初代ガンダム、40周年でリメイクへ。

2年後の2019年に40周年を迎える機動戦士ガンダム。
現在はそれに向けて様々なプロジェクトが進行していますが、
その中には当然、40周年を記念した新作アニメもあるはずです。

その記念すべき作品として最も期待されるのが、
初代ガンダムを最新技術で描き直すリメイク作品ですが、
当時と全く同じものを映像・音声だけ作り直すなんて事は
さすがにやらないと思われます。
仮にも初代ガンダム劇場版3部作の音声だけをリニューアルした特別編が
20周年直後の2000年にDVDでリリースされていますが
あまり評判も良くありませんでしたし、
リメイクするなら古くからのファンだけでなく
近年の作品から入ってきたファンや新規層へもアピールできるような
新作という作り方になると考える方が自然だと思われます。


そこで最適なのが、初代ガンダムを創った生みの親のひとりでもある
安彦良和さんが現在総監督として制作に携わっている、
ご自身の漫画原作の「機動戦士ガンダム　ジ・オリジン」がありますね。

間もなく9月2日よりOVA版最終章前後編となる
「ルウム編」の前編が公開されますが、
2018年の後編を持って劇場イベント上映方式のOVA版は終了となります。

その翌年2019年からルウム編の続きとなる一年戦争編が
40周年記念作品として制作されるという事を
まだ正式発表という形ではありませんが、
本日のデイリースポーツに掲載された
安彦良和さんのインタビューにて明かされました。

安彦良和さんは以前のオリジンIV先行上映イベントの壇上トークで
当時はまだ情報非公開だったルウム編の制作を明かしてしまったりしていたので
それよりも明確に形に残るインタビュー記事にて明言しているという点は
情報の信憑性とこれまでの噂の肯定にも取れますね。

これまでに業界筋から流れていた噂話では、
劇場イベント上映方式のOVAはルウム編の第6話で終了し、
40周年の2019年にその続きをTVシリーズで放送するというものでした。
「長さが半端無い」とご自身で語られている通り、
これをOVAや映画という形で制作すると
完結する頃には50周年を迎えているかもしれませんね。
なのでTVシリーズになるという噂も理解ができます。


今回のインタビュー記事ではあくまで
続き（一年戦争編）を40周年合わせでやるというもので
公開方法等の詳細には触れられていませんが、
安彦良和さん自身の言葉で
オリジンはまだ続きをやりますと語られるというのは、
ファンにとってこれ以上の嬉しさと安心感はありませんね。


続報や詳細が分かり次第またお知らせ致します。
もしかしたら、9月のオリジン第5話で特報とか流れるかもしれませんね。