国道1号線"北勢バイパス"が3月16日に延伸開通！

三重県内の国道1号線と国道23号線の慢性的な
渋滞を解消すべく建設が進められている
北勢バイパスが2025年3月16日(日)に
4.1km延伸開通する事が明らかになりました。

これまで北勢バイパスは伊勢湾岸自動車道の
高架下から逸れて東芝キオクシア四日市工場の
前を通り名四カントリークラブ前までが
暫定2車線で共用済みとなっていました。
3月16日にはここから国道477号線バイパスまで
延伸開通する事となります。

北勢バイパスは三重県四日市市を南北に貫く国道23号線と
三重県から奈良県へと繋ぐ国道1号線に交通が集中し渋滞が慢性化している事から
その交通を分散させ、さらに東名阪自動車道や新名神高速道路と接続する
広域道路ネットワークの一部を担う重要な路線として事業中です。

今回の開通区間は伊勢湾岸自動車道のみえ川越ICから
新名神高速道路方面の高架下をしばらく通りみえ朝日ICのところで南方へ抜けて
道路ネットワークの空白地域を南進して
2023年に全線が暫定2車線で開通した中勢バイパスへと繋ぐ路線の一部です。

今回は名四カントリークラブの下をトンネルで抜けて
国道477号線四日市湯の山道路へ接続する4.1kmが開通。
これにより東名阪自動車道の四日市ICと
新名神高速道路の菰野ICが地域高規格道路で結ばれる事となり
高速道路へのアクセス性が大きく向上しますね。

三重県のこの地域の道路ネットワークは
この先さらに東名阪自動車道の亀山JCTがさらに東へ延伸して
鈴鹿市で北勢バイパス(厳密に言えば鈴鹿四日市道路)に接続する計画もあり
そこまで開通すれば鈴鹿四日市周辺の道路ネットワークが大きく改善されます。

クルマ好きさんにとっても鈴鹿サーキットへのアクセス性が大きく向上しますし
工場の多い鈴鹿や四日市の物流網が強化され安全性も向上しますので
道路建設が順調に進んでくれる事を願うばかりですね。
そして、既に暫定2車線で全線開通済みの中勢バイパスも
早期に完成4車線化して混雑緩和を進めて欲しいところです。