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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2015年06月29日 イイね!

かなり懐かしのカタログ ~バラードスポーツCR-X~


ここ数週間、山口は平日に雨が降り休日は晴れという天気が続いています。仕事柄、平日に雨が降っても構わないので、このような天気は私としては助かります。どんよりした雨の休日って休んだ気がしないし、家の用事もはかどりませんからね・・・。










今年も茨城県にあるうちの会社の出資会社へ出向している先輩から送られてきたとうもろこし。いつもは塩ゆでして食べているのですが、今年はレンジでチンして食べたのですが、まぁ甘いのなんの。茹でると甘みまで飛んでしまうなんて知りませんでした・・・。









さて、久しぶりの懐かしみシリーズですが、今回は“バラードスポーツCR-X”でいきたいと思います。








1983年(昭和58年)8月、兄弟車であるワンダーシビックよりも一月ほど先に発売されたのがこのバラードスポーツCR-Xです。

「ホンダらしさ」という言葉をよく聞きますが、エポックメイキング的な意味合いで使われるこの言葉にバラードスポーツCR-Xはピッタリ嵌る車でしたね。私の中ではトールボーイと呼ばれた初代シティもそれにあたります。










キャッチフレーズは“デュエットクルーザー”。ライトウェイトスポーツとはいえ決して激速なスポーツではなく、お洒落な二人乗りのクーペですね。それはCMからもそう感じます。

とはいえ、本当は当時のホンダに激速なエンジンが存在しなかったというところもありますが、狙いとしては私は悪くなかったと感じます。










全長3675×全幅1625×全高1290mm。

当時のライバル車だったトヨタの86レビン&トレノ、日産のパルサーEXAターボ、マツダのファミリアターボと比べると、幅は横一線ですが長さは圧倒的に短く、高さも圧倒的に低い数値でした。全長があまりにも短いため写真などではその低さを感じにくいのですが、実車を目の前にするとプレリュードよりも低いその低さに驚いたものです。

そしてこのスタイル、何よりもシンプルでクリーンな印象を持ちますね。最近の車はどれもAピラーを寝かせすぎて付け根がフェンダーあたりまでくる前身モノフォルムになっていますが、そのせいで三角窓はあるわ、ドアミラーはミニバン風になるわ、視界は最悪・・・。

車のスタイルというのは、こういったあるべき位置にAピラーがあり、全体のバランスを見てデザインすべきである・・、一昔前の車のサイドビューを見るといつもそう感じてしまいます。Aピラーが戦闘機のように寝ていればいるほどかっこいいと思うこと自体、最近のデザイナーが幼稚化しているのだと私は感じます。
もちろんかっこいい車もありますけどね・・









当時の車、それもとりわけホンダが重視して謳っていたのが空気抵抗係数CD値。どれだけスムーズに空気が流れるかという係数ですが、このCR-Xは0.33でした。確か2代目プレリュードは0.29だったと思いますが、この係数だけでは空気抵抗の少なさは判断できず、これに前面投影面積を掛けたものが実質的な空気抵抗と言えるでしょう。ホンダ車の多くはボンネットが低く面構えが小さかったのでこの面積も小さく、実質の空気抵抗も少なかったですね。












この車の外観の特徴といえば、このセミリトラクタブルライトでしょうね。

このCR-Xは控えめでありながら精悍な顔つきであり、バンパー形状も凹凸が多いのに決して古臭いといも感じない。最近の車の悪口ばかり書いて申し訳ないのですが、やたらと自己主張の強いメッキギラギラの最新の車の顔と比べるとこっちのほうが遥かに賢そうに見えます・・・。










スペシャルティーカーには欠かせないサッシレスのドア。長い目で見ると雨漏り等気密性で少し心配ですが、何よりもかっこいいですよね。










この車の革新的なテクノロシジーは色々とあって細かくカタログに記されていますが、中でもボディ全体の40%に新素材を使ったことは驚きでした。










イラストで緑色に塗られた前後バンパーには、高耐衝撃・超耐候性を持つ変形ポリプロピレンが使われた“H.P.BLEND”と呼ばれるものでした。

そして黄色い部分には“H.P.ALLOY”と呼ばれるABS樹脂にポリカーボネイトやポリマーアロイを加えた新素材が使われていました。新車発表会場ではこの素材が使われたフェンダーを床に置き足で踏みつけるという演出があったとか・・。その後の復元力に皆が驚いたという記事もありました。









ホンダは初代プレリュードで日本初の電動ガラスサンルーフを出しましたが、こちらのアウタースライドサンルーフは世界初。当時、閉まった状態のこの車の天井を見たら、デタッチャブル方式としか思えないものだったでしょうね。

このアウタースライド式はのちにトゥデイや4型プレリュード、DC2インテグラ、ストリームなど多くの車に採用されましたね。












そしてラム圧を利用したこちら“ルーフベンチレーション”もバラードスポーツCR-Xならではの装備(オプション仕様)。ラム圧を利用したベンチレーションは昔のホンダ車であれば多くの車が採用していましたが、空気の流れがスムーズな車だけに大きな効果をあげようと思えばその取り入れ口も重要になってきます。

天井にパカッと飛び出すこの取り入れ口も、CR-Xだからこそ採用できたのは容易に想像できますね。一応2段階の風の風力調整ができますが、当然走っていればの話です(笑)。









内装は至ってシンプル。

ステアリングは高さ360×幅370mmのオーバル形状。

サンルーフを装着すれば、デジタルメーターとインパネセンターにあるエレクトロニックナビゲーターが標準になります。

ホンダ初のデパネは初代シティターボだった気がしますが、私は若い頃うちの会社の岡山支店に出張した時にこの支店の方が乗られていたシティターボを1週間借りて足にしていました。トヨタのデジパネが大好きだった私はアンバーのデジパネに「う~~ん・・・」という感じでしたが、タコメーターだけは表示が太くてとても見やすく好きでした。ただ、色はやっぱりトヨタの方が好きでしたね・・・。









後席はワンマイルシートと呼ばれる補助的なシートが採用されていました。まぁもともとが2シーターも同然。余った空間にこんなシートでもあれば非常時には助かります的なものと思えば充分なものと言えます。











荷室の広さは、後席ワンマイルシートを起こした状態で164L、倒せば310L。最新のホンダ車のようにセンタータンクレイアウトでもないしスペアタイヤもありますから、これで文句は言っちゃいけませんね。こういう車は荷室に大きなものを積むことなど想定しちゃいけないのです(笑)。










エンジンは1.5L-PGM-FI仕様のEW型と、1.3L-CAB仕様のEV型の2機種。もちろん売りは前者1.5Lのほうです。


◆1.5L EW型(CVCC)◆

・ボア×ストローク :74×86.5mm
・圧縮比 :8.7
・出力  :110ps/5800rpm
・トルク :13.8Kgm/4500rpm




既に2代目プレリュードが発売されていてそのエンジンが新開発12バルブCVCCエンジンを搭載していたので次期シビックやこのバラードスポーツCR-Xが同様に12バルブエンジンになることは予想つくものでしたが、プレリュードと違って燃料噴射装置はシティターボで初採用されたDジェトロ式のPGM-FIを採用。PGM-FIといえば昔からのホンダファンであれば第二期ホンダF1のテクノロジーであることを思い出すと思います。

副燃焼室を持つCVCCについては懐かしみシリーズの2代目プレリュードのほうで書いているので割愛。バルブ径は吸気27mmが2本で排気32mmが1本。これに副燃焼室の吸気バルブが1本となります。

エンジンブロックは4連アルミダイキャスト製で、中空ケレン鋳込みによる冷却水通路を設けない完全4連サイアミーズタイプ。整備重量は先代シビックの1.5Lから7Kg減の99Kg。ライバルの4A-Gは鋳鉄ブロックだったこともあり約120Kg程度なのでEWはかなり軽いですね。ただ、のちに登場するZCが102Kg・・・。排気量100cc増しでスイングアームを採用したDOHC16バルブであることを思うと、ZCの軽量化がいかに凄まじいかが分かります。



このEWエンジンですが、私の高校の時の同級生がワンダーシビック25iに乗っていたこともあって運転させてもらいましたが、EWはエンジン音がとても綺麗なんですよね。ガラガラとかガーガーいわない。綺麗な澄んだ音で、これぞホンダミュージックという感じでした。

因みに110馬力というそれほどハイパワーでもないエンジンを積んだ1.5iの最高速度は180Km/hオーバー。ライバルのターボ勢を抑え、4A-Gを搭載したAE86レビン・トレノとほぼ同じでした。空力の良さも相当効いているのでしょうね。












足回りはスポルテックサスと呼ばれる独特のもの。これもバラードスポーツCR-Xやのちの登場するワンダーシビックの特徴の一つでしたね。










こちらはフロント。

ストラット型であることには変わりがありませんが、コイルスプリングない(笑)。ボンネットを低くするためにコイルスプリングをやめてシャフトの捻じれを利用したトーションバー式を採用しています。コイルプリング自体の重量もかなりありますから、バネ下重量の軽減にもつながっていますね。










そしてリアが面白い。

このクラスは4輪独立懸架とリジットとどちらを採用するか迷うクラスですが、商品イメージとしては間違いなく独立懸架が上。しかし、ホンダはあえてリジットを採用し「これを超える独立懸架がどれだけあるかを問いたい」と自信を見せたといいます。つまり構造よりも要求が先行して開発された足だったわけです。

見ればすぐに分かるかもしれませんが、単なるリジットアクスルではなくかなり独創的。通常の4リンクとか5リンク式ではなく、前後の位置決めとなるトレーリングアームと左右の位置決めとなるパナールロッドを組み合わせたことが最大のポイントでしょう。

そして1.5Lモデルにはスラビライザーが装着されるのですが、一見見当たらない。実はこの構造が実に変わりもので、なんとスタビライザーはアクスルビームに内臓されています。この動きを活字で説明するのはかなり難しいので省きますが、スウェイベアリングを採用したからこそのメカニズムと言えます。










グレード構成は実にシンプルでして、1.3と1.5iの2機種。

外観の違いは見ての通り、上級の1.5iにはツートーンのカラードバンパーを採用しています。ボディカラーは白・青・赤のたった3色で、1.3は下半分が黒で1.5iはシルバー。1.5iにはフロントチンスポイラーが装着されていますね。

ルーフ仕様は、1.5iがルーフベンチレーション仕様とアウタースライドサンルーフ仕様の2択、1.3はノーマルルーフ仕様とアウタースライドサンルーフ仕様の2択です。

タイヤとホイールは1.3が165/70SR13+スチールホイール。1.5iはAT車が165/70SR13+スチールホイール(ホイールキャップ付)。1.5iのMT車は175/70SR13+スチールホイール(ホイールキャップなし)。










そして画像左の185/60R14+アルミホイールは1.5iのオプション。ただし、今じゃ当たり前のメーカーオプションではなくディーラーオプションだったので、タイヤ込みで20万円近く追加で必要でした。











その後ZCエンジンを搭載したSiが登場するわけですが、こちらはこの14インチアルミが標準。車両単体の価格差がほぼ30万円だったので、1.5iにオプションの14インチアルミを履かせれば価格差は10万円まで縮まります。エンジンの差を思えば明らかにSiを買った方がお得と言えますよね。ただし、バラードスポーツCR-Xという洒落たネーミングと車の成り立ち、キャラクターからすれば、果たしてSiの方が絶対良いと言えるかどうかが微妙ですが・・・。





バラードスポーツCR-Xの心臓はEW→ZCと進化し、次のモデルのサイバーCR-XではB16Aも搭載され、完全にハンドリングマシン、峠仕様のような車になりました。そして最後はデルソルという理解されない車になって完全に撃沈・・・。しかし、CR-Xの原点はやはりこのバラードスポーツなんです。決して激速なハンドリングマシンだったわけじゃない。ホンダ自らがこの車の方向性を迷わせ、気が付けば超高回転型B16Aを搭載した電動オープンカーに仕立て、狙いだけは原点回帰させられたという何とも可哀想な車で終焉を迎えたように思います。





現在、しきりにエコが叫ばれておりますが、このバラードスポーツCR-Xは本当に意味でエコな車だったのかもしれませんね。極端な例で書けば、2トンにも迫ろうかというミニバンに高額で重たいハイブリッドシステムを搭載し、そこに700万円とかのお金を払ってしかも独身の方が乗っている・・・。あくまでも極端な例ですしそこは個人の自由なんですが、そんな時代にエコが叫ばれていることにちょっと矛盾を感じてしまうのも事実。軽い2シーターボディに燃費が良くそこそこスポーティなエンジンが載っている・・・。こっちの方がライフスタイルを含めて分かりやすいエコを感じます。でも人間は一度高級な味を覚えるともう元には戻れないのも事実・・・(汗)。



こういうライトウェイトスポーツが再び支持される時代がやってくるといいのですが、さすがにもう無理ですかね・・・。




Posted at 2015/06/29 00:56:13 | コメント(14) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2015年06月23日 イイね!

新型ステップワゴン(スパーダ)試乗


昨日日曜日の山口は梅雨とは思えない気持ちの良いカラッとした天気でした。天気が良くて湿度が低いと体の動きが軽く、用事も進みます。










昨日はアコードを一度も動かさず、全てダンクで用事をこなしました。ダンクのエンジンは未だに絶好調で、相変わらず静かでストレスなく上まで吹け上がり、走らせていて本当に気持ちがいいです。トルク感は間違いなく最新型のS07Aが上ですが、軽やかで滑らかな回転感と中回転域からの伸びの良さは逆にこのE07Zの方が上だと感じます。

リヤハブベアリングの痛みで室内音量が多少賑やかになってきたので、夏以降に換えたいと思ってはいますが・・・。








天気の良かった昨日アコードもダンクも洗車をしなかったのですが、今日仕事を終えて駐車場のアコードを見たら更に酷い汚れが・・・・











フロントガラスだけでなく、天井にも大量の鳥の糞が(汗)。

ワイパーでは全然取れなかったので、霧吹きと雑巾を使ってやっと取れました・・・。











さて、先週の水曜日の話ですが、会社の残業を切り上げてアコゴンのオイル交換に行ってきました。いつもなら通勤路に近い行きつけのA店に寄って交換してもらうのですが、この日は隣の市に転勤してしまった私の幼馴染である工場長がいるH点に寄って交換してもらいました。やはり幼馴染だからこそ色々と聞けることもありますし、彼の愛車も見ておきたかったし・・・。









前回からちょうど1年ぶりとなるエンジン添加剤“SX5000”も入れました。この添加剤を入れると老化ぎみのK型エンジン独特のカチャついたメカノイズが消えてくれるので、1年間隔ぐらいで入れて続けています。

ついでに、悪路を走るとフロントの足回りからキュッキュッという音が朝一に限って聞こえるので、ブッシュ関係にグリスアップしてもらいました。








アコゴンがリフトアップされている間、以前ならとりあえず何かの試乗車に乗らせてもらっていたのですが、ここ数年間ホンダで乗りたいと思う車が全くと言っていいほど無いため携帯やスマホをボ~っと見ている事が続いていましたが、今回は違います。ホンダ初のダウンサイジングターボエンジンに興味があり、今回久しぶりに試乗車に乗ってみることにしました。


実は以前CLアコードセダンが登場した時にこのお店で試乗したことがありますが、その時は営業マンが助手席に乗ったので今回はどうかなぁと思いましたが、幼馴染と話しての試乗なので一人でOK。というか好きなだけ乗ってきていいと言われて出発しました(笑)。いつもの行きつけのお店では一度も助手席に営業マンが座ったことがないだけにこれが普通と思っていたのですが、同乗の方が多いのかもしれませんね。










ホンダ初のダウンサイジングターボといえばご存じNEWステップワゴン。この手のカテゴリーには全く疎いので詳しいグレードなどは分かりませんが、スパーダであることだけは分かりました(笑)。

リヤフェンダーアーチの膨らみが少々わざとらしいというかデザイン処理に困っているように見え納まりが悪く見えますが、全体のプロポーションは嫌いではありません。あくまでも個人的な印象ですが、少なくとも最新のトヨタのミニバン(ノア&ボクシー、アルファード&ヴェルファイアなど)と比べたら遥かにまとまった前後バランスの良いサイドビューに思えます。










しかしフロントマスクは全く好みじゃないです。何というか、特にグリルから感じる印象が“デザインが雑”。ハイトミニバンの中でもステップは割と端正でスポーティに感じるデザインなだけに、もったいないなぁと感じます。あくまでも個人の意見として読んでくださいね。










よくアキュラ系が採用するこの分厚いグリルですが、私はこれが好きじゃない。トヨタのスピンドルグリルのデザインも相当嫌いですが、まだあちらは作りの良さ、質感の高さを感じます。ホンダのグリルはきっと力強さみたいなものを表現したかったのかと思いますが、私には単にデザインが大雑把な感じにしか見えない。作り込みの良さを全く感じないのが残念です。










初代ステップ後期型みたいに上下二段構造のライトベゼルにして、ついでにブラックメッキアウトだと精悍な顔つきになっていたかもしれませんね。










リヤは独特な雰囲気でワルなイメージを感じます。わくわくゲートによる縦の分割ラインと左半分がブラックアウト処理されたゲートから受ける印象はまるで・・












ブラックジャック(笑)。



私、嫌いじゃありません。











右サイドビューは平凡というか無難な処理ですが










左サイドビューは独特。個人的にはリヤのブラックアウトにラインを合わせる必要はなかったように思えます。









わくわくゲートは非常によく考えられていますね。ハイト系のミニバンはハッチ全体を開くのも結構面倒でしょから、この発想は悪くないと思いました。私ならよほどの事が無い限り左半分のハッチのみを使用すると思います。

シートの倒しやすさや格納方法なども抜群です。ここから3列目シートにアクセスしたくなるのも肯けますね。

因みに私はリヤの外観からどうやってハッチの左右分割開閉と一体跳ね上げ開閉を行っているのかその構造に凄く興味があったのですが、分割ラインがハッチの下端まで走っていたので見事に騙されていました。そのからくりは、あくまでもリヤッハチ全体が一体構造で、左半分に穴をあけて開閉ハッチを設けているというものでした。なるほど、見れば当たり前と思いましたが、これはデザインマジックですね。

このハッチの開閉ですが、安全上、左半分のハッチを開けているときは全体のハッチは開閉ハンドルを引いても開きません。もちろんハッチ全体を開いている時は左半分のハッチは開けないようになっています。故に開閉の方式はメカ式じゃなく電磁式です。左半分のハッチは室内側からも開閉でき、もしかしたら走行中は開かないようになっているかもしれませんね。


とにかくこのわくわくゲート、思った以上に便利だと思いました。










内装デザインはどうなんでしょうね。こういったカテゴリーの内装に私は目が肥えていないので何とも言えないのですが、一体感のあるラウンドフォルムが好きな私は段差の多いこういうカクカクした内装に道具感といった印象を覚えます。メータークラスターのデザインはシンプルで好きですけどね。











エアコンの操作パネルはデザインも操作性も私は素晴らしいと感じました。少なくともいくつかのホンダ車が採用しているタッチパネル式よりは遥かにいい。タッチパネル式は一見かっこいいし高級にも感じますが、指紋ベタベタで操作性も確実に悪いですからね。整然と並んだこのボタン式のほうが機能美というものを感じます。









エンジンはL15B(ターボ)。ホンダ初のダウンサイジングターボエンジンで、ハイブリッドばかり出してきた最近のホンダが純粋に内燃機関だけで性能をだしてきたこのエンジンにどれほど本気を出してきたかを確かめる意味もあって、ステップワゴンそのものに興味があったのではなく、実はこのダウンサイジングターボエンジンに興味があっての試乗だったわけです。ダウンサイジングターボエンジンそのものは直噴あってのものなわけですが、そのあたりのうんちくは以前書いているので興味のある方はこちらを覗いてみてくださいね。

で、一応このエンジンのメカをこちらでも記しておきたいので、以前のブログをコピペで残しておきますね。




(エンジン性能)
◆150ps/5500
◆20.7Kgm/1600~5000rpm



馬力の話はともかく、最大トルク20.7Kgmという数値自体は2.0NAエンジン並みですが、その20.7Kgmを1600rpmで発生させていることが凄く、これは性能曲線でいえばNAの2.4L並み。車の加速感は馬力ではなくトルクで決まると言っても過言ではないので、ステップの低中速域の加速感は2.4L並みと言えるでしょう。


低回転域で質の高い走りを実現するための技術はかなり徹底しています。エンジンそのものは吸排気の両方にバリアブル可変機構(油圧ベーン式VTC)を持つDOHC16バルブiVTECエンジンですが、VTECと謳いながら可変機構はVTCによる位相制御のみ。プロフィールの異なるカムが切り替わるおなじみのアレではありません。
バルブ挟み角はセンター割り15度15度の30度と極めて狭く、明らかに低回転重視のディメンションとなっています。タービンが反応の良い小さなものである事は当然として、そのサプライヤーはこれまでホンダの軽が採用していたIHI石川島播磨重工業製ではなく三菱重工業製。三菱もタービン技術としては世界トップレベルですね。


ターボのノッキング対策も素晴らしいものがあります。ノッキングは何もターボエンジンだけに起きるわけではなく、高圧縮比エンジンのピストンをスロースピードで上昇させて負荷をかければNAでも起こりやすくなります。逆に言えばノッキングの発生前に燃焼を素早く終わらせばノッキングは起きないわけですが、その手法の一つとしてシリンダー内の燃焼空気の流速を早めてやることがあります。
ステップのL15Bではインテークを工夫してシリンダー内の縦スワール、つまりタンブルの流速を大幅にアップさせて火炎伝播速度を上げています。爆発燃焼をする際、未燃ガスの末端まで素早く燃え広がらせるにはガスそのもに速い動きがある方が素早く燃え広がるに決まっている、という道理です。


73×89.4mmというボア×ストロークを見てもタンブル流速アップに貢献していることが分かります。1.5Lで89.4mmというストロークはかなり長いわけですが、ストロークが長いとピストン速度が速くなり吸気流速も上がる=火炎伝播速度が上がります。逆に狭くなったボアのおかげで燃焼室末端まで火炎が広がる時間は短くなり、ノッキングが発生する前に燃焼を終わらせることができるわけです。











ターボ過給で無視できないのが排気圧を逃がすウエストゲートバルブですよね。

ドッカンパワーを求めていた従来のターボエンジと違い、ステップは低回転域のドライバビリティを向上させながら極限まで燃費向上を求めた低燃費志向のダウンサイジングターボですから、この部分の効率も改善するためにウエストゲートバルブを電動化させています。

通常の機械式ウエストゲートバルブはスプリングで予圧が与えられて閉まっており、排気圧がこれに打ち勝たないと開きません。つまりその分だけの排気圧が常に余分に必要でその意味での排気損失が生じているわけです。しかし電動式であればこれを意図的に開くことができ、排気損失を回避できまるメリットがあります。更に、スプリング予圧式だとウエストゲートバルブは通常時が「閉」であるため、無過給領域では回らないタービン部で更に排気損失が生まれますが、電動式であれば常時「開」にできる・・・。つまり無過給領域ではタービンに排気を通さずウエストゲートを通過させるため抵抗なく排気できるわけです。
そしてスロットルを踏みこむとその開度によってウエストゲートバルブが徐々に閉じられ排気はタービン側へも送られ過給が始まり、インテーク側が負圧から大気圧になった段階でスロットルバルブを全開にし、その後の過給領域ではウエストゲートバルブの閉じ具合によって吸気量を調整できる。つまり過給領域ではスロットルバルブの代わりにウエストゲートバルブを使用するため、その間はスロットル開度の絞り損失をゼロにすることができるというわけです。

NAの世界では到底考えられない驚きの制御ですね・・・。











さて、やっと試乗記です。

一言で言えば、素晴らしいエンジンだと思いました。エンジン単体の素晴らしさに加えてCVTのデキも素晴らしい。パワートレーン全体から受ける印象がいいのでしょうね。

ターボであるが故にターボラグが全くないわけではありませんが、極めて少ないです。グッとアクセルを踏むとドンと加速する感じ。これは以前Nシリーズのターボ車で感じたフィーリングとそっくりで、CVTによる演出という印象もあります。Nシリーズではその制御が少し乱暴すぎる印象がありましたが、ステップでは多少マイルドになってます。とはいえ、踏んでドンと加速する味付けはまさにダウンサイジングターボの醍醐味とも言えるものでしょう。ただし、それはあくまでも低いエンジン回転数から加速した場合。回転上昇に比例したトルク感ではなく、どちらかというとスロットルゲインを高めにした車の加速感に近いかも。もちろん実際にトルクが太いので、騙された感はなく本当に加速力は強いのですが、回転数を抑えたままの加速感なので、大排気量NAのリニアな加速感とは多少異なります。

そして何よりも驚いたのが音の静かさ。正直ハイトミニバンでここまで静かとは思いませんでした。多少強めの加速をしても3000rpm以上には上がらないので余計にそう感じるのでしょうけど、エンジン透過音が気になる最近のホンダ車の中でステップの静かさは相当なものだと思いました。

そしてもう一つ凄いと思ったのがボディ剛性。こんな大きなドラム缶形状のボディでこれほどガッチリした剛性を保てるなんてビックリです。この手の箱型ミニバンは後ろ半分がゆさゆさ揺れて気持ちが悪いのが私の中の固定概念でしたが、ステップはこれをほとんど感じない。遮音性も抜群でガッチリしたボディの空間に身を置くと安心感も違いますね。






少しだけですが、無理して気になることを挙げますと・・・





聞えてくるエンジン音が「フィット」なんですよね・・・。何というか、2000ccクラスのエンジン音じゃない。1500ccならではの軽薄で少しゴロゴロしたエンジン音はまさにフィットそのもの。極めて静かなので気になる人は少ないかもしれませんが、総額300万円を超えようかという車のエンジンにしては音が軽い。運転席に伝わってくるドッシリ感が凄いだけに、エンジン音がしっかり1500ccのままだったのは逆に意外だったというか、いやよく考えたら当たり前かもと思ったり、結構複雑な印象でもありました・・。

あとは・・・、直噴ならではのアイドリング時のカチカチ音が外で聞くと結構大きいかな。仕方がないのでしょうけど、この点はハイブリッドの圧勝ですかね。ただし、室内にいる限りエンジン音は聞こえませんけどね。










というわけで、新型ステップワゴンの印象は三ツ星(★★★)。実用エンジンにダウンサイジングターボは完全にアリ、そう思った試乗でした♪。

何よりもターボ1本勝負という大胆な賭けが素晴らしい。このエンジンなら人数が増えれば増えるほど有難味が分かるでしょうし、恐らくハイブリッド+NAエンジン仕様と比べても走りの質感はかなり差がある様に思えます。そう思うと、JADEのハイブリッドとRSの違いを確認したくなってきました。


あ、因みに幼馴染の新型レジェンドの試乗もお誘いを受けましたが、今回はやめておきました。これはまた次回にでも・・・。










そしてアコゴンでの帰り道。

やっぱり二次バランサー内臓の大排気量4気筒NAは気持ちがいいと思いました。そして自発光式のアナログメーターはやっぱり見やすいってことも再確認。どんなに技術が進歩しても、シンプルで見やすいレイアウトってありますからね。最新の車はこの点が少々欠けていると思うのは懐古主義的な考えでしょうか(~-~;)







それにしても、先代のスパーダのCM同様、新型スパーダのCMに出てる女の子もメチャ可愛いですね~。



Posted at 2015/06/23 01:21:21 | コメント(12) | トラックバック(0) | 新車情報・試乗記 | 日記
2015年06月20日 イイね!

今さらながらの改正道路交通法ネタ


ここ1ヶ月前頃からですが、私の通勤路のとある区間でクロスバイクで通勤する方を数人見かけます。それほど道幅があるわけじゃない片側一車線の田舎の県道ですが交通量はかなり多く、しかも信号がほとんどないため車の流れが速く、そんな中でこういったクロスバイクが車道をそこそこのスピード(原付バイクよりも速いかも)で走っているため、パワーの無い車などは追い抜きに手間取ることも多々・・・。要するにこのクロスバイク通勤者によって車の流れが不安定になる事が急に増えてきました。しかも悪いことに、クロスバイク通勤者が私の同一車線と対向車線のどちらにもいて、各々のクロスバイクを先頭にした数珠繋ぎの渋滞同士がすれ違うと、そりゃもう最悪に・・・。状況によってはとても危険に感じることがあります。

別にクロスバイクの通勤が良い悪いということではないのですが、並みの自転車とは比較にならないほど速い速度で走っているクロスバイクが歩道を走ることなどあり得ず、だけど車道を通ると車の通行の妨げになっていることは事実で、インフラが追いつかない中で主にクロスバイクを中心とした"自転車の車道走行による事故"が私の通勤路でも起きなければと思うようになりました。









因みにこのクロスバイク通勤者ですが、大きな交差点にさしかかると猛スピードのまま歩道にスッと入り込み、そのまま左折して走り去っていきます。この交差点歩道の各コーナー部には地下道入口があって見通しが悪いのですが、そんな事はお構いなく猛スピード。自分の都合によって車道と歩道を使い分け、速度だけは車道を走る時とさして変わらない猛スピードなので、見かけるたびに嫌な気分になります。

そしてスマホがハンドル中心部に固定されており、それをチラチラ見て自転車をこいでいる事も気になります。何を表示させているのかは分かりませんが、出しているスピードといい車道に不安定な流れを作っていることといい、スマホを眺めながらの快適通勤はどうかと思ってしまいます。











そういえば今月から改正道路交通法が施行され、自転車の取り締まりが強化されることになりましたね。

取り締まりの対象となる危険行為は下のほうで書いた14項目で対象年齢は14歳以上らしく、うちは高校生の息子が通学で毎日自転車に乗っていますし、お袋も車の免許を持っていないため買い物の足は100%自転車ということで、この取締り強化は他人事ではありません。





◆危険行為と規定された14項目◆


1.信号無視
読んで字のごとく、やっていいはずがない行為。


2.通行禁止違反
標識等で自転車の通行禁止が謳われている場所での行為。


3.歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
自転車が通行可能な歩道であってもスピードを出して走っていると違反になる。


4.通行区分違反
自転車道がある時はそこを走り、無い場合は車道の左側を走ること。一方通行での逆走も自動車同様禁止。


5.路側帯通行時の歩行者の通行妨害
歩行者の通行を妨げないような速度と運転方法(並列運転など)


6.遮断機が下りた後の踏切への侵入
規制強化云々関係なく、やるべきじゃない行為でしょ。


7.交差点安全進行義務違反
信号のない交差点で一時停止を無視したり左方向優先の原則を守らないと違反。道幅が広い方や止まれの標識がない道路が優先。


8.交差点優先車妨害
あくまでも左折車が優先。自分が右折する時に相手が直進と左折の場合相手が優先。


9.環状交差点での安全進行義務違反
環状交差点(ラウンドアバウト)に入る際は必ず徐行


10.一時停止無視
車道に止まれがあったら必ず一時停止


11.歩道通行時の通行方法違反
自転車の走行が認められている歩道であっても高速での走行は禁止。最も車道に近い側を最徐行で走行のこと。


12.ブレーキのない自転車
競技用自転車のような前輪のみ、または後輪のみのブレーキでの公道走行も違反となる。


13.飲酒運転
自動車と同じ扱いなので当然。


14.安全運転義務違反
道交法第70条に沿ったもので、「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」とのこと。






これら“危険行為”と謳われている行為を3年以内に2回以上摘発された14歳以上の運転者には、安全講習(3時間、5700円)の受講が義務づけられるそうです。そして受講の命令を受けて3か月以内に受講しなければ、5万円以下の罰金が科されるそうで・・・。





14項目の中で、規制強化云々に関係なく「そりゃ捕まって当然でしょ!」って思えるのが

1.信号無視
6.遮断機が下りた後の踏切への侵入
12.ブレーキのない自転車
13.飲酒運転


あたりでしょうか。「2回捕まったら講習・・・」なんて温いこと言わず、即講習&罰金徴収でも構わないと個人的には思っています。





あとは・・・、正直言って山口の田舎者からするとどれも「実情に沿っていない規制」という感じで、都会だからこそ日常的に起こっている出来事に田舎が巻き込まれてしまった・・・そんな印象です。ニュースで流れている歩道での様子や交差点での酷い信号無視など正直こちらではほとんど見かけることがなく、警察に監視され続けるほどモラルも低くない。むしろ自転車が自動車と同じ扱いになることのデメリットの方が大きいと感じます。あくまでも私個人の考えですけどね・・・。






ところで14項目の一番最後の「安全運転義務違反」というやつですが、実はここが結構曖昧ですね。具体的な例がどのようなものかが分かりませんが、整備不良はもちろん、周りの安全に配慮した運転をしろということですね。

田舎のこちらではむしろここに重きを置いた摘発をしてほしいんですよね~。以前ブログに書いたことがありますが、ウォークマンを聴きながら通学していた女子高生が脇道から飛び出してきて危うくひきかけた事があり、その時は事前にカーブミラーで女子高生が見えて嫌な予感がしたのですぐにブレーキを踏んで最徐行に切り換えたら、やっぱり女子高生は気づいておらず私の目の前に飛び出してきて驚いていた・・・という出来事がありました。

更には、ショッピングセンターの歩道を歩いていたら、同じく女子高生のチャリに後ろから突っ込まれたこともありました。



そういう事もあり、田舎のこちらでは小難しい道交法を守らせることよりも、スマホとかイヤホンとか傘差しなど、運転方法そのもの規制の方が有り難味がある気がします。あとは、狭い道路の右側通行も多いですけどね・・・。









あれ・・・?












積載重量オーバーとか

大丈夫なんすかね・・・(~-~;)














あ、先週アコゴンのオイル交換ついでにこれに乗ってきたので、軽く試乗記を書こうと思っています。
Posted at 2015/06/20 23:58:08 | コメント(11) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2015年06月14日 イイね!

この週末も諸々と用事を

この週末も諸々と用事をこの週末は第二土曜日だったので2連休でした。

この二日間が梅雨の晴れ間だったことと、やっぱり休みが二日続くと家の事が色々とはかどります。自分の自由時間のほう相変わらずさっぱりなんですけどね・・・。











さて、昨日土曜日は私が休みでも奥様は仕事。しかも出勤が早出だったので私が起きた時は既に奥様はおらず、朝ごはんが用意されていました。










そして私と娘への置手紙が。

息子が午後から塾なのは聞いていましたが、娘が12時過ぎにクラブに行く事はこの手紙で初めて知り、焦って家の諸々の用事を始めました。









中でもエアコンのフィルターは昨年の秋以降全く掃除をしていなかったのでしておくことに。

この6月に我が家で7台目となるエアコンを納戸に増設しましたが、さすがにそのフィルターは新品状態だったものの、それ以外のフィルターはかなりの汚れっぷりでした。フィルターの埃はクロスフローファンの風量ダウンに直結するので、まめに掃除したほうがいいですね。








そうそう、我が家にある7台のエアコンを古い順に書きますと・・・










息子の部屋にあるのが現在我が家にあるエアコンの中で一番古い96年製のFUJITSUの冷房専用エアコン。この部屋はもともと私の妹が結婚前にいた部屋で、その時から使っているエアコンです。

今だに元気に動いてくれていますが、インバーター制御じゃないため風量がきめ細かく変化しないのが難点。風速は強中弱3段階なので電気代は一番かかっているかもしれませんね。










次に古いのがお袋の部屋にあるDAIKIN製。









今の実家に戻る前、アパートで暮らしていたころに買ったのが2006年製のCORONA。現在2階リビングに使用中です。










私達が実家に戻っくる際に増築し、その時に親父の部屋に付けたのが三菱ビーバー。2009年製。











その翌年の2010年夏、2階の和室に増設したのがPanasonic。










昨年夏、この家を建てた時から付けていた冷房専用エアコンと入れ替えで1階リビング兼ダイニングに導入したSHARP製。プラズマクラスターイオンのものです。










そして今月頭に納戸に増設したのがHITACHI製。小さな部屋に使うには微風でも寒くなりすぎるかと思いきや、素晴らしく優しい微風制御をしてくれ、時には停止しているのかと思って手を当てるとほんの少しだけ回って風が出てる・・・。このあたりは最新の機械だなあぁと感じます。







それにしても、狙ったわけでも何でもないのですが偶然にもメーカーが全部違っていますね(笑)。





これで全ての部屋にエアコンを設置したことになり、恐らくこの次は順番として息子の部屋の冷房専用を買い替えることになるでしょうね。ま、もう少し頑張ってもらいますけど・・・。









あ、因みにフィルターを掃除して思ったのですが、フィルターで一番しっかりした作りなのはFUJITSUとDAIKIN。CORONAとSHARPは枠が多少ヘナヘナしていますが、フィルターの差し込みはしやすい。三菱ビーバーはしっかりした作りですが僅かに変形が始まっていて天井部熱変換フィンとの隙間が少しタイトなので差し込みに少し気を遣う。Panasonicは早々にヘナヘナになった上に天井部熱変換フィンとの隙間もタイトでフィンをなぎ倒していくほどの程の酷さ・・・。HITACHIはまだ新しくして外していません。

そう思うと、昔の古い物の方が設計に余裕があるんでしょうかね。無駄な空間をギリギリまで詰める事は間違いなく重要ですが、メーカーが想定していないことが起こっていることも事実で、それがフィルターの枠の経年変形による熱変換フィンとの干渉なのだといえます。











さて、娘にご飯を食べさすことを考えたら、時間に余裕がないことに気づき慌てて出動です。










買い物ついでにいつものルーチンワークも・・・。

暑くなってきたので温湯ボイラーの灯油の消費量が激減し、毎週のように注ぎに行かなくても良くなったのがせめてもの救いか(汗)。









買い物を終えて帰り、結構ドタバタで昼食作り開始。










材料から分かる通り、完全に簡単料理。じゃないと間に合わない(笑)。









下ごしらえはこんなもんかな。

あ、右下に見える素足は娘の足です。私が料理するとき娘はよく見たがるのですが、手っ取り早くできあがるトーチャンの簡単料理が見ていて面白いからだそうです。










卵をといて、魔法の調味料“ウェイパー”を混ぜときます。これ、言ってみれば中華版味の素みたいなもんでしょうか。まぁ味の素じゃ中華料理は美味しくなりませんから、これで一気にお店の味に近づけちゃいます。









熱したフライパンにウェイパー入りの溶き卵を投入。とは言っても、今じゃ過加熱防止のSIセンサーコンロが当たり前なので、思うようにフライパンが熱せられないのよね・・・









ジュワッとなったら2秒後にご飯投入。









本当なら中華鍋と中華お玉でカンカン、パラパラやりたいところですが、ホーロー鍋なのでコートに優しい木のしゃもじでダマになったご飯をパラパラにしていきます。




もちろん、娘の前なのでカッコよく鍋を振りましたけどね(爆)。










ご飯を前に寄せ、白ネギと焼き豚を投入。










手首のスナップをきかせてネギ&焼き豚の上にご飯をバサッと被せ5秒待ち。










再び鍋の中でパラパラ踊りをさせ、塩をほんの一つまみ、コショウもパラパラっと軽く振ります。









そしてレタスを入れて軽くパラパラ踊りをさせ、醤油を鍋肌に1.5秒程度流して最後のパラパラ踊りをさせて完了!


料理中のスマホ撮影はかなり厳しいためコンデジで写したら、まぁ酷い手ぶれになってしまったという・・・。










味はウェイパーのおかげもあり、かなり旨い!!









本当はもう1品何か作りたかったけど、娘のクラブに出かける時間が早くてちょっと無理でした。

でも娘にはこれだけでも充分だったようで、美味しいって喜んで食べてくれました♪







このあと、息子用→私用と作り、奥様が帰ってきたところで奥様用も作りましたが、チャーハンは段取りさえしておけば作るのはあっという間ですから楽なもんです。多分、卵投入から僅か2分弱?一気に4人分とか作るとベチャベチャになってろくなことにならないので、一人ずつ作るのがベストですね。









チャーハンと言えばやっぱり豚骨ラーメン。息子と私はカップラーメンで誤魔化しです。時間があれば野菜炒めでも乗せた野菜ラーメンでも作りたかったけど、この日は断念です。










そして今日日曜日も天気はそこそこの晴れでした。でも洗車はせず。今日も脱衣所の壁のカビ取りやボイラー配管のテープ巻きとか玄関の石段のコケ落としとか色々・・・。





そういえば天気予報が変わっていて、どうやら明日も明後日も天気が良いみたいですね。明日はうちの会長と熊本に出張で、本来私が行く出張ではないのですが営業の部長さんの罠に嵌められて行くことに(汗)。

この蒸し暑い時期にワイシャツとネクタイは堪えそうです・・
Posted at 2015/06/14 22:57:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | レシピ | 日記
2015年06月08日 イイね!

この日曜日も梅雨準備


先週の土曜日、娘の部屋に割り当てた納戸にエアコンを取り付けてもらいました。私は会社で工事に立ち会うことができませんでしたが、今回の作業者は事前打ち合わせの段階から本当に信頼できる方とすぐに分かり、実際の工事内容を見ても(主に屋外配管工事と屋内電気配線の取り回し)素晴らしいと思いました。

この工事、本当であれば5月末には完了していたはずなんですが、他店で色々と擦った揉んだがありましてタイミングとしては梅雨入りギリギリとなってしまいました。










小さな4畳弱の部屋なので2.2Kwタイプでも余力がありすぎるのですが、これ以下のものが存在しないため仕方がありません。とはいえ、冬になった時にこの狭い部屋でファンヒーターを使用すると一酸化炭素中毒や火事という面でも怖い・・・。灯油の燃焼と違って絶対湿度が変わらないまま温度を上げて相対湿度を下げるエアコン暖房だとあまり暖かくならないものですが、この小さな部屋でこれだけの余力があるのですから、むしろ良いことかもしれません。




とりあえず本格的に蒸し暑くなる前にエアコンを導入できたので一安心です。













さて、昨日日曜日は息子が陸上の大会、娘はテニスの大会で二人とも朝から維新百年記念公園に行っていたので家にはおらず。奥様と二人だったので一緒に買い物に出かけ、昼食も久しぶりに二人だけの外食となりました。









山口市民なら恐らく一度は食べたことがあるであろう春来軒(しゅんらいけん)の“ばりそば”。創業50余年ということで私も幼い頃からお袋に連れられてよく食べに行っていたので今でも大好きです。長崎の皿うどんと違い味は鶏がらベースなのでアッサリしていますが、だからこそ飽きずに食べれるのかも・・・。










そういえば、息子はこの大会が高校生活最後の大会でクラブ活動もこれで終わりです。


思えば中学生でテニスクラブに入り、この時の顧問の先生がラケットをほとんど握らせずとにかく走らせて体力づくりばかり優先させていたためテニスはちっとも上手くならず、気が付けば足だけはえらく速くなっていたという・・・(笑)。


希望の高校に入学でき入ったクラブは陸上部(笑)。高校2年生の時の県体新人戦で100mを走った息子は、この高校の陸上部初となる決勝進出を果たし、決勝戦では残念ながら最下位の8位だったものの11秒39というタイムで走りきり、“山口県の高校2年生の8位”という成績を残してクラブ活動を終えられたのは立派だったと思います。







今年から中1になった娘も、トーちゃんと兄ちゃんを追うように軟式テニス部に入部したのですが、学校での壁打ちが禁止なったとかほとんどラケットを握らせてもらえないとか、色々不満を言っています。
私も中学校のクラブで市の大会では準決勝あたりまでは何度か進んでいたので分かりますが、ラケットを握って打つのが早ければ早いほど上手くなるのは当然。弱い学校というのは大概が1年生は球拾いでやっと打てるようになるのが2年生あたりから。まぁテニス部の顧問の先生と言ってもテニスをしたことがない先生がほとんどで、強かった学校ってやっぱり顧問の先生そのものがテニスをやってて上手いし、早くから壁打ちや乱打をさせていました。学校の色々な事情があるのは重々承知ですが、壁打ちはテニスが上手くなるための基本的な練習方法ですから、テニス部専用の壁打ち場がありながらの禁止ってのは考え物じゃないかなぁと思ってしまいます・・・。


そういうこともあって、最近は娘と二人で別のテニスコートに行って練習するようにしているのですが、梅雨に入ったのでいっときは無理かな・・・。










梅雨といえば、洗濯物の臭いも気になりますよね。


午後からは洗濯槽の洗浄をしておきました。40℃のお湯を何度もバケツに汲んで洗濯槽に溜めていく・・・。どこの家庭も同じだと思いますが、平日のお母さんってちょこまか忙しいんですよね。お湯を何度も何度も汲んで入れるなんてやってられないってのが正直なところだと思うので、休日にトーちゃんがやってやる方が家庭円満にも繋がること間違いなし(爆)。

事実、1回洗浄しただけじゃカスが取りきれなくて、洗浄剤なしで再度水だけの標準コース運転でようやくカスが出なくなったという、かなり時間のかかる作業となりました。

でも終えたあとは洗濯層の中の臭いが全然違いますね。梅雨は特に洗濯物が臭いそうなので、やってよかったと思います。










そして天気がそこそこ良かったし、先週はダンクしか洗車をできなかったのでアコードを洗ってやりました。









今日活躍したケミカル軍団(笑)。

いつものバリアスコートじゃなく、先週のダンク同様スプレーワックスでコートです。梅雨を乗り切るためにも撥水コートとウォッシャー液補充は重要ですね。












数年前にこんな出来事があったので、常に綺麗なタオルを積んでおくことも忘れないようにしております・・・。







ということで、何だかんだで梅雨入り準備完了。

でも梅雨は嫌いなので、そこそこ雨を降らせたらとっとと明けてほしいものです(~-~;)
Posted at 2015/06/08 23:29:38 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記

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