クルマのリアガラスに貼る車庫証明ステッカーが廃止へ。

新車中古車を問わずクルマを買った時や転居の時に
必ず取得しなければならないのが車庫証明。

その取得を証明するものとして、クルマの
リアガラスの指定場所に貼る事が決められていた
"保管場所標章"こと車庫証明ステッカーが
廃止される事が5月24日公布の"車庫法"
(自動車の保管場所の確保等に関する法律)の
一部改正により可決されたそうです。
今回廃止が決まったのはあくまで"保管場所標章"シールの貼り付けに関してのみで、
車庫証明の取得は変わり無く必須となっています。
車庫証明申請時にステッカーそのものが発行されなくなるので
車庫証明ステッカーを貼らなくても良くなるというだけですね。
もちろんステッカー代金の￥500も不要になり
申請もオンラインのみで完結します。

昔からクルマを持っていた人はあって当然の存在でしたが
最近では貼っていない人も珍しく無くなりましたね。
ほんの僅かではありますがクルマ購入時等の負担も減りますし、
クルマの見栄えも良くなるのでこういう改正は歓迎ですね。

できればクルマの維持費、特にクルマ関係の税金を減らして欲しいところですが。
日本の重要な産業である自動車産業がどんどん疲弊していっていますが、
これから電動化時代へ向かっていくに連れて
これまで自動車産業に関わって来なかった企業の参入も増えていきます。
日本の自動車産業がこの先も続けられるように、
国民のクルマの取得利用の負担軽減は必須だと思うのですが…。

…まぁ、国民をATM程度としか思っていない国にそれを望んでも無駄でしょうけどね。