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ラブアバルトのブログ一覧

2019年06月21日 イイね!

2cvレストア ここ数日のまとめ

ブレーキを終え、ホイルに取り掛かろうとしたが、それより先にシャーシとボディを合体させないと先に進みにくい。



以前に合体のために新しく張った床にボルトの穴をあけたが、それが間抜けなことに少し位置がずれていて、ボルトが入らないことが判明。



もう一度2つ開けなおさなくてはならない。



そのためには完全に合体させてしっかり位置を合わす必要がある。



ということで朝から合体をさせた。



簡単に言うが、ハンドルの結合もしっかりしないとうまくいかないので、このところも手間だし難しい。



今回は割とあっさりうまくできた。



かれこれ3年ぶり?いや4年かな。



長い間このボディ、天井から吊り下げられていたが今日ようやく降ろされて一つになれた。



しかし、穴をあけたら、もう一度外して鉄の切子をきれいにしてさらに放水防音防振のためのゴムを挟んで最終的な合体としないといけない。



今日は、仮合体まで。


月曜日(17日)


朝から2CV作業。



まず正式に合体させる。



穴の開けなおしか所2か所を開け、間にゴムを挟むのだが、穴の位置にポンチでゴムにも開け挟むのだがそれがなかなかうまくいかない。



両面テープの助けで何とか固定したが、それでも穴半分ぐらい外れてくる。



それができるのに3時間。



こういう困難にぶつかるとどうしたらいいかとかもっと他にやり方があるんではないかとか考えてしまうが、考えないでとにかく手を体を動かすという方針でがむしゃらに進んだ。



こうしないと進めなくなる。



次は、ステアリングシャフトをラックアンドピニオンのシャフトに接続する作業。



これがまた難儀だった。



5mmほど深く入ってしまってバールで戻して固定しようとするのだが、どうしても戻らない。



合体させたボルトを少し緩めてみたり、スライドハンマーで引き戻してみたいしたがどうしてもだめ。



固定ボルトをぐりぐり回して入れるようにしながらバールで持ち上げるという方法でようやくはめられた。





これで2時間。



疲れた。



夕方にCピラーのガラスを外した個所を埋めてしまうことにして型紙を取り鉄板を切り取るところまでやった。



一日ずっとやると充実感もあるが、疲れが半端ない。



その割に進まないし。



今年のフレンチブルーミーティングにこれで参加するという目標、達成できるだろうか?


水曜日(19日)


ホイル、スペアも含めて5本一応きれいにして錆も落とし下塗りした。



裏は黒、表はプラサフで。








表は白に少し黒と黄色を混ぜたアイボリーのような色を目指しているが、うまくできるかどうか。



黒や黄色は微量なので再現性があるかも難しい。



同時に前後バンパーとフロントグリルも同色に塗るつもりなので下塗りをした。





フロントバンパーは以前、具合の良いところを取り出して2個を溶接でつなぎ合わせておいたが、そのまま錆止めをせずに放置していたので、錆さび。






だが、もうこれ以上やれば(錆を取れば)薄くなりすぎるというレベルなので、とりあえずこのまま錆止めをして塗装をすることにした。




ダメになればその時対処することに。



昨日(20日)のこと




朝から2cv作業。



Cピラーの窓埋めで鉄板の溶接。







何度言っても仕方のないことだが、下手。



一応右側を終えて左側少ししたところで溶接の線がなくなった。



ここで一旦終わり。



そのあとフェンダー類を引っ張り出してきてチェック。



問題なく使えそうだが後ろ左の先が錆びて穴が開いていたのでそこだけ付け替え準備。







鉄板を切って差し替えたが、溶接ができないのでそこまで。



溶接線は買ってあるので入れ替えたらよいだけだが、それが(精神的に)しんどくてできなかった。
Posted at 2019/06/21 08:25:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2cvレストア | 日記
2019年06月12日 イイね!

キャリパーも手ごわい

日曜日からちょぼちょぼ3日かかってようやくキャリパーのピストンを抜くことができた。



このキャリパーは一般の片ピストンとと違って両側にピストンのある2ポッド型だ。



これはレストア中の車のもの、数年前に取り外して保管していたが、ブレーキ液のせいかかなり風化している。





これ以外に部品取り用のがまだ一台分あるので、それも合わせて4個のキャリパーを比べ良いのを使用することにした。


だから一台分左右で4個、合計で2台分8個のピストンを抜く。



しかし、このピストンだがとにかく固い。



当時の工作技術としては驚異の精度を出しているように思う。



シリンダーとピストンの隙間がほぼゼロ。



入れる時も手で押しては入りにくく、軽くプラハンで周囲をたたきながら入れる。



まず抜く作業。



これにはそれほど期待はしていなかったが、エアーを吹き込めば普通のピストンは抜けることが多い。



固着していなければほぼそれで大丈夫。



キャリパーをセットしてエアーを吹き込んだが、予想通りびくともしない。



最高圧力で吹き込むものの全く変化なし。



ここで心が折れて休憩後、諸事で日曜日は終わった。



月曜日。やはりあの手しかないということでキャリパーを外した部品取りのブレーキパイプにつないでペダルを踏んでみた。







さすが油圧というものは偉大だ。



空気圧ではびくともしなかった(完全に遮断して吹き込んでるのではなく吹き込むときわきから漏れるので仕方がない面もあるが)ピストンがわずかに出てきているではないか。



力を得てどんどん踏み込む。



すると両方から出たピストンが真ん中あたりでぶつかってそれ以上動かなくなった。




まあいいだろう。





それを今度はばらして別の相方とセットにし、空気圧で最後の数㎜を出そうとした。



しかし、空気では漏らさないように圧をかけられず、わずか数㎜と言えびくともしない。



月曜日はこれまで。



火曜日。



今日こそ終わらせるぞの決意のもと、残り数㎜を出すために部品取りのブレーキパイプにセット。



ぐいぐい踏んでいくと、ポンっと音がしてピストンが飛び出した。



フー、ようやく、1個完了。







ブレーキフルードを足しながら、同じように少し動いたピストンと、固着しているピストンを組み合わせて抜いていく。



この日は相当頑張って、昼休み30分休んだきりで朝8時から2時までかけて8個のうち7個迄抜いた。







最後の一つは一番頑固に固着しているやつだが、これは後日にしようとここで終わり。



抜けたのを動かないように何かで止めてからやらなくてはいけないがそれは少し難しい。



今日。シリンダー内の古いゴムシールを外す作業。



2本あるのだが、もう30年ほどは触っていないようなので、特に外側のほうが溝に接着剤でくっ付けたように固着していて簡単には外れてくれない。



ミニドラやピンセットなどを駆使して徐々に取り除いたが、最後はどうしても取れないものが残った。



仕方がないのでガスバーナーであぶる。



煙が出て赤くなる寸前まで加熱したら、やはりゴムのこと柔らかくなって簡単に取れた。



シリンダーが曲がったりすると困るので過熱は避けたいところだが、この際仕方がない。



今日はここまで。



まだパッドが来ていないので、明日は溝を掃除してシールを入れピストンをはめ込むところまで。



しかし、キャリパーオーバーホールに4~5日もかかるとは。
Posted at 2019/06/12 20:08:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 2cvレストア | 日記
2019年06月08日 イイね!

2cv 後輪ブレーキオーバーホール

先日の広島島根奥出雲町への走りの疲れが若干残っているようで、気分がすぐれないので午前中休み。

ごご、先日とん挫した後輪のブレーキ分解を再開した。

ドラムが抜けない件、簡単に抜ける方法があった。

私が考えた(整備マニュアルにも書いてあった)方法を実行しようと、ぼろいホイルを探して来たらすでにセンターの穴にナットがある。




私はこの穴にナットを溶接しようと思ったのだが既に取り付けてあった。

もうだいぶ以前のことで忘れていたが、前にブレーキ整備をしたとき、確かそんなに困難なことはなかったはず、ということは覚えている。

ホイルを使ったかなーということまでおぼろに覚えていたが、この、中心にナットが取り付けてあるホイルを見たら思い出した。

早速3本のハブボルトにホイルをセットして中心の穴からボルトをねじ込む。




実は長いボルトが見つからず、ぎりぎりの長さなのでどうかなと思っていたが、幸い奥までねじ込んだらバンと音がしてベアリングが抜けてくれた。

昨日当面必要な部品を発注したが、その中に後輪のブレーキリペアセットも入っている。

シューからホイルシリンダー、そのほかハブナット、キャップまで全部そろったものなので、とりあえずばらしたままで到着を待つ。

それにしても汚い。




パーツクリーナーとウエスで掃除したが、それほどきれいにはならない。

それにこの時代、まだアスベストが使われている恐れがあるので、ごみを飛ばさないように、新聞紙とぼろきれを敷いて慎重に掃除をした。

左右ともばらして部品が来るまでこの形で放置。




前輪のキャリパーだが、取り外したものを見たら、半分腐ったようになっている。

もともとかなりの年代物の上に下の方に置いていたもので湿気もあってなんだが、酷い。

これよりは部品取りの方がましなので明日、高雄から帰ってきたら(久しぶりに高雄サンデーミーティングに行く予定)取り外す。

キャリパーのリペアセットは以前に買ったのがあるので、これを使う。

マスターは当時リペアセットが切れていて買えなかったので、手持ちはない。

このリペアセットも注文しているのでばらすのは後日。
Posted at 2019/06/08 17:11:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2cvレストア | 日記
2019年06月05日 イイね!

2cv センターブーツは裏返して挿入

午後、ブーツインサートツールを待たずに、というかそれが来てもさらに反対側(ミッション側)を入れるのが難しいのではないかと考え、裏返して入れる方法を試すことにした。

まず、裏返しが難しい。

かなり硬い。




何とか裏返して力いっぱい引きながら、片手ではみ出しているところを徐々に押し込んでいったらスポッと入ってくれた。




半分成功。

これから表返ししながらミッション側の更に太いシャフトに入れないといけない。

手で長い間こねくり返していると、体温が移って若干柔らかくなったようで徐々に入ってくれ、表向いたらきれいに太いほうにも入っていた。










あとは形と位置を整えバンドで止めるだけ。




まだ4時ごろだったが、汗だくになり、精根が尽きて今日の作業はこれで終了。

明日はブレーキオーバーホールを予定。
Posted at 2019/06/05 18:03:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2cvレストア | 日記
2019年06月05日 イイね!

2CⅤレストア 太いシャフトを狭い穴に入れるの、どうしても無理

2CVのブレーキにはホースはない。

すべて金属製のパイプだけ。

車輪などの動きがあるところは、コイル状にして振動に耐えられるようになっている。

で、接続だが、パイプの先1cmぐらいのところにこぶを作り、(差し込み側でない)パイプ側に締め付け用のねじがとりついている。




パイプの先を相手方の穴に差し込んで内側に切ってあるネジ山にパイプ側のねじを締めこんで接続する。

こぶで抜けないので締め付けられるという仕組み。




その際漏れ止めのパッキンを入れるが、それが円筒形のゴム。




ちょっと変わっている。

しかしこれが意外に優秀で、この作業をしたら原則交換なんだが、何十年も前の相当古くなったものでも、再使用しても漏れることはまずない。

ま、こんな小物をケチってやり直しになれば余計に邪魔くさいので、必ず交換するが、たまたま手持ちになかった時にやってみたら問題なかったという経験がある。

ゴムブーツが破れているので交換。






今もう分解しているのでごく簡単と思っていたら、そうでもなかった。

ミッション側とホイル側は両方ともバーフィールド型(ボールジョイント)が付いている。

それだけではホイルの上下動でシャフト長が変わるのに対応できない。

ということでシャフトの真ん中にもう一つシャフト長調整用のジョイントがある。

下の写真はミッション側のシャフトで、こっち側を向いているシャフト穴のスプラインにホイル側のシャフトを差し込む。




今ではミッション側にトリポートを使うので、この問題は解決しているが、設計当時は何らかの理由で使えなかったのだろう。

それで、ブーツだが、この太いシャフトに狭いブーツを押し入れるのはどうしてもできなかった。

左のシャフトの径は、右のブーツの穴径の2倍はある。




逆向きに引っ張る形のホイル側のブーツは、グリスを塗ってぐいぐい引っ張ったらすぽっと入ってくれた。

しかし、ここに押し込むのは無理。

裏返して引いて入れて、入れば表返そうかなとも考えたが、ブーツインサートツールというものがあるのを知っていたので、ここは無理せずストレートに注文した。

仕組みは簡単で、円錐形の樹脂製で、グリスを塗って穴に押し込み徐々に広げていけば希望の太さまで広げられるというもの。

これがあっても必ず入るかどうかは分からないので、ダメだった場合の裏返し作戦や、煮ブーツ作戦も考えている。

しかし、グリスのぬるぬるグチョグチョは苦手だ。



Posted at 2019/06/05 12:44:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2cvレストア | 日記

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アバルトのサソリのエンブレムが好きで、小さくても速い車が好きで。 エンブレムはどうやら家内のほうが気に入っているようで、アバルト車などなかなか購入できないから...
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