
先週あたりから朝晩かなり涼しくなってきましたね。朝の通勤ではエアコンを入れない日が増えてきて、ようやく秋の空気を感じる様になってきました。
涼しくなってくると気にかけておきたいのがタイヤの空気圧。先日ダンクの給油時にタイヤの空気を入れましたが、予想していたよりも入りました。アコードもN-WGNもそろそろ足しておかないと・・・
そういえば、息子が先々週コロナに感染してしまいました。息子は2回目の感染ですが、前回と違ってかなり症状が酷く、初日は頭が割れそうなほど痛がり体もしんどくて動けない状態でした。39度台の高熱が4日間続き喉も相当痛がっていて、仕事へ復帰するまでに一週間かかりました。我が家は高齢のお袋や体の不自由な奥様は勿論、主婦業と奥様を介護する私や今週から看護実習が始まった娘への感染も絶対に避けたいところ。とはいえ、動けないほどしんどそうな息子を部屋に隔離したまま放置するわけもいかず、食事や水分、頓服などを持って行ったり病院に連れて行ったりと、なかなかリスキーな事をせざるを得ませんでした。正直二回目のコロナでここまで酷い症状になるとは思ってもみなかったし、これを見ると絶対に感染したくないと思ってしまいました。
さて、息子のコロナや娘の実習が始まった関係で先週はブログを書けませんでしたが、今回二週間遅れのネタではありますが、ダンクとアコードでそれぞれちょっとした補修や修理を行なったので書き残しておきます。

まずはダンクの運転席サンバイザーについて。
今年の夏頃からですが、ご覧のように運転席のサンバイザーが垂れ下がってきて元の位置を保持できない状態になってきたので交換する事にしました。
実は、
ダンクを購入してから13年経過した2014年に初めてこの症状が起こって中古品に交換しておりまして、それから10年経過した今回が2回目の交換となります。

今回もまた某オクの中古品で。
ライフダンクの型式はJB3ですが、JB3用は出品数がほとんどなく、今回ありはしましたが汚れていたので、出品数の多いJB1ライフ用(ダンクのベース車両)を購入しました。

上がこれまでのもので下が今回買ったもの。
色が微妙に違うやんけ・・・・(汗)

これまで一度も交換した事がない助手席側も外して比べましたが、やはり今回買った方の色が違うようです。
知らなかった・・・・

型番もちょっと違っています。とはいえ、こういったシールが貼ってある商品の方が少なく、出品画像だけでは違いが分かりませんでした。
ただ、室内で比較してみると色の違いがほぼ分からないくらい微妙な差だったので、とりあえずこのままでいく事にしました。

クリーナーでくすみ汚れを取って
交換完了!
先日の娘の運転練習中にも垂れてきて娘はこの状態を知っていたのですが、色が微妙に違う事を言わずに娘に見せたら、全く気付きませんでした。しかも色が違う事を伝えても「う~~~ん、ほとんど違わないんじゃない?」って言うので、このままでいくことにほぼ確定。
因みに、その後また某オクで検索したら、左右セットの出品ではありますがダンク用の出品数が増えてました・・・・。

そしてもう一つアコードのウィンドウモールの劣化の補修についても。
以前書いた事がありますが、私のアコードは今年6月に全塗装しまして、その際このモールも新品交換されるはずだったのですが、運転席側だけ欠品のため交換されないままとなっていました。
不思議な事に、なぜかクォーターガラスのモールはほぼ劣化していないんですよね~。なので後席ドアと運転席ドアのモールの艶の無さが妙に目立っていました。

助手席側のモールは前後とも在庫があったので新品になっていて、クォーターガラスのモールと艶がほぼ揃っています。

劣化状態の比較。
全て運転席側のモールで、左からクォーターガラス、後席ドア、運転席ドアの順。

運転席ドア。恐らく全塗装時に板金屋さんが行なった艶出し作業で、コンパウンドがモールに付着したのでしょうね。私の元に戻ってきた時はここがかなり白くて、私も随分と落としたつもりですがなかなか落ちず、みすぼらしい状態になっていました。

ってことで、このモールを外してリフレッシュさせます。
運転席のモール固定ネジは、モール後端の内側の固定ネジ1箇所だけ。

ネジを外したら後ろ側を上に浮かせ

前端はドアミラー部に差し込まれているだけなので、手前に引っこ抜けば外れます。

後席用モールのネジ固定は、後端と前端の各内側の2か所だけ。ネジを外してモールを上に抜けばオッケー。

全塗装してそれほど月日が経っていないので、汚れはほとんどありませんでした。この夏は雨もほとんど降ってませんしね。

モールの油分落としはシリコンオフで。

リフレッシュ方法は、カッティングシートで。
実は、過去にモールのリフレッシュを行なった事がありまして、その時はラッカーで塗装をしたのですが、乾燥して綺麗にできたと喜んでいたらその後徐々にベタつきが出始め、いつまで経ってもその状態が続いたので、そこで初めて塗料がここの材質を溶かし始めたのだと気付き慌てて塗料を落としたという過去の失敗がありました。
で、ここの補修でカッティングシートを勧めてくださったのがお友達の俊夫さん。シートの回し込みが上手くできるか自信がありませんでしたが、それさえ上手くいけば良い手段だと思いまして、空いた時間は少なかったですが急いでチャレンジしてみました。
因みにこのシートは黒の艶無しで屋外耐久性5年というものですが、これの艶あり黒を以前ピラーの補修で使っておりまして、ちょうど今年で5年経過しましたがそろそろ劣化が出始めているかなという感じ。紫外線に当たりまくりなので、よく頑張っている方だと思います。

色合いや艶なども、劣化していないクォータピラー部と比較しましたが、違和感なしでいけると思いました。

モール長が約90センチちょっとだったので、シートはこのシリーズで一番短い2mのものを買いました。これで1,300円でしたからお安いですよね。

端部の回し込みはドライヤーを足に挟んで温めながら貼り付け・・・。剥がれない様、且つしわも寄らない様しっかりくっつけます。

ちょっとした段差なんかは、爪を使って元々の立体感を殺さないよう・・・。

新旧比較(左が補修した物)。
いい感じです♪

と言う感じで前席、後席とも完成。
モールの両端面の樹脂は劣化していなかったので、貼りませんでした。

と言う事で、ビフォーアフター。
これは後席。

そして前席。
大満足です!

せっかく塗装が綺麗になった中でモールの痛みは気になっていたので、ようやくすっきりした気分です。
さて、以前のブログで書きましたが、アコードは今年の車検でエンジンマウントをごっそり交換したもののリヤエンジンマウントのみ欠品で交換しておらず、それについてはユーロR用の在庫があり取付ピッチも合うとディーラーさんから教えてもらいまして、エンジン重量の違いはあるものの、交換の効果をほとんど感じていないどころか日増しに太いこもり音と振動が酷くなっているので、ユーロR用を注文して10月に入ったら入院させる事になっていました。
ところが!

先々週の休日にダンクの空調ブロアがうんともすんとも言わなくなるトラブルが発生・・・(泣)。ACコンプレッサーはONするのに風が全く出ないのです。
さすがにまだ日中は暑いし、雨が降れば曇っちゃうので、とりあえずアコードの入院を延期してダンクの方を優先して入院させる事で日程調整をしてもらっていました。
ところがどころが!
空調が動かないダンクの代わりにアコ-ドで通勤をしていたら
バッテリー警告灯が点灯・・・・
(──┬──__──┬──)
バッテリー警告灯は、“バッテリー”という名で呼ばれながら実際はオルタネーターの発電監視をして警告を出しているので、ほぼ間違いなくオルタネーターのご臨終のサイン・・・。発電電圧が不安定になっているのでしょうね。
で、空調が効かず汗ダラダラで運転しなきゃいけないダンクと、途中でエンジンが止まるかもしれないアコードのどちらで通勤するべきかを考えたら、そりゃ暑いの我慢してでもダンクで通勤する方がマシに決まってます。

ってことで、二転三転しながらも急遽先週の日曜日にアコードの入院となりました。ただ、バッテリーの警告灯は点灯した翌日の朝には消えていて、この日ホンダに辿り着くまでにも点灯はしなかったのでひん死の状態ではないのでしょうね。ある程度距離を走って熱を持つとまた点灯するのかな・・・。
因みに、オルタの交換は今回で2回目となります。前回は故障して交換したのではなく20万Km到達直前にリスク回避の意味で事前交換しました。勿論リビルト品ですが、それから約13万Km走っての寿命ですからよく頑張った方かもしれませんね。ダンクは現在15万Kmにして既に2回も交換してますから、アコードのオルタは耐久性がある方だと思います。
金額はリビルト品でも5万円を超えるらしく、前回の時よよりも大幅に値上がりしているそうです・・・。

ダンクの空調不具合についてですが、症状を箇条書きにしますと
・この夏頃から空調ブロアからチリチリとした音が少ししていて、最近ではかなり大きな音になっていた。
・以前は回ったり回らなかったりを繰り返していたが、徐々に回らない日が増えていった。
・ファンは回らなくても(風が出なくても)、ACコンプレッサーはONする。
といったところ。
ブロアから異音がして回らないとなると、もう十中八九はブロアの電極ブラシの摩耗による寿命だと思いますが、それでも「空調スイッチの接点不良」、「ブロアのリレー接点の不良」、「風量調整用の機器の寿命」という事も考えられます。
ただ、ブロアが回らなくてもACコンプレッサーがONするのでスイッチ故障ではない。ブロアが回らない時にカプラーを外してテスターで測ったら電気が来ていたのでブロアのリレー故障の可能性も消える。となると、ブロアか風量調整機器のどちらか・・・。(うちのダンクはオートエアコンなので風量調整用機器はレジスタではなくパワートランジスタ)
で、モーター系が動かなくなった時にモーター自体が故障しているのかどうかを手っ取り早く確認できる方法が「モーターを叩いてみる」という方法(笑)。
エンジン始動直後に動かなくなった時、インパネ下部の奥まで手を伸ばしてモーター部を叩いてみると
動くやん!!!
その後も何度もこの手で復活するので、もうブロア故障で確定。ディーラーでブロアの金額を聞いたら2.2万円との事だったので、高額になりそうなアコードの修理費の事を考えて純正の新品は断念・・・。アマゾンで社外品の新品もありましたが、モーター音が煩いだの固定するネジピッチが合わないだの、評価が結構ボロクソ。なので、某オクで純正の中古品を買いました。10万Km程度走った車のものでしたが、うちの15万Kmよりは短いし、送料込で3,000円(品物自体は1,500円)ですから6回買い替えてもまだお釣りがきます。まぁそこまですぐに壊れることはまず無いでしょうし、この先のリスクを考えても娘にはそこまで長く乗ってほしくはないので、これで充分でしょう。

と言う事で、先週の日曜日の夕方に急いで交換しました。

割りと綺麗な商品ではありましたが、それでももう少し自分で綺麗にしたいと思いながらも夕食を作る時間が迫っていたので迷いましたが、結局マイペットを羽根に吹き付けてブラシで洗い、優しいシャワーモードで流して綺麗にしておきました。
当然ですが、モーター側に水分が入り込まない様、常にモーターを上にして洗ったのは言うまでもありません。

ほぼ新品のように綺麗になりました。

新旧比較。
因みにこのブロアはシロッコファンと呼ばれるもので、多翼ファンとも呼ばれています。この手のファンは風を押し出す力が強く、そして静かなのが特徴。しかし風量はそこまで多く出せないのが数少ない弱点でしょうか。
風は羽根の円筒内部から吸い込み、羽根が内部の空気をかき出して羽根の外側へと吐き出します。なので、この画像の向きだとファンは反時計回りに回る事になります。

ブロアを取り外した部分。向こう側に熱変換器であるエバポレーターが見えますね。ブロアがここの空気を羽根の内部から吸いこみ、羽根の外側へと送り出され右下に見えるダクト穴へと押し込まれます。
吸い込み空気の温度を測るセンサーも見えますね。因みにエバポレーターのすぐ向う側にはエアコンフィルターが縦向きに差し込まれています。

ブロアを突っ込む前に一応ちゃんと回るか確認。
物凄く静かにビュンビュン回ってくれました~~~!
羽根に手が触れると大怪我するので、要注意です・・・・

と言う事で、延命処置完了!
当たり前の状態に戻っただけではありますが、病気でダウンしてしまった家族が治療によって元気に復活した時の安堵感と似ていて、やっぱりそれが嬉しいんですよね~(笑)

ダンクとアコードの故障部品を捨てる時には、毎回労いと感謝の気持ちを忘れずに捨てております・・。
23年と9ヶ月間、本当にお疲れ様でした!
そして、寒い日も暑い日も快適な空間を作ってくれてありがとう!
ちょっと大袈裟か・・・(~-~;)

あ、今回の代車は新型N-BOXです。
乗り始めて約一週間経ちますが、新型も素晴らしい車ですね。N-BOXの簡単なインプはアコードが戻ってきてから書きたいと思います。
と言う事で、かなりネタ遅れで、しかもぎゅうぎゅうに詰め込んだ長いブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
翌週も娘の実習で4時半起き・・・、そして東京日帰り出張もあるので地獄の一週間になりそうです(;-;)