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ラブアバルトのブログ一覧

2020年08月30日 イイね!

いろは坂金精峠、草津志賀道路(渋峠)奥志賀林道、林道秋山線(250道路目)

少し前のことになってしまったが枝折峠から日光に回ってその後のこと。



実は日光に入るまでに県道169号の霧降高原道路を走りたかった。



それでナビには霧降高原チロリン村を入力しておいたのだが、どういうわけかナビ子は一旦日光に出てからの道を示していた。



私としては川治温泉からそちらに回って日光に出るつもりだったが、気が付いたら国道121号の有料道路の龍王峡ラインと鬼怒川道路を通ってしまった後だった。



国道メイン主義のナビ子は私の気持ちをくむことには疎い様だ。



それからまた引き返すのも時間の関係もあって難しそうだったので霧降高原道路はそのままパス、次の機会に。



日光では先日の強風で杉並木の一部が折れて倒れたというニュースが出ていたが看板で注意が呼び掛けてあった。



日光は一度行ったし、今回は人出のこともあるのでパス。



Cが収まればもう一度は行ってみたいところだ。



最近読んだ本でイサベラ・バードの日本奥地紀行というのがある・。



イギリス人の彼女は明治11年(1878年)単身来日して通訳の日本人男性と二人で東京から北海道まで旅をするのだが、その時日光で宿泊したのが東照宮の向かいにある金谷という宿所だった。



地図を見ると日光金谷とちゃんと載っているので今でも残っているのだろう。



ググってみるとバードと通訳の伊藤が泊まった宿は、金谷ホテルの近くの別の建物で今は歴史観になっているらしい。



バードが滞在した部屋も伊東が滞在した部屋もそのままで残されているらしいので次回はぜひ行ってみたい。



しかし、外国女性がほとんど交通手段のない東京から東北そして北海道まで旅をするということ自体すごいことなのに、詳細な記録をちゃんと残していて(イギリスの妹あての手紙という形式)今でも見ることができるというのは素晴らしいことだ。



一つ言えるのは明治初期の日本人の気質や道徳感は今とあまり変化がなく、というより今よりも良くて女性が一人(通訳と2人だが)であちこち旅をしても全く強盗やそのほかの被害に遭わなかったのは誇るべきことだろう。



ただ、珍しいもの(外人女性)見たさに宿屋では村中総出でじっと見物しているというのは今とはだいぶ違う。



たいていの旅館というか宿泊所では蚤の襲撃に大いに困ったらしい。



時代劇ではそのようなことは全く描かれていないが、明治までの日本では蚤問題は相当ひどかったんだろう。



いろは坂だが、前回は金精道路側から降りてきて一旦下り一方通行で降りて、さらに登りで中禅寺湖畔まで上がってもう一度下りた。



下りは2回走ったわけ。



今回は登り一方通行だけだったが、急な曲がりの坂は楽しくてついついアクセルを踏み込んでしまった。



こういうところでデジスピのECUチューンが生きる(と思う)



2車線あるので先行車をバンバン抜いて気持ちよく走った。



当日は快晴青空真っ青だったので華厳の滝も見られるはずだが、進入路を見失ってしまい通過してしまったのでそのまま戦場ヶ原から金精道路に入ってしまった。



以前は濃い霧で全く見えなかったのでせっかくのチャンスだったが、また次回のお楽しみということで。



金精道路(国道120号)は多少曲がりくねりはあるものの走りやすく通行量も少なく気持ちよく走れた。



金精とは力強い名前で、あっち方面のことかなと思って調べてみたらやはりそういう伝承が残されていた。



金精峠の概要と由来(ウイキより)



標高2024mの金精峠に鎮座する金精神社は、石の男根を御神体とする金精神を祀った神社である。子宝、安産、子孫繁栄に霊験があるとされている。

金精神社の由来は、「生きた金精様」といわれていた道鏡の巨根にある。

奈良時代、女帝の孝謙天皇は巨陰であったため並の男根では満足できなかった。そのため、孝謙天皇は巨根の藤原仲麻呂(恵美押勝)を重用していたが、道鏡の修法により病気が治ると更に巨根である道鏡を寵愛するようになった。しかし、孝謙天皇の崩御後、道鏡は皇位を窺った罪で下野薬師寺別当に左遷されてしまう。大きく重い男根を持つ道鏡にとって、下野薬師寺までの旅は過酷なものであり、特に上野国(群馬県)より下野国(栃木県)への峠越えはとても厳しいものであった。道鏡はあまりにも自分の男根が大きく重かったため峠で自分の男根を切り落としてしまったとも、孝謙天皇に捧げるつもりで峠で自分の男根を切り落としてしまったともいわれている。その切り落とした道鏡の男根を「金精様」として峠に祀ったのが、金精神社の始まりとされる。

由来は道鏡の巨根伝説と東北地方から関東地方にかけての地域に多くみられる金精神信仰が結びついたものである。

金精神社が鎮座する金精峠は、標高が2024mあり、標高2244mの金精山と標高2333mの温泉ヶ岳との鞍部にあたる。標高1840mの峠下には国道120号の金精トンネルがあり、トンネルの日光市側入口にある駐車場から峠の金精神社までは登山道を約30分ほど登る。なお、トンネル駐車場までの公共交通機関はない。



歴史では女性天皇(上皇)とのスキャンダルは全く教えられなかったが、物事の真相はおそらくそういうことなんだろう。



江戸時代の川柳には道鏡は座ると膝が3つあったとか面白おかしく伝わっているとのことだ。



いろは坂と金精峠は以前アップしているのでここは簡単に通過する。



金精峠トンネル









私の車側に駐車場があり例のご神体の祭ってある金精神社に参拝する人たちの車だろう、満車状態だった。



この国道120号は交通量もそれほど多くなく走りやすくて楽しめる。



120号の椎坂峠。



トンネルができて峠にあるレストランやオルゴール館などが廃墟と化していた。















道路自体は問題なく通れるがわざわざ峠に登ろうという酔狂な人は少ないから、営業が成り立たないのは当然のこと。



沼田市から草津温泉に向かう。



草津には日本ロマンティック街道の県道55号経由で行きたかったが、ナビ子はいつの間にか国道145号を走らせていた。



途中で気が付いたが引き返すのも時間がかかりそうだったのでそのまま進む。



県道55号の暮坂峠を走りたかったんだが。



道の駅草津はいつもごった返していて駐車するのに一苦労していたが、自粛の影響かスカスカで容易に停められそうだった。



しかし特に用事もないのでパス。



どんどん走って渋峠に向かう。















草津白根山の頂上付近







草津白根山は火山規制レベル2が出ていて国道も通行制限がされていた。



通行可なのは密閉出来る車のみで駐停車禁止。



つまり徒歩や二輪、オープンはダメということ。



草津温泉あたりから何度もその案内が出されていたが、私の前を二輪が走っている。



大丈夫かなと思いながら走っていくと火口近くに監視人がいて一台一台案内をしていた。



私は停まらないようにという注意を受けただけだが、二輪ライダーは引き返すように言われていたようでどうしても通行できないようだった。



まあ安全のためなので当然と言えば当然。



下まで引き返して万座ハイウエー経由なら大丈夫そうだったが、それでも大変だろう。



案内は無視してもいいことはない。



駐停車禁止区間。車中から走りながらとったので斜め。







3度目の国道最高地点。













ここに別のライダーがいたので聞いてみたら、やはり万座ハイウエー経由で来たらしい。



これまで2回はこの数台停まれる駐車場は一杯でなかなか止まれなかったが、この時は私とこのバイクだけだった。



煙と何とかは高いところに登りたがるということだが、やはりここは気持ちが良い。



遠くまで見晴らしが利くし、風も爽やかで言うことはない。



早々に志賀方面に降りる。



途中のホテルの駐車場で写真を。







夕暮れが近いのですぐに下りて奥志賀林道方面に。



もう半世紀近く昔のことになるが大学の部活の夏季合宿で奥志賀林道入り口の丸池に泊まった記憶がある。



かすかにしか覚えていないが、数軒ある宿泊施設のうちの一番ぼろいところだった。



まだその建物が残っているかはわからない。



朝、丸池の周囲を散歩したことは覚えている。



あと覚えていることは初日の夜部長が長々と、説教というか注意というか方針というかを話したことかな。



さすが大学生になると結構なことを話すものだと感心したが内容は全く覚えていない。



奥志賀林道は最初は広くて走りやすい。







かなり奥までホテルなどがあり交通量もありそうだ。



最後のホテルを過ぎれば舗装林道となる。



1,5車線はあるので対向車でも問題はない。



この時は対向車はなかった。



しばらく進んで野沢温泉の方に入るところで、野沢温泉方面は通行止めとの案内があった。







木島平と秋山郷方面は通行可。



木島平の方が距離が短くすぐに抜けられそうだったが、中途半端な時間になりそうだったので秋山郷方面林道秋山線に(雑魚川林道)に向かった。



ここは先ほどの奥志賀林道と変わらず舗装路で走りやすかったが、そろそろ夕方になってきて暗くなると走りたくない気持ちだ。






秋山郷に着いたが、さらに左に林道は続いている。







ここから右折して向こう側の国道405号に出る選択もあったが、さらに林道を走るつもりで屋敷方面に左折した。



ここからが長かった。



地図でははっきりわからないが405号とそれほど離れていないのに両方をつなぐ道路がない。



理由は間に深い谷があって渡れないからだった。



林道秋山線は10kmほどだが、さらに続いて県道577道につながっている林道はこの県道も含めて25kmほどある。



道は舗装路でよいが、谷川の崖が半端なく高い。



もちろんガードレールもない。



木が生えているところは気持ち的に若干ましだが草しかないところは踏み外したらほぼダメだろう。



国道157の落ちたら死ぬじゃないが、ここもまさに落ちたら死ぬだ。



国道と違って曲がりくねりが激しく一瞬とも気は抜けない。



☆ 奥志賀林道、林道秋山線、県道577号に続く林道 250道路目 長野県山ノ内町、栄村,津南町  全長約55km


       全線舗装で落石も少なく走りやすい。



      奥志賀林道はさほど曲がっていないが秋山線(雑魚川林道)と577号に続く林道はかなり曲がりくねっていて、標高も高く谷の側は切り立っていて落ちたら死ぬのは間違いない。



      夕方薄暗くなっていたので景色を楽しむ余裕がなかったが、昼間で明るかったら風景は楽しめたと思う。



       B級道路  ☆☆ ★★★  お勧め度3

   



どうやらこうやら抜け出て国道117に出たときには暗くなっていた。



もう一つここから関田峠に行きたかったが、暗いと景色も見えないし危険でもあるので今回はあきらめ。



国道117から上信越道の豊田飯山ICから乗り北陸道の名立谷浜SAで車中泊。



この日は周囲をトラックに囲まれディーゼルのアイドリングの大合唱でかなりうるさかった。



翌朝明るくなると同時に出発。



燃費運転を心掛け昼前に自宅に着いた。



走行距離:1576km



ガソリン(3回の合計)127,8㍑



燃費は12,34km/㍑だった。



いろは坂や草津志賀線登りでは相当踏んで気持ちよく走ったので、これぐらいの燃費なら上々だろう。

Posted at 2020/08/30 19:31:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 日記
2020年08月24日 イイね!

枝折峠、奥只見シルバーライン 248,249峠目

お盆の喧騒がひと段落した先週、かねてより企てていた枝折峠に行ってきた。



前日午前に出発、越後川口SAにて車中泊。



ティグアンでの初めての車中泊だったが、助手席の背もたれが前にたためるので何の問題もなく足を延ばして寝ることができた。



しかし真夏のこととて暑い。



7時ころから寝に入ったのだが、汗びっしょりで眠れない。



窓は少し開けていたのだが手が入るほどは開けてはいないし、エンジンを掛ければ涼しいのだろうけどもったいないという貧乏根性でストップのまま。



車中泊で熱中症か?というほど暑かったので意を決してパンイチになってみた。



幸い窓は車中泊用のブラインドで覆っているので外からは見えない。



まあ、こんなの見ても仕方がないことは分かっているが、万一変態とか思われて通報されたら困る。



このパンイチ作戦が功を奏して、11時ころから眠ったようで気が付いたら薄明るくなっていた。



早速身支度して出発。



車内で食べることはしない人の方が圧倒的に多いらしいが、私は食堂とかレストランに入っても食べられるものがないし、できるだけ走りたいので用意してきたゆで卵とかチーズをかじりながら走る。



まず枝折峠に、と思ったが奥只見シルバーラインが奥只見湖で行き止まりになっておりそこまで行ってから引き返して枝折峠を越えることにした。



私は兵庫県に住んでいるのだが、近畿地方の田舎家はかやぶき屋根を鉄板で覆った三角屋根が多い。



壁は土壁で表面は漆喰仕上げ。



それに土蔵が付いている家も多い。



ところが新潟県はかやぶき屋根というのが全く見当たらない。



米どころの越後平野の田舎家も屋根は瓦で壁は板張りがほとんど。



雪深いのと関係があるのかもしれないが、興味深いことではある。



ちなみに会津地方にはかやぶきの曲がり屋という形の家があったが、一般にはほぼなく民俗資料館とかそういうところだけに限定されていた。



奥只見シルバーラインだが、これがまた大変なトンネル道だった。







最初は曲がりくねった登りの2車線道路でスノーシェッドが連なるがどうということはない。



数キロ走って本格的なトンネルが始まる。



このトンネルが暗い、・狭い・舗装が悪い・水滴滴りの上、霧が濃くて見えにくい。



何か工事をしていた。







最初のトンネルがスノーシェッドでつながっていておよそ7km。



そこを出ると10mほどの外が見えるスノーシェッドで結ばれてまたトンネル。







ここでは外に出られて駐車場があった。



このトンネルの途中に銀山平に出る通路があったがそちらに行かずに直進するとついには奥只見ダムに出るが、このスノーシェッドで連結されたトンネルが10km。



いやはやこれが普通のトンネルならそれほどでもないのだが、とにかく暗くてびしょびしょで濃霧で。







不気味なことこの上ない。



壁はどういうわけか10mぐらい毎に素掘りで岩石むき出しとコンクリートとが交互になっている。







車以外は通行禁止なので人や自転車の心配はないが、こんなところで人でも立っていたら相当気持ちが悪い。



江戸時代には石見や生野・院内などの有名な・銀山と同等の銀が出て、銀山平には銀に群がる人たちの一大集落ができていたそうだ。



今では数軒の民宿と人家があるだけだが、当時は最大25000人もの人たちでにぎわったそうだ。



☆ 奥只見シルバーライン 248道路目 県道50号 小出奥只見線 全長22km  奥只見ダム建設のために昭和32年に建設。



         2車線で対向車があっても問題なくすれ違える。



         暗く天井が低く路面はガタガタで走りにくい。



         水滴が常に落ちており路面も水浸し。



         所によって霧が出ていて相当濃いところもある。



         壁面は素掘りの岩面むき出しとコンクリとが交互になっている。



         B級道路   ☆ ★★★★  お勧め度4



         閉所恐怖症の人は進入は止めた方が良い。



終点の奥只見ダム







一往復していよいよ枝折峠に。







枝折峠は新潟側からは集落の終わりからは10kmほどでそう遠くない。





1,5車線ところどころ2車線の国道の舗装された峠道で酷道というほどではない。



対向車もほぼなく(1台あった)走りやすい。



上の方では新潟側が見晴らせるところもあるが全般的によい眺めというところは少ない。











☆ 枝折峠  249峠目 国道352号 新潟県⇔福島県 ただし県境は峠からずっと南東側にあり峠は新潟県 標高1065m



              立派な駐車場とトイレがある。











         落石がなく舗装も良くて走りやすい。







         峠を越えてから福島県境、さらに尾瀬登山口から桧枝岐村までが長い。



         道路上を谷川が通る洗い越しが多く標識があるが、ないところもあるのでスピードを出していると危ない。







         峠を越えてそろそろ終わりかなという頃にまた峠があり、恋の岐乗越峠と恋の岐出越峠がある。











         更に走ってようやく鷹の巣という数軒の集落があり、更に福島県境を越えて尾瀬沼登山口がある。











         尾瀬登山口をこえて10kmほど走ったら桧枝岐村の中心街に出るが、そこは本当に村という感じで公共施設と民宿以外ほぼ何もない。



         道の駅







         A級峠。  峠としては厳しくないが福島県側まで入れるととにかく長い。



         ☆☆  ★★  お勧め度3



この後南会津から日光東照宮前を通り金精道路に







三連おにぎり。







日光街道の杉並木







続く
Posted at 2020/08/24 11:47:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 日記
2020年08月11日 イイね!

100年後の車と社会は?空想してみた。

先日京都の北のド田舎の神社で銀杏の巨木を見た。



そういえば、先日28年前に亡くなった親父がハチに植えていた銀杏が小さいままでまだ生き残っていたのを思い出し、このままでは枯れてしまいそうなので近所の山に移植したことを思い出した。



数本あったが全く手入れも何もしていなかったので、さすがにほぼ枯れてしまい、1本の下から生えてきた枝が生き残っている状態だった。



神社の巨木を見て、樹齢を想像したら数百年は軽く経っているだろうなと思え、私が植えた数十年も鉢に閉じ込められて成長できないまでもかろうじて生き残ったあの銀杏の100年後を想像して少し楽しくなった。



もちろん私は生きてはいないし、子供たちも100年後のこの木を見ることはないだろう。



幸いに孫やひ孫がおれば見ることもあるだろうが、その前に枯れたり切られたりしているかもしれない。



そんなことを考えているとふと、この巨木が植えられた数百年前にはもちろん車はなかったのだが、数百年後はどうなっているだろうと考えた。



しかし、数百年後など予想は全く無理なのでせめて100年後はどうなっているだろうかと考えた。



車を運転しながらなので考えもまとまらなかったが、真剣に考えるととてつもない状況が想像できた。



20年前の20世紀には考えられなかった自動運転が今では実現しようとしている。



さらに電気自動車の発展なども考え百年後は‥‥?



ここで、とりあえずは100年前を調べてみたい。



1920年といえば1908年に登場したT型フォードをはじめとした自動車の大量生産が始まったころ。



今とそのころとは車としては基本的な面で変化はない。



車輪は4つ、内燃機関で動き、4人乗り。



では、百年後はどうか。



考えれば考えるほど難しい。



想像力を振り絞って、つたない知識とともに大胆に想像してみた。




これは80年前の車







項目に分けて考える。



①車体   材料は変わるものの基本的な部分では変化はない。



       材料は炭素繊維かセルロースナノファイバーで、衝突の可能性はほぼないので強度はそれほど求められず、空力と居住性に特化したものになる。



       4人乗りで車重は500kg以下。



       タイヤは究極の低抵抗性を求め、自転車のような細くて口径の大きなものになる。



       ゴムも硬く、転がり摩擦を減らす。



       乗り心地面は完全アクティブダンパーで、地面の凸凹に合わせて制御するので硬いタイヤでも問題はない。



       緊急ブレーキを使う場面はほぼないが、どうしても必要な時は
      モーター制御でブレーキとハンドル(ないが)で速度と方向を
      制御する。

      

      4輪操舵は当たり前で、定位置で360度回転などできるように
      なるし、カーブもすいすい走れる。

   



②動力機関  バッテリー電気モーター 

  
       FCVはプラズマテレビみたいな運命をたどる。



       ハイブリッド型は50年後にはなくなる。



       モーターは小型軽量化され、インホイールとなる。



③バッテリー  バッテリーの性能は飛躍的に上がる。



       現在のリチューム電池は完全になくなり、
       50年後辺りにはフッ化物イオン全固体電池が実用化
       されており、今の7倍の容量になる。



       さらにその50年後の2120年には,まだわからない別の
       バッテリーが実用化され、総合的に30倍の容量になっている。



       もう一つ、キャパシタの容量が増え、近距離ではバッテリーの
       代わりに使われている。



       バッテリーとキャパシタのハイブリッドもあるかもしれない。



④運転    特殊な例を除いて完全自動運転。



       10Gぐらいの通信規格で車やバイク、ドローンに至るまで
       すべて瞬時相互通信となり、衝突はしない。

        
       おそらく人もその中に組み込まれて、人身事故も起こさない。

 

       事故が起きる可能性は、たまたまの崖崩れとか、
       動物の飛び出しとかに限定。



⑤充電    ワイヤレス給電。、



       自宅や会社の駐車場、SA,、コンビニ、ドラッグストアー、
       スーパー(存在していれば)などの駐車場に非接触給電装置が
       設置(埋め込み)され、停めるごとに自動的に充電できる。
      (車の下に潜り込む癖のある野良ネコ対策が求められる。)



       総合的にバッテリー容量で30倍、車体側では軽量化、 
       摩擦抵抗の低減とモーターや制御機器の効率化で走行可能距離
       が3倍になり、合計90倍の航続距離になる。



       今200km走れるならば、同じバッテリー重量だと
       18000kmとなるが、それほどの航続距離は必要ないので、
       1/100の量のバッテリーを積むことになる。

       

       これで重量も減らせさらに効率は上がる。



⑥飛ぶ車   50年後辺りから本格的に普及しはじめ、
       100年後には特定の区域以外は飛行可能になる。



       バッテリーと軽量化技術の進歩で長距離飛べるようになるし、
       通信の高度化高速化で事故を起こさずに飛べるようになる。



       もちろん自動操縦で操縦装置はない。



       形はドローンを拡大したようなものになるか、
       オスプレイ型になるか?











⑦インターフェイス 言葉によるやり取り、又は帽子のようなもので
       脳内の電気信号を読み取り考えただけで操作できる。



       自動操縦なので眠っていても問題はない。



⑧社会的インフラ  高速などは耐用年数が来て補修に予算が使われ、
       新しい設備などを取り込む余裕はない。



       ただ一部の有料道路などには給電装置を埋めて、
       走りながら充電できるようになる。



       一番整備されるインフラは化石燃料発電所がなくなり、
       自然エネルギー発電と設置型および車のバッテリーを使った
       分散型のインテリジェントネット給配電システムになる。



       一部原発は残るかもしれないがほぼ自然エネルギーのみになる。



       水素インフラは車用としては廃れる。 
       スタンドの設置が大変だし、給油(水素)も面倒。



       ガソリンスタンドは50年後にはなくなる。
       (一部旧車のために残すところもある)



       駐車するだけ又は、一部の道路では走行するだけで充電できる
       電気に勝るものはない。



       自動車会社で生き残るのはトヨタ、VW、テスラと
       プレミアムブランド。







話は外れるがテスラの野望は凄い。



       電気自動車はまずのとっかかりで、得意のソーラーパネルと
       バッテリーを利用したインテリジェントネット発電送電
       システムの構築。



       それによって世界の発電所送配電会社にとってかわる野望。



       衛星軌道に万単位の通信衛星を打ち上げ、
       全世界での即時相互通信を可能にし自動運転のインフラとなる。



       さらに火星移住計画を進め人類を火星にも住まわせる。



       チューブ内輸送機関の構築で都市間高速輸送で
       航空機輸送にとってかわる野望。



       マスク氏が長寿であればかなり実現するだろう。



       テスラ株を買っておかねば。



探したらイーロンマスクの野望という本が出ていた。







読んではいないが、おそらく以上のようなことが書いてあるのだろう。
Posted at 2020/08/11 14:29:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2020年08月10日 イイね!

奥千丈林道 247道路目 紀伊半島のUFOライン

昨日は長男次男と3人で竜神スカイラインを走ってきた。



阪和道の紀ノ川SAに集合して一緒に海南から国道370号経由で高野山に。



そこから高野竜神スカイラインを竜神まで走る予定にしていたのだが・・・。



紀ノ川SAには予定通り到着。



激混み人であふれていたので集合確認とともにすぐ出発。



ちなみに到着は私が一番遅かったが予定の9時半にはまだ3分ほど間があった。



海南ICで降りて、そこで私が反対の有田方面に走ってしまい、ナビを操作しているうちについてきていた次男が先に行ってしまい。



着いてきていたはずの長男はどうやら有田ICで降りてしまったようで、そこから地道で370に行くという。



ここで完全にバラバラになってしまった。



待っていてもどうなるかわからないので、私だけ370を高野山に向かって走る。



国道370は地図で見たときは結構な難路を予想したが、改良が進んでいるようで意外によい道だった。



途中の手拝峠を1000峠に入れようかと思ったが、峠というほど大したことがなくて周囲には民家もあるしで、ここは入れないことにした。



高野山に近くなってくると自粛中とはいえやはり車は多く、工事中片側交互通行のところもあって結構時間はかかった。



海南ではぐれた次男は先に着いたようだが、高野町内には満車で駐車できるところがないらしい。



とりあえず奥の院近辺で見つけたらしくそこで待っているようにと言って町内に入った。



ところが渋滞渋滞で進めず、仕方がないのでスカイラインの入り口である国道371との合流近辺で待っているようにと言っておいたのだが、何とか到着した時にはいなかった。



聞くとすでにスカイラインを走っているらしい。



では、ごまさんスカイタワーで待つようにと言っておいて私もぼちぼちスカイラインを走りだす。



一方長男は何を考えたか(あらかじめコースをマークした地図は渡してある)370の途中から県道19号に入ったらしく、1車線の狭い道で難儀しているらしい。



私は速度厳守の軽自動車に前を塞がれ、時折ものすごいスピードで走ってくるバイクがセンターを割らないかひやひやしながら、ゆっくりごまさんに到着した。







しかしどこを探しても待っているはずの次男はいない。



しばらくしてすでに道の駅龍神にいるという連絡が。



こんなに自由に育ってしまったのは私のせい??



長男ははるか後ろ、次男ははるか前。



とりあえずごまさんで集合したいので次男には戻ってくるように伝えて待機。



それにしても高地とはいえ暑かった。



しばらくして遅れていた長男が到着。



更にしばらくして次男も到着。



満車状態の駐車場だったが、うまい具合に3台並べて停められた。







いつの間にかすべてシルバーのドイツ車になっている。


ごまさんタワーからの眺め、向かいの山に見える林道を走りたいと思ったのが始まり。






少しそこにいたが走ろうということになって、道の駅龍神まで3台で走る。



この時は蓋車もなく結構な速度で走れて満足。



竜神で解散後、私はごまさんの少し北側から十津川に抜ける林道が気になっていたのでそこに入って行った。



奥千丈林道。







ここが、全く期待はしていなかったのだが素晴らしかった。



入ってすぐにごまさんタワーが一望できる眺め。






さらに、舗装された道が良く、周囲の樹木も低くて形が良く、天気が良く、眺めがよく、空気がおいしく、鳥のさえずりが心地よく、黄トンボの乱舞がなんだかうれしくさせてくれる。



気持ち良い道がしばらく続く。



全国的に有名な四国石鎚山からの瓶ヶ森林道(UFOライン)に勝るとも劣らない、紀伊半島の瓶ヶ森林道だ。







ここ、今後有名になるだろう。



一番最初に瓶ヶ森林道を走った15年ほど前は砂利のダートでガードレールもなく切り立った崖が真横にあるというスリル満点路だったが最近は舗装されガードレールも付いてずいぶん走りやすくなった。



この奥千丈林道は舗装こそされているが少し下ると落石ごろごろ、路盤の端が崩落していたりと結構怖い。



更にガードレールがほぼない。



対向車に出合ったらすれ違える程度の広さはあるが、それもギリギリ。



私の時は対向車は写真を撮るために広い待避所に停めていた時に来たので問題はなかった。


距離は十津川側で接続している県道733と合わせて約40kmと長い。



十津川側の接続











県道は砂防工事のダンプが通るらしく路面はかなり傷んでいた。



昨日はお休み期間中でダンプには出会わず良かった。



☆ 奥千丈林道 247道路目 和歌山県田辺市⇔奈良県十津川村 標高は1200mぐらい?



         最近舗装されたのかかなり良い状態の舗装路。



         竜神スカイラインから走ったので右側の眺望がとてもよく、瓶ヶ森林道の石鎚スカイラインから走った光景とよく似ている。



         ガードレールがないので結構怖い。



         休暇期間なのか道脇に駐車している車が多かった。



         十津川村の国道168まではほぼ下り。



         結構走りごたえはある。



         林道好きはぜひ走ってほしい。



         落石に注意をすれば普通の車で走れる。



         B級道路 ☆☆☆☆ ★★★  お勧め度5



十津川からは168経由で夕方暗くなってから帰着。



およそ470kmの行程だった。
Posted at 2020/08/10 16:36:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 日記
2020年08月04日 イイね!

鳥越峠、国見峠 245,246峠目 伊吹山の北を走る

昨日、耕したい草ぼうぼうの畑の畝を無視して思い付きで走りだした。



行き先は先日から地図で目星をつけていた岐阜と滋賀の間あたりの伊吹山の北側近辺。



いつものように日吉ダムで休憩。







一路東へと走る。



やがて能見峠に。



なんと東の久多側はきれいに再舗装されていて走りやすくなっていた。



367号を快走し、くつき新本陣でトイレ休憩。



さらに303,161,303,8、と来て木之本の平和堂で昼食。







刺身を買って車内でいただく。



再出発、303に入る。



滋賀から岐阜にかけてのこの道は、以前は狭くて曲がりくねった典型的な田舎道だったが改良が進んでとても走りやすい格好のツーリングコースになった。



適度な曲がりと交通量の少なさ、それに信号機がほぼないのでとても走りやすい。



以前にも書いたが、、一度だけ走った八草峠は狭く曲がりくねりが酷くてかなり走りにくいが眺望が良くて気持ちの良い峠だった。



しかし今トンネルが完成して、峠は通行止め。



徒歩でなら行けるかもしれないが、あえて厳しい峠を徒歩で行こうとはならない。



今回はそのトンネルの坂内側、道の駅夜叉が池の里さかうちまでに進入路がある鳥越峠を目指した。







ここは地図では結構厳しそうなので期待をしていた。



進入路は結構広く、進んでいっても1,5車線はずっとキープ。



谷水が道路に流れているところには黒い大きなアゲハ蝶が群れていた。



写真を撮ろうと近づいたので少し逃げて少なくなっている。







先ほど調べてみたら、おそらくカラスアゲハだろう。



これが何十頭と水を吸うためか群れていて、轢かないように注意しながら走らなくてはいけなかった。



峠そのものはずっと舗装で広く、頂上付近では一部眺望がよくて気持ちが良い。











☆ 鳥越峠 245峠目 岐阜揖斐川町⇔滋賀長浜市 林道鳥越線  標高1040m



             全線舗装で林道としては広く、対向車があっても容易にすれ違える(今回はなかった)



             岐阜側は落石がなく整備されている。



             滋賀側は落石が多く手入れは行き届いていない。



             峠前後の見晴らしは良い。







             滋賀側に出たが、滋賀側の進入路には落石が多く危険なので通行しないようにとの看板があった。



             C級峠 ☆☆ ★  お勧め度2



せっかく来たのでもう一つは走りたいということで県道40号目指し、道の駅伊吹の里に行く。







西から眺める伊吹山、これは北陸道から見えるのと同じだが、ちょっと近い。









県道40号で国見岳方面に向かうが、まずは一番奥まで行ってみることにした。



全線2車線の走りやすい県道で一番奥は奥伊吹スキー場だ。



ここで特に何もすることもないので写真を撮ってUターン。







国見岳に向かう林道国見線に入る。



ここは林道らしく狭くて落石が所々にあるが、舗装はされているので走行に支障はない。



木々の緑や鳥のさえずりを楽しみながらくねくね走って国見峠に。







そこから伊吹山の方向に新しめの林道が伸びていたがチェーンで塞いであった。



そちらも面白そうだが、もちろん進入はしない。



☆ 国見峠 246峠目 滋賀長浜市⇔岐阜揖斐川町 林道国見線 標高840m 



      狭いが対向車とすれ違えないほどではない。(対向車はなかったが、山菜取りの?車が数台駐車していた)



      特に注意するような危険なところはない。



      峠にはお地蔵さん、弘法大師の像や石碑がある。










     眺望は良く、国見岳?が見えているはずだがどこかわからない。


     C級峠  ☆☆ ★  お勧め度2



そのまま進んで県道32号美束集落に。



更に岐阜県道40号、揖斐高原方面に向けて走る。



この道路の名称は分からないが、スキー場やキャンプ場など施設がある。



山中の道で地図では施設も載っていなかったので林道レベルを想定していたが、全線2車線の舗装路で快適に走れて驚いた。 



県道40号のほうが曲がり具合といい林道に近いが、砂防ダムの工事中とかで前を土砂ダンプが走っていても道幅には余裕があった。



県道274から国道303に出て木之本に。



帰着は18時過ぎで、およそ10時間走り、距離は470kmほどの行程だった。



ティグアンは高速のほうが燃費は落ちることが分かった。



ほぼ制限速度以内で走ってはいたが、ターボがかかる時が多かったのがその理由だろう。
Posted at 2020/08/04 11:41:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 日記

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