
日本の話ではありませんが、
米大統領トランプ氏が4月から導入した
米国への輸入品に対する凄まじい関税によって、
アメリカ国内で販売されるiPhoneの値段が
最大で43%ほど値上がりする可能性があるそうです。
iPhoneを製造するAppleはアメリカの企業ですが
海外の生産工場から北米へ輸送する際に
34%の関税がかけられてしまうためです。
その関税ぶんを価格転嫁すると、
最も高いモデルで2,300万ドル(33万5千円)になってしまうそうです。
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iPhoneが33万円に…?世界に混乱をもたらす“トランプ関税” でも日本の家計には「恩恵」も?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
iPhoneの生産はその大半が中国の工場で行われていますが、
トランプ大統領は特に中国に対する関税を54%と厳しく設定していますね。
さらにこの関税に中国側から報復関税がかけられた事に対し、
トランプ大統領がそれを解除しない場合はさらに50%の関税をかけ
これによって中国への関税が104%というとんでもない事に…。
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米「相互関税」第2弾発動へ 中国に合わせて104%の関税(2025年4月9日)
その後、4月10日未明に入ったニュースによると
中国以外の国への相互関税が一時停止され、一時的に10%に抑えられ
代わりに中国への関税がさらに強められ125%へと引き上げられたとか。
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【速報】トランプ大統領「相互関税を90日間停止し、この間の税率を10%に引き下げることを承認」 中国に対する関税は125%に|TBS NEWS DIG
関税発動したと思ったら即停止?
なんだか迷走している気がしますね。
何が狙いなのか詳しくないのでまるでわかりません(^^;
関税といえば、先日発表された"Nintendo Switch 2"も
北米では関税の影響で価格が変わるのか、予約受付が停止していますね。
北米で販売される日本車への関税も問題になっている他、
多くの商品の価格が大幅に上昇する急激な物価高によって
アメリカ国内ではトランプ氏退陣を求めるデモが活発になっているそうです。
アメリカへの輸入関税って他国がその税を支払うのではなくて
結果的にアメリカ国民が支払うのですよね。
関税で値上げされたからといって
他国の製品よりもアメリカ製品が売れるようになるとは限りません。
アメリカの製品をアメリカ国内で売れるようにするには
関税ではなくて売れる製品を作れるようにならないといけません。
アメリカ製品がアメリカ国内で売れないのは売れる理由が無いからです。
だから日本や欧州、中国などの製品がアメリカ国内で売れているのです。
アメリカ国内でなぜ何十年もの間、日本車が販売トップに居座り続けているのか。
理由を考えればすぐわかると思うのですが…。
アメリカといい日本といい、国のトップが間違うと国民は本当に苦労しますよね。
悲しいお話です。
なお、iPhoneの値上げというと国内では
ドコモが廉価モデルである"iPhone16e"の値上げを行ったそうです。
国内ではただでさえキャリアでスマホを買うメリットがほとんど無いのに
さらにユーザー離れを促すような事をしているような気がしますね。
今ではスマホはSIMフリーモデルを買って
使いたいキャリアのSIMを入れるのが普通です。
キャリアでスマホ本体を買う人はほぼ情弱なので
数は少なくとも情弱から巻き上げようといういつものパターンでしょうかね。
キャリアで本体を買う事が無い私にはよくわかりませんが(^^;
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Posted at
2025/04/10 03:00:00