
9月18日より公開が始まり、アニメ映画としてはかなり多い観客動員数となっている
「
劇場版 機動戦士ガンダム00」に登場する、ティエリア・アーデの専用機
「
ラファエル・ガンダム」のガンプラを作ってみました。
映画公開と同時に発売された「ガンダム・ハルート」に続く、
私的には2機目となるガンダム00のガンプラです。
キット自体は発売直後の先週土曜日に購入し、日曜日の夜に製作を始めたものの、
月曜日朝にほぼ完成まで辿り着きつつも、時間切れで可動クローまで完成しませんでした。
…「けいおん!」原作第4巻を買いに行く事が無ければ、
月曜日の朝には完成してうpするところまで行けたのですけどね(^^;
平日は忙しすぎてとても作ってられませんでしたので、
本日ようやく完成となりました。
という訳で、HG「
ラファエル・ガンダム」です。
ラファエルはティエリアが乗るガンダムという事ですが、
他のマイスターのガンダムとは異なり、この機体だけ前作に登場した
ガデッサ等のガ系MSをベースに、巨大なユニットを追加装備したスタイルとなっています。
搭載するGNドライヴもオリジナルのものは前作でいくつか失われてしまった為、
代わりに擬似太陽炉を3基搭載となっています。
映画公開から2週間も経ち、もうネタバレも無いと思いますので書きますが、
背中に背負っているユニットは、前作で破損したセラヴィーガンダムです。
これをひっそりと改修してラファエルの背中にくっつけています。
キットでは背中のセラヴィーを取り外す事ができますので、
セラヴィーありと無しでスタイルを比較してみる。

ラファエル本体のデザインはほぼガデッサ等のガ系そのままですね。
背中に背負ったセラヴィーは改修する際に少しデザインが変わっています。

セラヴィーユニット左右のクローは4本の爪が可動するタイプと
固定タイプの差し替えになっています。
付属するクリア成形のスタンドを使用する事で、クローを射出状態でディスプレイできる他、
スタンドパーツを用いてラファエルから突き出しビーム発射体勢にもできます。
セラヴィーユニットを取り外してみる。

セラヴィーユニットは残念ながらMS状態には変形できません。
これは前作のHG「セラヴィーガンダム」と同じですね。
腕部は肩からGNバズーカ先端まで一体成型になっていて、
動かしてラファエルの脇に抱える等の発射体勢にもできません。
キットのランナーを見ると、セラヴィーユニットの周りにスイッチが多数あるので、
恐らく前作HGと同様に、後からセラヴィーガンダムⅡとして単独で発売すると思います。
キットは最新のものだけあって、ディテールなどはかなりしっかりしていますが、
先のハルートと同様に、とにかく色が足りません。
ラファエル本体は元のデザインからして色数が少なくほぼ完璧に色分けされいるものの、
代わりにセラヴィーの方が、ブルーグレーほぼ単色成形の為、
頭部を中心に塗装が必要になります。
GNバズーカは設定ではバレル内側もグレーですが、
ここはあえて前作のセラヴィーと同じくオレンジイエローにしてみました。
擬似太陽炉も設定上はグレーですが、こちらはキットの指定でホワイトだったので
それに準じてホワイトに塗っています。
可動に関しては、ラファエル本体はよく動きますし、PC001+Aのポリキャップでも
ほぼポロリするような緩い部分はありません。
しかし、ビームライフルがまともに持てず、少しでも触れるとすぐにポロリします。
またバックパック上部にある、セラヴィーユニットとの接続アタッチメントパーツが
セラヴィー側がすぐに緩くなり、2~3回着脱すると、スポスポになってしまいます。
できればここはハルートのようにポリキャップ接続にして欲しかったですね。
ハルートではポリキャップは全て使い切っていましたが、
ラファエルではポリキャップはけっこう余るので、なんとかして欲しかったかも。
後に発売されるであろうセラヴィーⅡ単体キットでは対策されるといいなぁ。
キットの各部のアップ画像をいくつか貼ってみます。
↓ラファエル、やっぱり赤いものを食す(苦笑
9月発売の月刊ガンダムA誌に、セラヴィーガンダムⅡと、
ハルート及びサバーニャの最終決戦仕様が載っていたので貼ってみます。

この画像とセラヴィーⅡ単体の画像を比較すると、
セラヴィーⅡがどんな風に変形するか想像できますね。
前作のセラヴィーのキットを用いて改造してもすぐにつくれそうな雰囲気ですが、
後から単体で発売されると容易にわかるので、あえて作ったりする事はしません(^^;
おそらくハルートもブースター付きで6つ目が再現されそうですね。
サバーニャもホルスタービット周り等にスイッチがあったので、
この最終決戦仕様で追加ホルスターがあると思いますが、
ライフルビットがいくつまで付属し、ホルスターに収納できるかが気になりますね~。
それにしても、ティエリアさんってもしかしたら意外とおちゃめさんなのかな?
最初に乗ったヴァーチェは中にガンダムナドレが入っている「着ぐるみ」で、
次のセラヴィーは背中にセラフィムガンダムを背負った「背負い物」、
そして今回のラファエルでは頭上にセラヴィーを載せた「被り物」ですよ。
しかもラファエルに関しては自分ひとりで設計したものです。
セラヴィーを用いるにしても、他にも方法はあったはずなのに。
そんな訳で、HG「ラファエルガンダム」でした。
相変わらずキット製作は部分塗装+スミ入れのみで、
ゲート跡の処理も特にしていませんが、
キットはそれなりによくできているので、足りない色だけたしてやれば
そこそこ良い感じになりますね。
ハルートは勢いに任せて一気に作れたものの、
ラファエルは勢いが足りなくて1日で完成まで辿り着けませんでした。
2体作ったら残りのサバーニャとクアンタも作りたくなりますが、
今月はMGリゼルとHGUCシナンジュが控えています。
1/380もほんの少しずつ作業を進めているので、そろそろ00キットは打ち止めかな?
最終決戦仕様が発売されたら考えたいですね。