
なんだか最近は毎週種リマスターの事書いてますね(^^;
それだけ後半に入ってからの新規要素が多くなってきているって事ですが。
という事で、昨日配信された「
ガンダムSEED HDリマスター」PHASE-41にも、
ガンダムSEED DESTINYのシン・アスカとレイ・ザ・バレル、
ルナマリア・ホーク、メイリン・ホークの4人が登場していました。
詳細はこの後の新旧比較のとこで書きますね。
物語は前回のPHASE-40で第3クールが終了し、
舞台は再び宇宙へと上がりました。
今回からOPも第4クールのものへと変わりましたが、
OP曲はTV版と同じ玉置成実さんの「Realise」です。
映像の方も極端に多くは変わっていませんが、
タイトルバックのフリーダム、TV版は完全に止め絵でしたが、
HD版では少しずつ縮小スクロールしていました。
第3クールOPの時には変更点比較しなかったので、今回はやってやるです(^^;
↓第4クールOPの変更点。

OP前半の映像はほとんど違いがありません。
フリーダムが発進する前のカタパルトのシーンでは
第3クールと同じくヴォワチュール・リュミエールの赤い光が追加されています。
中盤では↑の画像のところ、キラとラクスのシーンが
まるごと変わっていました。
背景は赤服のキラがラクスからフリーダムを受け取るシーンですね。
↓ストライクルージュのところ。

第3クールではM1アストレイのアップになってたところが
ルージュに変わってるというのはTV版と全く同じですが、
動いてるところを見るとルージュのスクロール方向が
TV版ではカガリと同じ右方向へ流れますが、
HD版では反対側である左の方へ流れています。
↓ムウとラウの対決シーン。

TV版ではエールストライクとシグーでしたが、
HD版では画像の通りの完全新規でパーフェクトストライクとプロヴィデンスに。
この場面に入る際、プロヴィデンスのどアップから入るのですが、
そこがまたカコイイので、ほんの一瞬ですがぜひ見て欲しいですね。
TV放送当時はプロヴィデンスはサプライズ的に
ギリギリまで情報が伏せられていましたが、
HD版では惜しげも無くOPがら出ています。
隠す理由がありませんものね。
↓OP最後のところ。

4人の絵は同じですが、背景のフリーダムとジャスティスは
第3クールOPラストと同じHD版新規絵ですね。
第4クールOPの目立つ変更点は上記の通りで、
他は細かい違いが少しある程度です。
PHASE-41本編の変更点ですが、
目立つ大きなところ、完全新規等に関してはかなり少なかったです。
場面や音声のズレも後半の数分以外はほとんどありませんでした。
ほとんど間違い探しレベルの違いですが、
私が気づく事ができた変更点をまとめてみますね。
↓本編開始直後のクサナギ合体作業完了時。

この場面、背景含めて完全に新規絵ですね。
↓クサナギの中をキサカに連れられて移動するムウとマリューのシーン。

絵そのものはTV版と全く同じですが、スクロールの速さが極端に変わってました。
比較するとわかるのですが、HD版ではかなりスピードダウンしてます。
というか、TV版が猛スピードで移動してるんですよね。
ちなみにTV版では左右の幅が足りないので、
HD版のように1画面にムウとマリューを同時に収められません(^^;
↓ムウがアスランにザフトを離脱してもいいのか問いただすシーンの後。

アスランと目があって視線を逸らすカガリの表情、
TV版では不自然に頬を赤らめてましたが、HD版では自然に逸らしてます。
というか、TV版のこの表情って、これじゃあまるで事後ですよね(を
↓ラクスとパトリックがお互いに国民に訴えかける場面。

背景に流れる「水の証」は「水の証~ReTracks」に変わっています。
この場面曲に合わせてるので結構長く、前半はほぼTV版そのままでしたが
後半のザフトの士官学校や訓練シーンが一部変更になっていて、
そこでシンたち4人が登場していました。
ちなみに左上の画像は新規絵で、
左下が「ガンダムSEED DESTINY スペシャル・エディション」のものですね。
このカットはシンたち4人がザフトの士官学校に入った直後の場面のようで、
当然PHASE-38と同様に音声などはありません。
しかしわずか3話前にオーブで逃げ惑ってたシンが、
もうザフトに入隊していますね。
時系列的に間違いはないのかな?
↓パトリックの演説放送を見ているクルーゼ隊のシーン。

カーペンタリア基地のボスボロフ級潜水艦の
不自然な大きさが描き直されていました。

イザークの正面に座るクルーゼ隊の女性が
赤服のシホ・ハーネンフースに変わっていました。
シホはSEEDのTV版放送後に設定されたザフトレッドのキャラです。
動きそのものはTV版の女性と全く同じように動いてました。
↓奪還したビクトリア基地でアズラエルとサザーランド大佐との会話シーンです。

ザフトに占領されていたビクトリア基地を奪還した地球軍。
その基地内を移動しているアズラエルがサザーランド大佐と話しているところで、
後半の映像がスペシャル・エディションのものに差し替えられていました。
TV版では一切触れられなかった、ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエルが
なぜコーディネーターを忌み嫌うのかを表すシーンですね。
本編の目立った変更点はこんなところです。
完全新規はとても少なかったですが、
相変わらず元絵同じでクォリティアップされたものは多数ありました。
↓EDはFictionJunctionの「Distance」です。

前回のPHASE-40は特殊ED仕様だったので、
今回のEDはいつもの「Distance」に戻っています。
挿入歌もちゃんと「水の証~ReTracks」になっていますね。
CD発売まで1週間を切りましたね。早く欲しいです。
「ガンダムSEED HDリマスター」PHASE-41の主な変更点はこんな感じでした。
ここからはおまけです。
今回のPHASE-41のとある場面のお話です。
これは内容的にあまりにもどうでもいい事だったのもあってか、
これまでこの件に触れた記事等も見かける事はありませんでした。
私はSEEDのTV放送当時から気づいていた事なのですが、
今回を逃したらきっと二度と触れる事もないと思うので
あえてこの機会に書いてみたいと思います。
ほんっとにどうでもいい事なのですか…(^^;
↓PHASE-41でシーゲル・クラインが射殺される場面です。

反逆者として追われ逃げ隠れていたシーゲル・クライン(ラクスの父)が、
発見され射殺された住宅ですね。
この家はシーゲルの自宅ではないので、
恐らくシーゲル本人かクライン派の誰かの持ち家や別荘等でしょう。
TV版もHD版もこの一連のシーンに変更は無いのですが、
実はこの住宅はOVA「ガンダム0080」の主人公、
アルフレッド・イズルハの自宅と全く同じだったりします。
↓ガンダム0080のDVDからアルの家を映してみました。

家の形や色はもちろんの事、窓や玄関、隣の車庫や反対側の小屋、
庭のレイアウトから植木、フェンスに至るまで完全に同じです。
それだけならまだしも、アルの家の隣にある赤い屋根の家。
これも同じでした。
ちなみにこの赤い屋根の家は0080では
クリスティーナ・マッケンジー(アレックスのパイロット)の家です。
クリス「バーン!盗み撮りカメラマン、お目覚めの気分はいかが?」
懐かしいですね。
ほんと、どうでもいい事でしたけど、なんか書きたくなったので書いてみました。
アルの家でシーゲルが射殺されてたなんてね(^^;
さて、先日
ついに発売になったHGUCジムスナイパーⅡを組んだ事もあって、
ついつい上記場面を探すついでに0080を見入ってしまいました。
↓ジムスナイパーⅡが映ってるシーンを集めてみました。

コロニー内に突如現れたジオン軍MSケンプファーに対処する為に
連邦軍はペガサス級グレイファントムのMS部隊「スカーレット隊」を発進させます。
スカーレット隊はジムコマンド、ガンキャノン量産型、ジムスナイパーⅡで
構成されたMS部隊ですが、
発進後コロニーに着陸するまでの間にほとんどが撃墜されています。
ジムスナイパーⅡはこの第4話にしか登場しませんが、
画面に映ってるシーンはこの4カット程度しかありません。
活躍どころかただの1発も撃つ事もなく殲滅されていますね。
唯一公式アニメに登場するシーンがこれですが、
後のゲームや漫画等の中では主役機になっていたり大活躍しています。
MSの性能も、一年戦争で最も新しい機体なだけあり、
RX-78-2ガンダムに匹敵し、部分的には超えている性能を有しています。
ちなみにコアなガンダムファンの間では割りと有名な話ですが、
知らない人も居るかもしれないので、一応これも書いてみようと思います。
スカーレット隊で一番最後に撃破されたジム。

ケンプファーを見失いコロニー内で呆然としているところを
後ろからバズーカで落とされた↑画像のジムですが、
パッと見はその色合いからジムコマンド(コロニー用)に見えますが、
実はよく見ると「ジムコマンドカラーのジムスナイパーⅡ」だったりします。
バックパックと脚部の形状で見分けができますね。
他の降下中のカットでも映っています。
一応そういうカラーの設定は無いので、
当時のアニメ制作時の塗り分けミスではないかと思われますが…。
ZガンダムTV版にもジムⅡカラーのネモとかも映ってますし、
この時代のアニメではよくある事ですけどね。
ちなみに劇場版Zガンダムに出てくるエゥーゴカラーのジムカスタムは
エゥーゴカラーという正式な設定です。
という感じで、ガンダムSEED HDリマスターも残りあと9話。
この先どんな新規要素があるのか楽しみにしつつ
終わりまで追いかけ続けて行こうと思います。
DESTINY HDやるのかなぁ?
来年も続けてやるなら、もう告知しているくらいのタイミングですが、
告知が無いという事は、1年間を開けるのかな?
DESTINY10周年に合わせるなら、そうするでしょうね。
そしていよいよ「ガンダムSEED HDリマスター BD-BOX 3」が発売になります。
BOX3ではPHASE-36までの収録なので、
残念ながらパーフェクトストライクが登場するオーブ戦までは入りませんが、
キラとアスランの孤島での激闘シーン等見所も多いので、
SEED好きな方にはぜひ手に取って欲しいところですね。
BD-BOXのみのリリースなのでレンタルが無いのが辛いところですが、
通常版の方は価格もそれなりに安いので、オススメしたいところです。