのトノカバーは巻き取り式なので非常にペラペラな材質です。恐らくワゴンのトノカバーはどれもこんなものなのでしょうね。







で、閉めたトノカバーの両端部はこのように内装に触れるか触れないか微妙な状態なんですね。








なので、車を走らせるているとやや舗装の悪い道だとトノカバーがパタパタと踊って矢印部分で音が鳴るんです。

実は奥様に運転してもらって私が後席に座っている時、ここから鳴っているとは思っていませんでした。音のフォーカスでCピラー付近か、いつも積んでいる洗車道具箱から音がしているのかとずっと思っていたんです。ところが洗車道具を下ろしても鳴ることがあるし、異音に神経質なわりには放置をしていて今更ながらトノカバー端面から鳴っていることに気が付きここを改善することにしました。








緩衝材に選んだのはブリヂストンが製造元になっていたソフトすきまテープ。得意のダイソーではありません。耐候性を重視したためです。








こんな感じで貼り付け。








端面をこんな感じで受けてます。

実際に車を走らせてみましたが、あの硬質なパタパタ音は消えました。これまでも鳴る日と鳴らない日があったので、ほんの僅かな左右のズレなんかでも状況が変わっていたのかもしれません。とりあえず今日は鳴りませんでしたが、これは数日間検証してみます。








因みに貼ったすきまテープは黒色だし場所が場所だけに目立ちません。まぁ、普段いつもトノカバーは閉めてるのでそもそも見えないのですが・・・














さて、ここで二つほど振り返り検証を。
時々ですが、私はこれまで投入したアイテムがその後どうなったかを振り返ってみる“振り返り検証”を書いていますが、まずは今年春に履いた夏タイヤ“TOYO DRB”の振り返り検証を記しておきます。








ご存知の方もおられると思いますが、現在履いているDRBは実は2本目。前回もDRBを履いていました。理由は前回履いていたDRBの性能がとても気に入っていたからです。スポーツタイヤとは思えないほどのソフトな乗り味で意外と静かなロードノイズ。もちろんドライグリップは充分で、値段は非常に安い。トータル46000Km走れた耐磨耗性だって素晴らしい。正直これを履く前はTOYOのタイヤを見下していた私ですが、このタイヤで完全に見る目が変わってしまいました。

そこで2回目のDRBを履いたわけですが、実は前回と全く同じDRBではありませんでした。前回のものは日本製で今回のものは中国製。届いて初めて知りました。
履き換えた直後、「製造が中国になっても性能はきっと変わらないはず」と思って走っていましたが、日が経つたびにどう考えても前回と同じDRBには思えないものがありました。ロードノイズも前回ほド静かに感じない。まぁこれはそれまで履いていたタイヤが違うのも確信はありませんがそんな気はしています。決定的に違うのがタイヤの硬さ。

硬い・・・。

とにかく安っぽい硬さを感じます。まだ履き換えて6600Kmしか走っていませんが、かなり磨耗したタイヤのようなややバタバタした硬さを感じます。


そういうわけで、前回と同じ“DRB”という商品名でありながら性能はまるで違うタイヤだと私は感じています。









先月23日にアコゴンのオイル交換をしましたが、以前からエンジンが少々ガラガラした音がしていたので、オイル交換ついでに気休めではありますが何かホンダ純正のオイル添加剤を入れてもらう様頼みました。

しかし、入れてくれていたのはSX5000という添加剤でした。請求書を見ると1500円ちょっとのもので、数日間はそれほど効果も感じませんでしたが、走るたびにその効果を感じるようになりました。K型エンジンはもともと静かなエンジンではありますが、距離を走ると少々ガラガラした音がし始め、特に2~3代目ステップワゴンや初代ストリームなどはそれほど走っていないのにこの音がしてくるようです。アコードはまだしないほうですが、それでも15万Kmを越えたあたりから少しこの音が出てきました。その音がこの添加剤を入れてから数日経ってから随分と消えてきました。30分以上走っているとさすがにこの音がしてきますが、序盤はまったく聞こえない。添加剤を入れる前は走り始めからしていたので、かなりの効果です。

サーキットを走っていたこともあってエンジンには添加剤は入れない主義でしたが、トルネオから街乗り専用になったため時々ではありますがホンダ純正添加剤を入れることがあります。その効果はもちろん気休め程度ですが、今回のものははっきり感じます。逆に言えば、こういったものでも効果を感じやすいエンジンになってしまっているのかもしれません。

もちろんこれは添加剤というマジックでガラガラ音が一時的に抑えられているのであって根本的には解決できていないわけで、今度の車検時にこれが解決されておらず、且つお金に余裕ができていればタペット調整かチェーンテンションの調整など、何か手を打ってもらうつもりです。



とりあえず振り返り検証2件、アップしておきます。
Posted at 2013/12/15 21:08:40 | コメント(15) | トラックバック(0) | DIY | 日記

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2005年12月にアコードワゴン(CM2)オーナーになったダブルウィッシュボーンと申します。 スポーティな中にもエレガントなたたずまいのアコードワゴンがと...
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