
こんにちは。
今春から花粉症デビューしたっぽいんですが絶対に認めないスタッフMTです。
薬が効かない…(泣)
今シーズンは花粉が大量飛散と言われてますが、みなさんはいかがですか?
外出の際は、
徹底した花粉対策でお出かけくださいね。
そんな花粉舞い散る3月上旬。
静岡県富士市で自動車部品の革巻き加工を行うカスタムメーカー
「Leather Custom FIRST」さんへお邪魔してきました。
東京駅から新富士まであっという間。
駅からクルマで20分ほど走った場所に
革加工のスペシャリストがいらっしゃいます。
「自動車部品の革巻き加工って何?」とピンとこない人もいるかと思いますので、詳しくはぜひこちらもご覧ください。
https://first-1st.com/post-1347/
ざっくりお伝えすると。
一流の革素材と加工技術を使って、高品質のステアリングやシフトノブの革加工製品を提供し、革製品のみならずオリジナルのカラーシートベルトまで手がける、自動車内装専門の革加工カスタムレストアショップ。
です。
画像:日産自動車
ちなみに代表の渡邉さん、独立前の20代のころには当時の
Z34や
R35 GT-Rの公式ステアリングの型紙を任されたり、日産の社長だった
カロルス・ゴーン氏の特別試乗車のステアリングを指名でオーダーメイド依頼された実力を持つスゴ腕の職人さんなんです。
…すごくないですか?
メーカー公式のZ34とR35 GT-Rですよ?
カロルス・ゴーンの特別試乗車ですよ?
写真:アフロ
そんなカリスマ職人さんが手がける本革内装カスタムなんて高品質&かっこいいに決まってる…!
\人もクルマも目に付きにくい中身が大事!/
「おしゃれは足元から」なんて言葉がありますが、車も人と同じように、外見はもちろん中身や目に付きにくいディティールも大事(いや外見も超大事)。
エクステリアのカスタムはバッチリだけど、内装、しかもシートベルトやステアリング、シフトノブにまで気(お金)が回っている人は少ないんじゃないでしょうか?
(そういうスタッフMTも、お金的に気が回ってない組)。
この3点を変えるだけで、他のクルマとの差別化やテンションもグッと上がって、ゲストに
「お?」と思わせることができちゃいそうです。
中でもひときわカスタム度や差別化感を出せるなと思ったのが、
シートベルトの張り替え。
シートベルトって地味な色合いのものが多いですよね(特に国産車)。
これをカラー仕様のものに変えるだけで、
車内の雰囲気がここまで変わるとは。
ていうか、
シートベルトって変えられるものだったんや…。
シートベルトって命に関わる安全装置なので、気軽に変えられないものだと思い込んでました。
そしてこの張り替え可能だったシートベルト。
実はサードパーティ製のものがいろいろ出ているそうなんですが、きちんと国から決められた基準規格がある部品で、
ネットなどでは粗悪品も見受けられるため十分に注意が必要だそうです。
粗悪品なんて買ってしまった日には、安物買いの銭失いどころか
命失いにもなりかねません!
もちろん「Leather Custom FIRST」さんのベルトは
保安基準適合品であり、
引張強伸度試験・燃焼性試験に合格したベルトを使用しているので安心&安全ですよ!
\さっそく見せてもらいました/
「シートベルトの張り替え」と聞いてピンとこない人もいると思うので、まずは完成版をご覧ください!
じゃじゃん。
おわかりいただけるだろうか。
代表・渡邉さんの奥様の愛車であるムーヴキャンバスのボディカラー(シャイニングホワイトパール×ファインミントメタリック)に合わせて、
カラーシートベルトの交換とステアリング&シフトノブのレザー加工が施されています。
なんてシャレオツ。
最初からこの仕様だったんじゃないかと勘違いするくらいカラーリングがハマってます。
ステアリングやシフトノブの差し色もイケてるんだけど、やっぱりカラーシートベルトが映えてるな〜。
注文は対面でもネットでもOKですが、全国各地のユーザーに対応しているため、今はネット注文のほうが多いようです。
一方で、
実際にモノを見たい、直接話して細かいニュアンスを伝えたいというアツい想いから、東は茨城、西は岐阜といった遠方から直接ショップに訪れるファンもいるとのこと。
ベルトはどの色でも価格は同じで、1本2万3000円(税込)から。基本は郵送でのやり取りで、別途送料や張り替えの工賃が必要になります。
ちなみに先ほどのムーヴキャンバスの例だと、シートベルト張り替え×2、ステアリングとシフトノブの革加工でざっくり9万円くらいで仕上がるそうです(別途工賃・郵送料)。
メーカーやディーラーのオプションだと、9万円じゃ本革ステアリングやシフトノブ付けられなくないですか?
しかも「Leather Custom FIRST」さんなら、
同じ9万円くらいでシートベルト2本の張り替えもできちゃう。
これはどう考えても前のめりに検討の余地アリofアリでしょう。
\ベルトのカラーは全32色/
人気のカラーは13番、27番などのレッド系で、
ランボ乗りの人だと23番のグリーン系もよく使われるそうです。
13番のほうが明るめのレッド、27番のほうがワインレッドといった趣きでしょうか。
レッド系はブラックをはじめ、どんなボディカラーでもしっくりきそうですね。
そういえば最近、ランボだけじゃなくポルシェとかスーパーカー系のボディカラーでグリーンやカーキ系(エヴァンゲリヲンみたいな色)が流行ってるって聞いたんですが、シートベルトも同色にしたらめちゃくちゃ目立ちそう。
ちなみに
21番のピンクは女性からの人気が高いそうです。
当たり前ですがシートベルト本体は車体から脱着させる必要があるので、直接ショップへ行けない人は自分で外して郵送する必要があります。
このあたりの細かい相談にも乗ってくれるので、興味のある方は気軽に
お問い合わせを〜!
\ステアリングの加工作業もチラ見させてもらいました/
「Leather Custom FIRST」さんのような、ステアリングなどの革巻き加工を得意とする会社はほとんどないとのことで、
本来なら企業秘密であるはずの作業風景。
革加工のためだけにあるような
職人仕様ミシン。
何やら
すごいオーラを感じます…。
代表の渡邉さんにダメ元でお願いしたところ快くOKいただきましたので(やさしい…)、ほんの一部ですがご紹介します。
私も大好きな(ていうか当時乗っていた)
Z32のノーマルステアリングを加工中なんですが、わかりますか?
ノーマルの革はそのままに、
ボディカラーに合わせてステッチだけイエローに変えてるんです(お客様のZ32はイエロー)。
先ほどのムーヴキャンバスのように、一部の革の色を変えるのもひと目で分かりやすいカスタムですが、
ステッチの糸をボディと同系色に変えるだけでもオシャレ度がグンとアップします。
というか、こちらのさりげないオシャレ感のほうが好きかも…。
このあたりは好みがあると思うので、ステアリングの革巻きカスタマイズに興味のある方は、愛車のカラーに合わせて悩ましさごと楽しんじゃってください。
加工前の革をすべて剥がした状態のステアリングとか、まず見られる機会ないですよね。
ここに新たな本革が張られ、生まれ変わったステアリングになるのかと想像すると、自分のものでもないのに軽くコーフンしました。
代表・渡邉さんの
革の品質に対するこだわりも並々ならぬものがありますので、お時間ある方は
こちらも一読してみてください。“本物”感がビシビシ伝わってきますから。
革巻きや糸締めなどの
ひとつひとつが手作業で行われているため、新規で形状が初めてのステアリングだと、
1本完成させるのに丸2日くらいかかるそう。
ステアリング1本に丸2日…こんなところからも職人としての、また完成度や品質に対するこだわりが垣間見えます。

この作業場から数々の高品質な革アイテムが産み出されているのだ!
冒頭でもお伝えしたように、人間同様クルマのおしゃれも、目に付きにくいところまでこだわりが行き届いてると
達人感が出るってもんです。
私も今回の取材をきっかけに、
シールベルトとステアリングステッチの交換あたりを検討してみたくなりました!
(見積もり、いくらだろ)
みなさんもこれを機会に、自分とクルマの
“内面磨き”を意識してみてはいかがでしょう?(何様や)
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