ラブアバルトのブログ一覧

先日新聞に記事が載っていた高梁市の吹屋というところに行ってきた。



弁柄で色付けされた住宅街。









ここは江戸末期から明治大正昭和の中期まで弁柄の製造で栄えた所だ。












弁柄とは酸化鉄を細かくすりつぶした染料で家の塗料や陶磁器の絵付け、染め物などに使っていた。



昭和初期に建てられた我が家の母屋も柱など木部は弁柄で塗装されている。



昭和中期以降は鉄の工業製品として大量生産されるようになって廃れてしまったが、現在は当時の豪商の家や街並みが残っている。



旧片山家住宅と広兼邸が解放されていて見学できた。



双方興味深い所だった。



片山家住宅の展示物。











広兼邸の石垣

先月一月に神鍋高原に雪を見に行った時に（全く雪は無かった）植村直己冒険館の横を通った。


その時は横を通っただけだった。



以前に行こうと思って行った時にはあいにくの休館日で入れなかった。



ずっと前に一度入って見たことはあるが、かなり記憶は薄れている。



ということで先日行ってきた。







特徴のあるエントランスからの景色。何をイメージして作ったのだろう。







北極横断したときの犬そりとテント。











年表で気が付いたが、１９８４年の２月１２日に冬季マッキンレー登頂を成し遂げて、下山途中に音信不通になったそうだ。



ということは丁度４０年前の明日（行った日は２月１１日だった）がその記念の日ではないのか。






私は植村さんよりずっと長く生きているがのらくらと平凡に、ある意味無駄に毎日を過ごしている。



だからどうということでもないが、色々な人生があるものだと、こういうところに来れば思う。



言葉を残している。















中にスタバがあってホットのラテをいただいたが、スタバのコーヒーはやはり旨い。



胃の調子が悪くなるのでコーヒーは控えているが、久しぶりなので余計に旨く感じたのだろう。

先日のこと、雨っぽくてよい条件では無かったが、娘が休みで以前から行きたいと言っていた岐阜根尾の地震断層観察館に行った。



地震と言えばナマズ。







娘が小学３年生というから１４年前のことだが、滋賀の木之元あたりから３０３号、４１７号を通り工事中の徳山ダムを抜けて馬坂峠を越え根尾谷に入り偶然見つけて入ったところがこの観察館だった。










以前から濃尾地震のことは知っていた。



中学生の時の理科の参考書（自由自在）にこの地震によって出現した大きな断層涯の写真が出ていて、ここはぜひ行ってみたいと思っていた場所だ。



参考書に乗っていた写真。観察館はこの道路の右側に作られたと思われる。







濃尾地震は明治２４年（１８９１年）に起きた、岐阜県を中心に愛知県や福井県まで甚大な被害を出した内陸型では最大規模のマグニチュード８の大地震だ。



地震によってできた断層涯は最大で６mにもなったという。



観察館では６ｍのずれを直接見られるように、地面を逆ピラミッド型に掘り込んで展示してある。








その他の展示では当時の生き残った人の証言や、聞き語りが印象に残った。



M８というのは激烈で震源近くの建物はほぼすべて倒れ、崩れた建物から命からがら這い出して助かったり、隣では母親が梁の下敷きになって息絶えていたりという証言が生々しい。

実家の天草から2週間ぶりに帰ってきた家内がポツリと、「車良く走るわ。」といった。






「音楽かけんでも車の音聞いとったら楽しい。」



「車と対話しもって（しながら）走るのが良い。」



などという。



私もずっと前から車で走るときは音楽やラジオなどは騒音にしかならないのでかけない。



ようやく家内にもそれが分かったのかとうれしくなった。



気に入った気持ちよく走る車であるからこそ、走行音を聞いていて楽しい。



走りにストレスのある車ならそうはならないだろう。



その為に何度か買い替えてようやく思い通りに気持ちよく走れる車に出会えたというのはある。



消耗品の交換をはじめとしてメンテナンスをしっかりしておくのも、心地よく走って車と楽しい対話ができるためなのだ。

昨年末に車検を受けたミニ。



受けているときに、右前のタイヤが数㎜フェンダーからはみ出しているのでこのままでは車検を通せない、と連絡が来て夏タイヤに交換して無事終えることができた。



冬タイヤに交換するときに、以前乗っていたX１のスタッドレスがちょうど合ってそれに交換していたのだが、よく見るとホイルのデザインが少し張り出していてそこが引っかかったようだ。



そもそもミニはBMW製造なのでBMWのホイルでもおかしくはない。と思う。







しかし、右前だけというのが微妙で製造時の誤差程度なのだろう。



車検では例え数ｍｍでも規格に合わなければ通してはいけないということは理解できるが、まあきっちりしたところだ。





最近暖房が効きにくいのでサーモスタットが壊れていると見当をつけ、交換をお願いした。



先日部品が入ったので都合を聞いたらすぐにできるそうなので持って行こうとしたら、ホイルを車検に合格する夏用に交換しないと入庫出来（させ）ないと言ってきた。



厳密にいえば違法なのだろうが車検でもないし、良く調べないと分からない数㎜のはみだしを咎めて単なる修理時にも入庫はダメだというのは少し納得できない気持ちが有ったが、間違ったことを言われているわけではないのでそこは大人の対応で交換して持っていくことにした。







少し面倒だが手早くやれば１０分ほどで出来ることでもあるし。



夏タイヤではこんな感じ。







微妙に出ているようにも見えるしそうでないようにも見える。



外見には拘らない方なので無理に面一にするつもりはないが、もともとこんな状態なので状況によってははみ出すかもしれない。