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2024年11月17日

【比較】MAZDA3でセダンとファストバックを乗り比べてみた。

【比較】MAZDA3でセダンとファストバックを乗り比べてみた。
先日発生したオイル漏れの修理対応の際に
1週間ほどディーラーに車を預けていました。
その時に借りた代車がこのMAZDA3セダン20S Touring(e-SKYACTIV G 2.0)でした。

この代車は2024年9月式の最新型"e-SKYACTIV G 2.0(FWD/6AT)"モデルです。
ちょうど2024年8月に改良が行われた直後のモデルで
試乗車として数日前に配車されて来たものをそのまま私の代車に貸してくれました。
預けた帰りに駐車場で渡されるまで
MAZDA3セダンだとは聞いていなかったので驚きました。
まさかMAZDA3セダンの改良直後の新車に1週間も乗れるとは。
MAZDA3のセダンに乗る事自体が初めてだったので、
本当に嬉しくてオイル漏れの不具合の事なんて全く気にならなくなりました(現金

そんな訳で、最新型のMAZDA3セダンを
以前のMAZDA3ファストバック初期型ディーゼルと乗り比べた時のように
今回も自分の2022年式ファストバックと乗り比べてみました。

ファストバックとは明確に作り分けられたエレガントなスタイルが良いですね♪



新車の香りが心地良い♪
内装デザインはファストバックと共通ですが、
新車なのでどこもピカピカで汚れも傷もありませんね。


お借りした時の走行距離はなんと26km!
本当に店頭に届いたばかりの新車でした。
2023年の改良で10.25インチへと大型化された
マツダコネクトの大画面がとても見やすくて羨ましいです。
その際の改良で同時に追加されたAppleCarPlayワイヤレス接続も
一瞬で音楽再生が始まったりと超便利で羨ましくなりますが、
ワイヤレス充電はMagSafeのマグネットがある訳では無いので
ケースによってはすぐに滑って充電が途切れやすくなります。
出力も低くて場所も悪いし、これはアフターパーツの方が良さげ。
いつからかはわかりませんが、i-DMの判定や計算式に変更があったのか
自分の2022モデル(X)や以前お借りした代車の2019モデル(XD)とは
明らかにスコアが上がりにくくなっていました。


センターコンソールはファストバックと共通で
FWDモデルは深さがあり容量が大きくなります。
このセンターコンソール内寸の幅は私が2017年から今も愛用し続けている
iPhoneX+Apple純正レザーフォリオとサイズがピッタリなので
偶然なのですがとても便利でありがたかったりします。



マツダコネクトの画面表示もちゃんとセダンになっていますね。
ただテールランプが2021年改良前の
ディミングになる前のデザインのままなのは少し残念かな?
上がりにくいi-DMもですがメーターの平均燃費計もあまりに変動が少なくて
新車だからなのかわかりませんが違和感がありました。


エンジンはMハイブリットの"e-SKYACTIV G 2.0"のFWD(前輪駆動)モデルです。
近年のマツダ車はヘッドカバーのメッキ加飾が省略されてしまって
質素になって少し寂しく思います。
高級ブランドを目指しているのなら、こういうところも拘って欲しかった…。



初めて見るセダンのトランクルーム。
やはりファストバックよりも広く感じます。
トランクリッドのヒンジそばにあるレバーを引くと
すぐにリアシートが倒れるのかと思っていましたが、
ただロックが外れるだけでリアドアを開けて手で倒さないといけないとは。

内外装に関してはこんな感じでした。
基本的にはファストバックと共通ですが
ちゃんとセダンを意識的に作り分けているのはさすがマツダですね。
それは走り出してみるとよりはっきりとわかりました。

ここまでは見た目の比較で、ここからは走ってみた感じの比較です。

>足回り
2019年初期型のファストバックではネットの評判通り脚がやたら硬く、
私の2022年式ではとてもしなやかに熟成されていましたが、
今回の2024最新型セダンはさらに脚がしっかりした印象で
路面の凹凸等の入力はしっかりと伝えるもののカドは完全に落とし
路面を綺麗に不快感無しでトレースしてくれて
「脚がちゃんと仕事してる」感じがよりはっきりと感じられ
この2年間のさらなる熟成進化を体感できました。

>ロードノイズ
脚の熟成とセダンボディという事もあってか、
ロードノイズはファストバック純正タイヤ(ブリジストントランザ)よりも
ずっと静かでほとんど聞こえないレベルになっていました。
内装の遮音材なんかも増えているのかもしれませんね。
そのおかげで、より上質感が向上しています。

>乗り心地
脚の進化に加えてセダンボディでファストバックよりも
より剛性感が高まった事から2022ファストバックよりも
乗り心地が若干向上していて疲れにくさも上がっていそうです。
ファブリックシートの質感もとても良く、
何よりもマツダのシートとドライビングポジションへの
こだわりの強さがまた改めてよくわかりました。
もしかしたら、シート自体にもこっそり手が入っているのかもしれませんね。

>質感
ファストバックとはキャラクターを明確に変えていて
エレガントな雰囲気を持たせているセダンらしく
黒いレザー内装と上質なファブリックシートの質感が
同じファブリックシートだった以前の代車の
2019ファストバックよりも高まっている気がします。
一番驚いたのはドアロックの音で、
2019モデルではガチャっとした大きな機械音がはっきり聞こえますが
私の2022モデルではそれが大人しくはなるもののやはり音は大きめ、
それが2024セダンではあまり聞こえないくらい音が小さく大人しくなっていました。
こんなところも上質になっているのかと驚くくらいに。
パワーウインドウの動作音もなんとなく小さくなっているように聞こえます。
内装の遮音材とかが変わっていたりというのもありそう?

>静粛性
緊急車両のサイレンが聞こえないと評判の
静粛性の高さが謳われるMAZDA3らしく、とにかく静かです。
ファストバックよりも遮音性に優れるセダンというのがよくわかるレベルで静か。
エンジンサウンドは私のSKYACTIV-Xとは異なるサウンドで
やはりはっきりと意図的に聞こえるようになっていますね。
それでも聞こえ方に上質感を感じるのは個性分けの影響かも。

>"e-SKYACTIV G 2.0"の動力性能
意外だったのはエンジンのトルク感がかなり高かった事。
私の"e-SKYACTIV X 2.0"ほどでは無いものの
ほぼ遜色のないトルクが感じられます。
こっそりとアシストしてくれるモーターの影響もありそう。
回すと気持ち良いサウンドと共にしっかりと加速してくれるので
"SKYACTIV-D1.8"にもそう劣らない頼もしさがありました。
実はG2.0はこれが初なので少し意外でしたね。
回した時の気持ちよさは断然私のXの方が上なのですが
ATで気楽に走るならこのセダンのG2.0もかなり良い印象でした。

>"e-SKYACTIV G 2.0"の燃費性能
今回新車だった事が影響しているのか、
メーターの平均燃費計がほとんど上がっていかなかったのが謎でした。
私のXと同じ道を同じ走り方をしていて速度計横の瞬間燃費計のゲージも
同じような動きをしていたにも関わらず
平均燃費計の値だけは少しずつしか上がっていかなず
これは最後まで謎でした。
実際には私の普段の利用状況と同じ環境で比べてみると
私の"e-SKYACTIV X 2.0(AWD/MT)"で15km/Lのところを
セダン"e-SKYACTIV G 2.0(FWD/AT)"では13km/Lくらいな感じでした。
ATである事を加味すれば、燃費的にはあまり大差は無い感じでした。

>i-DM
先にも書いた通り、計算式や判定に変化があったのか
普段の2022ファストバックや以前の2019ファストバック(代車)と
同じ走り方をしても青(加点)が付きにくくスコアが上がりにくくなっていました。
またステージ1から白(減点)が意外と付く事があって
結局ステージ2に上がったところで返却になりました。
これまでのi-DMは急が付く運転さえしなければ
特に意識しなくても勝手に5thステージまでは上がっていく感じが
意識しないと3rdステージにもなかなか到達しなくなったようです。
i-DMも日々進化しているという事なのでしょうかね。
2019モデルから2022モデルは変化が無かったので予想外でした。

>ATとEPBブレーキホールドの相性
以前の2019モデルの代車でも感じましたが
ATとブレーキホールドの相性はやっぱり良くない気がしますね。
・ブレーキペダルを離してエンジン始動
・アクセルペダルを踏みブレーキホールド解除
・アクセルペダルを踏み込んで加速発進
という手順を踏みますが、ブレーキホールド解除時の振動と
加速開始時のATのダルさが重なって、やはり発進時にもたつきやすいです。
これは私がMTしか乗って来なかったからというのもありそうですね。
ATしか乗らない今の大多数の人には特に気にならないのだと思いますが、
やはり私はMTしか乗れないんだなぁと、つくづく思い知りました。
古い昭和の人間らしいですね。

>魂動ウインカーとエアコン操作パネル
MAZDA3は2021年11月の改良で全車ウインカーが
ディミングターンシグナル(通称:魂動ウインカー)に変わりましたが
2023年の改良でハザードスイッチの点灯も
魂動ウインカーの点滅になりました。

MAZDA3ハザードスイッチ魂動点滅。


これ、地味に羨ましく思いますが、同時に変更された
エアコン操作パネルが使いにくくなって一長一短かな。
以前のエアコン操作パネルは外気導入と風向のボタンだけ
見なくてもわかるようにボタン表面にポッチが付いていました。
パソコンのキーボードのブラインドタッチ用のそれと同じやつですね。
そのおかげでボタン式ながら見なくても操作可能でしたが
2023年改良後はそれが無いので見ないと操作できなくなりました。
ただ走行中に操作するものではないので問題にはなりませんが。

>結論
今回初めてMAZDA3セダンに乗りましたが、
「セダンってこんなにも良いのかっ!」と衝撃を受けました。
とにかく上質で心地良く、エレガントさがそのまま現れている感じですね。
セダンが「品格」、ファストバックが「色気」という風に
開発段階からファストバックとセダンでは明確にキャラクターを作り分けていて
それがデザイン以外にも走りの質感にも現れている感じで
ファストバックが「楽しく走る」でセダンが「優雅に走る」と
同じ「美しく走る」でありながらそのベクトルが異なっている事が
今回初めてセダンに乗ってよくわかりました。
正直言ってこれは感動でしたね。
もしも自分がお金持ちだったなら、セダンとファストバックで
2台所有とかやりたくなるレベルで欲しくなりますね。
まぁ本当に2台持てるならファストバックとロードスターなんですけどね(^^;


今回予想外のオイル漏れトラブルがあったものの
そのおかげでMAZDA3セダンの最新型に乗れる機会に恵まれて
本当に有意義な1週間でした。
ちょうど7日間、普段の通勤にちょこっとだけ追加で走って
返却時が315kmだったので約290kmほど走っていた事になります。

画像はディーラーさんに返却に行く際、店舗直前で撮ったもので
i-DMのステージ開放をこっそり設定しワイヤレス接続を解除し
店舗まで約1kmほど走って返却完了となりました。

一応あくまで代車なのでたくさん走り回る事はしませんでしたが、
ちょっとだけご飯を食べに行ったりとかで遠回りしたりして
できるだけセダンの走りを堪能していました。


ちょっと遠くの松のやへ逆写真詐欺ボリュームのメンチカツを食べに行ったり
レギュラー復活したごろチキを食べに松屋へ行ったり…(笑


という事で、MAZDA3でセダンとファストバックを乗り比べたお話でした。
やはりMAZDA3は最高ですね♪

何度でも言うけど、AutoExeのクイックシフター楽しすぎ!
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Posted at 2024/11/17 00:00:01

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