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１１月５日火曜日



６時起床してトイレと顔洗い、すぐ出発。



都合１１時間ほども寝ている。



原則暗い時には走らないし、夜出歩いたりうろうろしたりすることもないので、寝る。



またそれぐらい寝ても寝すぎた感がなくてずっと寝られる。



食事はコンビニで買っておいたものを食べるので特に食堂とかレストランとかにはいかない。



なんといっても車中泊は行動が素早くできるのが良い。



しかし冬用寝袋ダブル掛けでも寒かった。



エンジンかけたら３度を表示。



やまなみハイウエー(県道１１号)目指す。



国道２１０号を東に。



徐々に標高が上がって頂上にトンネル、越えたところに水分峠の表示が。







☆　水分峠　２１８峠目　国道２１０号　大分県由布市⇔九重町　標高７０７ｍ



　　　国道の２車線の良い道路。



　　　特に問題もなく楽に走れる。



　　　峠というより単なる坂道の感じ。







　　　玖珠方面からはトンネル(大道隧道)を抜けてすぐに有る。



　　　ここの、県道１１号やまなみハイウエーとの交差点は眺めが良い。







　　　D級峠　　☆☆☆　　お勧め度２



この辺り寒くて車温度計は0度を示していた。







右折



いよいよやまなみハイウエーに。



今回楽しみにしていたことの一つはここを走ること。



高校の修学旅行で走って以来半世紀ぶりに走ることになる。



当時は観光バスで走ったが、夜騒いだ連中はほとんど眠っている中、良い子の私は夜はきちんと眠って昼間は起きるという原則を守っていたのでこの風景もある程度は記憶している。



当時のことなのでバスはメカニカルインジェクションの黒煙ぼうぼうの走りだっただろうが当時の高校生はそんなことには関心ゼロだった。



少数の起きている連中はバスガイドさんと何やら話しているようだが私は景色を見るのが好きなのでもっぱら車外を見ていた。



で、実際走り出すとずーっと、少し紅葉しかけた林の中のコース。



ここは記憶に残っていない。



あるのは狭い登りの曲がりくねった道路の左右が草原になっていて黒や赤の牛が草を食んでいるというもの。



紅葉を始めた木々のトンネルの中を進んでいく。



これはこれでとても気持ちが良い。



以前走った軽井沢の白糸ハイランドウエーが緑のトンネルを抜けるようでとても気持ちがよかったが、ここはそこに似ている。



しばらく走ると正面に大きな火山が見えてきた。



久住山らしい。







ここに来る間の風景、半世紀前に見ているはずだが全く記憶にない。



牛が草を食んでいる草原の記憶は何かの間違いだったんだろうか。



この辺りから道は峠の様相を示す。



グネグネ登り、パーキングのある場所に着いた。



牧ノ戸峠だ。







駐車場は登山者のためにあるようで平日というのにほぼ満車状態。





ここは結構高所で紅葉も進んで見ごろ迄もう少し。







☆　牧ノ戸峠　２１９峠目　大分県九重町　県道１１号(やまなみハイウエー）　標高１３３０m



　　　広い駐車場(２００台収容)や店舗がある。



　　　近隣のくじゅう連山の登山口として有名



　　　やまなみハイウエーは２車線のカーブは多いが走りやすい県道。



　　　くじゅう連山を間近で見ることもでき、紅葉シーズンは一層美しい風景が楽しめる。



　　　C級峠　　☆☆☆☆　お勧め４



☆　やまなみハイウエーは日本百名道のひとつ　全長約５０ｋｍ　



　　　四季を通じて様々な自然の美しさが堪能できる。



　　　今は紅葉が盛りで赤や黄色の木々が目を楽しませてくれる。



　　　道路そのものは全２車線でカーブやアップダウンは多いが走る分には楽しいレベル。



　　　私が走った時は朝早くだったこともあり車はほとんどいなかった。



　　　牧ノ戸峠以北と以南では風景が全く異なるので、その辺りも楽しめる。



　　　この道はお勧め度５　　走ったことのない方はぜひ。



さらに阿蘇側に少し進んで下り始めたところで眺望の開けた場所があった。



そこからの煙が静かにたなびいている阿蘇と眼下に広がるカルデラ盆地の眺めは雄大で、しばらく見入ってしまった。













更に下って、この辺りから森林はなくなり草地が広がっている。



牧場らしいところがいくつかあり、少し上がって左カーブで、求めていた懐かしい場所と思われるところを通過した。



牛こそいなかったが、確かにこの場所を記憶している。



しばらく登りが続いて、外輪山の上まで上がった。



左大観峰の表示があったが、この時はあまり気にせず直進。



また下りグネグネ道になり、城山展望所で一休みしてかなり近くに見えるようになった阿蘇の雄姿を楽しむ。









下りきって道が平らになりカルデラ盆地に入った。



ここでやまなみハイウエーはほぼ終わるが期待にたがわぬ、いや期待以上の楽しい行程だった。



修学旅行時の記憶よりずっと長い道だったし、覚えていない雄大な風景も沢山楽しめた。



また若葉の季節に走りに来たい。



そのまま直進、まっすぐ行くと阿蘇駅というところで国道５７号に左折。



滝室坂に向かう。



つづく

4日月曜日8時に出発。



暗くなる前に道の駅童話の里「玖珠」に着けばいいので気楽に走る。



山陽道が開通してからはもっぱらそちらを走っていたが、今回は中国道にした。



最近部分的(岡山程度まで）には中国道を走ることがあって、交通量の少なさにいいなーと思っていたので。



中国道は狭くて上下左右に曲がりくねっていて、R２５０という高速道路では一番厳しいカーブがあるし、それが結構連続しているし。



という走りにくいイメージがある。



それはその通りなんだが、それゆえ走る車が少ない。



特にトラックがほとんどいない。



SAやPAは閑古鳥が鳴いていて普通のPAはほぼ自販機だけの簡易型になってしまっているし、SAといっても普通のPAよりも小規模。



ということもあるが、とにかくトラックが少ないのが最高。



自分のペースとしてはトラックの９０kmでは少し遅いが１１０ｋｍでは速い。



できれば１００ｋｍぐらいで淡々と走りたいのだけれど、ほかの車がいるとどうしてもペースが乱れる。



それが中国道は前後車がいないということが普通に有るのでペースを守って悠々と走れる。



それが気持ちが良くて最高なのだ。



中国道のカーブは時に恐ろしくもある。



数年前にタレントの方が事故を起こした辺りも本当に怖いところだ。



しかし、車が少ないということはそのデメリットを補って余りある。



九州道に入るととたんに車が増えて走りにくくなるが、今回は東九州道に分岐するのでしばらくの辛抱。



初めて走る東九州道は予想通りの対面。



対面は対向車が飛び込んでくるかもという恐怖があるのでできるだけ避けたいが、走っている以上そういうことが無いように祈りながら走るのみ。



出来るだけ大型トラックの前に出てトラックに蓋をしてもらって後続車に煽られないように走る。



何事もなく上毛ICから出て県道１０２号へ。



まもなく小さな峠に差し掛かった。



☆　傾城隧道の峠　２１７峠目　福岡県道１０２号　福岡県築上郡上毛町



　　　　　どうということのない普通の峠で普通のトンネル。







　　　　　ここに行くつもりはなかったし、地図にも載っていないがたまたま通りがかったのでチェック。





　　　　　峠自体高低差はあまりなく車線は１，５車線で走りやすい。



　　　　　短い峠



　　　　　D級峠　　☆　★　　お勧め度１



トンネル通過してさらに進む。



１０２号から１６号更に国道２１２号へと。



これから耶馬渓という景勝地があるが、横目に見ながら素通り。



青の洞門とか耶馬渓ダムとかまた次の機会があれば(おそらくある)じっくり見てみたい。



２１２号から県道２８号深耶馬渓などを通過して無事「玖珠」に到着した。





当日はここで車中泊。





エスティマは走りはそれなり、１９年経過なので税金は高いし燃料費も結構かさむが、２列目をフラットにしてエアーマットを引けば快適なベッドになる。


１６９ｃｍの私なら十分足を延ばして眠れる。


エアーマットのおかげで背中が痛くなることもないし、厚めの寝袋で結構暖かい。


経費がかさむし子供たちもそれぞれ自分の車を持つようになったので何度か買い替えを考えたが、このメリットのために保持し続けている。


走りの旅に出て淡々と長距離走ったり車中泊でゆっくり寝たりできるし、峠もそれなりに走れるので走れる限り乗り続けることにした。


故障もほとんどないし(除くナビ)

４日朝から出発。



先ほど帰宅した。



行き先は九州。



目的は車で走ること。



峠や道を走ってきた。



九州を侮っていたわけではないが、峠はなかなかの酷道険道だった。



詳しくは後程。



写真は阿蘇の大観峰からの眺め。







安物のデジカメではきれいに表現できないが、このような光景が３６０度広がっている。



私の経験した中での最高の眺めといえるだろう。



もしまだの方は一度は行っておいた方が良いとお勧めできる、ただし晴れた日に。



詳しくは後日少しずつ。



総走行距離２０４０ｋｍ。


あまりに峠が厳しく長かったので、両肘痛と肩の筋肉の張りとで体調がよろしくない。


ハンドルを回すのも結構な重労働だった。

以前から一度やりたいといっていたバーベキューというか野外での焼き肉がようやくできた。







家内の会社の人が来るというので準備を進めていたが、急に延期になって家族だけですることに。



ついでに都会に出ている次男と彼女が来ることになって、都合６人で。



わいわいいいながらの焼き肉はおいしく楽しかったが、意外に食べられなかった。



残念。



焼肉は駐車場でしたので車を第２駐車場に移動。



イタフラ変態の家族。