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2023年02月08日

レッドブルは2026年以降フォードと組むことに決まった。


しかし今は未だ2023年が始まったばかりで、F1は3月からしか走らないし、ホンダエンジンはレッドブルに搭載されて、今後3年間のサポートを約束しているのである・・・。

ホンダのロゴがレッドブルの車体に復活し、3年間を戦うのだから、ホンダとしてもエンジンで負けるような事態は避けねばならないが、そもそも現在のF1エンジンは部品の材質などの変更で丈夫にするような変更以外は認められてはいないので、設計変更などは不可能な規則になっている・・・。

とは言え、F1のV6ターボエンジンと、排気タービンによる発電装置やエネルギーストア蓄電池の複雑な組み込みが完璧に出来る人間は限られていて、日本で作られた内燃機エンジンを英国のレッドブルチームでシャーシーに組み込む前にハイブリッドシステムとバッテリーシステムにジョイントして行く工程をこれから3年間は続けなくてはならず、今年から常駐する事になるはずのフォードのエンジニアとの接触がどんなことをもたらすのか今一良く判らないが、ホンダとしては自社技術の一方的な流出だけは避けたいと思って居ることは間違いないだろう・・・・。

2026年以降のホンダの活動がどんなものになって行くか?という問題であるが、そもそも2021年度でF1から完全撤退するというホンダの経営判断に依る結論が間違っていたのではないのかと、私は感じていて、社長の交代などを経てF1との関わりを再度強めようとしたのかも知れないが、継続的なF1への参加が望めないかもしれないHONDAというエンジン・メーカーがレッドブルからしてみれば不安定要素として映った事は確実であろうし、アメリカ市場で業績を伸ばしたいレッドブルの思惑もあって、フォードとの提携はフォード側の緩い参画スタンスとも相まって、渡りに船であったはずだ。

つまりレッドブルとしてはHONDAが撤退するという結論を出していたことで、莫大な額の投資を行って「レッドブル・パワートレインズ」を設立し、内燃機関そのものも生産し、組み立て、ベンチテスト迄可能な施設の構築をせざるを得ない状況となった後も、HONDAの本社の考え方とのすり合わせが困難な状況が在って、それらの技術的なシェアについてより柔軟な姿勢のフォードと組むことにメリットが多かったのではないかと考えれるし、ポルシェとの提携が破談になり、2023年からの3年間にわたってホンダがそれ以前と同様なサポートを引き受けつつエンジンを供給するという契約が成立した時点で、アメリカ資本のフォードとの2026年以降の提携へと進むことがレッドブルにとってもマーケティングの面も含めてより魅力的に映ってきたことは間違いないのだろう・・・・。

2026年のF1界にHONDAが残っているのか?別のチームの為にパワーユニットを供給する事になるのか?・・・、3年はあっという間に過ぎる気がします・・・。
ブログ一覧 | F1 | 日記
Posted at 2023/02/08 21:13:15

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この記事へのコメント

2023年2月8日 23:59
この話、最初ビックリしました。
まさかのフォードと組とは・・・
しかしコレで本当にホンダは完全撤退なの
ですね・・・寂しいです・・・。
コメントへの返答
2023年2月9日 11:14
こんにちは~・・・。

ホンダは2026年以降もエンジンサプライヤーとしての申請を済ませているので、何処かのチームにエンジンを供給する可能性は残っていますが、レッドブルとアルファタウリとは袂を分かつことになります。

問題は組むとしたらどんなチームと組むのか?可能性はアルピーヌとメルセデス、フェラーリ以外なら可能性は0ではありませんが、ハースとアルファロメオはフェラーリに近い上、アルファロメオは3年後にはアウディーのエンジンを積むことが確定していてチーム名もアウディーになるはずですよね。

アストンマーチンとマクラーレンとウイリアムズは現在メルセデスのエンジンで走っていますが、この3年の間にホンダとの提携に意欲的かというと??です。

更に新規のチームが2チームまでは増えるかもしれないとされていますが、可能性の強い米国のアンドレッティーは先日GMとの提携が発表されていますからHONDAエンジンを搭載するか?と言えば可能性は大きくはないかもしれませんが、昨今のHONDAとGMはEVや水素燃料車での協力関係が強まっており、まさかのアンドレッティーF1がHONDAエンジン搭載というニュースが世界を駆け回らないとは言えませんし、もうひとつの新参チームがHONDAを選ぶ可能性もあります・・・。

まあ、ウルトラCでホンダがシャーシも作ってフル参戦擦るという期待を掛けたい私ですが・・・・。
2023年2月9日 13:33
こんにちは、フォードと提携とのことで、コスワースもF1復活か!と思ったのですが、今回はあまり関係ないようです…。
かつて最強の汎用F1エンジンだった、DFVエンジンの名前の復活とはならないようです。
でも、ネーミングライツで良いからF1ファンのためにパワーユニットに、フォードコスワースのバッチが、ほしいですねぇ?

コメントへの返答
2023年2月9日 16:49
こんにちは~・・・・。

考えて見ればDFVとコスワースの名前はF1をけん引する存在でした・・・・。
あの頃を知るレースファンはだんだん少なくなって行きます・・・。

ロニーピーターソンとかはF1でもカウンターステアで走って見せていましたが・・・、隔世の感がありますね。

確かに、F1だけでなくWRCでエスコート・ツインカムのエンジンを競技用にしたのもコスワースでしたからね・・・。

電気と内燃機の複合的なパワーユニットの時代では大メーカーで無いと苦しいのでしょうね・・・・。

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