
地元民として、この日をどれだけ待ち続けていたか…。
愛知県刈谷市の超有名スポットである"刈谷ハイウェイオアシス"。
その目の間を通る愛知県道56号線"名古屋岡崎線バイパス"は、
愛知県岡崎市から名古屋市緑区を真っ直ぐ結ぶバイパスであり、
実は
愛知県三河地方の平野部をグルっと回る大環状線を形成する
意外なほど愛知県民にとって有用な道路の一部だったりもします。
そんな名古屋岡崎線の中で未だに未開通となっている
2つの区間のうち、刈谷ハイウェイオアシスのすぐそばにある
境川を渡る"尾張三河橋"の豊明刈谷工区が来月開通します!

私も地元民として、30年以上前から待ち続けていたこの区間の開通。
境川は尾張地方と三河地方を隔てる境目となる川で、
一般道で渡れる道路が限られており、しかもその殆どが片側1車線の田舎の県道です。
片側2車線なのは国道1号線、国道23号線バイパス(名豊道路)、国道153号線バイパスの
3つしかありませんが、その全てが大動脈で朝夕は常に大渋滞しています。

特に刈谷市と豊明市の間は橋が少ない地域になっていて、
限られた橋はいつも混雑しています。
それもあってこの尾張三河橋の開通は、地元民にとっては悲願とも言えるものでした。
今回開通するのは、刈谷ハイウェイオアシスから北上し、突き当りのT字路となる
草野池北交差点から、寿がきや食品本社工場のある柿ノ木地区の間の境川を渡る
720mの区間。

公式の画像では井ヶ谷町沢渡交差点から草野池北交差点までの約480mも含む
約1.2kmが開通区間とされていますが、
実際にはこの区間は2022年3月に刈谷SIC開通と同じタイミングで
延伸された区間だったので、正しくは残りの720mが新規開通区間となります。
昨年の3月開通情報の際にも書いた通り、
今回の新規開通と同時に、その前後区間も
暫定2車線から完成4車線化される事になります。
北は愛知県道57号線瀬戸大府東海線と接続する明和交差点から
南は刈谷ハイウェイオアシスの北の井ヶ谷町孫六交差点までの区間で、
このほとんどの区間が完成4車線化される事で、
朝夕の大渋滞が常態化しているこの区間の混雑が一気に解消する見通し。
ただし、全部が拡幅される訳では無いのが少し残念なところで、
北は明和交差点のところまで片側2車線へ拡幅される事はありませんでした。

ただし、明和交差点では拡幅されない代わりに
約50mしか無かった右折レーンが約200mへと一気に延長されます。

どうせなら片側2車線のまま右車線を右折レーンにしてくれればとも思いますが、
それでもこの右折レーン延長はとても大きいので
通過交通の分散化と合わせて夕方の渋滞がだいぶ解消されそうです。
南は井ヶ谷町沢渡交差点と井ヶ谷町孫六交差点の中間あたりの、
ファーマシーKIZUNAかりやの前までが片側2車線への拡幅区間となっています。

北へ向かう場合は交差点手前から直進車線が2車線になるので良いのですが、
南へ向かう場合は井ヶ谷町沢渡交差点を過ぎてすぐに車線減少になり、
右車線を走って来た車による強引な車線変更での事故の危険が考えられますね。

実際に走ってみるとわかりますが、この短さでの車線減少は怖いです。
さらに、ほぼ真っ直ぐな直線でありながら少し起伏があったり
歩道橋により信号機が見づらいのもあり、
走りやすくなって飛ばす輩が事故らないか、ちょっと心配ですね。
とはいえ今回の新規開通はこの地域の渋滞を大きく改善する効果が
ほぼ確実に見込めている事もあって、私ら近隣住民には本当に待望の開通となりました。
尾張三河橋の開通まで残りちょうど1ヶ月となったので、
開通1ヶ月前の現地の工事進捗状況を、早朝ドライブで撮影してみました。
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愛知県道56号線名古屋岡崎線、尾張三河橋3月22日開通の1ヶ月前の現況。
この開通で、残すはオアシス橋工区の拡幅と、豊明中央工区の未開通区間ですね。
オアシス橋工区は未だ着工の兆しも見せていませんが
南の安城工区が間もなく完成4車線化が完了しそうなので、
触発されてオアシス橋工区も着工してくれないかなと期待しています。
その北の豊明中央工区は2032年開通予定という予定こそ昔から出ているものの、
まるで進捗が見えない状況なので、その予定もどこまで信じて良いのやら。
ただ、今回の新規開通区間は当初の予定から遅延もほぼ無く開通に漕ぎ着けたので、
期待させてくれるような発表が、そのうちあると良いなぁ?