

秋葉原UDXにて11月20~23日に開催されていた「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2015」
今回も例年通り私も初日から行ってきましたが、
昨年と同様に新製品情報は前日に全て公開されてしまい、
会場の展示もとてもガンプラ35周年とは思えないほど寂しいものでした。
ただ入場無料という事もあって来場者数は例年通り多く、
特に今年は初日の金曜日以外は全て休日だった事もあった為、
昨年よりも来場者数は多かったのではないかと思います。
さて、できればここで初日レポートを書きたいところですが、
本業の方が連日高負荷状態で時間も無ければ体力も回復せず、
さらに前述の通り昨年以上にしょぼい展示内容だった事も手伝って
やっぱり今年もレポを書く気にはなれませんでしたので、
簡単なテキストレポ程度にしておきますね。


昨年は展示も物販も散々な状態でしたが、
今年は物販の方はかなりしっかりと対策をしてきたようで、
昨年の「夕方前に会場に着いたら在庫あるのにもう買えませんと言われた」という
絶望的な長蛇の列は全く見られず、物販はとてもスムーズに進んでいました。
一時的に会計待ちが30分程度待たされるような事はありましたけどね。


理由は簡単で、今回は物販の会計と商品引き渡しを完全に分離し、
会計を屋外に持ってきた事、後は整理券配布も物販開始も
結構前倒しで早めに始めてた事等もありますね。
整理券配布は朝8時に開始でしたが、場所も列整理もうまくやっていたようで
昨年よりも明らかに列が長くなりにくく、スムーズに流れていたようです。
また会計も9時過ぎには待機可能になっていて、
開始時間の9時半よりも早く会計は始まっていました。
商品引き渡しもレジが無くなってよりスムーズにできるようになっていましたね。
この物販の改善は評価すべきだと思うので、
次回以降もこんな感じでうまくやってくれると良いですね。


展示は…もう諦めた方が良いかもしれません。
今年は展示アイテムが少なすぎて、
前半エリアは片側がほぼ「ただの壁」にしかなっていませんでした。
1/100新シリーズのバルバトスが展示されていましたが、
それすらまともにアピールしていなかったので
気づかない人も結構いたようです。


展示するものが少ないおかげで通路はいつも以上に広かったので
展示の最後に完全入れ替え制のステージイベントがあって
そこがボトルネックになって終始人でごった返していたのに
通路が広いおかげで狭苦しさは無かったですね。
列が流れないおかげで展示をじっくり見られるというか、
自分の意思で前へ進めないので見てないと暇でした(笑


とまぁこんな感じで、無料じゃ無ければ無理に行くようなイベントでは無くなっていました。
あの2013年の、何回見てもドキワクが止まらない興奮しっぱなしのEXPOはどこへ…。


ちなみに展示エリア最後の入れ替え制ステージイベントは、
待たされてまで見るような価値のあるものじゃなかったです。
しょぼすぎて途中で無理やり出て行く人が目立ち、
そのせいか昼過ぎには後ろの壁沿いに「素通り退出レーン」まで設置されていました。


↑RGハイネデスティニーフルカラーメッキ、すごくいい!
欲しいけど、ゲーム買わないといけないうえに抽選100名はまず当たらない。
さて、会場はまぁこんな感じでした。
最後に会場で配布されていたオフィシャルガイドブックと、
私が買った限定ガンプラのうち専用の説明書があったもののみ
その説明書をアップしておきますね。
しばらく作る時間は無さそうなので。
なお会場で配布されていたプレバンカタログは
無断転載禁止と明記されているので載せていません。
このカタログは現在はガンダムフロント東京で配布されています。
↓ガンプラEXPOワールドツアージャパン2015オフィシャルガイドブック。








・来場者特典の「ガンプラ35周年BASE」と品切れ通販シリアルナンバー用紙。

来場者特典のベースはそれ自体は
夏の機動戦士ガンダム展東京会場限定の
「HGUCガンダムVer.G35th」に付属するベースと
基本的には同じものですが、
成形色がラメ入りスモークブラックとなっていて、
正面に新たにガンプラEXPOの刻印が入っています。
日付までしっかり入っているので、
恐らくこれ以外で同じものは配布されないでしょうね。
このベース自体は正面のロゴをオフにすれば、
他のイベントや限定ガンプラ等でも使えそうですが、
35周年はもう終わりなので、
もしかしたらもう入手の機会は無いかも。
・MG Hi-νガンダム Ver.Ka H.W.S. メカニカルクリアVer.

説明書は一般販売されている
Hi-νガンダムVer.Kaの説明書と
プレバンのHWSの説明書がそれぞれ入っていて、
これに画像の部品交換カードが入っていました。
パッケージもボックスアートは通常版のもので
HWSの絵柄は無かったのが残念でしたね。
とにかく箱が大きくて、会場にあったサンプル展示で
買うのを躊躇いました(結局は買った)。
・RG ダブルオーライザー トランザムクリアVer.

通常版の説明書に
画像の部品交換カード1枚の構成でした。
代理購入依頼でも頼む人が多く、
実際に会場サンプルでもかなりキレイだったので、
私も1個だけ買っておきました。
会場で買わなかった人も、行けなかった人も
すごくキレイなので
プレバン通販対応
オススメです(笑
・HGUC V2アサルトバスターガンダム カラークリア&メッキVer.

通常版の説明書に
画像の部品交換カード1枚の構成でした。
このキットは素組みでもいい感じでは有りますが、
やっぱりメッキパーツを通常版に
組み合わせる為に買う人が
多かったのではないかと思います。
これもプレバン通販対応品なので、
今からでもオススメです。
・HGUC G-3ガンダム

REVIVEガンダム通常版の説明書と
画像のマーキングガイド1枚の構成でした。
例年1個は必ずあるクリアでもメッキでもない
成形色変更バリエ枠、今年はG-3でした。
2010年でもG30thのG-3がEXPO限定でしたが
今回は「イベント限定」枠なので
一度しか販売されなかったG30thG-3よりは
入手の機会がありそうで良かったですね。
安いし!
・HG-IBO ガンダムバルバトス 滑空砲装備 クリアカラーVer.


通常版の説明書に画像の新規オプション用説明書がセットされていました。
オプションセット1のうちA2ランナーは入っていないので、
A1ランナーの分だけ記載されています。
通常版が発売直後ですが、その完成度の高さと人気から
会場でもかなり売れてました。
今回はオプションセットのうちA1ランナーが
同じクリアカラーで入っているという嬉しさもありますね。
・HG 高機動型ザク 黒い三連星メタリックVer.



ガイア/マッシュ専用機の通常版説明書に、
画像のオルテガ機用の新規説明書がセットされていました。
通常版はオルテガ機だけ別売りになっていましたが、
このキットでは3人の専用機のパーツが一式揃っているコンパチです。
その為会場でも3個買いする人がとても多く、
今回の販売ガンプラの中で最も早く完売していました。
仮にもこれが二度目の販売なのに(^^;
・HGPG 量産型プチッガイ


通常版のカラーの説明書とは異なる
モノクロの専用説明書と、
旧キット封入の接着剤をイメージした
専用部品交換カードが入っていました。
ボックスアートも旧キット量産型ザクを
モチーフにしていますが、部品交換カードまで
このデザインというのはオールドファン狙い撃ちの
ずるいやり口ですね(褒め言葉
安いし可愛いので奥さんや娘さんにも受けが良く、
パッケージもおっさんホイホイという素晴らしさで、
キャラホビに続き今回も速攻で完売していました(苦笑
という感じで、ガンプラEXPO2015秋葉原の簡易レポでした。
さて、昨年のガンダム35周年に続く今年のガンプラ35周年も終わってしまいましたね。
2016年は特に何もありませんので、
ガンダムやガンプラがどう展開していくか気になりますね。
とりあえず出足絶好調のオルフェンズは心配無さそうですし
オリジンのアニメ展開も好評なようで映像関係は心配なさそうですが、
ガンプラの商品展開は昨年や今年以上に慎重過ぎる気がします。
昨年はまだナイチンゲールやネオ・ジオング、PGユニコーンガンダムという
大型アイテムも連発しましたが、今年は特に何も無かったですからね。
35周年という口実を失った2016年はちょっと心配です。