今朝、うちの奥様が娘に「背中にサロンパス貼って~!」と頼んでいた時、娘が放った一言。
娘 「どのへんに貼るん??」
ヨメ 「肩甲骨のちょっと内側に貼って♪」
娘 「どのへん??」
ヨメ 「じゃから肩甲骨の内側っちゃ」
娘 「だって肩甲骨が全然ないんじゃもん」
またしても、父ちゃんが言った殺される一言・・・(O.O;)
皆さん、こんばんは。
そんな肉付きの良くなった奥様と来月結婚20周年を迎えるダブルウィッシュボーンです。
さて、早速ブログタイトルの話。

人間も車も黒色であるべきところはちゃんと黒く保っていないと老けて見えたり古臭く褪せて見えてしまいますね。身の丈に合わないほどの若返りはしたくないけど、それなりに意識することは大切ですよね・・・。
ということで、昨日は新車購入して13年半以上経つ奥様のダンクで、褪せてきた黒色のパーツを本来の引き締まった黒色へ戻すメンテナンスを行ないました。
名づけて
リフレッシュプラン “黒維持り”
♪♪黒で10歳若返らせてみせます♪♪
いかさまサプリメントみたいなプラン名だ・・・(~-~;)
ただ、本当は朝から行う予定でしたが奥様が仕事であることを忘れていて、結局スタートしたのが午後2時過ぎ・・・。メニューの内容と日が短くなってきたことを考慮すると少々時間が足りないかも・・と思いながらも、翌日はまた別の用事があるので急いで進めることにしました。

まずはワイパーアーム類の塗装。
3年前に一度塗装はしているのですが、青空駐車である我が家の2台は定期的な再塗装は必至といえます。

フロントはまだしも、リヤは前回の塗装時の錆落としがきちんとできていなかったためでしょう、酷い錆が発生してみすぼらしい状態になっていました。
実は某オクで程度の良い中古のリヤワイパーを買おうと思っていたのですが、形状が長いからかどれも送料が高すぎで、今回はもう1度錆を落として再塗装、つまりある意味延命措置で対応することにしました。

外すのに固着してかなり固かったけど、何とか取り外し。

フロントワイパーも色褪せが結構きてますね。

所定の停止位置に目印のテープを貼り、M8ナットを外せば取り外せます。

右からフロント運転席側、フロント助手席側、リヤの順。

前回はワイパーアームのみ塗装しましたが、今回はさすがにカウルトップの白化も目立ってきたので、ついでにこれも塗装することに。ワイパーとカウルトップの色の差があまりにも分かりそうなので・・・。

ボンネットを開け、バルクヘッド内面上部に見えるパッキンのクリップを外していきます。確か7か所程度あったかな・・・

クリップの先端根本部分をラジペンで左右方向から挟んで上面に押し上げるとパッキンが外れていきます。

クリップはパッキンに付いていて、カウルトップを挟むようにしてバルクヘッドの鉄板に打ち付けてあります。

パッキンを外したカウルトップ。クリップ差し込み部は細長い四角形状になっています。

そしてカウルトップも外します。
カウルトップは左右で分割されていて、継ぎ部の形状から助手席側から外すようになっていました。

カウルトップを裏面から見た画像。クリップは全部で8か所で、フロントガラスガラス根本付近に刺さっています。
手を入れて引っこ抜くのが少し大変ですが、カウルトップを妙な方向に引っこ抜かぬ様、あくまでもクリップの抜き差し方向にまっすぐ引っこ抜きます。

緑色の樹脂がカウルトップのクリップ差し込み部。
ワイパーのモーターから小さな異音がするので、オクで買っておけばついでに交換できたかも・・・。いや、時間がたりないかも・・・。

更にフロントグリルも。
ダンクは軽自動車の中でも結構精悍でスポーティな顔つきだと思っているのですが、それはこの小さなメッシュグリルのおかげでもあると個人的には思っているので、ここの褪せも今回リフレッシュさせることにしました。

グリルの取り外しに関係しているクリップは○印のクリップ1個だけでした。熱でかなり劣化している可能性大なので買っておけばよかったのですが数が分からなかったので手配しておらず、慎重に外して再利用することに・・。

ダンクはパーツリストなどを持っていないのでどうやって外すのかちょっと頭を捻りましたが、グリルを上にグイッと持ち上げて下部に隙間を作り手前に引っ張り、今度は上部を下方向に戻しながら手前に引っ張り出すようになっていました。

グリル下部の引っ掛け部の形状を見ると外し方が想像できるかと。

外した塗装待ちのパーツたち。
ワイパーはペーパーで塗装を落とし、錆は錆落としの液とワイヤーブラシを併用しながら落としました。

そして今回の塗装に使うスプレーたち。
艶消しスプレーはいつも使っている200円の安物ですが、プラサフとシリコンオフは900円程度と高かった・・・(汗)。ワイパーだけならシリコノフなんて不要で倉庫にあるうすめ液で良かったんですけどね・・・。

全ての部品をシリコンオフで脱脂して段取り終了。

まずはカウルトップとグリルを5回程度重ね塗りし

フロントワイパーも4回程度重ね塗り。

リヤワイパーは錆が酷くて磨いても面がフラットになりにくそうだったし、錆も完全には落とせていない状態だったので、荒いペーパー掛けをしたあとプライマーサーフェイサーを吹いて多少でも錆の発生を遅らせることにしました。でも次回はさすがにアームを買い替えた方が良さそうです・・・。

ワイパーアームの固定ナットを隠すゴムキャップも白化していたので、はシリコンオフで綺麗にし、ラバープロテクタントを塗布しておきました。
塗装ものはギリギリまで乾燥させておきたかったので、残った時間でドアモールのリフレッシュを行なうことに。

青空駐車の車だと、まずここの劣化は避けようがありませんね。カビのようなものが浸透していてガサガサです・・・。

モールに浸透したカビを落とす必殺アイテムは激落ち君・・・。作業しやすい大きさにカットして使います。

毎度のビフォーアフターで。

僅かに艶が減りますが、コンパウンドで磨けばまた艶は出るし、ラバープロテクタントで拭いてもしっとりとした黒に戻ります。

因みに、アコゴンのルーフモールは早々にガサガサになったためガラス系のコーティングをしましたが、ダンクのルーフモールはアコゴンとは違う材質なのでしょう、未だに全く劣化が見受けられません。アコードもこの材質にしてくれれば良かったのに・・・。

あとは“困った時のドライファストルブ”を。
ドアミラの電動格納時にジャダーが起こり始めていたので、可倒軸部にシュシュ~っと。この症状は再発してしまうので定期的にドライファストルブを吹き付けておかないといけませんね。

ドアスイッチにも。古い車はここの動きも渋くなりがちですから。
さぁ、あとはパーツを装着すれば終わりですが、せっかくなのでダンクに小さなバージョンアップを一つ行いました。

ダンクはフロントガラスに撥水コート剤を塗布すると、ある程度劣化するまでの数日間はジャダーが続くので、我が家初の円滑効果剤配合タイプのワイパーゴムを導入してみました。
本当はPIAAのシリコン配合タイプにしたかったのですが、なんせ値段が高い・・・。2本で2600円オーバーにもなるので、けちって1本1000円のガラコにしました。

これまで使っていたゴムが下の2本。上の2本がガラコで、色が少しグレーでした。
本来、純正品と同じ長さのものを買うべきですが、ガラコにはダンクに対応した長さのものがなく、なんと長めのものを自分でカットするというものでした。PIAAはちゃんと対応品があったのに・・。

一般的には私のアコードのようにゴムの長さよりもブレードの長さの方が短く、その代わりブレードの咥える分部がゴムの凹み部分に食い込む構造になっている。つまりロック式になっているのですが

ダンクは年式が古いためか、ブレードの両端がゴムよりも長くゴムのずれをブレードがカバーする構造になっていました。一応片側だけはロック式になっていますが、反対側はフリーです。フリーなのでガラコのものは長めのものを用意して自分で切らせる方式をとっているのでしょう。

ゴムを挟み込む細い金具は付属されていないので、必ず純正品を捨てないで再利用しなければなりません。
ゴムの長さは金具の長さよりも片側2mmほど長めに。

因みにこのゴム、切ったりブレードに嵌めこもうと弄っていると、手が鉛筆の芯を弄ったかのように手先が灰色でテカテカになってきます・・・。何が含まれているんだろ(汗)
さて、家の外に出ると結構薄暗くなっていました。
急いでパーツを装着してカメラで撮らなきゃ・・(汗)。
カウルトップのみ♪
クリップを押さえ込んだ時の手あかが付いてる・・・(汗)
フロントワイパー♪
リヤワイパー♪

そして肝心のグリルを撮影するのを忘れていたため昨夜ブログを書き始めた夜に撮影・・・(~-~;)

最後に、ガラコのゴムの説明書きに 「装着後濡れていないガラス面で約3分もワイパーを動かせ」 と書いてありました。
正直やっていて気持ちの良いものではありません。拭いたって乾拭きするなんてガラスに傷が入りそうで怖いですもん。ですので、1分ちょっとでやめました。
このゴムに効果の確認はまた後日ですね。
ということで、今回のリフレッシュプラン “黒維持り” はここまで。

本当はドアミラーの根元の樹脂も白化しているので塗っておきたかったのですが、ドアの内貼りを外さなきゃいけないし、場合によってはドアミラーを分解する必要もあるかもしれないので今回は時間がとても足りず・・・。次回に持ち越しです。
あ、アコードはこの休日、洗車も何もしてません(汗)。
というか、小雨降ったし(┬┬_┬┬)