
ミラに登載予定のプリアンプ&3WAYチャンネルデバイダーを作りました
これで年内に予定していた製作課題は一通り終了、、、
今回のプリチャンデバの概要は
あくまでアナログに拘り(笑)SWF用もチャンデバでローパスさせました
これはあくまで願望込みですが、ミラでアナログインアナログアウトのSWF用DSPを導入して、まあまあ鳴っていた時の印象で、
SWF取り付け場所がリアドアであったことによって、TAでのディレイがほとんど不要だったことがあります
若干右リアドアは遅らせたいかな、がありましたが、ディレイなしでもいいんじゃないか、、、というのと、
左リアドアは助手席ドアとドンピシャ等距離だったことがありました
それと、ローパスのカットオフでは当然DSPでの急峻なスロープ実現にメリットがあるにはあるんですが、それでもそれは絶対ではないだろう、、というのもあり、、、
またアナログインアナログアウトにおけるAD変換からのDA変換過程での音質劣化がSWF帯域といえども軽視できないのではないか、、、
その部分ではアクティブフイルターによるローパスのほうに分があるのではないか、、、
などと願望での考察をしていましたw
作業的には、、、
一番キモなのが、ハイ/ローのアクティブフィルター回路で、
すでに2WAYでのローパスについてはミラバンで導入したばかりですが、いままで単純なRCフィルターでやってたのに比べると、音質的には歴然の差がありました、、
アナログ的な帯域分割でのローパスはアクティブフィルターが最上だと思います
(マルチ駆動前提になりますが)
ハイ/ローどちらでもカットオフにおけるCRの定数は同じになります
CとRの値をどの辺にするか、、、がありますが、
この間、差動入力回路で、OPA周りのRの数値を10Kあたりにしてまずまずいいのではないか、、、という感触から、そのあたりの数値で、かつCの値も考慮して、
この辺でスタートすることにしました
基盤配置図
製作
抵抗値が12Kスタートで、これがカットオフ60Hzとなり、今後車載したうえでの調整範囲としては10K~15Kあたりで探ることになると思います
SWFのローパスは場合によっては左右で少し違いを出すことも念頭に置いてます
(右リアを少し下げる)
なお、ドアWFの上はスルーで始めることを考えています
これは今回使用予定のユニットがすでにミニカで使っていて、こちらは完全フルレンジで鳴らしつつ、上にTWを載せるという形で十分イケているというのがあります
ただ何らかの必要性がでてローパスをかける場合には基盤を追加する予定です
全体組み込み
今回電源部は、元はXM-4520の基盤でいろいろ流用の遍歴があったため、コアトランスはXM-3020のに換装しました
これは必要な両電源がオペアンプの±15Vであるため、そんなに大きな電圧は必要ではなく、LM317LM337で降圧させることも考えると、3020あたりがちょうどいいという判断です(14.4V入力で±23V生成、そこから降圧)
またダイオードにはSIC-SBDを投入、実はこの基盤は最初期にSIC-SBDを投入した基盤の一つで、ちょっと施工に問題があって、電源入れたら露出している金属タブどうしが接触して燃えてしまいましたw
SIC-SBDを壊したのはこれが初めてでしたが、、、、
かなり不快な臭いでした、、、w
2倍プリは、少し前にカセットデッキ用で作ったやつの一部手直しで、NS-2B投入です
配線ミスを発見して3度目にやっと全チャンネルの動作確認OK
これで機材的な準備は一応できました、、、
ただ、いろいろ車載して音出しが問題なくいったとしても、
DACもパワーアンプも変更する可能性が濃厚で、、、
でもそれもすべてはドアに5インチダブル、リアドアに10インチを取付して、
動作的に問題なく音が出てから考える予定です、、、、
Posted at 2022/12/28 16:47:09 |
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