謎の墜落事件・・・

主翼の幅の長さが、今流に見ると何か長いですね。
これが運動性の良好になったのでしょうか？
ただ、あまり細くて長すぎるとフラッター現象が発生しやすいんでしたっけ？

当時は後退翼が全盛期でしたからね。

まだまだデルタ翼にはほど遠い状態でした。

スパンが長いですから翼幅荷重が下がり運動性が良くなったと思います。

ただ、スパンが長くなると捻れ現象には弱くフラッターやバフェットはなりやすいですね。

これほど「理論上では説明が付くが、とても信じてもらえない」事故はないですね。
サッカーの自殺点どころじゃないのがすごいです。
機体の速度と角度によっては砲弾の速度差で発生するわけですから、ある程度の高度から射撃した直後に砲弾以上の速度に加速しながらダイブするとどんな航空機でも可能性はあるんでしょうか。


映像をみるとやはりパワーがないですが、アクロはきっちりとした機動をみせますね。
ところであれ？とおもったことが・・・
最初のダイヤモンド隊形では翼端からスモークをだしてますが、他は排気口近くから出してます。
F-11は3箇所スモークノズルがあったんでしょうか？

この事件は航空機三大珍事として有名な話だそうです。

私もこの話を聞いた時は信じられなかったですね。

偶然とは言え、自分が撃った弾丸が自分の機体に命中するなんて、確立は天文学的数字だと思います。

ただ、今のM61AIを代表する機関砲ではまずあり得ないと思います。

初速がかなり違いますからね。

F-11の機動性が良好なのは翼幅荷重が低い事が上げられます。

確かに３箇所からスモークを出していますが、もしかしたら燃料投棄ベントかもしれません。