銀河遼のブログ一覧

今日のニュースで、私が「深海活動用マニプレーター式ロボットの開発が急務だ」と書いたような水中ドローンは各種有って、既に様々な現場で使われていることが解った。

私のイメージしたものとの差は少しあるが、概ね機能としては近いものだった。

少し違うという部分は、私の提唱したものは性能の高いマニプレーターを持ち、人の行う作業を代替できる能力を目指していて、観察が主で、多少の作業ができる現在の多くのＲＯＶよりも数段高機能であることだろう。

そこを考えると、既にあるＲＯＶをもっと高機能なものに改良して行けば私の考えたものに近くなって行くので、私は一足飛びに高機能な装置を考え過ぎていただけかもしれない。

しかし、私は優れた装置の開発には最終的な理想形を想像することが必須と考えているので、どこまでも人間に近い作業をこなせるＲＯＶの開発が必要であるという考えは間違ったものではないと確信している。

その理想はあたかもアザラシのように自由に泳げ、2対の腕と手を有し、複数のビデオカメラと照明器をボディー内に備えたマニプレーター潜水マシンという事になる。