
これは先月に発売された本ですが、
昨年お台場に展示された実物大ガンダム立像のデザイン図面集です。
図面集というだけあって、各パーツの寸法までしっかり載っています。
それも部位ごとに、立像ではほとんど見ることのできない
関節の内側などの構造とか、内部骨格と外装の位置関係とかから
パーツ同士の位置関係、かかとの浮いている角度とか、
全てのマーキングの指定位置やカラーリングに到るまで、
実物大ガンダムのあらゆる部分を図面で見られる本です。
この本では実物大ガンダムの設計図面をまとめたもので、
元の設計図面はA3サイズ横で作図されていますが、
A4サイズのこの本に合わせて多少レイアウト変更等は行っているものの
基本的に元の図面と同じ縮尺で掲載されているそうです。
図面名称や指示書きなどもオリジナルの図面のまま記載されているようです。
もちろん図面だけでなく、実物大ガンダムの設計製作に関する
詳細を解説しているページもあるので、読み物としても充実しています。
これ、大型モデルを製作されるプロモデラーさんとかには
なかなか良い資料になりそうですね~。
もちろん私はそんなもの作れませんが、記念品のひとつとして
永久保存用に買ってしまいました。
あ、もちろん発売日には届いてましたが、忙しくってなかなかUPできませんでした(^^;
という訳で、本の中身をちょこっとだけ紹介してみますね。
ちなみに全158ページでこのうち128ページがカラーページ。
お値段はさすがに高くて¥2,300(税抜)もします。
気軽に買えるものでは無いかもですので、
この記事を見て興味があったらどうぞって感じです。
それと、この本に掲載されるのはあくまでお台場版であって、
現在公開中の静岡版のデザインは含まれていませんです(紹介記事は載ってます)
それでは、いつもみたいに画像を貼りまくります♪
巻頭にはガンダムの3面図とマーキングを大きく載せた綴じ込みポスターが2枚。
ポスター裏のマーキングリストと頭部図面。
画像に写っているガンダムの脚は1/48メガサイズモデルのガンダムの脚です。
可動ギミックのある首関節の構造図と、ボディのデザイン図面。
股関節のジョイントパーツとスラスターノズル、肘関節。
骨格と外装の組み付け具合がわかる、CGによる透視図と、
足首関節とマーキングガイドライン。
肩ブロックや膝関節、足首関節を線画にしたものです。
わかりにくい関節構造が一目でわかりますね。
立像では絶対に見えない足の裏までちゃんと図面が起こされています。
とまぁこんな感じの本になっています。
内容的にも価格的にも、やっぱり気軽のお勧めできませんが、
もし興味が湧いてきたら是非ご購入してみてください(^^;
個人的にすごいなぁと思ったのが、マニピュレータ(手)の図面。
指の関節ひとつひとつまで掲載されていて、手だけで見開き3ページ使ってます。
この本を直接何かに役立てられる訳でも無いのですが、
それでも買って良かったという満足感があるのが不思議です。
これ、静岡版もやっぱり後から出るのかなぁ?
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商品レビューだよ♪ | 日記
Posted at
2010/08/27 23:41:13