
この4月から始まったTVアニメの新作の中で、
CGアニメの新しい表現の仕方が注目されている作品があります。
それが"ガールズバンドクライ"。

この作品は"けいおん!"のヒット以降激増した
女の子バンドもののひとつですね。
そこだけ見たらよくある作品のひとつに思えますが、
本作が注目されているのはそんなお話の内容ではなく
全編CGによる映像表現の方です。
・
TVアニメ『ガールズバンドクライ』本予告第1弾【2024年4月5日(金)より放送開始】
この公式予告編からして、
これまでのCGアニメとは一線を画す作風がひと目でわかりますね。
これが今注目されているようです。


バンドものとかアイドルものといった音楽メインのアニメの場合、
その音楽シーンはCGを使うのが定番となっていますね。
自由自在なカメラアングルやエフェクトのかけかたと組み合わせて
迫力のあるライブシーンを表現できるので
"けいおん!"以降、特にアイドルものが流行るきっかけとなった
"ラブライブ!"や"アイドルマスター"以降はCGで魅せるのが普通になっています。
そんなCG描写ですが、やはり音楽シーン以外の日常シーンなんかの
手描きセルアニメとは元々相性が悪かった事もあって
違和感が強かったものですが、これまで多くの作品で試行錯誤を繰り返したり
CGソフトの性能向上も手伝って近年では違和感もほとんど無くなりました。
特に同じ4月放送開始の"
アイドルマスターシャイニーカラーズ"は
CGアニメがほぼ手描きセルアニメ風になっているので
ひとつのCGアニメの到達点かな~と思っていたところに
今回の"ガールズバンドクライ"が異なるアプローチを仕掛けてきた感じですね。
どちらも同じ"手描きセルアニメに近づけたCGアニメ"でありながら
より手描きセルアニメの雰囲気に近づけた"シャニマス"と
手描きセルアニメの雰囲気で洋画CGアニメ的表現を取り入れた"ガルクラ"。
なかなか面白い見比べができて楽しいですね。
そして、技術の進化で新しい映像表現ができるようになっていき
将来的にも新しい映像作品が生まれていくと思うと楽しいですよね♪
ちなみに、私がこの"ガールズバンドクライ"に注目していたのは
実はCGアニメの表現云々ではなく、
キャラクターデザインが私の大好きな音声合成キャラクター
"
小春六花"たち"
小樽三人娘"をデザインした手島nariさんだったからです。
手島nariさんが放送前からツイートしていた事もあって、
ちょっと気になっていたら、CG表現が新しくて凄いと話題になっていた…。
という感じで。

本作のOPとEDにはその独特のCGはあまり使われておらず、
特にEDは手島nariさんの作画のみとなっています。
・
TVアニメ『ガールズバンドクライ』ノンクレジットエンディング|トゲナシトゲアリ「誰にもなれない私だから」
個人的に手島nariさんの絵柄が好きなので、このEDはすごく好きですね。
という訳で、注目の今季伏兵アニメ"ガールズバンドクライ"。
この先どんな展開になっていくのか…。
本編もですがその映像表現の面で楽しみですね♪
ちなみに本作は原作を持たない完全オリジナル作品なので
先の展開が読めないところも含めて楽しみです。
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Posted at
2024/04/15 00:13:58