
昨年10月のアニメ(ーター)見本市にてイベント上映された
新作ショートフィルム「
機動警察パトレイバーREBOOT」が
多くのパトレイバーファンに大絶賛され、
後押しされるように新作シリーズの制作も明かされた
機動警察パトレイバー。
その新作シリーズと思われる「パトレイバーEZY」が
6月14日よりフランスで開催されている
アヌシー国際アニメーション映画祭にて
プロディーサーの真木太郎さんより正式に発表されました。

会場では株式会社ジェンコの真木太郎さんが手がけた
「
この世界の片隅に」等と並んで掲示されていた「
パトレイバーEZY」のポスター。
真木太郎さんご自身の他にも、
パトレイバーの生みの親であるヘッドギアメンバーの一人、
伊藤和典氏も正式に制作中である事をツイートしています。


キービジュアルポスターにはでっかく「HEADGEAR PRESENTS」とあります。
これまでの他シリーズとは異なり正式にヘッドギアの5人が参加していると?
今回の映画祭で公開された情報は非情に少なく、
・タイトルは「パトレイバーEZY」(プロジェクトネーム?)
・プロディーサーは真木太郎さん
・TVシリーズである
・公開はまだまだだいぶ先(早くても2018年)
このくらいしかありません。
ただ以前の新作制作告知の際にも
2018年のパトレイバー30周年合わせであると触れられていましたし、
伊藤和典氏だけでなく出渕裕氏も参加されている事も明らかになっているので、
やはりヘッドギア5人が揃っている可能性がありますね。
それに何よりもポイントとなるのは今回公開されたキービジュアル。
ひと目見てパトレイバーファンなら「劇場版1作目」と同じだと気付いたと思います。
という訳で「パトレイバー劇場版1作目」のキービジュアルと比較してみます。

パッと見は同じに見えましたが、比較するとかなり違いがある事がわかりますね。
まずタイトルロゴが馴染みのある傾斜フォントではなくなっている事、
そしてイングラムのデザインが出渕裕氏のイラストではなく
REBOOT版CGモデルになっている点。

細部のディテールやマーキング類のデザインを
REBOOT版イングラムと比較してみましたが、
ほぼ完全に一致していますね。
先の関連ツイートにも「REBOOTから30周年に向けての新作シリーズ」とありますし、
どうやらREBOOTベースで新しいTVシリーズとなるようですね。
そのパトレイバーREBOOT、見た方ならわかると思いますが、
劇場版1作目冒頭の市街地戦をモチーフにした単発ショートフィルムです。
つまり「キービジュアルが劇場版1作目そっくり」で「イングラムがREBOOT版」、
これは劇場版1作目をモチーフとしたシリーズになる!?
劇場版1作目をそのままTVシリーズに作り直すという事は
さすがにしないとは思いますが、
キービジュアルがここまで酷似していると
何かしら関連があると考えるのが普通ですよね。
とはいえパトレイバー劇場版1作目は
数あるパトレイバーの映像作品の中でも
今なお最高傑作と呼ばれる、最もパトレイバーらしい作品ですので、
これをベースにするというのなら期待は高まりますね。
実際に見られるのはまだだいぶ先ではありますが、
また何か新しい情報が入り次第、お知らせ致します。
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Posted at
2017/06/15 20:06:34