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2023年03月31日 イイね!

珍車PART958

珍車PART958
AA珍車、今回も70年代に白熱したトヨタのGTシリーズ(セリカ・コロナ・カリーナ)の影に隠れどこかマイナーな印象で同じDOHC 18R-Gエンジンを積みながら人気薄、当時のスポ車マニアからは結構な塩対応をされていたこのモデル!

⇒『昭和50年(1975)2代目RX22型コロナマークⅡ2000GSS』!!


どうですかー、当時を知る世代にはマイナーな印象しかないでしょ!? 当時大人気の2000GT御三家と違いGTではなくGSSを名乗っていたのも今一つ”GT”ブームに乗れなかったキライもあるけど個人的にはそのいぶし銀的存在価値、結構好きだったりと…

GSSは初代マークⅡの途中から追加、トヨタ2000GT~1600GTですっかりDOHCを我が物としたトヨタDOHC第三弾として1969年に登場、この時何故かこのTOPグレードはGTとは名乗らず”GSS"とされこれ以降の後輩が”GT”を名乗り颯爽と人気モデルに成長する中、何か取り残された感じ?71年初のFMCで2代目になった時、GTに改称されるかと思いきやそのままGSSを継承したと言う…

初代GSSの1900cc10R型(後に8R-G型に改称)DOHCを2代目では2000ccに拡大した18R-G型に変更、当時2L最高psの145psを叩き出すスーパーエンジン、73年にコロナ、セリカ、74年にカリーナにも移植されそのパフォーマンスはこれら”後輩”により認知され81年のソアラ5M-GEUが出るまで、トヨタ、いや、国産ハードモデルの頂点に君臨したエンジン、同じ81年にマークⅡも4代目となりこの18R-Gの流れを継ぐ18R-GEUを積み今度こその?『2000GT』を設定するも既に3代目以降は高級車イメージに変化したマークⅡには不釣り合いという印象で全く売れずって感じ、つくづくマークⅡとGTというネーミングは相性悪いんだなぁと思ったモノ、まぁ、GX71時代に『GTツインターボ』が設定され高級と高性能をうまく融合させたツインターボは大成功だったけど。。。

マークⅡGSSについては ココ 内の~今週のスポットライト~コーナーで語ってるで今回の余談は別の視点からw

刑事ドラママニアの元GureとしてはマークⅡGSSと言えばこれ↓
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このメンバーでピンと来るヒトはやっぱマニアwww

そう、70年代の3大刑事ドラマと言われるGメン75、これのホントの初期に前期型(71~73年)のマークⅡGSSが劇用車で登場してたんですわ!

他の刑事ドラマが一人1台の覆面車で颯爽と出動するのが常なのに何故かGメンは↑のようにあの窮屈な2HTに大の男が4人(時には5人!)ぎゅうぎゅうになって駆け付けると言うw
子供心に「Gメン本部はクルマがないんだなぁ、気の毒に…」なんて思ったモンです(笑)

放送開始がその名の通り1975年なのに中古(71~73年)のGSSが活躍!
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と、またどうでもいい長い前置き(-_-;)

現車っすねw、評価ナシ(0)に内外C、出品票によれば燃料漏れとの事、事故もやってるみたいだし腐りもそこそこある感じなのでこの評価かな と。
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しかし内外Cというのは年式からしたら高得点、機関面をしっかりメンテすれば内外はこのままでも充分イケそう!
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この代のマークⅡはイヤーモデル制を取っており前期が前述の通り71~73年、中期が73~74年、後期が74~76年となり特に後期は顔面が大幅刷新されそれまでのイメージを大幅に変更した様相、しかしこのマークⅡは年数経るごとに人気が落ち後期型はあまり見かけなかった印象…

イメージカラーはモスグリーン、これに白いぶっといストライプに<GSS>と文字が入るのがシブく現車も綺麗な外観で当時のオーラを放つ!
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ホイール以外はオリジナル、さぞいい金額と思いきや人気絶版車のセリカやカリーナGTのような狂乱価格にはならず まぁ50年近く前のクルマならこの位はするか?的レベル、にしてもこれをキチンとメンテして販売するとなれば平気で300~400万にはなるんだろうけど…。

しかしGT御三家より圧倒的に販売台数の少ないGSS、マニアの過保護な動態保存を祈りたいモンですナ(^^)/
Posted at 2023/03/31 20:22:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2023年03月29日 イイね!

バイク弄りと夜桜と新家族(^^;

バイク弄りと夜桜と新家族(^^;
ここんとこ雨ばっかりの我が横浜…


陽気も良くなったしそろそろバイクツーリングしたいながらこう悪天だとねぇ、しかしどうやら明日以降は安定してくるようでいつでも乗り出しできるようにメンテしておこうかと(*^^)v





年明けに暖かな日に乗って以来3か月放置の?ペケJ
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B/Tはこまめにチェックしてきたので空気圧を補填!
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そしてチェーングリスを給脂!


月イチで補充電していたながらここ1か月掛けてないので充電!
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後は簡単にボディを拭き掃除、これでいつでも乗り出し可能っす♪

ずっと曇天ながらも我が家の周囲も桜が満開、26日の日曜日は友人8人で前々から花見を予定していながらも残念ながらの雨、このため昼間っから野毛の大衆酒場で飲み会、夕方には雨も一時止んだのでハマの桜の名所である大岡川沿いの夜桜鑑賞、オッサン5名オバハン3名でワイワイ言いながら川沿いで夜桜見物、やはり青空の下で花見したかったながらこれで今年のお花見も終わりかな!?
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その”花見”の前日にはウチに新家族のお迎え ってクルマじゃねぇっすヨw

ハイ、この美人さん、里親候補となりトライアルでウチに迎えた『ミント』ちゃんという女の子、8ヵ月の元地域猫さんで人馴れ皆無orz…
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今日の時点で4日目のミンちゃん、最初2日はご飯も食べずにトイレ籠城していたけど少しづつ慣れてきており昨日辺りからは見てない時にカリカリをペロリ(笑)

それでもまだまだ手を出すと怯えしシャーッと猫パンチも頂く
w スリスリ猫には程遠いけど1か月時間もらってるんで何とか慣れて無事マロさんの若い嫁になって欲しいモンですwww

目指せ猫会の加藤茶?13歳の貫禄のマロさんが寄ると顏を出してくる
ミンちゃん、ヒトはダメでも猫は大丈夫みたいで…
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と、こんな感じで春を満喫する元Gureです(^^)/
Posted at 2023/03/29 19:24:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | XJR1300 | 日記
2023年03月27日 イイね!

ニッポン、大勝利!!!!

ニッポン、大勝利!!!!
この時期にこんなタイトル&画像付ければ誰しもWBCを思うのは当然!なんすが野球ファンの方には申し訳ないけど別の”日本大勝利”について語りたい…

詳細はこちら↓の記事にもあるようにカーマニアに不安、不満を与え続けてきた?2035年以降の内燃機関(エンジン車)販売禁止といした欧州/ドイツが掌返しした事(*^^)v


https://news.yahoo.co.jp/articles/6153fb5cd42cbd665f5537c7b5c9029068361251

カーマニアなワタシ含めた中年以上の年代にはWBC優勝以上に嬉しい一方!? EUのエンジン車禁止表明以降急速に全世界が巻き込まれるようなカタチでEV一辺倒になってきた世相、ここの来てロシア・ウクライナ問題を発端とした電気供給に不安が現れそれに付随するよにそれまで利点ばかり強調されてきたEVのデメリットも庶民にも知れ渡るようになってきた、日本も我が国にケンカ売ってきた欧州・ドイツ・中国にいつもの情けなさで対抗する事なくその方針に引きずられてきて国内でのエンジン車禁止論と欧州等と同様な事を言い出す始末、マスゴミも調子に乗り「EV=正義、エンジン車=悪」というキャンペーンで今日まで来たけど今後どうすんだろ?どう言い訳するんだろうかマスゴミ、政府、どっかの知事今後の物言いに注目したところw

今のところ”内燃機関全面勝利!”と言ってもいい?
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ニッポン・大勝利なんて喜んでるけどこういった連中には”勝利”なんて概念はない筈、そう思っているのは我々クルマ好き、内燃機関こそがクルマ!と思っている層である事は間違いない、クルマを単なる移動手段、生活の便利グッズとしか捉えない層ではエンジンだろうがEVだろうがランニングコストさえ良ければどちらでもいいって感じだろうし大騒ぎするような事でもないかもしれない、しかしココに集う方々の大半はこの記事、喜ばしい限りではないかと思うのです(^^)

e-フューエルなる新技術の燃料に限りなんて言ってるけどその実用化がどの位でできるか?それ以前に全世界の電力事情がまた変わってくれば”悪の巣窟”EUがちゃぶ台返しする可能性はあるけど元々は日本車潰しを環境問題にすり替えて行ったEU、当初は偽装だらけのクリーンディーゼルで潰しにかかるもこれもあえなくNG、そこで”環境・カーボンニュートラル”を声高に叫びその企みが順調に推移しながらも予期せぬ?ウクライナ問題で歯車が狂い始める、日本は世界がそういう流れだから乗るしかない みたいな嫌々?の付随ながらも東日本大震災以降の原発の在り方、降雪が多いというお国柄、多くの専門家や業界人もEVシフトに疑問を呈してきており実際、現EVオーナーの半分は次期代替えにEVは考えないという結果も出ているようでウチの娘んとこも付き合いでEV(旧型日産リーフ)を乗っているももうEVは懲りたと言ってる(笑)

e-フューエルの実用化が今後のハイパワー内燃機関の可能性を高めてくれるか!?
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ワタシは常々言ってきたけどEV全面否定はしない、だけどモリゾウさん曰くの選択肢は残すべき、EVがいいヒトはEVを選ぶ、エンジンが必要なヒトはそれを選べる、それでこそ民主主義のまともな国家な筈でトヨタの”全方位”の主張には全面的に賛成でした、ついこないだまで「EVに消極的な日本はけしからん」とか「EVリーダーシップを取るべきトヨタが遅れてる」などとヌかしていた欧州や内外のマスゴミ、VWが社長交代を機に方針を変えたりBMWもトヨタの考え方に協調しEUに反旗を翻したのは何もトヨタや日本の味方した訳でもなくあくまで自社の存続を掛ける為の行動であるのは火を見るより明らかなんだけど実際、なんだかんだ言ってもいい意味悪い意味ドイツの自動車界での存在は大きい、悔しいかなトヨタ1社の存在よりも世界規模で見れば大きい訳でネット等では反旗を翻したドイツやイタリアに”ありがとう”なんて声も散見されるけどそんな単純なモノではなくこれでまた日本、トヨタが水素なりEVなりエンジンなりで画期的なモノを開発すればまた難癖付けて日本車潰しをしてくるのは間違いないだろうから油断できんけど危惧されていた”エンジン車全廃”というカーマニアにとっては悪夢が取り合えず回避されたのだけは心底めでたいですな~。

熱心に電動化に突き進む我が三菱自動車や日産が今後どのような方針に移る?それともEVをより進化させるのか?トヨタは社長交代によりEV積極的に取り組むなんて言ってたけどこちらの動向も気になるますね。

電動バイクなんかも一部実用化されてるながらバイクはクルマ以上にエンジンに乗る!って言っても差し支えない乗り物、バイク業界が一番今回の件、朗報と捉えているかも…
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つい昨日までのEV突き進み世論ですら日本は充電機不足や雪国での問題解決なんてほぼ手付かずだったし今回のEUの決定により少なくとも国内でこれ以上EVが発展する可能性は狭まったかな!?とド素人のワタクシにも解る、今後はEVよりもe-フューエルの開発競争?これによる高コスト化により従来の純ガソリンが下がりこれが息を吹き返す?いやいやHV大国の日本だからe-フューエル/ガソリンを併用できるHV車の開発?いろいろなシナリオは考えられますがね、まぁこちとら後十何年、永くても20年程度で免許返納する年代だしこれまで十分に純ガソリン車を味わってきたのでどうでもいいいんだけど数少ない若いクルマ好きやクルマに夢や希望、潤いを求める人々にとっては久々に明るい話題だったのではないかなぁ、そう思っております(^_-)-☆ 
Posted at 2023/03/27 17:35:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2023年03月24日 イイね!

珍車PART957

珍車PART957
先日倅の軽を探していた時にHITしたクルマ、ヤツにあてがうには全く見当違いのモデルながら今やお珍しい希少車なんで思わず保存し撮って出し!?www

いやいや、このス〇ル嫌いを憚らず公言(だから敵が多いw)する元Gureだけんどコイツには往時、心奪われたっけなぁ、滅多にスバル車取り上げないワタクシですが今やこれも希少モデル、偏見なしに残したいモデルに相違なし♪


⇒『平成8年(1996)KK4型スバルヴィヴィオRX-R』!!

スバリストは泣いて喜ぶ名車ヴィヴィオ、ワタシが乗っていた三菱ミニカダンガンと並びスズキアルトワークスやミラTR-XX、ABCトリオ等と較べると認知度は劣り現在では一般的にはあまり語られる事も少ない(スバリストにゴマ擦っておけばダンガンよりはメジャーだよネw)ながらスバリストでなくてもカーマニアならこのヴィヴィオの出来にはワタシのようなアンチでも認めざるを得ない、そんなよく出来たクルマ!

何より軽のクオリティを超える出来栄えは感心したし内装の質感、クローバー4と言われた名機EN07型エンジン、よく煮詰められた足回り、エクステリア…どれを取っても”これが軽4”?と唸らせる上質さ、さすがバブル期設計の申し子でスズキやダイハツが軽なりのクオリティだったのに対しスバル、三菱はオーバークオリティでもあり登録車と較べても決して見劣りしない、そんな部分に好感持ってた、まぁ、それが要因かどうか知らんけど両者とも現在は軽自社生産からは撤退(三菱は日産と協業)になってしまってるけど(-_-;)

今回の出品車はヴィヴィオの最高グレードかつハイパワーモデルのRX-R、”ミニWRX”とも呼ばれたスバリスト歓喜のグレード。KK4だからフルタイム4駆でオマケに5MTとくりゃマニアが泣いて喜ぶってモンでしょw

90年代はハイパワーミニもブーム、ワークス、TR-XX、ダンガンと並ぶ”危険な”?ハイパワーマシン 直4DOHC S/Cで武装するRX-R!
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危険な なんて記したけどRX-Rはボディ剛性も高く足もしっかり路面を捉えワークスやXXより安心して飛ばせる、これら2車はそれほど無茶せずともシャーシがよれる?不安感があったけどRX-Rにはナシ、さすが軽でもラリー参戦するだけはある!と妙に納得できる走りが魅力…

RX-Rはスーチャーがまたいい感じでライバル他車がほぼターボなのに対し異次元の加速感、発進から怒涛のようにみなぎるパワーは一度味わうと病みつきになる、とやたらRX-Rマンセーだけどヴィヴィオは本来は軽実用車、4ナンバーバンもある訳ながら低グレードや商用でも質感はそう酷い物ではなくクローバー4エンジンの静粛性は当時ダイハツも三菱も軽に4発は持っているもこれらはスバルの静粛性には及ばなかった、スバリストがサンバーやヴィヴィオを信仰する気持ち、サンバーはともかくヴィヴィオに関しては何ら反論する気にはなりませんですわ、ハイw

あっ、ただこれのCVT(ECVT)はダメだったなぁ、中古で何台か売ってるけどほぼ10万㎞行く前に壊れたし1台なんかはミッションケースが爆発?したしね、怖くてそれ以降スバルのCVTは売らなんだ(-_-;)

さて現車、総評はR点で内外Cと言う内容、しかし13万㎞弱走ってる割には機関面に不具合はなさそうでこんな部分でもスバルのオーバークオリティを感じる!
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RX-Rはやたら派手なカラーの内装が印象深い、インパネや内張の質感は当時の軽4では一番しっかりしていたっけ!
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パッと見は解らない修復歴、走らせてみないと何ともながら状態はそう悪くなさそうな印象、外観は艶もしっかり残り年式以上で四半世紀経過の軽としては上出来!
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出品地は”聖地”の群馬に程近い東北地方、降雪のある地だけに4駆なんだろうけど下回りはしっかり見たいところ、落札額はそう驚く金額ではなく店売りだと5~60万ってレベル、軽スポーツはどうしてもABCトリオに目が行きがちだしプレミアもこれら以外なかなか付かないけど今や登録車に存在感も値段も遜色なくなった軽4、この時代の野性味あふれるようなスポーツモデルが今後出てくる事も可能性少だしね~、アツイ時代のミニギャング、マニアの動態保存を切に願いたい、そう思ちょります(^^)/
Posted at 2023/03/24 22:15:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | スバル | クルマ
2023年03月23日 イイね!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第18弾!!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第18弾!!
久方ぶりにこの企画やりまひょ(^^;


前回に引き続いてコロナからの変態モデル、かつては”国民車”と言って良いほど普及したトヨタの基幹車種であるコロナですが時折?変なモデルが現れたりと…

今回取り上げるのは1990年に販売店であるトヨペット店累計1000万台達成記念で500台限定販売されたこのモデル!

「9代目ST171改型コロナスーパールーミー」!!

これは前回のコロナ2ドアセダンと較べても甲乙付け難い変態度、あまりに変態なので2ドアセダンよりは知られた存在!?ある程度のカーマニアなら聴いた事あるモデルかもしれません…。

1990年(平成2年)突如として現れてド肝を抜いた”リムジン”であるスーパールーミーw
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何故にド肝を抜いたかと言えばいくら当時バブル期と言えどコロナなんて高級モデルではなく大衆車に毛の生えたモノ、後に続くプレミオ同様に当時でもオーナーの大半は年配層だったし当時の若者wであるワタシら世代には”オヤジ車”の代表的存在のコロナに何故にリムジン?と開いた口が塞がらないというか何と言うか…

まぁ、当時扱っていたトヨペット店の代表的存在だったのがコロナ、かつては”トヨペット・コロナ”が正式名称だったのもありその名残が販売店名にあった訳ながらこの頃でもトヨペット店の主力は既にマークⅡに移行、バブル期、ハイソブームの真っ只中で高級イメージがコロナより格段に上のマークⅡセダン(当時X80系)でリムジンを設定するなら理解もできるながら上級大衆車、小型ファミリーカーのコロナでリムジン?何じゃコリャ~(-_-;) って感じでした。

この当時はとにかくバブリー、センチュリーやY31セドグロセダン、三菱デボネアV等にもリムジンが存在しましたがこれら車種は当時としたらあって当たり前?ながらコロナにはいくら何でもって印象しかない、ベースの170コロナのW/Bを210mm延長したそのスタイルは間延び間はあるものの比較的破綻の少ない落ち着いたスタイリングは個人的には好感は持てるもののこれ見ると「やり過ぎ…」といつも思い今振り返るとさすが狂乱の時代だわなw と納得ですが(笑)

210㎜の延長は全て後席に恩恵が行きその空間は縦方向では落ち着かない程!
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ベースは87年にデビューした9代目コロナ、これのMC版90年~後期型モデル
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インパネや内装も基本的に170コロナを踏襲し特に豪華絢爛さはなし、インパネは当時流行の山型デザインで視認性、操作性に優れるもハイソなイメージはナシ


限定500台全て売り切ったか否かは知りませんが一度これ、中古で入ってきた事があり仲間と確か河口湖だか山中湖にドライブに行った記憶アリ、ドライビングはたかが210mmだし全長も5ナンバーレベルなんで気を遣うってレベルではなく至って普通の170コロナ、但し後席はとにかく足元が広く縦方向にはラクに足を組める、いや、組んでもまだ前席背面まで距離があり航空機のファーストクラスもビックリ!って感じ、何せFR世代の旧い人間、FRセダンの後席で慣れてたんで80年代後半から増殖したFF中級セダンの後席ですら充分以上の広さという感覚だったんでスーパールーミーの後席にはブッ飛んだ感覚でしたね~…。

ここでコロナスーパールーミーの概要を…

駆動 FF
搭載エンジン
3S-FE型 2L DOHC(狭角ツインカム)16バルブEFI 140PS/19.0kgm

ミッション
4AT

足回り
Frマクファーソンヅトラット/Rrストラット

車両寸法
ホイールベース2735mm 全長4690mm 全幅1690mm 全高1370mm

車重1190㎏

価格
205万円(1990年当時)

後席が広い(長い)以外特筆する事はなくリムジンの名の割に価格も廉価、サイズも小型枠、4気筒の3S-FEエンジンは当時トヨタが推し進めていた狭角ツインカムでガサツでDOHCらしさはそれほど感じなく高回転まで廻しても頭打ち感が常につきまとう感じはあるものの1200㎏に満たない170コロナを走らせるには充分、高回転が不満ある分、低中速域ではストレスなく扱えそれは”リムジン”には似合わずともコロナという性格のクルマには非常に似合う、そんな印象がありますね!

トヨタハイメカツインカム3S-FE型エンジン
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このような”コロナリムジン”バブル当時でもやはり”コロナ”という事でほぼ注目は集めず誰が買ったんだろ?的ミステリーさすら残るモデル、現存はトヨタ関連に数台と一部マニアなオーナードライバーにより動態保存はなされているようですが昔も今もほぼ陽の当たらない超マイナーモデルである事は間違いない、長年トヨタの重要戦略車であったメジャーなコロナの中のどマイナーモデル、変態モデルとしての存在感だけはピカイチですナ(^^;

変態度指数:★★★★★

Posted at 2023/03/23 15:13:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 変態車 | クルマ

プロフィール

「大化けした往年のNICE MODEL VOL.3~日産C10-R32スカイライン4気筒編~ http://cvw.jp/b/2682511/47678835/
何シテル?   04/26 19:14
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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