マツダ、"CX-30"の2024年改良モデルを正式発表！

マツダはコンパクトSUV"CX-30"を商品改良し
先週7月18日より販売を開始しました。

2024年の改良モデルとなる今回の改良では、
内外装デザインやメカニズム等の大きな変更は
ほぼ行われおらず、また最近のマツダ車では珍しい
値上げもほとんどされていません。
今回の変更点は本当に少なく、一部機能追加や
グレード体系の見直し等に留められています。

今回の改良で追加された新機能は主に3つ。
オンラインナビは昨年のロードスター大規模改良で国内モデルで初採用されたもの。
AmazonAlexaは海外で導入が進んでいる音声入力操作機能です。
リアシートアラートも海外から導入が始まった、
後席の乗員や荷物の取り残し忘れ防止機能です。

これらの新機能は海外で先行導入が進んでいて
国内モデルでも遅れて採用が始まったものですね。
今後ほとんどの車種に順次採用されていくと思われます。

グレード体系の見直しは、各エンジン機種毎に3～5種類あった
やや複雑なグレード編成を見直し、廉価モデル、標準モデル、特別仕様車の
3モデルにわかりやすくまとめています。

廉価モデルは快適装備等も省かれているものがありそのぶん安いですが
中にはオプションでも追加できないものもあるので注意が必要ですね。
廉価モデルと標準モデルでは、廃止された"BlackToneEditon"とほぼ同じ見た目にできる
セットパッケージオプションが選択できます。
特別仕様車"RetoroSportEditon"は今回も健在で、
最も装備が豪華なフルオプション仕様となっています。
ボディカラーはジルコンサンドメタリックに限定されておらず
これまで通り自由に選べるので、内装色に不満が無ければ
これ一択で必要なものが全て揃いますね。

マツダ車の国内仕様は基本的にグレード体系が
マニア以外にはわかりにくいところがあったので、
今回は整理されてわかりやすくなったと思います。
とにかく安く値段優先な人は廉価モデルで、
装備優先な人は"RetoroSportEditon"で、
それ以外は標準モデルでという感じでシンプルになりましたね。

今回の改良内容は兄弟車の"MAZDA3"にも採用されると思われます。
"MAZDA3"も改良モデルへの切り替えの為、
現行2023モデルの受注はほぼ終了していますので
近日中に発表されると思われます。

マツダ車の国内モデルでは改良タイミングは決まっておらず、
場合によっては年に2回改良したりする事もあります。
昨年は"MAZDA2"が2回改良されて、
デザインが大きく変わった1月のモデルを買った人が
数ヶ月後にマツダコネクト等が改良されたものが発表されて泣きましたね。
ある程度はネット上で情報収集していれば把握できますが、
できないものも結構あるので
気にする人は常にアンテナを張っておく必要があります。
それでも昨年の"MAZDA2"のパターンは察知できないと思いますが(^^;

今年は"CX-30"も"MAZDA3"も改良は極めて小さいものなので
恐らく来年から2026年に大規模な改良が来ると思われます。
"e-SKYACTIV X 2.0"の大規模改良等の話もありますからね。
今一番安心して買えるのは"ロードスター"だけかもしれませんね。


そして、昨日7月26日(金)には"MAZDA3"と"CX-30"の
サービスキャンペーンの告知もありました。

レーダークルーズコントロールの不具合のようですね。
今回の対象車両は昨年のサイバーセキュリティ法対応の改良モデルですね。
車両型式の末尾がRになっているものですので、
私の"MAZDA3"は対象外でした。

リコール情報検索で見ても出てきませんね。
でもこの「カーブで隣の前走車を誤認する」のは
うちの"MAZDA3"でも時々ありますし、それよりも酷いものなのかな？
もう少し技術が進んでより正確に認識できるようになって
既存車両にも適用してくれると良いのですが(^^;
ていうか、SKYACTIV-Xモデルは158台しか売れてないのですね。
対象期間中の生産台数6,911台のうち158台がSKYACTIV-Xモデルと。
割合にして2.28％…。
そのうち無くなりそう…無くさないで…（涙目