
昨今のありとあらゆるものが値上げされていく中、
クルマ好きにとっては車のお値段だけでなく
ガソリン価格からメンテナンスの工賃までも値上げされていって辛いですね。
そんな中、マツダ車やレクサス、外車といった
美しいデザインの車は洗車やコーティングにも気を使いますが
洗車とカーコーティングに関しても度重なる値上げされ厳しさが増します。
今月9月よりカーコーティング専門店のキーパーラボでは
洗車メニューの大幅な値上げを実行しました。

告知が出たのは約一ヶ月前ですが
その時ちょうど洗車直後だったのと市場の反応が見たかったので
しばらく様子を見てました(本当はもちろん忘れてただけです)。
これまでも何度も小幅な値上げはしてきていましたが、
今回は洗車メニューに限定しての大幅な値上げとなっていて、
ネットを見ていると「値上げがエグい」「もうキーパーラボ行かない」といった
辛い反応も多々見られます。
それほどまでに今回の値上げ幅が大きかったのですね。

具体的に価格を見てみると、確かにすごい上がっています。
例えば私の"MAZDA3"のMサイズですと¥2,730→¥4,640と
¥1,910という約2千円も上がっています。
LLサイズ¥2,360アップと、ただの手洗い洗車でこれだけ上がれば
そういう反応が出てくるのも納得が行きます。
もちろん街角のガソリンスタンドのキーパー洗車も
遅くても10月からはこの値上げが適応されますので
また来月も同じような声が聞こえそうですね。
いくら世界的物価高や働き方改革といったような
値上げの必要な理由がはっきりしているとはいえ、
これまでにも度々値上げしてきたうえで
今回これだけ上げるというのはおかしく思えますよね。
もちろん、そこにはちゃんと理由がありました。
価格改訂のお知らせよりも、
公式サイトの洗車メニューの料金表の方を
見るとわかりやすくなりますが…。

価格表記の仕方が「キーパー施工車」がメインになっていて、
キーパーコーティングを施工していない一般車が小さく表記されています。
以前はここが逆だったのですよね。
そして、それぞれの価格アップ幅を
値上げ告知の表で見てみると、
キーパーコーティング施工車は値上げ幅が小さくなっています。
施工車Mサイズですと¥900しかアップしていません。
他のサイズやメニューでも同様に施工車は値上げ幅が小さくなっています。
つまり、今回の価格改訂の本当の目的は、
キーパーラボでコーティングをしてくれたお客さんの囲い込みにあります。
通常、手洗い洗車は作業者の労働コストの割には価格が低いものです。
これはキーパーに限らずたいていはどこもそうですね。
そしてキーパーラボは評判の良いキーパーコーティングが一番の売りですので
コーティングしてくれたお客さんを優先して作業したいのですが、
コーティングしていないお客さんの洗車がとても多かった訳です。
専門店の丁寧な洗車が割安価格で受けられるのですからね。
コーティングの専門店という事は洗車も得意という事なので
これまでは新車で純正コーティングをした人とかも
洗車だけで来ていたりした訳ですが、
それで作業枠を食われて自分とこでコーティングしてくれたお客さんが
予約を取りづらい等の状況が発生する事もあったようで
そういったところも合わせての方針転換だと思われます。
その辺りは公式には書かれていないのですが、その方針の表れなのか
今回の価格改訂と同時にキーパーラボの洗車グッズを扱う
キーパー公式通販サイトが登場していますね。
キーパーコーティングを施工した人はもちろん
今後もキーパーラボを利用すると思いますが、
純正等よそでコーティングした人は
これだけ値上げするなら自分で洗うという人も増えると思います。
実際にキーパーラボの洗車グッズやケミカルは使いやすくよく落ちるので
私も一部愛用してたりしますが、他の通販サイトでは取り扱いの無かった
キーパーラボの洗車アイテムが手軽に買えるようになるのは
ユーザーの選択肢が増えて良いですね。
それにしても通常は企業が値上げを行う告知では
少しでも利用者の心理的影響を考慮したりして
「価格改訂」とか「見直し」といったような
少し遠回し気味の言葉を選んで使うものですが、
今回のキーパーラボさんはダイレクトに「値上げ」という言葉を
ド直球で使ってきました。
「値上げ」という言葉自体に良いイメージはあまりありませんし
今の日本では特に負のイメージが強いのですが
それをあえてストレートに使ってくるあたり、
キーパーラボさんの本気具合が垣間見える気がしますね。
全ては世界的物価高を招いた奴らが悪いのです。
あとは国内に限れば国民を故意にイジメるk田がね。
意地でもガソリンの多重課税やトリガー条項には応じない、
海外には無駄にバラ巻き国民からは徹底的に毟り取るあやつらが…ね…。