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2015年03月16日 イイね!

新型マツダCX-3に試乗してきました。(2週間前の備忘録)

新型マツダCX-3に試乗してきました。(2週間前の備忘録)去る2月28日、我がデミオXDツーリングLパッケージ6MTのエンジンオイル交換の作業中、新型マツダCX-3を試乗してきました。いつもはさっさとまとめ記事を書くのですが、なぜか遅れてしまいました・・・まあ、ここの所バタバタしてて、新車よりも愛車のこと優先でしたからね。
 登場した直後と言うこともあり、夕方、お客さんが少なくなるころ合いに出かけてきました。ピットが空いていたという事情もありますが。

 CX-3の試乗車は2台、共にFF最上級グレードになる、XDツーリングLパッケージの6AT車でした。展示車含めて、全て最上級と言う力の入りようで、CX-3にかける思いの強さを感じますし、マツダ、とくにマツダ販社さんの威勢の良さを感じます。これだけ商品ラインアップが充実(アテンザ、アクセラ、CX-5、デミオ、CX-3)すれば、販社スタッフにもやる気が出るでしょうね。事実、お客さんは途絶えません。
 
 インパネ周りやメーター周りは基本的にデミオと同じなので、特に新鮮感は覚えませんでした。シートヒーター装着車のみ、空調ダイヤル上にスイッチが追加されます。心配していたのは、格上感のあるCX-3にデミオの部品をほぼそのまま搭載することで、「チープ感」が出ないか?と言う点でしたが、杞憂だったと思います。
 メーターフードはXDツーリング以上にソフトパッド付のタイプが奢られていますが、インパネ自体は樹脂そのもので内部にウレタン発泡によるソフトパッド化処理は行われていませんし、印象はいつも乗っている愛車デミオと変わりません。それでも、「チープ感」や「安物感」を感じなかったのは、もともとのデミオのインパネ周辺が良くまとめられているからだと、嫌味が無くシンプルにまとめられているからだと、そう思いました。
 かつて、同じようにインパネをそのまま移植した車種として、スバルR2⇒スバルステラがありましたが・・・その時感じたような違和感はありません。

 ご存じの通り、全車1500ccディーゼルターボエンジンとなり、ガソリン車の設定は見送られました。CX-3では1240~1340㎏と言う車重に対応するため、最大トルクを27.5㎏f・mまで上げています(同型エンジンのデミオATは25.5、MTは22.5)。ATのセッティングも車重に合わせて変えていると思いますが、加速感は「速い!」と思わせるものでした。このエンジンとはATの方がマッチングがいいと常々思っていますが、CX-3に乗ってさらにそう思いました。
 自分はMT好きなのでMTを選ぶかもしれません。しかし、改めて感じたのは、よく出来た有段ATの素晴らしさです。CVTじゃあこのダイレクト感に富んだ走行フィーリングは手に入りません。性能的にもフィーリング的にも、敢えてこのATを選ぶ価値は、非常に高いと思います。胸を張れるATって素敵ですね。
 ちなみに、燃費は車重が響いたか、カタログ燃費21~23.4㎞/リットルと言うところです。燃費よりもパフォーマンス重視の印象ですね。その辺は日々の走行距離と燃料代を勘案して決めればいいでしょう。
 
 夜間の試乗だったこともあって、AFSを大いに試すことが出来ました。AFS自体は大して目新しい装備ではありませんが、今回のCX-3にはXDツーリング以上に標準化されています。久々にAFS車に乗りましたが、ステアリングに連動して、照射範囲があからさまに動いているのが分かります。必需品とは思いませんが、自分の視力がもっと弱くなったりしたら、ありがたみが強くわかるようになるのかもしれません。
 幅が1765mmと完全な3ナンバーサイズなのですが、私は全く気になりませんでした。マツダ車のドアミラーが見やすいことと、リヤクウォーターウィンドウがあることによる視界確保もありますね。もっとも、最近世に出る新車が幅広化しているため、慣れてしまったというのが大きいのかもしれません。
 そういえば、最近マイナーチェンジしたアテンザやCX-5でフォグがLED化されたのに続いて、CX-3もLEDになりました。いやあ、小さいですねえ、明るいのでしょうけど。フォグの大きさが迫力としてウケていた時代は終わったということでしょう。

 今回、ナチュラルサウンドスムーザーを試すことが出来ました。上の画像右下の部品がそれでダンパー効果があります。ピストンピン(左下)に仕込むことで、エンジンが発する高周波(いわゆるカラカラ音)を低減させる効果があるそうです。
 わざと、上り坂手前で減速してギヤをダウンさせず、登り始めてからアクセルを踏むという、エンジンの粘りで走る、カラカラ音の発生しやすい状況をわざと作って走ってみました。効果は体感できるもので、デミオディーゼルで発生している、「高い耳につく音」がしません。カラカラ音自体が完全に消え去ったわけではありませんが、高周波が少なくなったことは、不快感の低減効果が大きいはずです。
 ガソリン車やHV車からお乗換えの方にはおすすめと思いました。あとは、販社のスタッフがうまいことアピールできるかどうかにかかってますね。
 
 デミオに無い装備。1つはサングラスホルダー。これはデミオにも欲しかった・・・いつも通勤時に使うサングラス、収納場所に今でも困ってます。ケースに入れてセンターコンソールに立ててますが・・・。
 もう一つはバックドアトリム、デミオとの格の違いを強く感じる部位の一つです。デミオですと、窓枠の鉄板がむき出して、スポット溶接の打痕が丸見えです。上級車はこういうところで手を抜きませんよね、やっぱし。

 バックドアにライセンスランプが装着されました。この手法は、VWティグアンあたりからよく使われるようになりましたね。工場での生産性も上がるでしょう、バンパー裏に配線通さなくていいのですから。路肩停車中にバックドアを開けると、後続車へのアピールにもなりそうです。

 とまあ、備忘録程度に書いてみました。CX-3は価格が高めなことに対して批判的な意見もありますが、「適当なエンジン+適当なCVT+オーディオレス」のような安いモデルを出すことは簡単だったでしょう。それをやらなかったのは、マツダ新製品ラインアップにおけるブランド力の創造と言う点で、理解できます。3台激安車を売るよりも、1台の渾身の作を売ることの方が、利益的にもブランド的にもプラスになるでしょうし。
 マツダラインアップ内でもアクセラやCX-5と言った「格上モデル」とキャラクターや価格が被ることもあるようです。ですが、このサイズや4WD+6MTの設定、何より力の入ったコンパクトSUVと言う点に非常に価値があると思います。国産車にはライバルらしいライバルはいないと思いますので、おそらくCX-3指名買いする人の方が多いと思ってます。
 検討の末、デミオに流れるお客さんも多いようですが、魅力的に見えるクルマは販社に人を呼んでくれるということは確かなようです。CX-3、街中で頻繁に見かける日もそう遠くないのではないでしょうか。
Posted at 2015/03/16 10:36:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニューモデル | クルマ

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