
「君こそが、星の屑の
真の目撃者なのかもしれない…」
1月29日に発売された「機動戦士ガンダム0083 BD-BOX」が届いたので
さらっとご紹介してみようと思います。
このBD-BOXはタイトルの通り、
ガンダムシリーズのOVA第2作
「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」の
OVA本編から各種映像特典、CDドラマまでをも収めた
コンプリートボックスとなっています。
収録内容に関しては、
初期のVHS/LD、セル版&レンタル版DVD、5.1chDVD-BOXの
各映像・音声特典の全てをフルHDでリマスターしたうえで収録、
初期に発売されたCDドラマ2本も収録されています。
新規要素としては、過去のソフトに収録されたものとは別に
新たに追加収録されたオーディオコメンタリー3本(第5、8、12話)、
今西隆志監督のロングインタビュー、
そして新作ピクチャードラマ「宇宙の蜉蝣2」が加わっています。
ちょっと気になるって方は↑の公式PVもチェック!
多くのガンダムファンが最も気になる「宇宙の蜉蝣2」は最後にご紹介するとして、
まずはBD-BOXのパッケージ内容から。
↓パッケージ外観です。








収納ボックスはカトキハジメ氏描き下ろしのフルバーニアンとサイサリスですね。
↓開けてみます。





各ディスクのインナージャケットは
BD1巻が夏元雅人氏、2巻が川元利浩氏、3巻が明貴美加氏の描き下ろしになっています。
裏面には各巻の収録内容が記されています。
↓ブックレットです。









ブックレットには新作映像「宇宙の蜉蝣2」に関する内容の他、
夏元雅人氏描き下ろしのフルカラーコミックス、
キャラクターやメカニックのフルカラー設定画、
最初のVHS/LDから5.1chDVDまでのジャケットイラスト、
0083製作当時や5.1chDVDの際のスタッフ・キャストインタビュー記事といった、
様々な資料が全106ページに収められています。
という感じがパッケージ内容ですね。
さてBD収録の本編ですが、
さすがにまだ受け取ってきたばかりなので全部は見ていませんが、
軽く「宇宙の蜉蝣(旧)」や「ノンテロップオープニング」等を見てみる限り、
過去映像もきれいにアップコンバートされているので、
うちの65型4K REGZAでも粗さは全く感じずに快適に視聴できました。
過去にソフト化された際のものも全て収録されているので、
本当にコンプリートボックスと呼べそうですね。
それでは、みなさんが最も気になる新作「宇宙の蜉蝣2」ですが、
今回の新作映像はあくまで「ピクチャードラマ」と銘打っている通り、
08小隊BD-BOXの時のような完全新作アニメーションという訳ではありません。
そこを期待して見るとかなりガッカリするのでご用心を。
とはいえ「コードギアス」等の1枚絵のみを表示して
音声ドラマだけで進むタイプでもありません。
具体的に言うと、1枚絵だけのところもあり、ちゃんと動いてるところもある、
というちょっと中途半端な感じですね。
新作映像部分は低予算で作られたのかなって勘ぐってしまいます。
とはいえ、若干の新規要素も加えて新しい映像が見られるのは
0083好きにはかなり嬉しいものがあります。
ここでその新作パートからちょっとだけ、
新規カットを載せてみようと思います。






ガーベラ・テトラの片足カタパルト!
正直これが見られるとは思わなかったので嬉しかったですね!
ドラマの内容は、一年戦争末期に
シーマ艦隊が毒ガス作戦等を名目に
戦犯として連邦に売られそうになった話とか、
戦後の逃亡生活の事とか、
0083の時にバスクに取り行ってティターンズ入りを約束させた時とか
「宇宙の蜉蝣」で深く掘り下げられたシーマの事が
さらに多岐にわたって描かれているので、
シーマ様が好きな方にはちょっと見過ごせない内容になっています。
とまぁこんな感じですね。
静止画で見ると作画が25年前の本編映像に負けてる気もしますが、
それでもカコイイ場面や気になる場面等あると思います。
現時点ではネット配信等はされないものなので、
見るにはBD-BOXを買うしかありませんが…。
新作映像の為だけにBD-BOXを買うにはちょっと高いですが、
前述の通りに過去に収録されたものはほぼ全て
アップコンバートされて再録されているので、
0083好きなら永久保存版としての価値はあると思います。

あ、サントラCDと劇場版は入ってませんよ?
Posted at 2016/01/30 21:34:20 | |
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商品レビューだよ♪ | 日記