牛丼チェーン店"松屋"が外交の舞台になっている！？

"吉野家"、"すき家"と並ぶ3大牛丼チェーン店の
ひとつの"松屋"が、最近外交の舞台になっていると、
ちょっとしたニュースになっていたりしています。

事の発端は2020年1月に期間限定メニューで
発売された"シュクメルリ鍋定食"でした。

"シュクメルリ"とはにんにくとチーズで作った
ホワイトソースで鶏もも肉を煮込んだ
ジョージアの郷土料理で、世界で最も
美味しいにんにく料理とも言われています。
"松屋"ではこれを、白いご飯に合うようにちょっぴりアレンジして提供、
爆発的なヒットで日本に"シュクメルリ"という料理を一気に広める事になりました。
冷凍食品やカップヌードルで発売されたり
ネット上で様々なレシピが公開されたり…。
他にも松のやでシュクメルリ風ハンバーグを出したりした事もありました。

"松屋"では以前からも、いろんな国の様々な料理を
白いご飯や日本人の口に合うようにアレンジして
期間限定メニューとして積極的に商品化してきました。
ペルーの"ロモサルタード"、マレーシアの"ルンダン"、台湾の"魯肉飯"、
イタリアの"カチャトーラ"、タイの"ガパオライス"、韓国の"プルコギ"等々。
姉妹店のとんかつチェーン店"松のや"でも
フランスの"チキンコルドンブルー"、ウクライナの"チキンキエフ"といった
期間限定メニューで定期的に展開してきましたが
その中でも"シュクメルリ"は特に人気があり
復刻人気投票でも常に1位となり冬によく発売されてきました。
ジョージア大使館公式Twitterアカウントが
毎回食べては絶賛しているのも話題になっています。

私も過去に発売された時に食べているので、ちょっと載せてみますね。


私は超猫舌なので鍋で熱々だとすぐに食べられないのですが、
味は本当に美味しくて、初発売の時は食べまくってましたね。

今冬も2月に販売されましたが、今年は少し情勢が異なってきました。
というのも、"シュクメルリ"の話題に触発された他国の大使らが
自分の国の料理を"松屋"に持ち込み商品化を求める交渉が相次いでいて
まるで"松屋"が外交の舞台になっているような状態になっています。
食べ物で世界を繋ぐ"松屋"、平和的ですし
リーズナブルな価格と全国に多数の店舗を構える"松屋"で
海外の料理が食べられるのは楽しいですね♪

私が食べた過去の"松屋 世界の味"シリーズをちょこっと載せてみます。




昨年からの1年ちょっとで、あくまで食べたものだけなので
これ以外にもたくさんありましたし昔からあるものも結構あります。

この先、どんな国のどんな料理が松屋アレンジで登場するのか、楽しみですね♪