名鉄瀬戸線の高架化で国道302号線が完成4車線化へ。

名古屋市の外縁部を環状に結ぶ国道302号線、
通称"名古屋環状2号線"は大部分が
暫定2車線共用となっていて、
渋滞が多発しています。
このうち名古屋市守山区で名鉄瀬戸線と交差する
区間では2014年から高架化事業が行われており、
国道302号線との交差踏切"喜多山2号踏切"が
高架化工事完了で撤去され、国道302号線の
完成4車線化工事へと進む事になります。
この区間は最初から完成4車線として建設されていて
最初から4車線分のアスファルト舗装までされているものの
ポールで1車線分が塞がれている状態で共用されていました。

この北の庄内川や地蔵川の橋が1車線分しか無くて
勝川～大森区間が完成4車線化できなかった事もあって
この"喜多山2号踏切"の周辺も暫定2車線で共用されていました。
これに加えて同区間は信号交差点や名二環のICが多く、
平日朝夕の渋滞はとにかく酷いものです。
休日もこの踏切付近は混雑し、夕方は渋滞も珍しく無く、
早期の完成4車線化が切望されていました。

特にこの北の方の区間は庄内川や地蔵川を渡る
新しい橋梁が既に架けられており
名二環の勝川ICから大森ICの間の下道(国道302号線)の
完成4車線化工事が進んでいました。
そのため、この"喜多山2号踏切"の撤去によって
同区間の完成4車線化工事が加速する事となり
大幅な渋滞緩和が期待されています。

名鉄瀬戸線の高架化工事の完了は2026年度中となっているので、
その頃には完成4車線化工事が始まっているかもしれませんね。
30年前からこの区間を利用してきた私としては
悲願とも言えるものです。