
マツダが中国市場に投入予定の新型SUV"EZ-60"の
ティザー画像と外観写真を小出しに公開しました。
このSUVは
昨年4月にマツダが中国で発表した
EVセダン"MAZDA EZ-6"と同時に公開した
コンセプトカー"MAZDA 創 ARATA"の
市販バージョンと思われます。
3月末にティザー画像が公開されてから
3週に渡り外観デザインを公開しています。
最初に公開されたティザー画像の時点で、
コンセプトカー"MAZDA 創 ARATA"にそっくりなのがわかりますね。
参考に昨年公開された"MAZDA 創 ARATA"と比較してみます。

見事にそっくりっていうかそのままですね。
新型"CX-5"にも受け継がれているフロントの
ヘッドライトがシグネチャーラインに繋がるデザインや
サイドウィンドウ後端に設けられたダクト等、
コンセプトカーのデザインそのままで市販するようです。
週明けに公開されたティザー画像第2弾ではさらにそのディテールがよくわかります。
そして
4月11日にはついに正式な外観デザインを公開しました。

本当にコンセプトカーそのままで発売するようですね。
これは恐らく、2019年に発売されたマツダ第7世代商品群第1弾の
"MAZDA3"の時と同じく、先に製品版デザインが確定してから
コンセプトカーのデザインを派生デザインしたパターンだと思われます。
よく誤解されますが、"MAZDA3"のコンセプトカー"魁 KAI COMCEPT"は
"MAZDA3"の製品版デザインから派生させて制作されたものなので
巷で言われる「コンセプトカーに近づけた」は間違いなのです。
「コンセプトカーが製品版の後からデザインされた」のです。
昨年の"MAZDA EZ-6"及びその欧州版"MAZDA6e"から始まった
マツダの新しい魂動デザインがこの"MAZDA EZ-60"でも取り入れられています。
これが
以前噂になっていたマツダ魂動デザイン第3世代なのでしょうかね?
マツダの魂動デザインは"MAZDA3"で第2世代が完成形に到達している事もあって
"CX-50"以降の次世代デザイン移行期やこの"EZ-6"や"EZ-60"のデザインは
違和感が強くなっています。
これ自体は移行期だから仕方が無いとしても、
この"EZ-6"や"EZ-60"は中国のメーカーとの共同開発で
ベース車両が中国のものになりマツダ独自のものでは無い事もあって、
もしかしたらデザインもそちらに引っ張られている可能性も考えられますね。
・
マツダ CX-6e : 魂動デザインから生命感が無くなってく...!? 新型SUV EZ-60 が公開されたので今までのデザインと何が違うのか分かりやすく解説。 [ Mazda
この動画で言われているように、マツダらしい魂動デザイン特有の
生命感がどんどん薄れてきているのが気になりますね。
新型"CX-5"では今のところそこまで行っていなさそうな感じがするので
"EZ-6"や"EZ-60"にはやはり独自の事情があるのかもしれません。
その中でマツダがマツダらしさを追求した結果なのかも。
マツダが独自に開発した新型"CX-5"とこの"EZ-60"が
共通の要素を持っていながら大きく異なっている事からも
その辺りの可能性が見えてきますね。
今後の動向が気になります。
"MAZDA EZ-6"は中国専売ではなく欧州にも"MAZDA6e"という名前で導入されています。
欧州では"CX-6e"という名称が出願されていましたので、
この"MAZDA EZ-60"も"CX-6e"として欧州に展開されるかもしれません。
正式発表が楽しみです♪
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Posted at
2025/04/14 01:00:00