

ガンダムフロント東京の限定ガンプラにおいて、
12月1日に新たに追加された2つの新商品のうちのひとつ、
「
BB戦士 SD ガンダムVer.GFT」を作ってみました~。
このガンプラは一般販売されているSDガンダムBB戦士シリーズの
No.329「
ガンダム(アニメカラー)」のバリエーションモデルとなっていて、
実物大ガンダムVer.GFTと同じデザインの
マグネットコーティングシールやマーキングシール、
GFTロゴ入りディスプレイベースが新規で付属しています。
ガンダムそのもののデザインは
ベースキットがMGガンダムVer.OYW準拠の為、
実物大ガンダムのG30thデザインとは異なっていますが、
BB戦士シリーズのガンダムの中では
恐らく最もデザインが近いと思われます。
この「ガンダム(アニメカラー)」は同シリーズの
No.236「
パーフェクト・ガンダム」のバリエーションモデルとなっていて、
アーマーを除いた中の素体のガンダムは
No.251「
フルアーマーガンダム」の素体ガンダムと同じ金型なので、
これらの増加装甲類が恐らく
このガンダムVer.GFTにも装着できます。
装着した状態も最後の方に画像を載せています。
ちなみに2010年東静岡駅にて公開された
実物大ガンダムの会場でも、
2010年版のBB戦士ガンダムが発売されています。
今回はそのリデコモデルと言った方が正しいかもしれませんね。
↓パッケージです。



ボックスアートは同じガンダムフロント東京限定ガンプラの
HGガンダムVer.GFTと同じイメージになっていて、
HGガンダムのデザインをそのままSDにした感じになっていますね。
SDスタイルだとかなり無理のあるポーズだとわかります(苦笑
↓説明書等、付属品。



実物大ガンダムの足元のディスプレイサークルをイメージした
ディスプレイベースが新規パーツで付属し、
それと一緒に飾るための、ダイバーシティ東京の背景紙が付属しています。
これを使用する事で、ダイバーシティ東京での
実物大ガンダムの展示イメージをSDで再現する事ができます。
まぁ、おまけですね。
組立説明書はBB戦士329のガンダム(アニメカラー)のものと同じです。
シール類のガイド用紙が1枚追加されています。
↓多色成形のAランナーです。



Aランナーの形がなんだか歪ですが、
これはベースモデルとなったBB戦士パーフェクトガンダムでは
このAランナーにパーフェクトガンダム用の
強化バックパック等のパーツも入っているからです。
もちろんこのVer.GFTではカットされています。
成型色はガンダム(アニメカラー)と同じ…かどうかは、
持っていないので比較ができませんでした。
↓Cランナーです。



元々パーフェクトガンダムの段階で
素体のガンダムを流用してのバリエ展開を考えていたようで、
素体のガンダムのパーツはほぼこのCランナーにまとめられています。
成型色はアニメカラーによく似ていますね。同じかな?
ちなみにこのキットはグロスインジェクション仕様等ではありません。
↓D1ランナーとポリキャップです。



D1ランナーにはガンダム用ビームライフルとシールドが入っています。
成型色はグレーのみで、シールドもグレー1色になってしまっています。
ポリキャップはHGUC初期のキット等に使われていた
PC-123プラスが使用されています。
↓新規パーツとなるD2ランナーです。



このキットで唯一の新規パーツとなるディスプレイベース。
HGガンダムVer.GFTと同じように
ガンダムフロント東京のロゴ入りのサークルベースです。
接続ピン等は無いので、完成したガンダムを
しっかりと固定する方法はありません。
ランナータグを見ると
このBB戦士ガンダムVer.GFT専用に見えますが、
実はHGガンダムVer.GFTのディスプレイベースと同じ金型で、
スイッチで切り換えて生産しているようですね。
↓Ver.GFT専用のホイルシールとマーキングシールです。



シール類はどちらもVer.GFT専用のものが用意されています。
カラーシールは色分けの足りないシールドやカカトの他、
マグネットコーティングパーツの部分がシールになります。
HGやRG、メガサイズのガンダムVer.GFTでは
それぞれマグネットコーティングパーツが
新規パーツで用意されていましたが、
BB戦士では通常版のマルイチモールドの上から
シールを貼るだけでの再現となっています。
マーキングシールは厚みのないテトロンシールで、
HGやRGと同じ感じのものになっていて、
これはなかなかしっかりしていますね。
ついでなので参考に、BB戦士236パーフェクトガンダムと
BB戦士251フルアーマーガンダムのランナー画像も
載せておきますね。
↓BB戦士236パーフェクトガンダムのランナーです。


↓BB戦士251フルアーマーガンダムのランナーです。



それでは、サクっと組み立ててみます。
まずはマーキングシールを貼っていない素の状態から。






マーキングシールを貼っていない素の状態だと、
元のガンダムのデザインが異なる事もあって、
あまり実物大ガンダムのイメージはありませんね。
ボディの色分けはかなり頑張っているものの、
カカトがシール対応だったりでわりと極端ですね。
さりげなくつま先が独立可動したりと、
SDのくせに各部の可動範囲はやたらと広かったりします。
↓ライフルとシールドを装備してみます。



ライフルはともかく、シールドがグレー1色というのは
やっぱり寂しいものがありますね。
それでは、シールを貼って完成させてみます。






マーキングシールを貼ると、
だいぶ実物大ガンダムのイメージに近づきますね。
とはいえやっぱりデザインの違いが大きい事と、
キットで最も広い意匠範囲を持つ頭部に
実物大ガンダム由来のマーキングやディテールが無いので、
実物大ガンダムとの関連性がちょっと弱い気がします。
頭部以外のマーキングシールは
かなり実物大ガンダムのイメージに近いですね。
各部のアップをテケトーに。








ディスプレイベースに載せてみます。



HGガンダムVer.GFTのと同じベースですが、
BB戦士でもサイズはピッタリですね。
このロゴにもちゃんと色を塗ってあげたいと思えます。
というかそういうカラーシールくらいおまけで欲しかったかも。
適当にポーズをつけてみる。





私はBB戦士というと最初の頃の逆襲のシャアシリーズから
しばらくの間のものしか知らないので、
当時のものとは大きく異る、ものすごくよく動く関節構造は、
結構驚きます。
ただこれだけよく動くものの、
アクションベース接続穴等は無いので、
結局ポーズは地に足をつけたものしかできなくなってしまいます。
それにしても、見かけによらずホントによく動きますね。
前述の通りこのガンダムには
同シリーズのパーフェクトガンダムとフルアーマーガンダムの
増加装甲や武装類を取り付ける事ができます。
という訳で、装備してみました。









バックパックはどちらも丸ごと交換し、
パーフェクトガンダムは脚部も丸ごと交換します。
それ以外は全て素体のガンダムに装着する方法で
増加装甲や武装を取り付ける事ができます。
Ver.GFTのマーキングシールを貼った上からでも
シールを剥がす事なく装備できます。
フルアーマーガンダムの方は素体ガンダムの可動範囲を
あまり制限せずに動かす事ができますが、
パーフェクトガンダムの方はパーツ同士がかなり干渉する為、
可動範囲が大幅に制限されてしまっています。
また左右の腕に装備する武装が
肩アーマーに干渉してすぐに外れてしまうのは問題ですね。
という感じで「
BB戦士 SD ガンダムVer.GFT」でした~。
BB戦士シリーズにもこれまでのガンプラのノウハウが生かされ、
SDなのに各関節部がすごくよく動きますね。
これでアクションベース対応だったらもっと良かったのですが…。
Ver.GFTはこれ単体で買うと気付きませんが、
過去にパーフェクトガンダムやフルアーマーガンダムを
買った事がある人は、パーツ数が少ないのに
定価が同じ¥1,000でしかも定価販売なので、
なんだか割高感を感じるかもしれません。
完全新規パーツもありませんし。
<ろあの~くのガンダムフロント東京限定ガンプラレビュー>
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・HG ストライクフリーダムガンダム Ver.GFT
・HGUC νガンダム Ver.GFT
・UCHG コアファイター Ver.GFT
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