
欧州マツダは先週予告していた通り、フルモデルチェンジした
新型"CX-5"を7月10日(木)に正式発表しました。
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マツダがSUV「CX-5」の新型モデルを初公開
事前告知の通り最初は欧州で2025年末に発売し、
日本では2026年中に発売になります。
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【新型CX-5】マツダ発表 “ガソリンエンジン”のみ 世界販売台数の約3割を占める主力車種 およそ9年ぶり“フルモデルチェンジ” 3代目となる新型 年末・ヨー
搭載エンジンも想定通りに欧州も日本も最初は
"e-SKYACTIV G 2.5"直列4気筒ガソリンマイルドハイブリッドの1機種のみで、
1年後の2027年にマツダ初のフルハイブリッド"SKYACTIV-Z 2.5"が
追加設定されるという事です。
"SKYACTIV-D 2.2"やマニュアルトランスミッション車の設定はありません。


外装デザインはほぼ現行モデルのイメージを踏襲したキープコンセプトながら
内装デザインはこれまでのマツダ第6~第7世代のイメージから離れて
昨年中国で発売された中国企業との共同開発"
MAZDA EZ-6"及び
"
MAZDA EZ-60"と同じイメージで、従来のマツダ車には無かった
大きなセンターディスプレイと"MAZDA"ロゴを配したステアリング等、
"EZ-60"のデザインをそのまま"CX-5"に当てはめた感じになっていますね。


ひとつ残念なのは、数年前から欧州車を中心に
エアコンやコネクティビティ系の操作パネルを
センターディスプレイのタッチ操作に集約するブーム。
結局操作ボタンは操作性はもちろん物理スイッチが安全性の面でも優れていて
全てをタッチ操作にすると見た目以外何もメリットが無い事が判明し
最近の欧州車は物理スイッチへと回帰し始めているというのに、
そのブームに周回遅れで乗ってきたように
新型"CX-5"はエアコン系やコネクティビティの操作系を
タッチ操作に集約してきました。
まるで発売予定が3年くらい延期になっていたみたいな遅れっぷりに、
マツダらしさが全く感じられませんね。
それ以外のデザインや質感は"CX-60"等のラージ商品群にも通ずるもので
違和感が全く無いというのに…。
いったい、どうしてしまったのでしょうか?
第7世代商品群の"MAZDA3"や"CX-30"で
あれだけ物理ボタンの質感に拘っていた、あのマツダが…。
他に目立つ欠点が無さそうなだけに、これはちょっと致命的かもしれませんね。
今の時代に無意味な理由で安全性をスポイルするのはどうも…。
こんごこれが新世代マツダのスタンダードにでもなったら困りものです。
"EZ-6"や"EZ-60"があーなっているのは
長安汽車との共同開発で100%マツダオリジナルじゃないから、
だと思っていたのに、ちょっと…ねぇ?
ここは途中の改良から変更してくるんじゃないかと考えています。
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新型「MAZDA CX-5」登場
これ以外には概ね問題は無さそうですが
ラージ商品群以上に迷走感が見られる新型"CX-5"。
やはり当初はフルモデルチェンジの予定が無かったものが
予定変更で急遽作ったからとするのなら、この新型は理解もできますが…?
恐らくは"SKYACTIV-Z"搭載車の発売からが本領発揮だと思うので、
そこで真の姿を見せてくれる事を願っています。
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マツダ 新型 CX-5 : パッと見は小変更だけどよく見るとド迫力に生まれ変わってる...!? 新型の内外装をデザイナーが最速で分かりやすく解説! [ Mazda CX-5
Posted at 2025/07/11 04:00:00 | |
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