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先日仙台から持って帰った車。



オイル交換をしようとしたら、巨大なアンダーガードでがっちり覆ってある。



アンダーカバーではなくガード。



一応SUVなので荒れ地や泥濘地、雪中も走ることを想定してのことだろう。



ティグアンは厚さ１㎜ほどの鉄板でかなり重かったが、これは厚さが３㎜ほどの樹脂板だ。



結構重くて最後のボルトを外したら頭に落ちてきて痛かった。



１０ｋｇはあると思う。



そしてドレンボルトを見るとかなり特殊なもので、頭が薄い円形で真ん中に小さな６角ボルト（ヘックス）用の穴がある。



実際はこんなにしっかりしたボルト用の穴ではなくもっと小さく浅い。



絶対舐めるという構造だが、どうしてそんなものを使っているのか分からない。






実際その穴が舐めていて工具を突っ込んでも空回りしてしまう。



周囲は円なのでとっかかりがないし何せ薄いのでパイプレンチでも掛からない。



色々考えたがとりあえずオイル交換をすればよいと上抜きをすることにした。



以前使っていた機械を取り出しセットして動かしたら、ぼちぼち吸い出す。







かれこれ３０分ぐらいかけてようやく出てこなくなった。



廃オイルの量を測ると４，９リットル。



通常は４，７リットルなので少し多いが、引き取るときに足りないと言って０，５リットル継ぎ足したのでその分が多くなっていたのだろう。



ということは上抜きでも十分できるということが分かったので、外せないドレンボルトはそのままにしてこれからは上抜きでやっていくことにする。



フィルターも同時に交換して試走。


ティグアンのと同じ。








いつもの東コース。



引き取るときにはそれほど意識しなかったが、走りだしが重い。



６０ｋｍ/ｈぐらいまでは重くて少しもっさりしている。



一旦スピードに乗れば静かに走るが、３０～４０ｋｍからの加速が重い。



前のパサートももともと１８インチが付いていたが走り出しが同じく重かったので１６インチに交換した。



それで相当軽くなり乗り心地も良くなって良かったが、カーブの安定性では１８インチの方が勝っている。



格好も１８インチの方が相当良い、が私は格好には拘らない。




今度のも１８インチを１６インチにすれば（前の１６インチは取ってある）走りは軽くなることはわかっている。



ただカーブの走りをどう考えるか。



一旦１６インチに変えて様子を見て、走安性の悪化が許容できるならばそのままで行くし、我慢が出来なければ１８インチに戻すことにする。



いつもの日吉ダム。






石山坂峠大飯側のループ橋。





ちなみに学校は今期火曜日の履修をなしにした。

昨日早朝真っ暗なうちに家内に送ってもらって最寄りの駅まで。



在来線、新幹線、東京から更に東北新幹線、地下鉄東西線と乗り継ぎ９時間かけて仙台の店まで行ってきた。



途中東海道新幹線では線路に人が立ち入ったので５０分間停車。



岐阜羽島駅では３つ向こうにのぞみ、ホームの反対にひかり、そしてこののぞみと３編成が止まっていた。




そんなわけで発車しても前が詰まっているのでスピードが上げられず東京に着いたのは１時間遅れになった。



更に強風で仙台行のやまびこが遅れ現地に着いたのは２時間遅れ。



最初からいい加減な販売店だと分かっていたから全く期待はしていなかった。



それ以前のメールでの店長の応対はそこそこよかったが。



グーグルマップで評判を検索したら主に買い取りで散々な悪評価の１が多かった。



いわく査定が安過ぎるとか買いたたくとか。



要するに一般客から安く買いたたいた車を、全く整備はせずに車検だけ受けて売るという店らしい。



車を受け取るときにまずオイルの点検をすると、汚れていたがさほどではなく少し量が少なかったので何とかならないか頼んだら店の倉庫をごそごそして４リットル缶の使いかけを出してきてくれた。



全部ジョグに出したら５００ｃｃだったのでそのまま入れたら何とかゲージの途中まで来てＯＫ。



オイルのチェックすらしていないということだ。



ホイールボルトにワーゲン独特の盗難防止用のが使われていたのでそれ用の特殊ボックスレンチを探したら車に載っていなかった。



店長が探してきて、一緒に取説もあったということで持ってきてくれた。



ボルトをチェックしていなかったら取説もレンチもないところだった。



危ない危ない。







車自体は扱いにくいところがなく動きが自然で適度に軽く、ドイツならではのがっちり感もあって好ましい印象。



同じドイツ産でもやたらにがっちりで重々しい（鈍重）のにハンドリングが〇そ過ぎる、う〇こ便通とは大違いだ。



１０年ほど前のＶＷはダウンサイズターボとかで小排気量のターボエンジンを出してきて、大きな車のパサートにも１４００ｃｃのそれを載せていた。



パサートは車格からすると３０００ｃｃのノンターボが相当だろう。



その前からある２０００のターボエンジンが、初期の娘が今乗っているVWのティグアンでとても良かったので（ゴルフGTIでもよかった）、便通の前に１４００のパサートを買ったわけだが、車自体の乗り味や乗り心地は良かったがトルク感が薄くてどうしても我慢ができず買い替えた経緯があった。



そのあとの便通はトルクは逆にパサートの倍以上の５４０Nmと十分有って、アクセルを踏み込めば脳みそが頭蓋内で後ろに押し付けられるような気がするほどだった。



カタログでは０～１００ｋｍ/ｈが６，８秒というからかなり速い。



しかし、ハンドリングが全くダメで直線以外は運転が辛くまるで拷問のようだというとんでもないく〇車で、足回りをリフレッシュしたりしても改善せず早々に処分した。



その代わりに２０００ｃｃターボの四駆ということで選んだのがこのパサートオールトラックという、パサートのワゴン（バリアント）を元にしたSUV風の車だ。



２１１馬力で２８０Ｎｍと数値では大したことはないが、ハンドリングはがっちりしていて適度な重さがありながら自然で、乗り心地は１８インチのスポーツタイヤを掃いている割にはよく、それほどゴツゴツ感も無い。



高級セダンが元になっているだけに静粛性も優れている。



ただし、前の１４００のよりはエンジン音が車内に入ってくる。



ミッションは６速の湿式のＤＳＧ（ＤＴＣ）で普通のトルコン式のＡＴとそれほど感覚は変わらない。



以前のパサートは７速の乾式のＤＳＧが使われていて、これはスタート時に少しがくがくするという違和感があり、好きではなかった。



日本のように走ったり止まったりが多いと壊れやすいという難点もある。



湿式のは比較的壊れにくいしスタート時の違和感もない。



ただ、６速のために高速では回転が上がりやすく、１００ｋｍでは２０００回転ぐらいになる。



8速のX１では同じスピードで１７００回転ぐらいでその差は結構大きい。



それが燃費にも表れていてどんなに丁寧に走っても１３，５ｋｍ/㍑ぐらい。



８速で高速なら１５ｋｍ/㍑は行く。



田舎の一般道なら１０ｋｍ程度だろう。



最近のハイブリッドと比べたら雲泥の差だが、あまり多く出回っている車には乗りたくないので仕方がない。



２時間遅れで仙台を出て高速に乗り、ひたすら暗くなるまで走って磐越道から北陸道へ。



更に眠くなるまで走って有磯海ＳＡで仮眠。



昨夜は寒くて（５～６℃）２時間眠ったら目が覚めた。



仮眠用の寝袋などは荷物になるので持ってこられなかった。



まだ０時前だが走ることにして福井まで。



鯖江北で仮眠をし、目が覚めたら空が薄明るくなっていたのですぐ出発。



我が家には７時ころに着いた。



この時期の早朝、朝日が昇るころの風景は清々しくてとても気持ちが良い。



それを味わえただけでも儲けものだった。



走行距離は８２２ｋｍ。



昨夜はあまり眠れていないので少し疲れた。