
4月25日(木)に中国の北京で開幕した
"北京モーターショー2024"会場において、
マツダは新型BEVセダン"MAZDA EZ-6"と
SUVのコンセプトカー"MAZDA 創 ARATA"を
正式発表しました。
どちらも長安汽車と共同開発したモデルで
"EZ-6"は今年中に発売される量産車であり、
"MAZDA 創 ARATA"は"EZ-60"という名前で
2025年に発売されると思われるモデルです。
"MAZDA EZ-6"は"イージーシックス"と読みます。
古いクルマ好きからすると、その呼称はホンダシビックを思い出します。
中国市場専売モデルでセダンタイプやEVが人気の中国市場向けとして
理に適ったモデルと呼べますね。
ボディサイズは車名から想像される"MAZDA6"や"CX-60"より若干大きく、
"CX-8"や"CX-80"に近いサイズとなっています。
今のところセダンとSUVの2バリエーションのみのようですが、
もしもワンサイズ大きいセダンを発売したら
名前が"MAZDA EZ-8 (マツダ・イージーエイト)"になって
ガンダムとか呼ばれてしまいそうですね。
…なんて、そんなモデルは無いのですが。
最大の注目ポイントは、このセダンはFR(後輪駆動)という点ですね。
つまりプラットフォームはラージ商品群という事でしょうか。
"6"の名を持つモデルでFRで出てきたという点から、
"MAZDA6"の後継車的セダンやクーペがFRで出る可能性が見えてきて、
クルマ好きとしては、そっちの方が気になってしまいますね。
実際、ショーでは初代アテンザ(海外名MAZDA6)から紹介されているので
どうしても次の"MAZDA6"がFRになるって繋げて考えたくなります。
もちろんこの"EZ-6"は次期"MAZDA6"ではありませんし、
"EZ-6"の派生モデルが"MAZDA6"として出る訳でもありませんが。
※"EZ-6"のプラットフォームはマツダの直6FRのものでは無いようです。
コンセプトカーのSUVも含めて中国市場専売らしい
シャープでエッジの効いたデザインがマツダっぽく無いですが、
随所にマツダらしさも併せ持っている事がわかるデザインとなっています。
あくまで中国市場に合わせたデザインなので
今後のマツダ車のデザイントレンドがこれになるという訳ではありませんし、
この2車のバリエーションモデルが日本や他の国で販売される事も無いでしょう。
でもマツダの次の電動車の方向性はこれである程度見えると思うので、
今の電動化への過渡期である第7世代の後に続く
第8世代マツダ車の姿が見え始めてきたのかもしれませんね。
日本のユーザーにはまだほとんど影響はありませんが、
次のマツダ車の動向を占うモデルとして無視できそうにありませんね。
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MAZDA♪ | 日記
Posted at
2024/04/26 00:00:09