昨日たこ焼き太郎3さんが、面白いカフェというかレストラントいうか建物というかに行ってきたという話をアップされていた。
今朝暇そうな娘に何げなくこんなところがあるけど行くか?と聞いたら意外にも行くのと返事。
はー??
これまでそんな前向きな返事一度もなかったやないか。
しかしせっかく大人になってからは初めての前向きな返事をもらったからにはぜひ行かなくてはならない。
急いで支度をして9時前に出た。
マップでは3時間余りかかるとなっているので、順調に行けば昼食時に到着できる。
高速を乗り継ぎ降りてからは国道を含む下道をひたすら進んで予定通り正午過ぎに到着。
あいにくの雨だったがお客さんは多く、それほどの容量のない店内はほぼ満席だったが幸い一卓空いていた。
娘が多めに三品注文して、私は食べられるものがないのでコーヒーにして待つこと数分。
料理が運ばれてきた。
中で私が食べられそうなものをつまむ程度にいただいたが、おいしかった。
お客も多く例の病気が心配だったので、食事が終わって早々に勘定を済ませて出た。
特徴のある数十年もかけて自分で建てたという建物。
落ち着いた店内の様子
どれもが個性的で何か懐かしい感じがした。
レンガも一部は自分で成型して焼かれたそうだ。
それと食器の一部が店主の自作の陶器だという事もなかなか素敵だった。
今回のドライブは昨日納車されたパサートの走りを確かめる目的もあった。
ターボ付きとはいえコンパクトカー程度の1400㏄エンジンに1470㎏の車重で大丈夫かというのと、故障リコール頻発のDSGミッションは正直どうなのかという関心があった。
結論から言えばエンジンパワーは必要十分ではあるものの余力はなく、特に発進時のトルクはミッションの心配もあって強くアクセルを踏めないので、細く楽しいものではない。
高速でも踏めばキックダウンして3000~4000までは軽く回るが、それほど吹き上げが鋭くはない。
高速巡行時はとても静かでこれはある意味高級車の部類と思う。
制限速度内では踏めば鋭く加速はするが、まあ頑張ってるねという感じかな。
特徴の一つ。
アクセルから足を離すというか踏まないと、車が積極的にクラッチを切って惰性で走らせる(コースティングというらしい)モードになる。
下りだとエンジンブレーキが利かずどんどんスピードが上がる。
普通にアクセルを踏んでいるとD7(7速で走っている)という表示になるが、アクセルを緩めるとすぐに7が消えてDだけになる。
6速でも5速でもアクセルを緩めると一瞬でもDだけの表示になりクラッチが切れて惰性モードになっている。
再びアクセルを踏むと1秒ほど時間をおいてクラッチがつながるが、その時ちょっともたつく感じがある。
このモードは新しいモデルでは選択できるようだが、私のはこういう仕様一択だ。
下りでエンジンブレーキが欲しい時はどうすればよいのか試していないが、おそらくマニュアルモードにすればよいのだろう。
発進時のジャダーは少しある。
最初につながった時には無く一瞬後の、おそらく2速に入った時に生じてアクセルペダルに1秒ほどガガガと感じたり、酷い時には床が震える。
消すコツはアクセルを踏んで動き出したときにちょっとアクセルを緩めることだ。
これでほとんど消すことができる。
私は気にしなければ良いと思うので、普通に丁寧にスタートさせるだけだ。
壊れたら壊れた時に考えればよい。
燃費は高速を含めた燃費計で19,0km/㍑。
実際は17~18というところだろう。
1400㏄というダウンサイズにした理由は燃費なので、おそらく意図したとおり(公表燃費は18,4㎞/㍑)になっているのではないか。
私の考えでは、ワーゲン社は2000㏄の4気筒を持っているので同じ一気筒当たり500㏄で、3気筒1500㏄にした方合理的だし性能でもそちらの方が良かったのではないかと思った。
BMWやミニ、トヨタなどはそうしている車種がある。
エンジンや車体、排気の音は凄く静かだ。
スタッドレスのこともありロードノイズが少し気になった。
これもタイヤのせいかもしれないが、ゴツゴツ感がある。
ダンロップのものだったが、空気圧が高いのかもしれない。
サマータイヤはジーテックスというドバイの会社のものを購入したが、どこで製造しているかはわからない。
新興国のタイヤは大体柔らかくて乗り心地が良く私は好みだ。
元ついていて大きいので交換してもらった18インチのは、車から降ろす時すごく重くて落としてしまったほどだ。
こんなものでは軽快に走ることはできない。
16インチの軽く細いものの方が軽快に気持ちよく走ることができる。
プジョー308SWと比べると、車重はプジョーの方が1500㎏で少し重いが、エンジンは1600㏄ターボで馬力もトルク大きい。
そのためか、出足や加速はプジョーの方がストレスがないし、回転の上がり方がスムーズで気持ちが良い。
ワーゲンの1400ccは回り方が少し重く鋭さや軽快感が落ちる。
スタートのもたもたはミッションによるところが大きいが。
車体の剛性感静粛性はワーゲンの方が高い。
プジョーは全体的に緩いが、それが疲れを感じにくくしているのかもしれない。
ティグアンやゴルフGTIの2000㏄ターボは凄く気持ちよく吹け上がるのでこの違いは一体何かと思う。
今の私の感じでは、1400ccのパサートは選ばない方が良いと思う。
もし少し古いパサートで考えるなら、2000㏄のターボで湿式DSGのものが良いのではないか。
という事は2006年からの2、0TかTSIまたはオールトラックになる。
しかし、ひょっとしたらこの個体自体の問題かもしれない。
とはいっても全くダメというわけではなく普通に走って楽しいし燃費も良い。
何より広い荷室で車中泊ができる。
これを生かしてできるだけ楽しみたいものだ。