左上が繋がる！東海環状道、本巣IC～大野神戸IC間が8月30日開通！

中部地方の高速道路の中でも深刻な渋滞で悩まされる
一宮JCT周辺の大渋滞を回避できるルートとして期待される
東海環状自動車道の西回り区間のうち、残る未開通区間の
"左上"本巣IC～大野神戸ICが8月30日(土)に開通する事が
先日国土交通省より告知されました。

当初は4月6日に開通した山県IC～本巣ICと同時に開通する
予定でしたが、一部工事の遅れから延期されていました。
今夏開通の見通しという事でしたが、
その見通しの通り8月30日に開通できる事になりました。
これで一宮JCTの混雑がまた緩和されます！
・名神や東海北陸道 中央道等が環状接続…東海環状自動車道の一部 本巣IC−大野神戸IC間の6.8km 8/30開通へ



今回の本巣IC～大野神戸IC間が開通する事により
東海環状自動車道の"左上"が全線開通する事になります。
これにより大渋滞ポイントの一宮JCTを通る事無く、
関西から北陸、岐阜や愛知県東部、静岡方面へと向かう事ができるようになります。

一宮JCTは東海エリア屈指の渋滞ポイントでしたが
3車線化工事の完了によって渋滞が大幅に減少、
これに東海環状自動車道が加わる事でさらに混雑の解消が見込まれています。
加えて名古屋高速一宮線が名神高速に接続する一宮IC(一宮東JCT)から
そのまま北上する名岐道路も今年度初めに事業化が正式に決定し
これが開通すれば一宮JCTの渋滞はほとんど無くなると思われます。

さらに一宮JCTはそのまま南へ繋がる"一宮西港道路"の計画もあり
その前に東海環状自動車道の最後の未開通区間のいなべIC～養老IC間も開通するので
これまで脆弱だった中部地方の西側の高規格道路ネットワークが一気に拡充、
製造業が集中する中部地方の物流ネットワークが補完されます。
道路ネットワークの確立による物流の安定化は道路交通の安全性向上効果もあるので
一般の乗用車にとってもメリットがとても大きいものです。

事業進捗に尽力して下さった関係者に感謝すると共に、
これからも、安全第一で工事を頑張って進めて貰いたいですね。