「待ちかねたぞ、少年っ!」
本日から公開された、19年ぶりのガンダム新作映画
「
劇場版 機動戦士ガンダム00」をさっそく観に行ってきました~。
今日が公開初日という事で、ネタバレになりそうな感想などは
下の方、パンフレットの紹介の後に書きますので、
ネタバレ見たくない方はパンフの画像より後は見ないようにお願い致します。
とりあえず、これからこの映画を見ようと思っている方へ、
ネタバレしない範囲で少しだけ注意事項というか前もって知ってた方が良い事を少しだけ。
・この映画を観る際は、過去のガンダムシリーズの事は完全に忘れて観て下さい。
少なくとも「ガンダム」というタイトルに深い思い入れがある人ほど要注意です。
ぶっちゃけこの映画、「ガンダムじゃないです(笑」
・この映画はTVシリーズ「ガンダム00」のファンのための映画です。
SEEDやダブルオーの雰囲気が好みではない方にはお勧めできません。
・ガンダム全肯定の私の個人的感想ですが、ものすごく面白い映画でした。
かなり気に入ったので、あと2回は劇場で観たいと思ってます。
・エンディングのスタッフロールの後にエピローグがありますが、
シリーズ最重要人物が登場したり、全ての始まりと終わりが語られたりするので、
間違ってもスタッフロールで終わりだと思って出ていかないように。
今日見た中でもスタッフロールで出て行く人が結構居ました。
・劇場限定ガンプラは恐らくほぼ全ての劇場で、初回上映前に売り切れたと思われます。
少なくともMOVIX三好では午前10時前に完売でした。
パッケージ違いで中身一緒のガンプラが後日ホビーオンラインショップで通販されます。
という訳で、今日は夜勤明けだったのでお仕事の後そのままMOVIX三好へ行って
初回の上映を見てきました。
↓画像は初回と2回目までの混雑状況と、買ってきたパンフ5種類デス。

パンフ売り場は長い行列ができていました。
パンフ売り場も劇場内も、来場者の3分の2ほどが10代の若い女の子でした。
関連グッズはそんなに売れていないようでしたが、パンフはやはり
各マイスター版がたくさん売れていたようです。
…アレルヤはあまり人気が無さそうでした(涙
↓来場者特典の週替わりミニカード。私は念願のグラハム様でした♪

前日までに初回は満席になっていたようで、
私は午前10時頃に到着したのですが、劇場限定のガンプラは
とっくに完売でしたっ!(笑
まぁ↑でも書いたように後日中身一緒のものが通販されますし、
ぶっちゃけ物自体は発売中のHGクアンタで追加要素など特に有りませんので
あったら買おうかな程度にしか思ってませんでした。
とりあえず買ったのはパンフレット5種類。
通常のパンフの他に、ガンダムマイスター4人それぞれをフィーチャーしたパンフが
¥200増しで用意されています。
通常版との違いは、本の真ん中に各マイスターとその中の人の特集記事が4ページ
追加され専用の表紙になっているだけで、それ以外のページは全て同じです。
しかしパンフ売り場等に見本等が無いため、中が気になってどれを買おうか
迷ってしまう人がいるかもしれないので、全5種の違いをちらっとお見せしますね。
各マイスター版は、通常版でクアンタと刹那&デカルトの見開きページに
追加ページが1枚(4ページ)挿入されているスタイルです。
※テキストは読めないように遠目に撮影しています。
・通常版パンフレット
・刹那エディション
・ロックオンエディション
・アレルヤエディション
・ティエリアエディション

劇場限定のガンプラが買えなかった腹いせ、という訳ではないのですが、
個人的に好きなアレルヤの乗るガンダム・ハルートのHGガンプラが昨日発売になったので、
帰りがけに買ってきました。

残念ながら劇中で見せた6つ目モードは再現されていません。
さて、ここからはネタバレになります。
実際に映画を見てみて思ったのは、予想通り面白い映画に仕上がっていたという事ですね。
先日の総集編TV放送の記事でも書いたのですが、
今回はガンダムシリーズでずっと避けてきた「宇宙怪獣の侵略モノ」というストーリーで、
それ故に不安もありましたが、完成した映画は十分に楽しめるものでした。
とはいっても、最初にも書いたように「あくまでガンダム作品として見ない」事が
前提じゃないかな~と、私は思いました。
ぶっちゃけ本当にガンダムっぽくないんですよね。

元々の企画が「宇宙怪獣と戦うガンダム」だそうで、やってる事は
「トップをねらえ!」とかとほとんど同じですね(苦笑
敵勢力は事前にも判明していたように「エルス=ELS=金属生命体」です。
この異星体は群体としての種であり、個体に個性はありません。
個体同士での意思の疎通に脳量子波を用いて相互に情報を共有しています。
この異星体は物理的に接触できる対象に対し融合を試みて、
その対象の持っている情報や経験などを取り込みます。
人類がMSや戦艦で攻撃していると、やがてこの異星体もMSや戦艦の形を真似て、
同じようにビームやミサイル、果てはGNフィールドまで使ってくるようになります。
戦闘シーンはとにかく綺麗で派手ですが、前述のように途中から
異星体が地球連邦軍に化けて攻撃してくる為、
同じ地球連邦軍のMSや戦艦同士で撃ち合ってる状態でわけがわからなくなりそうです。
一応異星体が変化しているものは色が違うようですが、見分けてられません(苦笑
詳しいストーリーとかはあえて書きませんが、メカ関係で面白かったのは
ロックオンがアレルヤを迎えに来た際に載っていたのはガンダムデュナメスでした!
また初登場時のロックオンはGNフラッグ(ブレイブ?)に乗ってたようです。
その機体を見た敵兵が「フラッグ?」と言っていたのでたぶんGNフラッグだと思いますが、
暗くて動きが早いので私には見極められませんでした(^^;
サバーニャはとにかくカッコ良かったです。
見せ場も多かったので、サバにゃん好きには嬉しいですね。
ラファエルが背中に背負っている
巨大な武装ユニットの正体は
実はセラヴィーガンダムでしたっ!
でもラファエル自体まともに活躍するシーンが少なく、
セラヴィーは刹那を救助する際に動かしただけ(しかもその後撃破されてます)
刹那はほとんどずっとダブルオーライザーで戦っていて、
クアンタはあんまし戦闘していません。
ソードビットは武器というよりもシールドでしたね。
あとバスターランチャー。
そしてクアンタムバーストすると…(笑
ハルートは兎にも角にもハレルヤとアレルヤのコンビネーションが最高でした。
しかもこの2人がスイッチしまくってる横で、
さりげなくマリーもソーマとスイッチしたりしてました(笑
どうやらアレルヤとハレルヤは、自分の意志で自由にスイッチできるみたいですね。
連邦軍の量産機はジンクスⅣで、この機体はトランザム可能です(指揮官機のみ)
劇中ではアンドレイとコーラサワーの2人がトランザムしてました。
出てくるMSはガンダムでも量産機でもほぼ全ての機体が
巨大なビームを撃つ事ができるようです。
まぁそうでないと、あの大量の敵機と戦えませんけどねぇ(^^;
でもちょっと巨大なビームはお腹いっぱいです。
登場人物はほとんどがTVシリーズから引き続き登場している人ですが、
意外な事に死ぬ人はかなり少なかったです。
でも私の大好きなグラハム様が死んじゃいました…orz
「水先案内人はこのグラハム・エーカーが努めさせて頂くっ!」→あぼん(涙
それと、アンドレイ君はほとんど犬死でした(笑
そして新キャラのデカルトは大方の予想通り、壮絶なまでのかませ犬で、
敵側に寝返るとかいう事も無くあっさいシボンヌ。
あとの人はほとんど生きてます。
ミレイナはティエリアに館内放送で愛の告白(を
そして懐かしのニール・ディランディ(前のロックオン)やリヒティ、クリスティナも登場!
さらにはリボンズ、アレハンドロ・コーナー(金ジムに乗ってる!)、イオリアまで出てきます(笑
特にアレハンドロはアロウズのボスとして登場するので、
劇場でどんな風に出てくるか、ぜひ見て笑ってやって下さい(笑
今回はとにかくアレルヤがカッコ良かったです。
アレルヤとハレルヤは好きなときに入れ替われるようで、
地球を流浪の旅をしている際に敵異星体に襲われた時とか、
マリーと一緒にハルートに乗って戦ってる時とか、
ハレルヤとアレルヤが状況に応じてうまく入れ替わったりして戦ってました。
でもアレルヤって人気無いんですよね…マイスターで一番好きなんだけどなぁ。
とまぁこんな感じで、ストーリーにこそ触れませんでしたが、
キャラクタやメカはカッコ良く描かれていて
展開も程良くスピーディで、なかなか楽しめました。
しかし冷静に振り返ってみると、
登場人物たちの心の葛藤や、他者や敵との精神的なからみ合いが全く無いので
ガンダム作品としてのセオリーは全力で外している感じですね。
パンフで水嶋監督が言ってるように、これは「怪獣映画」とか「パニック映画」の類のような
そんな感じになっています。
敵の異星体が全く喋らないから仕方が無いところですが(^^;
そういう感じの映画でしたよっと。
TVシリーズが好きだった人には楽しめると思いますが、
TVシリーズをあんまし見ていない人やSEEDや00の雰囲気が
肌に合わない方には、正直この映画は全くお勧めできません。
あくまで「ガンダム00のファンの為の映画である」という点は間違いないかと。
とりあえず夜勤明けでそのまま映画見てブログ書いてるので、
ちょっと眠気がMAXで、
間違いとか文章的におかしい部分があるかもしれませんが、
後で気づいたら直しますので、ご容赦願います(汗
それでは、今から寝ます。
オヤスミナサイっ。
<お詫びと訂正>
先日のブログにて
←の画像の女性をスメラギさんと
書いてしまいましたが、
実際にはスメラギさんではなく
新キャラのミーナさんでした。
ごめんなさい。
ちなみに中の人は
釘宮理恵さんでした。
くぎゅぅーっ!
(※ろあの~くさんは釘宮病患者ではありません)