
ガンダムシリーズ初のOVA作品として1989年に全6話で
リリースされた"機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争"。
そのクライマックスでバーニィがクリスのガンダムNT-1に
アドバルーントラップを仕掛け圧倒的性能差を埋めて
相打ち大破に持ち込んだ戦闘が印象的でしたね。
この時のアドバルーンがなんと1/144スケールの
ソフビモデルとして商品化され11月23日(木祝)に
全国のガンダムベース各店で発売されます。
先日の意味深ツイートはこれだったのですね。
【 11月23日(木・祝)発売 ガンダムベース限定 新商品 】
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ソフビ 1/144 サンタ型アドバルーン ¥1,650
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ソフビ 1/144 スノーマン型アドバルーン ¥1,650
ソフビというのはソフトビニール素材による成形品で
中身が空っぽの中空成形の一発抜き成形品です。
ガンダム関連商品としては
昨年7月に
ガンダムパーク福岡SIDE-F限定品として
映画"逆襲のシャア"本編でνガンダムとリ・ガズィが使用した
ダミーバルーンが商品化されていますね。
その時は実物大νガンダム立像と合わせて"逆襲のシャア"を推す
福岡限定品という感じで、ソフビはコレっきりかなとも思いましたが
今度は全国販売で"ガンダム0080"のアドバルーンがまさかの商品化。
バルーンダミーの商品化が今後もあるかもという可能性は考えましたが
まさかアドバルーンで来るとは正直予想外でした。
"機動戦士ガンダム0080"劇中ではジオン軍の核攻撃へのタイムリミットが迫り
損傷したザク1機でガンダムNT-1を撃破しなければならないバーニィが
現地調達で集めた部品でザクを修理し
足りない武器をクリスマスで賑わう町中に出ていたアドバルーンに目を付け
森の中の障害物と煙幕と合わせて撹乱と無駄弾を撃たせて
一気に懐に飛び込む奇襲戦法に活用しましたね。


不足する武器や戦い方に悩んでいた際、
町中のアドバルーンに目をつけて作戦を思い付くバーニィ。
アドバルーンの会社にビジネスの電話をしてアポを取り
倉庫に入ってアドバルーンの木箱を持ち出します。


残念ながら今回の商品化ではこの木箱状態のものは付属しません。
ミリタリー系のプラモデルに似たような木箱パーツはありそうなので
モデラーさんは自作する人も居るかもしれませんね。



森の中に誘い込んだガンダムNT-1の動きに合わせてリモコンで作動。
煙幕でそのシルエットをMSに見せかけて無駄弾を撃たせつつ
別方向から懐に飛び込む、とても初陣直後の新兵の立てた作戦とは思えません。
というか覚悟が決まっているせいか動きに迷いが無く新兵らしくない…。
ちなみにバーニィは宇宙世紀ガンダムアニメ作品において
唯一「一般兵で劇中最強のガンダムをただの量産機で単独で撃破」した人物です。
・場所は敵支配地のど真ん中かつ敵基地のすぐそば
・完全孤立無援かつ敵軍と警察による警戒厳重
・自分ひとりだけで味方無し
・作戦に必要な武器、部品や工具を現地調達
・損傷したザクをひとりで直す
・直したザク単独でガンダムに戦いを挑む
・地形を把握し罠を仕掛けてちゃんとそこへ誘導する
・相打ちながらガンダムを大破戦闘不能にする
民間人のアルフレッド少年やバーの工作員スパイのおじさんが居ますが
劇中描写を見る限りバーニィの作戦そのものには関わっていません。
アルが居ても居なくても一応できた事でしたからね。
覚悟を決めて戦いを挑むきっかけがアルではありましたが。
もしもバーニィが生き残ってそのままジオン残党軍で成長したら
どんなエースパイロットになっていたか…を妄想するのも楽しいかも?(^^;
今回の商品化を見ると、ソフビモデルは今後も何かまた発売されそうですね。
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ガンプラの話。 | 日記
Posted at
2023/11/16 01:00:08