
会期も後半の3日目を迎えたガンプラEXPO2020TOKYO。
メインステージでは連日様々なテーマで貴重なスタッフトークが聞けたりする
スペシャルステージが行われていますが、
本日はガンプラの開発に関わる未公開画稿や現場の苦労話等が
スタッフ本人によって語られるガンプラ40周年スペシャルステージの
Vol.1とVol.2、
そしてガンダムのアニメ作品スタッフによる作品とガンプラにまつわる蔵出しネタ等が聞けるクリエイターズステージVol.1が行われました。
その中で、主に1/144スケールアイテムに関するお話だったガンプラ40周年スペシャルステージVol.1では
エントリーグレードガンダムはPGアンリーシュドガンダムとが同じスタッフによる同時開発で
足し算のアンリーシュドと引き算のエントリーグレードが真逆の方向性な事が幸いし、
そのアンリーシュドのおかげでできたとか、近年量産機が好評なので今後も多数発売予定があるとか、
RGジオングはいつも商品化候補に上がるものの、他の機体にチャンスを持っていかれていたので
この40周年でなければRGでの商品化のタイミングはもうこの先も無かっただろうというお話もありました。
ガンプラの商品化に関しては、常に3年くらい先まで将来を見据えて決めていて、
商品化の選定にルールは無いといったお話もされていました。
またガンプラバトルに関して、プラモ狂四郎をきっかけに30年以上前から研究は行われていて、
近年の技術進化によってガンプラスキャンの精度や速度が大幅に向上しているので、
45周年の頃には実際にできるところまでお見せできるのではと、
バンダイは絶対に諦めないで実現を目指していると宣言されていました。
実際に来年にはテスト版のお披露目計画がある事も告知されていました。
そしてガンダムクリエイターズステージVol.1ではガンダムAGEや鉄血、ガンダム00等のメカデザインを担当した
海老川さんから初公開情報として、実はグレイズアインが1/100で商品化の企画が当時あり
その為のデザインも起こされていた事、そして実際に光造形試作まで進んでいた事等も明らかに。
発売は残念ながら実現しませんでしたが、完全に破棄されてはいないのでこの先商品化される可能性もありそうだと示唆されていました。
そしてこのガンプラEXPOでMGガンダムヴァーチェの商品化が発表された事により、
ソレスタルビーイングの初期ガンダム4機がMGで揃った事になりますが、
最初のMGエクシアが発売から10年以上経過していて最近商品化された他の3機との差を埋める為に
改良が必要である事や、MGエクシアはリペアIV(グラハムガンダム)までやりたいとい事も話されていました。
近年はMGドムやリ・ガズィのように古いキットに新規パーツで部分改良されるアイテムも多いので、同じように改良されるのか、
もしくは心機一転Ver2.0となるのか。ガンダム00の続編共々楽しみが増えますね。
そしてガンプラ40周年スペシャルステージVol.2では9月に発売された
MGEXユニコーンガンダムVer.Kaとこの11月に発売となるMGウイングガンダムゼロVer.Kaに関するお話が中心となり、
ウイングガンダムはアーリーモデルの発売も予定されている事や
MGEXユニコーンはフルアーマーパーツの単品販売の予定もある事が明かされました。
こちらも詳細の続報が気になりますね。
そして驚愕のMG化が発表されたガンダムMk-Vは、バリエーション展開として
白いMk-Vだけで無く
ちゃんとドーベン・ウルフ系へと繋げる事も含めて開発されている事も明らかに。
ガンダムセンチネルからは今後も年1体程度でガンプラの商品化が計画されている事や、
MGEXはユニコーンガンダム以外の機体で隔年程度で展開していく予定で既に第2弾の開発も始まっているそうです。
またMGジンはMGザクウォーリア共々たくさんのバリエーションモデルを用意している事や
無印1/100でフォビドゥンやレイダーの商品化も考えている事等も語られました。
最終日となる明日もガンプラ40周年スペシャルステージVol.3とガンダムクリエイターズステージVol.2がありますので、
今度はどんなお話が聞けるのか、楽しみですね♪