※このケースはiOS7では使用できません。
9月21日に発売されたAppleのiPhone5は、
それまでのAppleデバイス共通コネクタだった
DOCKコネクタから、小型化された新しい
Lightningコネクタへと変わりました。
このLightningコネクタは端子部に
認証用チップが内蔵されていると言われ、
実際にiPhone5発売から約2ヶ月間、
社外製のLightningアクセサリが
全然発売されませんでした。
従来ではAppleデバイス共通規格のDOCKコネクタだったので、
iPhone3GSでもiPhone4Sでも、
端末の発売日には当たり前にバッテリーケースがありましたが、
新形状のLightningコネクタを初めて採用したiPhone5は、
これまでバッテリーケースがありませんでした。
11月下旬頃から社外製Lightningケーブルが出回り始め、
12月に入ってやっとiPhone5用バッテリーケースも発売になりました。
iPhoneのバッテリーは普段使いでも心もとないので
バッテリーケースが欲しかった私は
発売を知ってさくっと注文してしまいました。
…厳密に言えばiPhone5発売時に1つだけバッテリーケースもあったんですけどね。
その時はまさかこれだけ待たされるとは思ってなかったので。
今回購入したバッテリーケースは、
こちらの海外製のもの。
メーカーとかよくわからないのですが(表記がどこにもない)、
バッテリー容量は2000mAhでケース重量が73.6gと
わりと軽いモデルでした。
その分容量も大きくなく、iPhone5を1回だけ満充電できるくらいですね。
↓パッケージはこんな感じ。



どこのメーカーなのかよくわかりません。
やはり中国産だからでしょうか(^^;
↓梱包物とインナーシート。



同梱物は約15cmほどの短いmicroUSBケーブル1本のみです。
説明書等も入っていません。
↓バッテリーケースです。



ケースの形状はiPhone3GSや4/4S等でもあった、
上端部が露出するタイプですね。
できれば私がiPhone3GSで愛用していた
mophieのjuicepackのような上端部もカバーしてくれるタイプの方が
良かったのですが、今後出てくれる事を期待しましょうか。
↓各部のアップをてきとうに。





ケースの内側は黒い不織布が貼ってあり、
iPhone5に傷が付かないように配慮されています。
ケース下部にはイヤホンジャック穴と
スピーカー&マイクのダクト、そしてLightning端子があります。
ケース外側は、ホワイトモデルは光沢のあるソリッドホワイト塗装が
全面に施されています。
光沢がある為ツルツルで滑りやすい肌触りです。
ブラックモデルの方はどうやらラバーコーティング風のマットブラックのようです。
ケース下部中央にmicroUSBコネクタがあります。
↓iPhone5装着状態です。





ケース内側の寸法はiPhone5に完璧ピッタリで、
保持力も高く、上端部には小さな抜け落ち防止用の爪もあり、
iPhone5が簡単に外れないようになっています。
ケース装着状態の厚みは、
丁度iPhone5を2台重ねたくらいの厚みになります。
重さは意外と軽く、iPhone5の軽量ボディの恩恵もあって、
意外と重さを感じません。



カメラホール横には簡易スタンドアームがあり、
iPhone5装着時に横向きに立てかけておく
簡易スタンド機能があります。
装着時専用の為、iPhone5を装着していない状態では
ケースが軽すぎて内蔵バッテリーの重さで倒れてしまいます。
↓簡易スタンド状態です。



内蔵バッテリーの配置と重さと1本のアームだけで
たてかけているので、
あまり安定性は高くありません。
テーブル等の真っ平らで安定した場所でしか使えないようですね。
↓iPhone5装着状態をアップで。







ケース下端部には電源ボタンとバッテリー残量インジケータLEDがあります。
このボタンでiPhone5への充電のON/OFFを切り替える他、
microUSBケーブル接続時の給電を
iPhone5かバッテリーケースかを切り替えるようになっています。
iPhone5とバッテリーケースの両方を同時に給電する事はできません。
通販サイトの説明書きでは、
誤動作防止の為電源ボタンを3回押さないと
充電が始まらないとなっていましたが、
私の元に届いた個体では、1回押しただけで充電が始まります。
仕様が変更されていているのか、よくわかりませんが、
特に問題も無さそうですし、
ボタンも飛び出している訳でもないので、
ポケットの中に入れていたら勝手に充電されたとかは、
今のところありません。
イヤホンジャックの部分は貫通穴が開いていて、
iPhone5のイヤホンジャックへ直接接続できますが、
LEDインジケータ部分の長さがあるので、
L字型等のイヤホンジャックの形状によっては、
市販のイヤホンは使えなくなるかもしれませんね。
Apple純正のiPhone5付属イヤホン「EarPods」では、
画像のようにプラグ先端部がギリギリ残るくらいになってしまうので、
イヤホンを取り外す際は持ち方に注意が必要ですね。
iPhone5のスピーカーからの音は
ケースの中を一度通ってくる事もあって、
若干音質がこもり気味で音量も低くなってしまうようです。
敏感な人は気になるかもしれませんが、
普通の人にはあまり気にならないと思います。
↓ケースのLightning端子とApple純正のLightning端子を比較してみました。



やはり中国製だからか、
Lightning端子のデキ具合がちょっと雑な気がしますね。
とはいえ同期も充電もしっかり問題なくできるので、
これでようやくiPhone5をバッテリーケースで使えるようになりました。
平常時でも帰宅する頃にはバッテリーが50%を切っているので、
少しでも何かあるとバッテリー残量が心もとなくなるiPhone5。
LTEや5GHz無線LANによる超高速アクセス等によるものですが、
これで普段からモバイルバッテリーを持ち歩かなくても
遠慮無くガンガン使えますね。
旅行やイベント等の時はいつも
複数のモバイルバッテリーを用意していますけど、
バッテリーケースならiPhone保護と
手元にたくさんあまってるmicroUSBケーブルが車内などでも
そのまま使えるので、いつでも充電できて便利ですね。
という訳で、iPhone5用バッテリーケースのレビューでした。
このケースはあまり重くないですし、
元から軽量薄型のiPhone5のおかげで、
使用感もあまり大きさや重さが気になるような事はありません。
これで税込¥2,980はなかなか良いような気がします。
もう少し待てばバッテリーケースもこれからどんどん出てくると思います。
上端部まで保護されるような、
デザインや容量の良いものが出てきたら、
また買ってしまうかもしれません。
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