
ガソリン価格が驚くほど安い事で昔から知られる
ユニーオイルが、10月4日(金)から11月5日(火)の
約1ヶ月間もの長い期間に、ガソリンが混入した
恐れのある灯油を販売していた事が11月6日(水)に
明らかになり、購入者に注意を呼びかけています。
ガソリンスタンドで購入した灯油は主に一般家庭の
ストーブ等の暖房器具で使用されるものですが、
ガソリンが混入した灯油を使用すれば当然
爆発や火災が発生する可能性があり危険ですよね。
・
“ガソリン混入”の恐れがある灯油を販売か 愛知のガソリンスタンドで11/1から5日にかけ 消防が注意呼び掛け
ガソリンが混入した可能性のある灯油を販売していたのは
愛知県岡崎市にある"ユニーオイル岡崎定国給油所"です。
報道メディアによっては「11月1日~11月5日の5日間」と報じていたり
「10月4日~11月5日」と報じていたりとその販売期間が異なっています。
ユニーオイルの公式サイトの告知ではどうやら
直接の販売期間は11月1日(金)から11月5日(火)の5日間ですが
10月4日(金)から11月5日(火)の約1ヶ月間に販売された灯油も
該当する可能性があり調査しているという事です。

調査結果によっては該当する期間が変わる事になりますが、
どのみちガソリン混入の超危険な灯油が販売されていた事には変わり無く
購入者が全員使用せずに返品する事を願う次第ですね。
今回の件で怖いのは、定期検査までの1ヶ月間まるで気が付かなかった事ですね。
つまり「混入した場合発見する方法が他に今まで無かった」事が
「混入を防ぐ方法が今まで無かった(実施できていなかった)」事や
「混入した恐れのある場合に即座に販売状況を把握する方法が無かった」事と
合わせて露呈した事になります。
それらかが日常的にできていれば、もっと早く止められた訳ですからね。
ガソリンに火を点ける事で爆発や火災が即座に発生する事は常識です。
誰よりも理解しているべき販売店のユニーオイルではそれができていない事が
明らかになった訳ですよね。
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ガソリンを誤給油した石油ストーブの火災実験
その危険性はガソリンスタンドの誰もが知っているはずですが
ユニーオイルは対策が実践できていなかった事実が
安すぎる販売価格と合わせると怖くなってきますね。
ネットで検索すると混入は今回が初めてでは無いらしく
過去にもあったという情報が出てきます。
実際に
ユニーオイル公式サイトの告知でも
水が混入したガソリンが販売されていた件も載っていますね。
ユニーオイルは昔からガソリンや灯油が一般的なガソリンスタンドよりも
遥かに安い事で有名で、私も1990年代の一時期に入れていた事があります。
その頃は今のようなインターネットも普及していない時代だったのですが、
「ユニーオイルは安すぎてガソリンに水でも入っているんじゃないか?」とか
「ユニーオイルで給油すると調子が悪くなるが他で入れると元に戻る」とか
そういう噂話が絶えなく続いていました。
私は1990年代後半にエッソ・モービル・ゼネラルのスピードパスにして以来
ユニーオイルでは一度も入れた事が無いですし
MAZDA3に乗り換えてからはENEOS公式アプリ以外では
一度も給油していないので今後もユニーオイルに行く機会はありませんが
やはり「安いものには安いなりの理由がある」訳で
安全管理や従業員教育といったコストのかかる部分を省略して
販売価格を下げていたと思われても仕方が無い事件でしたね。
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Posted at
2024/11/07 15:29:26