
今日の山口は朝からずっと雨でした。ちょっと蒸し暑いかな・・・。
相変わらず休日が晴れにならず今日も洗車できず。車は汚れまくっていて、特にフロントホイールがどす黒く汚れているのが嫌で嫌で・・・。
明日も終日雨予報ですが、週末はなんとか晴れてくれるといいのですが。

さて、なんだかんだで18万Kmオーバーまで走ってきた我が相棒君。趣味の車ではなく毎日60Km弱走る通勤車ということもありメンテナンスは欠かせませんが、一方でどんどん進む走行距離を見て、この車に見切りを付けなきゃいけない日がそう遠くない時期にやってくると思う日も多く、メンテにどこまでお金をかけるべきなのかを悩む事が多くなってきました。
現在のホンダ車で欲しい車が全くない上に、子供達の教育費のことを考えると車を買い換えることはなるべく先に延ばしたい。というか、やっぱり今のCMアコゴンが大好きで乗れるならずっと大切にして乗り続けたい。ですので、今はまだ可能な範囲で相棒君のリフレッシュメンテを進めておくべきかなと思っているところです。
で、今月大物パーツともいえるマフラーを交換しました。
ビフォー!
アフター!!!
え?
何が変わったのか分からないって?
そりゃそうです。
普通なら誰もやらない純正マフラーから純正マフラーへの交換ですから(笑)。

昨年の4月に5回目の車検を受けた私のアコゴンですが(165,000Km時点)、実はそれよりも少し前から太くこもった音が室内に入り込み始めていてそれがどうもフロント側から聞こえていたので、まずはエキパイの接合ガスケットやセンターマフラーのマウントを交換したのですが、音の大きさや微振動は変わらずでした。その後いずれフレキシブルエキパイの交換も行ってみようと思いながらずっと様子見が続いていたのですが、段々とその太い音がマフラーから回りこんでいる事に気づき、前回の車検でマフラーの交換を行うつもりでいました。
しかし、ちょうどその頃マフラーからの太い音よりもエンジンのカチャついた音の方が気になり始めまして、急遽車検時にタペット調整を行ってもらったためマフラー交換まで予算が回らず、ずっと先延ばしにしたままで約1年経過・・・。ようやく今回交換に辿りついたというわけです。

なぜマフラーからの太い音が増えてくるのかというそのメカニズムですが、実を言うと私はよく分かっていません。
純正マフラーの多くはタイコの中を鉄板で仕切って消音機能を持たせている隔壁型というタイプが主流でして、グラスウールなどで消音機能を持たせることは恐らくしていないと思われます(隔壁型への採用は構造的にも無理っぽい?)。グラスウールは何よりも湿気に弱く、そのせいで徐々に痩せてボロボロなってしまいますしね。
私のCMアコード用も恐らく隔壁型だと思いますが、グラスウールが使われているわけでもないのに以前よりも太い音が増している・・・。もしかしたらマフラー内部の劣化ではなく、もっとエンジン寄りのパーツの劣化によって排気がスムーズに流れず起こっている事なのかもしれませんが、とりあえず安い中古マフラーが見つかれば交換してみる価値はあるかなと思い、タイミングよく見つかったこともあり交換に踏み切りました。

購入したのは
10万Km使用された中古のマフラー・・・。
普通なら購入を避ける代物ですが、今やCMアコゴンの純正マフラーはかなりの過走行品しか見つからず、しかもその割りに金額は高い・・・。因みに新品だと軽く10万円超えなので当然無理。
実は以前からホンダや県内のいくつかの中古パーツ屋さんでもずっと探してもらっていたのですが、まぁ見つからないってもんじゃありませんでした。パーツ屋さん曰く、CMアコゴン用は流通量が少なく、ちょっとでも良いものが出るとすぐに引き合いがあるそうで、そのほとんどがディーラーや整備工場だそうです。私もディーラーに頼んでいたわけですが、見つけてくれたものが走行距離12万Kmオーバーのものばかりで値段は左右両方で4万円程度。その後も自分で探しましたが、確かに似たようなものしか出ておらず、中には冠水品でありながらも高額な商品もありました。
そんな中、某オクで10万Km走行の左右セット品がなんと1万円で出ていたのを見つけました。あまりにも安いため疑いを持ちましたが見た目は普通。品物の状態をお店に直接聞きたかったけど連絡情報がなく、2日間程度迷っていたところに別の閲覧者から下記のような質問が1件寄せられていました。
「このマフラーはアコードワゴンの型式UA-CM2に適合しますか?」
CM2アコゴンの中でも型式の頭にUAが付くものはマイチェン前の24E系。つまりマフラー片出し(1本出し)のグレードです。それに対しマイチェン前の24Tである私の車は両サイド2本出しで型式はLA-CM2。
※因みに後期型の24E系はDBA-CM2、後期型Type-SはABA-CM2
出品された今回のものは両出し2本マフラーなので当然UA-CM2には付けられないのですが、何と出品者の回答は
「適合します」 と・・・。
うわ・・、嘘の回答してるわ・・・(~-~;)
そう思いながら自分も帰宅して入札するつもりでいたのですが、その回答から約1時間後オークションは終了日を待たずして強制終了・・・。
なんとすぐに落札されていたのでした(汗)。
適合するはずがないのに適合すると答えた出品業者。恐らく小さな修理工場か・・・。
そしてまんまと騙された落札者。恐らく型式の適合を問うくらいですからホンダディーラーではなく、こちらもどこかの修理工場か・・・。
私はこの時思いました。
このマフラー、もしかしたらまた出品されるんじゃね?
だって装着できないだろうし・・・
それから3週間、昼休み中にネットで探していると、なんと某オクで掲載されていたあの出品画像と全く同じ画像を掲載して別の大手中古パーツ屋さんからあのマフラーが出品されていたのです。
ただし、値段が1.5倍になってね(~-~;)
このマフラーがどういう流れでその大手中古パーツ屋に流れたのかは分かりませんが、私にしてみりゃラッキー(というか予感的中)。すぐにまた売れてしまうのを恐れ仕事中でありながら即購入手配をかけたのでした。
スマホって有り難いわ~~(~-~;)
無事購入に至り、行きつけのディーラーで付けてもらったわけですが、
実は装着段階で擦った揉んだがありまして・・・(-_-;)

左右のタイコが外側にずれてしまっていたのです。

しかも左側は少し奥に入り込んだ状態で・・・。

※画像は元々付いていた右側マフラーです
見た目は事故を起こしたようなキズや凹みもなかっただけに暫しサービスマンと頭を捻りました・・・・。恐らく保管や運搬の段階で左右のどちらか、或いは両方のパイプが曲がってしまったのだろうと思います。怪しいのは分岐部か・・・。
ただ、これを矯正するのはホンダディーラーでは無理と言われまして、だけどこれまで付けていたS2000用のマフラーカッターがこのままではリヤアンダースポーイラーに干渉して装着できないため、とりあえずこの日は中古品に付いていた純正マフラーカッターを付けて帰り、最悪元々付いていたマフラーに戻してもらうことを伝えこの日は帰りました。

そんな問題アリのマフラーを装着して一週間経過。再び会社帰りにホンダへ寄り再び作業を依頼・・・。
曲がっていると思われるパイプは両方なのか、それとも左右どちらなのか、これを確認できなければ次に進めないため、まずは短くて外しやすい左側タイコだけを外してもらいました。すると右側のタイコがセンターに戻りました。更にその状態で元々付いていた18万Kmの左マフラーを装着。結果タイコは再び大きく外にずれてしまいました。
これで原因が特定できたも同然。悪いのは右側で、曲がっているのは左側へ分岐するパイプだと。右側が外に寄ったのは左側のマフラーハンガーを無理して引っ掛けたため右も突っ張ってしまい外にずれたのだと推測できます。
そうなると、ホンダでは矯正できないと言われていたので元の18万Kmのマフラーに戻すしかない・・・。しかし既に閉店時間間近だっためこの日はこれで退散し、また別に日に行ってもらうことになりました。

それから更に約3週間経過。
どうしても18万Kmのマフラーに戻したくなかった私はその間色々考えました。
左側が外側に寄りながら奥に入り込んでいる理由。保管先などで抱えた時に曲がったのは間違いないとして、それは恐らくこのマフラーを持った者が左側のタイコ部を持ち上げたため、左右分割部を支点にして左側パイプが曲がった・・。つまり、てこの原理が働いたため広がっただけじゃなく奥に入り込んだのだと。
となると、そもそも人間が持ち上げて曲がるくらいなんだから、分割部分を支点にして人間がまた反対に曲げれば元に戻るんじゃね?どうせ18万Km走行品のものに戻さねばならないなら、それをしてもらってからでも遅くないんだし。
このことをホンダのサービスマンに伝え、3度目のピットインで矯正してもらった結果
ちゃんと元に戻りました(笑)。
左が少し下がりぎみなのは以前からです・・・
最初からこの方法で直してもらっていれば余計な出費はいらなかったのですが、まぁこれも長く維持していくための勉強代ですかね。実際、良い勉強になりましたし・・・。

さて、肝心のフィーリングですが、アイドリングでの太い音は残念ながらほとんど違いは感じません。しかし、一旦回転が上がると以前よりもかなり静かになっているのが分かります。これまで常に聞こえていた太いマフラー音は走行中の加速時はほとんどせず、そのおかげで軽く加速しているように感じます。感動的な違いとまではとてもいえませんが、18万Kmのものが10万Kmのものに若返った分だけの差はあるかなと思いました。というか、10万Km以下のものが見つからなかったのでこれ以上の贅沢は言えないのですが・・・。
それにしても、隔壁式でありながらなぜ距離によって音量の違いが出てくるのか・・・。不思議です。
マフラーをなるべく傷めない乗り方といえば、長いアイドリングをしないということをよく聞きます。理由はガソリンを燃焼すれば必ず水が排出され、排気流速の遅いアイドリングだとその水がタイコに溜まりやすいから・・・。しかし毎日乗っていればその水分は必ず蒸発していくし、大概のマフラーにはタイコ内の差圧原理を使って底面に溜まった水を吸い出すパイプが付いているので問題はないはず。内部の隔壁材が傷んで共振でもしてくるのでしょうか・・・。それとも、触媒あたりの抵抗が変わってきているから??
もし安くて距離の短い触媒が手に入るのであれば、交換してみたいですね・・。

ってことで、とりあえず大物マフラーの延命措置は終了です。
あとは・・・
オルタもきっとそろそろな気がするし
3セット目である現在のType-S用ダンパーも少しドタバタ感が出てきたなぁ・・・。
ダンパー交換するなら今度こそバンプラバーも交換しなきゃ。
いや、ブレーキローターもそろそろ寿命だった・・・。
本当はサブフレームマウントこそ交換してみたい・・・。
いかん・・。
考えはじめたら、目まいがしてきたわ・・・
(──┬──__──┬──)