一昨日18日(水)朝に出発。
目的地はビーナスラインの終点の、道の駅美ヶ原高原だ。
京都辺りであまりに空が秋っぽかったので。
京都縦貫、名神高速、中央道と一気に走って諏訪ICで降りて最初の信号の向かいにガストを見つけたので入った。
チキンステーキなら食べられるので注文。
最近ファミレスには行っていなかったので、システムが凄く変わっていたのに驚いた。
入店すると人数を聞かれ、1人だと答えると適当に座ってくださいとだけ言われた。
注文はタッチパネルで、配膳はロボットが、支払いはセルフレジで、その間誰とも話さず。
人件費を絞るとこういうことになるのは必然で、私的にはいちいち人に注文を言ったり支払ったりするよりこちらの方が面倒がなくてよい。
スーパーでもセルフレジがあるところは必ずそちらを使う。
その方が自分のペースで出来るし、支払い時次の人が待っていて焦ることもないので精神的に楽だ。
ガストを出て蓼科方面に進んでいくと空模様が怪しくなってきた。
ナビには白樺湖を入れていた。
美ヶ原を目的地にすると最短距離で案内してしまうので、走れる道が短くなる。
だから白樺湖からビーナスラインを走ることにしていた。
ナビは大門峠を目指したので白樺湖を右側に見て峠の信号に到着。
この時からポツポツ降り出した。
車山から霧ヶ峰に。
標高が高いためなのか、この辺りにはほとんど樹木がない。
その為見晴らしがよく、晴れの時には富士山も見える。
霧ヶ峰当たりでは本当に霧が出てきて一瞬見えなくなることもあった。
八島湿原から和田峠。
本降りになってきて、ものすごい稲妻や雷鳴が響きわたったりして先に進もうか迷ったが、もう少しひどくなれば諦めようと進んでいるとそれ以上はひどくならなかった。
まだ16時頃なのに暗くなってきてどうかなと思いつつ、標高1700mから一気に2000m近くまで登る美ヶ原の手前の峠を登った。
道の駅に着くと意外にも多くの車が停まっていてそこそこにぎわっていた。
すぐ寝る用意をして、まだ暗くなっていなかったが横になる。
この時気温は17℃で、猛暑の下界とは比べられない気持ちのよさだった。
夜はとても静かで、時たま話し声は聞こえるので一人ではないと思いつつ眠る。
外は雨。風が強い。
夜中になって上がって十五夜過ぎの月が明るく照らしていた。
少し明るくなって目が覚めて外に出て驚いた。
周囲には何十台もの車が停まっている。
平日木曜日の早朝にしては多い。
最近の観光地ではよく聞く外国語は全く聞こえず、皆さん何をしているのかと見ると朝日や眼下の雲海を写していたリした。
風が強く寒いので早々に出発。
この時の気温が15,5℃で半そで一枚では寒い。
出発するときにはまた降ってきてビーナスライン上ではずっと雨。
以前X1で撮ったのと同じところで記念撮影。
風雨が強いので早々に出発。
雨と霧で走りにくかった。
蓼科別荘地から299号麦草峠に。
この辺りは別荘地でたくさん樹木の間に建っている。
別荘はこういう木で遮られたところが多いが、太陽が当たらずじめじめしていそうでそれほど良い所とは思えない。
実際に住んでいる人が多そうだったが、本当の意味で別荘で年に数回しか使わないなら、掃除や雑草の処理など大半だろうなと余計なことを考えてしまう。
もしも私が別荘のようなところを使いたいならば(絶対にないことだが)、ペンションか民宿のようなところにお願いした方がよほど良いと思う。
ここは国道では2番目に標高の高い所(ちなみに1番高いのは292号群馬の渋峠)だが、そんな感じはしない。
近くに登山者のための駐車場やトイレがあって人里離れた感じがしない。
道路周辺は針葉樹やシラカバのおそらく原生林でびっしり覆われており、下草やコケも相まってすごく自然を感じられるところだ。
峠を降りて、松原湖経由でぶどう峠に。
登りの長野側は距離が短く頂上付近では草刈りの人たちが作業をしていたので大した峠ではないと思ったが、群馬側はとても長くかなり下った感がある。
少し寄り道をして御巣鷹山登山口まで行った。
途中トンネルが続くが、ライトが少なく車のライトしか頼りにならなくてちょっと恐ろしい。
登山口前数㎞はまさに林道で、傾斜がきつく落石があって気を付けないと危険だ。
登山口は数台が停まっており、どういうわけか自衛隊の車両が停まっていた。
この時には雨は止んで曇り。
もう1泊しないで帰宅しようと思っていたのですぐに出発。
十石峠は通行止め。
最後の目的地の榛名山に向かう。
頭文字Dの聖地だが、私はずっと以前に一通り読んだだけでどこがどうなのか全く分からず。
榛名湖は静かで観光地としても人は少ないような雰囲気だった。
その後は一路帰宅。
松井田妙義ICで高速に乗り、横川SAでトイレしてすぐに出発。
上信越道、北陸道、舞鶴道とノンストップで走り舞鶴PAでトイレ休憩して京都縦貫経由で帰宅。
走行距離は2日間で1330kmだった。
さすがに疲れた。
余談だが北陸道で真っ暗な中追い越し車線を走っていたら、数台連なっている左車線に怪しげな黒い旧クラウンがいた。
追い越しざま運転者を見たら彼もこちらをちらりと見たので確信し、すぐに前に割り込ませてもらった。
もともと100km/h以下なのでどうということはないのだが、お上には敬意を払わないといけない。
しばらく後ろを走っていたが急に速度を上げ追い越していったと思えば、犠牲の車が停車を命じられていた。
もともと違反をしなければ良いのだが、追い越し車線を長い距離(概ね2㎞といわれている)走り続けていても違反で検挙される場合があるそうなのでルールは守りたい。