
10月27日より全国の劇場で公開された
映画「
009 RE:CYBORG」を
初日のレイトショーで見てきました~。
劇場版まどかを前後編合計6回見てたら、
そこでの予告編を繰り返し見てるうちに
見たくて仕方なくなってしまいました。
あーゆー予告編ってホント見たくなるように
できてて良い迷惑ですよね(褒め言葉
この映画は石ノ森章太郎氏の名作「サイボーグ009」を元にした新作映画で、
ストーリーは今回の映画の為の完全新作となっています。
その為基本的には過去のストーリーとは直接は繋がっておらず、
過去作品を知らない人にも特に抵抗なく楽しめると思います。
内容に関してのネタバレは避けますが、
過去の009の基本的な設定を受け継ぎつつも、
オリジナルのストーリーで、スタッフも新進気鋭メンバーを揃えています。
特に映像面では、見た目は普通のセルアニメーションに見えますが、
実際には手描きの部分は全くないフル3DCGになっていて、
トゥーンシェーダー技術によってセルアニメに見えるように描かれています。
その為主役から背景キャラまで全てのキャラクタの動きは
セルアニメらしくないぬるぬるの動きを見せています。
その辺り、手描きアニメに慣れている人には若干抵抗があるかもしれませんが、
私は良い印象を抱きましたね。
キャラクタデザインも過去のイメージは残しつつも、
現代風にかなりアレンジされています。
背景から登場するメカ等もとても綺麗でカッコ良く描かれていて、
特に戦闘機バトルとか、002ジェット・リンクの飛行シーンとか、
004アルベルト・ハインリヒのバトルシーンの派手さ、
005ジェロニモのマッチョな肉体から繰り出される攻撃なんかは
なかなかうまく描かれていて、見ていて爽快でした。
音楽は「機動警察パトレイバー」や「機動戦士ガンダム00」等でお馴染みの
川井憲次氏が担当しています。
私が見てた感じでは、劇伴音楽は特に
「劇場版パトレイバー2」あたりのイメージが強く、
川井憲次氏の重厚感と臨場感のある音楽が好きな人には
また違った楽しさがあるかもしれません。
特にエンディングテーマは劇場版パトレイバーの
1と2を合わせた感じに聞こえました(^^;
そんな感じになっているので、
この作品は過去のサイボーグ009によほど強いこだわりが無い限り、
かなり気軽に見れる作品になってると思います。
その分ちょっと消化不良ぎみなところがあったりもして、
私個人としては、そこまで高評価とはならないのですが、
5段階評価をするなら4くらいといったところでしょうか。
ただ個人的な意見を言わせて頂くと、
せっかくの完全新規オリジナルストーリーになっているのですから、
サイボーグたち全員に活躍の場面を与えて欲しかったかな。
0歳児の001イワン・ウイスキーですら
自分の脳力をしっかりと生かして戦っていたのに、
約2名全く戦いに参加しないサイボーグが居るのは、
どうにかして欲しかったですね。
特に個人的に気に入りそうだった、中の人がアレルヤの人が、ねぇ…。
あまり書くとネタバレになっちゃうので避けますけどぉ(^^;
という訳で、ちょっと気になってる方は
気軽に見に行ってみると良いと思います。
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Posted at
2012/10/28 19:18:49