
2005年に
愛・地球博(通称"愛知万博")が開催され、
昨年
記念公園モリコロパークの中に開園した
スタジオジブリのテーマパーク"
ジブリパーク"。
同公園の人気スポットとなっていますね。
その公園内を案内しながら走る低速巡回バスに
ジブリ作品"となりのトトロ"でお馴染みの
ネコバスを再現した電動低速モビリティが
新エリア"魔女の谷"開園の来年3月に合わせて
運行開始予定である事が先日告知されました。
これまでにもネコをモチーフとしたカスタマイズを施した
送迎バスを運行していた事業者は全国に色々ありますが、
本家本元スタジオジブリが全面監修のネコバスが公式に運行されるのは
ジブリファンにとっては、それだけでも注目ポイントとなりますね。
もちろん今回はジブリパーク内を実際に乗って回れるものです。
車両はトヨタ自動車が開発し、先の東京オリンピックにおいても
選手村と試合会場の間で約200台が運行された"
ToyotaAPM"で、
これをベースにトヨタとジブリが安全性や機能性を損なわないよう
配慮しながらデザインや造形を約半年に渡り協議して完成。


デザインはネコバスのイメージ通りですが、
さすがに側面のデザインやドアまでは再現できませんね。
フロントの行き先表示やリアのナンバープレートで
一部の文字が反転している芸の細かさ♪
来年2024年3月16日に開園する新エリア"
魔女の谷"の
開園に合わせて3月上旬からプレ運行をはじめ、
"魔女の谷"開園と同時に本格運用を始めるスケジュールとなっています。
この"APMネコバス"はトヨタ自動車が製造し
ジブリパークに貸し出し、
実際に園内で運行を行うのは豊栄交通です。
配備される"APMネコバス"の台数は現時点では5台と少し少ない印象。
乗車人数が6人の低速モビリティですから
台数が少ないと人気で乗車待ちの長蛇の列ができたり、
車両は最高時速が19km/hと低速なので
走行中の車両に外から人が乗ってきたり
乗っている人が勝手に降りたりするトラブルも考えられるので
運行に支障を来す可能性も出てきますよね。
ネコバスがきっかけで来園する人もかなり多いと思いますし。
それにデータを取りたいトヨタにとっても都合は悪いでしょうから、
運行開始後にも追加される可能性も考えられます。
車両を改造するにも基本的にワンオフレベルのカスタマイズですから
時間が掛かるのかもしれません。
導入される"APM"は東京オリンピックで運用された200台の中から
ジブリパーク用に改造されて導入されるのか新規生産車両なのかも
関わってきそうですね。
移動速度は遅いのでたくさんあれば良いという事ではありませんが
基本は8台前後で運行し混雑に合わせて増便、
トラブル対策等の予備車両と合わせて15台くらい欲しいところ?
あくまで第三者の客目線での意見ですが
親子連れでお子様が乗りたくても乗れないっていうのは悲しいので。
ジブリパークでジブリ好きな親子が辛い思いをするのは避けて欲しいなと。
なおこの"APMネコバス"は期間限定運行という事で
2024年3月から2025年度の約2年間となっていて、
期間終了後の事はまだ決まっていないようです。
園内の運行ルートは歩行者が居ないルートを選定するという事で、
モリコロパーク全周を回るのではなく、
ジブリパークの施設があるエリアを結んで往復するタイプになりそうです。
第2期エリアも順次開園し、益々人気が高まっていくジブリパーク。
遠くて行けないという遠方の方も
次のゴールデンウィークやお盆休みなんかに
今から行く計画を家族で考え始めるのも良さそうですね。
宿泊予約も早めにしないといけませんし。
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Posted at
2023/09/15 00:00:08